DIARY 2018年10月


10月8日 SIDE-A オハヨウ、夢の続きとは違うはずさ

29日。日記を書きあげたあと、吉村かおり / さわひろ子@堀之内time Tokyoへ。お2人の音楽が大好きだってことはもちろん、音楽不毛地帯である多摩界隈にライブハウスができて、この日はお披露目パーティーだったんだ。

電車に暖房が入っててびっくりした。日本人の体感温度麻痺してるよ!!
 吉村さんもさわさんも坪光成樹さんGt.をサポートに好演。さわさんはパーティーに合わせて「花束の代わりに」ってセリフを印象的に使った朗読劇スタイルで。

対バンはラッパーのTAKOPEOさん、そしてエクスペリメンタルなHitotonari
 近所にライブハウスが出来ただけでも嬉しいのに、ブッキング最高。何度も書いてる、生き辛いことをただ生き辛いって歌うだけの自称ミュージシャンや、可愛いだけの自称ミュージシャンとはまったく違う、音楽の喜びに溢れた出演者たちだった。

素敵なイベントで、すっかりご機嫌になってお店のジャックダニエルを一人で枯らしたらしい。あーあのお店、通ってしまうな。いい夜だった。
 帰宅して猫たちといちゃいちゃ。チャイ、何度も言うけど鼻と鼻をくっつける挨拶は猫同士がするものだ。わたしはヒューマンなので、鼻をくっつけられてもそこからなにも感じ取ることはできないのだよ。

30日。20年に一度とも言われる台風が直撃。この日はのんシガレッツ×仲井戸麗市バンド@日比谷野外大音楽堂の予定だったんだけど、台風の中で野外はもちろん無理。中止!! 延期じゃなくて中止!! がっかり。

嵐の前の静けさの中、猫たちとはんぺんのように寝た。JRが20時で計画運休するってことで、関東一円のライブが中止になったみたい。
 Carnationは機材のセッティングも済ませてたんで、そのまま趣味のセッションを開始。あの5人が和解してくれて嬉しい。曲はまさに “ハリケーン” 。

この日はもうひとつ、マストなイベントがあった。エレクトリックリボンぇっかの卒業公演。10月1日付でエリボンの体制が替わるんで、延期はできないし中止はありえない。台風の中でも決行するという。
 ああいう状況で出掛けることに賛否両論あるだろうけど、ぇっかには思い入れがあって、ちゃんと見送りたいんで行くことにした。

電車に乗ってたら向かいに乗り込んできたおじさんのヅラがずれていた。外はそれくらいの強風ってことだ。
 卒業式、愛に溢れた最高のイベントだった。台風の中でも大勢集まって、JR組は帰れないって連帯感もあった。なにより、ぇっかがこれまで積み上げてきたこと、ぇっかの人望の賜物だと思う。そしてエリボンクラスタ=ボンクラさんたち、特にパイセンの積み上げてきたこと。ぇっかが素直にパイセンありがとう言ったのグッときた。

余談ながら、ちょっと前の「夜廻り猫」で、深谷かほる先生が弟の深谷陽先生に迷惑をかける話があったのだ。かほる先生のツイートに、冗談で「弟さんにビールでも奢ります」ってレスを入れたの、この日いらしてた陽先生が覚えてて、冗談で「ビールは?」って笑われた。ちゃんと奢りましたよ。
 それからNachuに、中嶋春陽さんに描いて貰った絵を自慢できて満足だ。

卒業式は、ぇっかが尊敬する小嶋陽菜さんの卒業公演を模した演出で、ボンクラさんたちの実行力に改めて恐れ入った。メンバーはぇっかがいなくなることに実感が湧いてなくて、ぇっかが一人一人に言葉をかけて、ようやく受け止めたみたいだった。
 京王線が動いてたんで、終演と同時に帰宅。強風の中をソロソロと多摩川を渡る電車が怖かった。数本乗り遅れてたらやばかった。

この日、沖縄知事選の投開票が行われた。応援してた玉城デニー候補が当選した。ほんとうに良かった。この国にまだ良心があると信じたい。
 彼の政策や姿勢に深く共感して、誠実で実行力があると思った。対立候補を強く推してた安倍政権は、たかが地方選挙の敗退として話を小さくしようとするだろうけど、ここが日本の大きな潮目になると思ってる。

玉城デニー圧勝の理由を選対幹部が明かす『本土頼みで自滅した佐喜眞陣営、沖縄主体で勝利』」。やっぱり沖縄の自立と平和を願った翁長前知事の妻、樹子さんの応援に心を打たれた人が多かった。組織の動員力より、どれだけ心に響いたかの選挙だった。「県民、心折れなかったよ 翁長雄志知事に報告 妻・樹子さん」。

デニー知事誕生のうねりつくった20代」。それもまた事実だけど、統計的には若年層ほど対抗候補の支持が多かった。
 若い人の知性の二極化は、音楽を聴いているかどうかの二極化の構図とも似ている気がする。若い音楽家と話してみると、音楽をびっくりするほどものすごーく聴いてる方が少数、ミュージックステーション程度の方がほとんどだ。その中間がいない。

来春にも県民投票=沖縄・玉城氏」。
 「辺野古移設の賛否を問う県民投票について、来春にも行われるとの見通しを明らかにした」「県民投票の途中で埋め立て区域への土砂の投入や、司法の手続きに入るとすれば、表決の手段を妨げる行為にほかならないので、絶対に認められない」。

デニーさんはミュージックフリークなんだよね。ラジオDJの音源を聴いてびっくりした。このベースはアタック音が強いからピック弾きに聴こえるけど、座って指弾きしてるんじゃないか、それにはこういう効果があって、みたいなマニアックなことを喜々として話してた。音楽を聴く耳がとても鋭い。

10月1日。2日続けて酒を浴びるほど飲んだんで、1日おやすみ。猫に遊んでもらった。チャイがもにょもにょ喋ってた。たぶん「きのうの台風メイがびびってたな、俺はそれほどでもないけどな」とかそんなこと。
 台風一過でメイもすやすや。メイと暮らし始めてたぶん13年、怒るとこみたことないな。ちっちゃな子供とも仲良く遊ぶ。

パッカブルっていうジャケットがあるらしい。バカップルに見える。ノーバン始球式、パンテラに匹敵する空目ホイホイの新星。
 macOS Mojaveは、スティーブ・ジョブズがアップルを追われてた90年前頃に匹敵するがっかりOSだ。David Byrneのネットラジオを聴いたらテンション高くて驚いた。

2日。枕を猫に奪われ布団から降ろされて起床。給湯器に「お湯はりをします」って言われるたびに「オユハリーポッター」なるキャラクターが脳内を飛び回る。
 この日はめでたいことがあった。Twitterから忌まわしき機能、「◯◯さんがいいねしました」が消えた。僕はいいねのしすぎでもう殆どのフォロワーにミュートされてるんで手遅れだけど。心置きなくファボれるっていいな。

体のメンテナンス。コラーゲンマシンって機械を試させてもらった。日焼けサロンの光がピンクになったような。極めてエセ科学っぽい。効果はともかく受けてる間が暇なんで、森本レオさんの声でちょっといい話が聞ける機能をつけたらどうかと思った。
 その足で東京ミッドタウンへ。都庁前行きは都庁前方面じゃないのかよわからねえよ間違えた。つまりすべての道は都庁前に通ず石原慎太郎の思想に敗れた。東京と大阪は間違った知事を選び続けすぎた。

Stephen Bishop@Billboard LIVE TOKYO。空席が目立って、ものすごく前で観れた。前回の来日の時に風邪で声が出なくて、評判が悪かったらしい。
 第一印象は、太った!! けど彼の温かな世界に、あの体型がぴったりかも知れない。素晴らしい楽曲と歌声、Ag.と不思議なシーケンサーでヒットアフターヒット。Jim WilsonがPf.で好サポート。穏やかな空気が漂ってた。あー音楽を好きでよかった。

とにかくジョーク好きで、JohnとPaulとBillie Holidayのモノマネまで披露した。キャラをデフォルメしたモノマネ、似てた。
 サイン会で話す時間をいっぱい貰えた。僕の中1英語をどこまで理解してもらえただろうか。「素晴らしいショーと穏やかな時間をありがとう、あなたがとてもジョーク好きなことに驚いた、”Careless”のジャケットのクールガイのイメージだったから」っぽいことを言ったつもり。英語ちゃんとやりたいな。言うだけでなかなか行動に移せない。

終演後、栄光へと向けて走るあの列車こと京王ライナーに乗って楽するために、死ぬほど走った。本末顛倒だ。ご機嫌で帰宅したらポストに不在連絡票が入ってた。差出人「外国」。大日本郵便様は、70億人の中から推測しろと。

3日。胸焼けで何も食べたくない強い気持ち・強い愛。これが夜にこないかね。夜の覚醒が朝に、朝の眠気が夜にこないかね。
 カウンセリングへ。バス停がイタリアンレストランの前なんだ。いい匂いすぎる。美人女子大生カウンセラーさんとの癒しの時間。一人でもじゃもじゃしてたことを言葉にするだけで、自分自身で頭の中を整理できる。その手助けをしてもらう。悩み事の相談をかなりディープにしつつ、その中で彼女を笑わせるのが楽しみでもある。

そしてとあるお店へ。電力自由化以降、どこがいいか慎重に検討してきた。後から参画する企業の方が有利な条件を出してくるんじゃないかとか。その結果、担当のお姉さんが一番かわいい企業に決定した。
 3.11から7年、ようやく東京電力の呪縛から逃れられると思ったら、東電のチョンボでまだできない。1時間を無駄にしたぞ。原発利権で脳味噌とろけてんじゃないの。お姉さんの時間も奪ってしまったのは申し訳ないが、再来週また会えるので楽しみ。

微妙に時間が空いちゃった。ご機嫌斜めになったのでデブ飯を食べた。カロリー美味しい。なんで澤部渡さんはトトロみたいに可愛いデブで、わたしはそうでないデブなのか。隣のおじさんに会社から電話がかかってきて「いま忙しい」って応えたタイミングで「中ジョッキお待たせしました」。
 ...時間つぶしにも限界がきて、もうピリ辛モヤシくらいしか頼むものがない。

夜は谷口マルタ正明@下北沢leteへ。
 leteは15人も入れば圧迫感があるくらいの小さな小さなライブハウス。miwaさんっていう人気ミュージシャンが、「私も最初は下北沢の小さなライブハウスから始めたんです、200人くらいの」って言ったらしい。ええっ最初から200人ってどこでどうかき集めて動員したの!? 世の中にはそういうミュージックビジネスの世界があり、しかし僕はleteの木造の建物に染み込んでいくような生音のライブも大好きだ。

マルタさんはいろんなバンドでいろんなスタイルで演奏する。ソロではAg.をかき鳴らし、体を大きく揺らせてイマジネイティブな言葉を放つ。
 発声に特徴があって、それは意味を伝えるためでもあるし、響きを伝えるためでもあるし、リズムを伝えるためでもあると思う。楽曲はフォークソング的なのに、パンクスピリットを秘めている。技巧だけじゃない、音楽とは、表現とはって命題とちゃんと向き合って、伝わる歌を歌う方だ。ヌカタシ始め、見知った顔もちらほら。終演後マルタさんを囲んで、いい音楽ってなんだろうって話をした。

帰りの電車、あと一駅のところで緊急地震警報が鳴り響いた。千葉県で地震があったみたい。東京の方はほとんど揺れなかった。隣の美女が僕に寄っかかって寝てたの、起こしちゃっただけ。

4日。オーン雨の予報だっけ。駅のホームに異臭が漂った。銀杏か!! 所用で新宿に出て時間を潰して柴山一幸@下北沢440へ。前日も下北沢で会ったヌカタシと遭遇。
 440には嫌な思い出がある。いまより病状が悪くて目眩がして、お店のテラスに掴まって待ってたら「お店の前なんでどいてください」って言われちゃったんだ。その時もう開場予定時刻を過ぎてたんだよ。店に入ってからもチェックされて難癖つけられて、隣で店員が見張ってた。気のせいかと思って席を移動したらついてきた。440怖い!!

最初に登場したミチマチガエタズは、コミックと哀愁のバランスが往年の「日本のフォーク」のようで、サウンドはルーツミュージックだったりファンクだったり。ボーカルの五目亭ひじきさんは、かつてとある有名バンドにいたとか。
 次に登場した東京60WATTSは、メンバーチェンジを経てVo./Gt.、Pf.、Per.っていう編成のポップバンド。爽やかで切なくてクオリティの高い楽曲と、Vo.大川たけしさんの笑えるMCのギャップにやられた。どっちのバンドも一幸さんの目にかなうだけあって、見応えのあるライブだった。

主宰者の一幸さんは、最近は師弟TUNEとして活動してたんで、久しぶりのソロ。ミチマチガエタズの五目亭ひじきさんAg.、東京60WATTS杉浦琢雄さんPf.にウッドベースを加えたアコースティック編成のステージ。選曲もそれに合わせてか、穏やかめだった気がする。とは言え客席乱入や機材転倒は相変わらず。アンコールはオケを使って “That’s The Way” 、全出演者で “トランジスタラジオ” 。
 一幸さんが「スキルくんとヌカちゃん中学から友達って凄いよね、3人で写真撮ろう」って自分から言いだしたのにあんまり笑ってない。

5日。雨の中、のんちゃんの「ミライさん」のイベント@MAGNET by SHIBUYA109。抽選に当たった!!

実はこのイベントにあらぬ期待をしてたのだ。規模的に握手会くらいあるんでないかと。プレゼントとファンレターを持っていそいそ出かけた。
 プレゼントの梱包はいつも一緒、ファンレターにも同じアイコンを貼ってたんで、ああいつもプレゼントとファンレターをくれるあの人かって、のんちゃんの認知を貰えるのではないか、と。点と点が繋がるのではないか、と。

結論としてのんちゃんは風のように現れて、風のように去っていった。なるほど、あれが芸能人の忙しさか。2,3年前に大人のしがらみに巻き込まれてた頃のブログは、ほんとに毎日やることがなさそうだったんだよね。
 しかものんちゃんに対面した時に緊張しないようにってアルコールを入れてったら、ミライさんの上映中ほとんど寝落ちてたっていう。情けない。

6日。体調が悪くて1日寝込んでた。プフッ (うちのCD-ROMライターがディスクを吐き出すモノマネ) 。つまりCD-Rを焼いて1日が終わるパターンのやつだ。また週末に向けて台風が来てる。

7日。10月なのに真夏日。日向ぼっこから帰ってきた猫があちい。出かけるの億劫だな。机の上のピタゴラ装置で大事なアクセサリーが割れた。栗コーダーカルテットのサウンドロゴが流れてFin.
 タイムラインに「人のセックスを笑うな」を読んでる人がいた。人のセックスは笑わないけど、自分のセックスを思い返すに苦笑しかない。

バンクシーが、自分の作品がオークションで落札された瞬間に、額縁に仕込んだシュレッダーで絵を切り刻んだバンクシーのInstagramに顛末の記録がある。「The urge to destroy is also a creative urge (破壊衝動は創造衝動でもある) 」ってピカソの言葉を添えて。かっこいい。「なぜ」って見出しがあった。ここまで含めた表現なんだよ。
 最近美術に触れてない。フェルメール展はフェルメールの作品だけじゃないのか。それはそうだ。ピエール・ボナール展行きたいな。

暑いわ遠いわ、の壁を乗り越えて2人パール兄弟+和泉聡志@祐天寺FJ's。
 着いたらこんなにたくさん入るのかよの大行列。ぎゅうぎゅうに詰めた椅子は人が入る場所を考慮してない。しかも列がはけたら、見やすい場所に後から来た人用の椅子が出るという理不尽。結局詰め込まれた椅子から這い出て、バーカウンターから立って観た。

ライブは楽しかった!! O.A.はサエキけんぞうさん、そして窪田晴男さんと和泉聡志さんのギターデュオ。つまり全員本編の出演者。
 2人パール兄弟はフル編成 (5人) のロック感をいかに2人で出すか、冗談で始まった割には大変なユニットだそうだ。窪田さんも5人編成やnombresとは全然違ったプレイ。ディレイでリズムを出してるって説明だったけど、もっと色んな挑戦をしてた。

往年の代表曲はもちろん、久しぶりの新譜から “馬のように” 、その後に書かれた新曲2曲もキレキレ。サエキさんの言葉と歌は、「音楽」としてグサッとささる。窪田さんの楽曲もかつての名曲群にまったく引けを取らない。アンコールの “Get Back” 2ビートカバーにもびっくりした。”Get Back” があんな歌詞だったことにずっと気づかなかった。
 窪田さんと和泉さんのギターのコンビネーション、阿吽の呼吸にもただため息。お2人の手元がよく見えて興味深かった。エフェクターも見たかったな。

演奏曲はたぶん13曲。曲数が少なかったのは曲間のMC (漫談) が長かったから。“風にさようなら” は岡田有希子さんに捧げた曲だって聞いてた。この日のMCでは、岡田さんの死で「ピンでアイドルができる子」「日本の素直ないい女の子」が生き辛くなった時代を憂いたんだって。30年経ってそれを実現してるのは寺嶋由芙さんかも知れん。
 あ、ここには書けない過激な話もしてました。

終演後にお2人と少しお話しができた。46年のミュージックフリーク歴で断言するのは、ほんとに凄いミュージシャンは、ステージを降りるととても穏やかでいいオーラを纏ってるってこと。鈴木慶一さんなんて、お話ししたあと心がホワッとするよ。
 で、2016年にクラウドファンディングで制作したフル編成のライブ盤を買ってきた。彼らの圧倒的な演奏力がちゃんと収録されたアルバムは、これが初めてじゃないか。“タンポポの微笑み” はスマートな反原発の意思表明で、原曲の「誰のせいじゃないからさ」ってフレーズを「人間のせいだからさ」に歌い変えてる。

ハルメンズ再評価きてるんだから、パール兄弟もきてもいい。取り敢えずライブ盤が全国流通になったら反響あると思う。これからのバンド、まさに未来はパールだ。

8日。きのうは32℃で今日は22℃とかちょっと。体育の日があるなら、国語の日や理科の日も作りなさいよ。運動会があるなら算数会も作りなさいよ。旅人算を華麗に解いてクラスの優勝に貢献したかった。で、ちやほやされたかった。
 Negiccoぽんちゃがマラソンしてる間に、ぐうたら猫もんでお昼寝してた。いくらサトウのモチがスポンサーとはいえ、マラソンのゴールでモチを振る舞われても困るよな。猫の寝息がさらなる眠気を誘う。強眠打破を2本飲んでこの日記を書いてるところ。

SIDE-Bへ続く。

10月8日 SIDE-B メシ喰うな!

奈良美智さん、「絵というものをちゃんと観るために必要な素養というものは、どうやって身につければよいのでしょうか」って問いに「批評はしても馬鹿にしない。それだけ」。すごくわかりやすいし、すごく奈良さんらしいな。

はやぶさ2 小型機が小惑星着陸」。「小型着陸機『マスコット』が日本の探査機『はやぶさ2』から分離され、小惑星リュウグウへ着陸したことを確認と発表。マスコットは正常に機能しているという」。「地上を歩く人よりも遅いスピードでリュウグウの重力によって自由落下」、なんて描写が「2001年宇宙の旅」みたいに優雅だ。
 「第9惑星の存在示す? 準惑星を太陽系外縁で発見」。4万年かけて公転する小さな天体が発見されて、その軌道を調べたらもっと遠くに大きな惑星があるっぽい。

ノーベル賞医学生理学賞に本庶佑氏 京大特別教授」。京大からはよく出るね。
 「光合成する微生物を地下深くで発見、定説覆す」。「太古の地球で酸素を増やしたシアノバクテリアが、光の届かない極限環境で初めて見つかり、研究者らを驚かせている」。「米国眼科学会『ブルーライトで視力は低下しない。PC用メガネも推奨しない』」。僕はずっとPC用メガネを使ってた。意味ないのかよ。これかけてネット配信すると、メガネが青く光ってマッドサイエンティストみたいになるよ。

インドネシアのスラウェシ島で噴火 地震と津波の死者は1400人超える」。30日の台風で、僕も縁が深い奄美群島でも甚大な被害が出た。募金サイトが立ち上がった。「煙は迷惑か!? 兵庫・三田市の『野焼き論争』」。農村だった地域が宅地化されて、田んぼの野焼きが迷惑だってdisが酷い。「メシ喰うな!」としか言いようがない。
 ちょっといい話、「古坂大魔王『起きた奇跡と起きなかった奇跡と』」。

内田樹さん。「小田嶋さんから、どうも当今では『政権を批判する』という行為は『コンビニで店員に怒鳴り散らす』のと同じような『利己的で、はた迷惑で、非常識な行為』だとみなされているらしいという話を伺いました。そう考えると、NHKの御用放送化も、財務相や官房長官相手の記者会見での記者たちの異常な腰の引け方の理由がわかります。彼らはあれで『穏やかで、常識的に』ふるまっているつもりでいるんです。なるほど。だから、『あんなこと』をしても自己嫌悪に陥られずにいられる」。
 そんなのやだ。民主国家に暮らしたい。

作家、高橋源一郎氏の現代語訳『教育勅語』が話題」。安倍内閣が復活させようとしてる教育勅語はこういう内容だと。小川榮太郎の、LGBTに人権を与えるなら痴漢にも人権を与えろ発言について、海外ではちゃんと報じてる。「In Japan, promoter of gropers is tip of right-wing, sexist iceberg」。
 「大阪市の姉妹都市解消にサンフランシスコ市が反応『1人の市長が人々の間に存在してきた関係を一方的に終わらせることはできない』」。サンフランシスコのブリード市長「慰安婦像は、奴隷化と性的な人身売買の恐怖に耐えるように強制されたこと、そして現在もすべての女性が直面している闘争の象徴」だと。

金があるのかないのか。来年度の日本の防衛費は5兆3000億円超。一方で「生活保護費、7割の世帯が減額へ」。「教育費払えない高校生1000人 奨学給付金でも賄えず」。
 「五輪経費 膨らむ恐れ 国すでに8011億円支出」。総額は3兆円を超えるそうだ。たかが運動会なんだし、参加者が参加費を払ってやればいいのに。僕は1銭も払いたくないけど、間接的にもうずいぶん払ってるんだろう。

音楽の話を。忙しい人はNME Japanが選ぶ今週聴くべきこの曲:2018/10/5を。

The Beatlesのほとんどのアルバムのレコーディングを手がけて、特にBeatlesがスタジオ実験に没頭してた頃のチーフエンジニアだった、Geoff Emerickが亡くなった。Beatles以降もエンジニアとして、プロデューサーとして、いろんな作品に関わってた。タイムラインを眺めてると、時差の関係で、いろんな国のミュージシャンたちが訃報に触れるタイミングがわかった。それを読んでも急だったことがわかる。
 Charles Aznavourが亡くなった。94歳。アルメニア難民だった。フランスの映画や音楽を作ったのは、おおよそ移民たちだ。

St. Vincentが最新アルバム “MASSEDUCTION” のリワークアルバム “MassEducation” をリリースする。収録曲 “Savior” を公開した。Jim O’RourkeOren Ambarchiがコラボアルバムをリリースする。ダイジェストを公開した。Courtney Barnettがコンピレーションアルバムに提供する新曲 “Small Talk” を公開した。The Pains of Being Pure at HeartがTom Pettyのアルバム “Full Moon Fever” をカバーする。収録曲 “Runnin' Down A Dream” を公開した。Donnie Vieが新曲 “I Could Save The World” を公開した。MorrisseyのニューシングルはThe Pretenders “Back on the Chain Gang” のカバー、B面はGilbert O'Sullivan “I Didn't Know What to Do” のカバー。Ultramarineが新譜をリリースする。POP ETCが新曲 “We'll Be OK” を公開した。Kero Kero Bonito新譜をサプライズリリースした。KOMPAKTレーベルの “Pop Ambient” シリーズが、今年はDLのみでリリースされる。Tune-YardsU.S. Girlsがお互いの曲をリミックスした。U.S. Girls ”Velvet 4 Sale (Tune-Yards Fiction Dub Mix) ” 、Tune-Yards “Coast To Coast (U.S. Girls neverlearn2saygoodbye Mix) ” 。The Tragically Hip国際宇宙ステーションでMVを制作した。

St. Vincentライブ映像54分を公開した。Cat Powerラジオライブ映像35分を公開した。Sananda Maitreya a.k.a. Terence Trent D'Arbyがライブ映像20曲分を公開した。James Taylorがライブでなぜか “Johnny B. Goode” をカバーした。Mouse On Marsライブ映像30分を公開した。Mabelが “One Shot” のライブ映像を公開した。

日本のポップソングが恋愛ばっかりなのは、万葉集の相聞歌に遡るって説を聞いた。真偽の程は定かでない。洋楽のテーマで恋愛が占める割合が低いのは確か。おおよそ流行ってるJ-POPはアルバムの1曲目からC/W曲に至るまで発情してる。

渚ようこさんが急逝した。アメリカの細野晴臣さんのインタビュー記事「An Interview with Haruomi Hosono, The Brian Wilson of Japan」。細野さんはThe Brian Wilson Of Japanなのかね。自分の青春時代で音楽が止まってるBrianと、70歳を過ぎても進化を続ける細野さん、どっちが偉いとかじゃなくて資質が違う。Corneliusがツアーのドキュメンタリーのダイジェスト版を公開した。「デザインあ」のための新曲 “TIME” を公開した。ボーカルはArto Lindsay折坂悠太さんのインタビューテンテンコさんの新譜は猫ソングのカバーアルバム。いい選曲。ミチノヒが “窓の外の光と闇” のMVを公開した。hajimepopさんが新譜をリリースした。ダイジェスト鈴木慶一さんが映画「若おかみは小学生!」の音楽を担当した。萌え萌えアニメかと思ったら、映画好きに非常に評判がいいみたい。

10月23日 SIDE-A 人生は勝ち負けではない

最近日記の間隔が開いて1本が長くなる傾向にある。しかしここまで開けたのは十数年ぶりではないだろうか。なにしてたかってMacBookが壊れてたんである。MacBookに依存した日々を送ってるんで、非常に困ったぞ。しかしAppleのサポート体制は素晴らしい。丁寧で良心的。壊れたのも僕のせいなので。

9日。Google+終了のお知らせ。僕もアカウント作ってた気がするな。気温や気圧が乱高下して、予定を2つすっ飛ばして寝込んでた。したことは猫の爪を切っただけ。猫は前足の指が5本づつ、後ろ足の指が4本づつなんだよ。調子が悪い時は猫たちが察して側にいてくれる。何をするでもないんだけど、実に助かるよ。

時差の関係で前日8日のJohn Lennonの誕生日を祝うツイートがタイムラインに並んだ。真心ブラザーズが “拝啓ジョン・レノン” を書いたのはいくつの時だったのかな。John Lennonには愛憎複雑な気持ちがある。ほかのビートルみたいに素直に大好きとは言えない。まさにあの歌みたい。

10日。寝込んでた反動でなにかと忙しい。まずはお役所へ。極めてお役所っぽい事情によりまたお役所に行くことになった。そういうことが出来ないから行政に頼ってるのに。そして通院。迷ってたことについて背中を押してもらった。さらに美人女子大生カウンセラーさんのところで憩いの時間。主治医に背中を押してもらった件を報告した。

病気と生活について相談窓口を増えやすべく、紹介された施設に言った。初診的な面談で、いままでの略歴と病歴を話したら、ぜんぶ話の入口のところで絶句されて「それは大変でしたね」と、いや本当に大変なのはここからなんだけど、ちゃんと伝えられなかったな。少しずつだ。僕の人生はプロから見ても絶句するレベルみたい。

施設で出来ることは相談を聞くこと、それは病状から日常生活まで、そして運動や交流の場があるそうだ。体調的にも痩せなきゃなんないけど、スポーツに対して強いトラウマがある。46歳にして初めて自分に会った運動が見つかるかもしれない。それから一番切実な課題が「孤独」であり、パートナーや家族を強く欲していることを伝えた。

帰ってMacBookを開いたら、起動はするんだけど液晶が死んでた。考えなきゃなことはいっぱいあるはずなのに、頭の中が「MacBook壊れた」で占められた。電話が壊れても何にも困らない。そもそもiPhoneを電話として使うことあんまりないしな。Appleのサポートセンターに問い合わせて、修理の手続きを取った。

世の中にはMacBookを持ってない人やWindowsを使ってる人がいて、どうやって生きてるのか想像もつかない。かとおもえば世の中には猫と暮らしてない人もいて、どうやって生きてるのか想像もつかない。かと思えば家族やパートナーと暮らしてる人もいて、どうやって生きてるのか想像もつかないし、向こうも僕の孤独を想像もつかないだろう。

ドラムの日。Keith Moonのドラムだけを抽出した動画が流れてきた。

11日。aireziasの生音ライブに行く予定だった。体調悪くてまたしても寝込んでた。いろいろごめんなさい。前回の生音ライブで、高井息吹さんとお客さんたちにも楽器を持たせて演奏された、ミラクルな “きらきら星変奏曲” 。これ聴いて欲しいな。
 タイムラインに豚を飼っている (ペットとして) 方がいて非常に可愛い。猫との相性と、豚を診れる動物病院が見つかれば、僕も欲しい。大きくなるのかな。

12日。この日も体調が悪くて予定をすっ飛ばした。眠る猫が呼吸をしてる。あの夜にでも尽きてしまいそうだった命。あれから13年。でっかく元気に育った。不思議だ。

タイムラインに「自分は基本的に人に愛されてるという前提で物を考える」って人がいて心の底から驚いた。僕は46年間、誰かに愛されてると思ったことがない。亡父には愛されてたかも知れない。でも僕が12歳の時に鬼籍に入った。亡母や親戚は僕をどう扱っていいかわからなかった。愛のない恋愛はいくつかした。僕は愛していたけど相手に愛がなかった。人間不信で友達にも距離を置く。となると、あとは猫ぐらいだ。

無性にカールが食べたい。でももう君はこの世にいない。

13日、この日も予定を2つすっ飛ばして寝込んでた。猫たちは僕が体調悪いの完全にわかってる。頭の横に並んでちょこんと座って様子を見てる。
 iPhone8のボタンの認識範囲が僕の感覚と合わなくて、「。」って打とうとするとかなりの確率で「り」になっちゃうなり。

Twitterに登録してからこの日で9年だそうだ。小学校1年生が中3...いや高1になっちゃうのかな? 僕は全く成長してない。昔話をするなれば、あの頃のTwitterは楽しかった。まだ大きな地震が起きる前、政治が劣化する前。くだらないことだけ話してればよかった。登録した夜に「走れメロス」の大喜利があって、軽くバズっていきなりフォロワーが増えた。最初にフォローしてくださったのがとり・みき先生、次が鈴木慶一さんだった。

14日。中嶋春陽さんのウクレレライブ@六本木VARIT、飯倉片町で12時からという悪条件にも関わらず、意地で行った。ハルちゃんにはどうしても会いたい。ほんと10代の頃にあんな娘と知り合ってたら、僕の人生はまるで違っただろうな。港区出身のこだわり、飯倉は「いいくら」、飯倉片町は「いいぐらかたまち」。

ハルちゃんの弾き語りはストロークがますます安定して、深みのある歌声と相まって素晴らしい演奏を堪能した。オリジナル曲2曲に ”日曜日よりの使者” やかつて所属してたグループの曲なんかも織り交ぜて。対バンで気になったのは煖エ徹大さん。コードの鬼。もう一組は...若い人みんな “丸の内サディスティック” をカバーするよね。「この歌知ってますかー!?」って君はベンジーを知っているのかよと。

15日。早起きして課題の台所の大掃除した。可燃ごみ17袋出た。やりきった感。衛生面で一番喜んだのは猫かもしれない。すまんかった。物置部屋に、天井に届かんばかりの段ボールがあることは考えないこととする。
 iPhoneのセルフィーってフォルダーに猫の写真がいっぱい入ってて動かせないんだよね。俺はこいつじゃねえ!!

今更ながら、TikTokってアプリを知った。十数秒の短い動画を投稿するアプリで、女子高生がお題に合わせて踊ったりする。おじさんが学生の頃に最初の携帯電話 (肩から背負うタイプ) が発売されて、教授が持ってた。手に収まるサイズになって自分で買ったのは就職してからだ。学生時代にこういう機械やソーシャルネットワークがあったらどんな生活をしてたか想像がつかない。

これだけ住んでる世界が違うと、おじさんのことを理解できないのもわかる。ただ僕は学生時代から40も年の離れた教授とも遊んでて、温故知新で年上の人とのつきあい方がわかるから若い人の文化もわかるつもり。新しいことに興味を持ち続けられてるのはラッキーだ。おじさんを馬鹿にしてた同級生にいま会うとほんとうんざりするよ。永遠に彼らの青春、80年代に生きてるから。

若い子のダンスのキレはリズムの裏拍をちゃんと意識してるんだよな。それに音楽と映像の融合にすごく意識的だ。音楽とダンスとカメラワークと編集とフィルターと、自撮りだったりするともう天才かよと思う。環境を与えてる中の人の素性も知りたい。
 僕も動画あげようかな。僕自身は被写体にあまりにも向いてないんで、猫が喋ってるところとか。海外ではまた別の使い方があってチェックすると面白い。

16日。Wi-Fiが繋がらない。MacBook壊れ事件以来、生活に支障が出るレベルのIT弱者だ。しょぼしょぼの4G電波であちこち検索して調べてもわかんない。ソフトバンクサポートに電話してもわかんない。で、結局頼りになるのはやっぱりAppleサポートセンター。一番新しいiOSとウィルスバスターの相性が悪いのが原因だった。

その対応に疲れ果てて、この日も予定2つすっ飛ばした。POP ETCの来日公演に行くはずだった。無念過ぎる。
 amiinAのラジオを聴いた。amiちゃんがかけたのはDa Pumpだったけど、miyuちゃんがかけたのは “Supercalifragilisticexpialidocious” で、amiinAの音楽的な凄さを自覚してるのはmiyuちゃんの方かもしれない。

17日。通院。公共施設に暖房が入るようになってほんとうに辛い。ほんとうに辛い。半袖半ズボンのデブ同士ですれ違った。お互い辛いですな。夏は暑さが辛くて、冬は暴力暖房が辛い。いつも洋楽のボサノヴァのカバーがかかってる店で、”Michelle” の口笛のカバーがかかってた。非常に寂しい。

美人女子大生カウンセラーさんと憩いの時間。山あり谷ありの日々の話をして本題へ。僕の苦悩の根源は孤独だ。「ひきこもりの恋愛・結婚」を特集した雑誌を買った。パートナーが出来て病状が安定した、定職についた、とある。でもどの例もいきなりパートナーができる。ページをめくったら「パートナーが出来てからは」になってる。僕はその間のとこ、パートナーの作り方を知りたいのに!! みたいな話でいいの?
 そしてとあるお店へ。悪徳企業、東京電力の呪縛から逃れた。電気そのものを東電が作ってることは把握してるよ。窓口が東電というだけで耐えられない。

隣でおっさんが若い女の子に延々喋ってる状況に出くわした。女の子は仕事だから楽しそうに相槌打ってるけど、おっさんの話ぜんぜん面白くないの。むしろ苦痛なの。僕がおっさんとして若い人にそう接してるとしたら心からスマンと言いたい。
 努めて客観的に殆どのおっさんはキモい生物だ。若い男の子もおおよそキモいよ。女性が男性に恋する仕組みがわからない。女の子はほかの女の子を普通に可愛いって言うでしょ。あれ男性にはないよなあ。

夜、プレゼントを持ってとあるインストアイベントに行った。
 誰かにプレゼントする時、その商品をなんであなたに差しあげるのか手紙にする。普段はMacBookでちゃちゃっと書くんだけど、苦手な手書き×人数分。そもそも僕は手書きで文章を作れない。最初から最後まで論理的に繋がった考えができないから。便箋30枚くらい無駄にして頑張って書きあげた。で、行ったら「イベント参加券は予約分ですべて終了です。これから参加はできません」。オイ。きのうまで引きこもってキャンセルしたあの用事、無駄にしたあのチケット、いま使えたらなぁ。

ちゃおちゅ〜るってイナバなのか。僕らがタイカレーに夢中になるようなもんか。

沢田研二さんがさいたまアリーナでのライブをドタキャンした。最初は、反原発の署名活動をしたかったのに出来なかったからって噂が流れた。本人の説明は「集客が芳しくなかったから」。これがいわゆる公式見解なんだろう。真相は知る由もない。

芳しくないったって7000人動員してるんだよ。売れてからも観客10人のライブを楽しそうにこなしたRCサクセションの美談と比較されたりもした。清志郎も大好きだけどジュリー好きなんでショックだ。もし本当に集客の問題なら、ジュリーとして満員のオーディエンスを沸かせるところまで含めて自分の役割って思ったのかもしれないな。

立川志らくさん。「怒ってる人はジュリーではなく自分が愛するスターに置き換えてみて。人生を変えてくれた掛け替えの無いスター。ひばりでも談志でもアルパチーノでもビートルズでもマイケルジャクソンでもいい。彼らが同じ事をしたら? 怒るけど許すでしょ。外野が非難したら腹立つよね。ジュリーのファンの大半は許している。主催者やスタッフがジュリーを訴えたわけではない。ならいいじゃないか。被害を被ったファンに謝罪し補償すれば外野がとやこういう事ではない。高座で酔って寝てしまった志ん生に、寝かしといてやれよという粋な客になればいい。志ん生を甘やかす事になるか?」。

18日。鈴木慶一 / Daniel Kwon@下北沢風知空知へ。
 先に登場したDaniel Kwon、とにかく声もギターの音も小さかった。抽象的な楽曲なのにたどたどしいプレイで、帰って音源を聴いてやっと音楽的な意図を理解した。

慶一さんは映画用に書き下ろした新曲2曲を、シーケンサーとギターとエフェクターを駆使して演奏。歌モノの佳曲と、インストはアンビエントな新機軸だった。
 そしてギターとエレピと持ち替えながら、代表曲を弾き語り。慶一さんの歌は技巧的じゃないけど景色がよく見える。最後は2人でエレピとギターのノイズセッション。これが面白かった。そこから “Black Bird” に繋げた。アンコールはDanny Whittenの “I Don't Want To Talk About It” 。

Panta & Halが “マラッカ” と “1980X” を再現するライブを企画してて、慶一さんは演奏には殆ど参加しないものの、サウンドディレクションをする。で、イメージしてるのが「一番人数が多かった頃のTalking Heads」だそうだ。チケット取れなかった。無念。ライブ盤が出ることを期待しよう。

この日話題になったのが、パワハラで自殺したアイドルについての松本人志の発言。「死んだら養護する風潮が嫌」「自殺する子供をひとりでも減らすため死んだら負けをオレは言い続けるよ」。人生は勝ち負けじゃないし、そういう強迫観念に押し潰された結果が自殺なんだよ。マッチョイズムにますます自分を責めて追い込まれるんだよ。

松本の言葉は、死んだら負けだからパワハラを受け続けろ、現状を受け入れ続けろって結果しか導かない。ほんとみんな自己責任論が好きだね。この島国では異物とされるものを排除するのに必死だ。僕にとって自身の問題でもあるんで切実だ。
 僕はよく言う「愛国者だから政府の汚職や困った風潮に意見する」じゃない。僕は日本が大嫌い。だけど語学力がないから。っていうのも英語教育のアメリカ的社交性を求める風潮に押し潰されたわけだけど。生きててすみませんくらいしか言うことがない。

愛媛のご当地アイドル自殺で自己責任論ぶつ松本人志に違和感」。アイドルを取り巻く劣悪な環境についての記事だ。
 小田嶋隆さん「言い訳にすぎないと言えるのは、自分だけ」。SIDE-Bに書くつもりの障害者を陥れるポスターの話題に絡めて、松本への批判をしてる。「『死んだら勝てる』と思って死を意識している人間がいないとは限らない。そういう例外的な心の強い自殺志願者には、『死んだら負け』だという言葉がハマるかもしれない。が、そんなケースはあくまでも例外にすぎない」。

この部分を引用したのには理由がある。知人のマンガ家 (とり・みき先生でもヤマザキマリ先生でも山本直樹先生でも森泉岳士先生でもその周辺の方々でもない) が、松本の発言を非難するツイートをした後で、それでも「『死んだら負け』という考えが人を救うこともある」って続けたからだ。僕は、「人生は勝ち負けではないし、百歩譲って勝ち負けだとしたら、いじめをした側が負けですよ」ってレスをした。

マンガ家氏は一言「言う相手を間違えてませんか?」と。松本人志に言えってことだろうか。マンガ家氏とは前にも何度かこじれたことがある。非常に威圧的で怖い。この日もしつこく絡まれて、もう本当に生きる気力を失った。もちろん最初に絡んだのが僕の方なのは充分に承知してる。ただ僕はこういう病気でこういう性格なんで、弱者に鞭打つような発言には敏感にならざるを得なかったのだ。

19日。日常にささやかな「良いこと」を探し当てられない日々。人生って素晴らしいとも自分が幸せだとも思ったこともない。視点の問題なのか、環境の問題なのか、経験の問題なのか、僕が抱える精神の病気の問題なのか。むー。生きる意味ってなんですかね。
 マンガ家氏とのいざこざのダメージで寝込んでた。猫が、「ヒューマンそんなに落ち込むなよ」ってもにょもにょ喋ってあくびした。猫がゴロゴロ言うメカニズムってまだ解明されてないんだよ。こんなに身近な生き物なのに。

20日。予定をこなしてかねこ “きゃのん” きわの入魂の主宰イベントCrlspy fuzzy Moon@早稲田RiNenへ。明大前だなと思って次に顔をあげたら明大前だった (つまり1往復した) 。遅刻だ。きゃのんゴメン!!
 きゃのんは宣言通り全曲新曲を持ってきた。やっつけじゃない、きゃのんの楽曲として充分に楽しいクオリティ。キュートでちょっと意地悪な名曲たち。そして相変わらずとっ散らかったMC。登場して「かねこきわのでした」帰るのかよ。「新曲覚えるのに必死だったんでアンコールありません」と言いつつ、”アールグレイ” を歌ってくれた。

対バンもきゃのんが選ぶだけあってみんな非常にクオリティが高かった。イベントの雰囲気もよくて、ひとえにきゃのんの人柄だな。ただ真面目で自分を追い込むところがあるような気がして、もっと肩の力を抜ける環境に置いてあげたいとも思った。
 特に気になったのが山本果歩さん。洒落たフォークソングに現代の金延幸子さんかよって驚いて聴いてたら、細野さんの “悲しみのラッキースター” をカバーしてますます驚いた。金延さんのことはご存じなかったみたい。

21日。MacBookが直って戻ってきた。データの復帰もばっちり。日向ぼっこから帰ってきた猫があったかくていい匂い。
 言葉は自然に変化するもので、最初は違和感があってもすぐ慣れる。10年以上使われててまだ慣れないのが「よろしかったでしょうか」。いわゆるバイト敬語だ。念を押されてるみたいで軽い脅威を覚える。小田嶋隆さんの仰る、プロの編集者の目を通してない素人の言葉に触れることの方が多い時代の言葉なのかもしれない。

サトウトモミさん、イナダミホさんのカタカナ2マン@高円寺U-hAへ。トモミさんはベースを弾きながら相変わらず涼やかに歌う。”あなたと目玉焼き” のコール&レスポンスに参加したのは初めて。ってことはずいぶん長いことライブに行ってなかったんだな。ネットラジオやメルマガで、身近な気がしてた。
 ミホさんは相変わらずピアノと一体になったみたいに、母なる視点でおおらかに歌う。それが実は10代の頃の作品だったりして驚くよ。

目玉はお互いに曲を提供しあって披露するomoikomiコーナー。相手を想像して作ったはずなのに、それぞれの持ち味が出すぎてて笑った。トモミさんがミホさんに書いた曲は隅々までトモミ節、ミホさんがトモミさんに書いた曲はグルーヴにこだわりながらもスネアの音色とか大雑把。ミホさんの声は特徴的で、ミックスしやすいらしい。
 帰りに高円寺の娘、おーたけ@じぇーむずにばったりでまた笑った。

22日。腐れ縁と帝国ホテルのバイキングへ。もうね、呆れるほど食った。初めて行った時ほどの感動はないものの、やっぱりすべてのものが口に入れた瞬間に美味い。こんな贅沢をしていいのかよ。たまにはいいよ。
 十数年前、僕は彼女に太ってることを散々注意されてたの、初夏にあったら彼女の方がだいぶ太ったなって笑って、この日はもう激太りの域に入ってた。まさかデブあるあるで笑える関係になるとは思わなかった。お互いに痩せることを決意。

その足でチームラボ・ボーダレスに行きたかったんだけど予約制なんだよね、ピエール・ボナール展@国立新美術館へ。非常に見応えあった。
 まず構図が独特。普通じゃ安定しないバランスに絶妙なポイントを入れて安定させる。そしてアンビバレンツの魅力。淡さと鮮やかさ、硬さと柔らかさ、動物と静物、女性と男性、シリアスとユーモア、二次元と三次元、印象派的な画面の中で異質なものが溶け合う。腐れ縁評は「みんな騙されてる」。

つまり、僕は現代芸術論卒業の目でボナールの絵を気に入った。腐れ縁は画家の目で、本人はそこまで考えてない、評論家が勝手に意味付ける、みんな騙されてると。ただ気に入った絵については意見が合った。
 その後パンケーキを食った。トッピングの盛り付けに失敗したので写真はない。はー自分もなんか生み出さないとなのはよくわかってるのよ。

23日。風邪を引いた気がする。やらなきゃいけないことがたくさんあるのに時間ばっかり過ぎて焦る、という凡庸な悩みの中にある。予定がないんで夕方からこの日記に手をつけてるところ。いつまでかかるかな。
 そろそろFESTIVAL de FRUEが近づいてきて、また準備焦り鬱に陥りそう。主催団体が心配だな。いろいろ後手後手で、去年はキャンプサイトにトイレがなかったってツイートに、あったけど知ってる人しか使ってなかったってリプライしてたんだ。

SIDE-Bへ続く。

10月23日 SIDE-B 世の中まとめて2週間

なんとなく最近の日記は2部に分けて、世の中の出来事をSIDE-Bにまとめてる。主に自分が見返す用のメモなんだけど、さすがに2週間分となるとかなりの量で、そろそろ飽き始めてる。厳選 of 厳選で。

ソユーズが事故を起こした。宇宙飛行士は無事脱出。はよかったけどいまISSに飛行士を運べる宇宙船はソユーズしかない。これからどうなっちゃうのの記事
 「1400億年は宇宙は終焉を迎えない - すばる望遠鏡が挑む「精密宇宙論」」。ダークマターとダークエネルギーの観測で、ビッグクランチは来ないかもしれないって説が出てきた。ここからが面白いってところで、すばる望遠鏡の予算状況は厳しいらしい。

哺乳類の多様性、回復に数百万年」。人類が引き起こした6回目の大量絶滅で、25億年分の神化の歴史が失われた。「腎臓の働きを改善する遺伝子AIMでネコの寿命が2倍に」。飼い猫の多くが腎臓病で亡くなる。うちのネモとクリマロもそうだった。
 Amazonが求職者の評価AIを首にした。過去十年間に採用された人は男性が多くて、必然的に女性に偏見を持って、男性を評価するように学習してた。偏見に気づけたのは不幸中の幸い。AIこえーなって正直思う。

地上波テレビ、衝撃の凋落」。研究よりテレビに出るのが好きな茂木健一郎が、地上波テレビの影響力がなくなったことに衝撃を受けてる。いまさらなに言ってるの。これ自体は非常にどうでもいい話。で、自分の才能と時代の求めるメディアが合致するかって大事だよね。もう若い人が知らない明石家さんまさんは、彼の時代で必要とされた才能はあったけど、おそらく人気TikTokerにはなれないわけだ。
 ヤマザキマリさんのインタビュー「仕事イコール自分の人生であるはずがない」。勇気の出る話。「生きづらい社会に従属する必要はない」。LGBTについての話だけど、すべてのマイノリティに通じる。

有機農業が、ナチスと深く関わった過去」。純系淘汰や農村の重要性を説く思想がナチスと通底していたし、これからの有機農業も過去の間違いに向き合う必要がある。「機長もオセロ最年少優勝者だった 祝福の機内アナウンス」。オセロの世界最年少優勝者を乗せた飛行機の機長もオセロの元世界最年少優勝者だった。
 瞬間瞬間に生きる 岡本太郎とジャズ展が開催される。「サグラダ・ファミリアは違法建築だった 133年ぶりに認可へ」。133年前に市が合併した時に、建築許可が継承されてなかった。「違法」で「完成しないこと」もサグラダ・ファミリアの魅力のひとつじゃん。

昔の僕は別に政治を語る人ではなかった。失政や汚職があったとしても、国家を維持する最低限のラインは守ってたから。いまは決壊しちゃったから声を上げる。
 小田嶋隆さん。「道徳の教科書に載っているコンテンツの多くが『黙って耐えている人間が一番偉い』という結論に導くお話であることから見ても明らかな通り、うちの国における『道徳』とは、正義を実現することでもなければ不正を正すことでも理想を追うことでもなくて、ただただ耐えることなわけだな。太古の昔から」。小田嶋さんは「正義」って概念の危うさを指摘しながらも、敢えてこういうツイートをした。

東京駅にある東京都の広告「障がいは言い訳にすぎない」が問題になった。
 またもや小田嶋隆さん、「活躍する障害者を持ち上げるのは大いに結構だと思う。でも、一握りの例外的な成功者をこういう形で利用 (『ハンディキャッパーも自己責任で頑張れ』的な突き放し言説を補強するサンプルとして) するのはどうなんだ? しかもそれをやっているのがパラリンピックを招致する自治体だし。『障害を言い訳にするな』も『死んだら負け』も、当事者による自戒の言葉だからこそ意味を持つのであって、同じ言葉を他人が言ったら、その言葉はそのまま障害や希死念慮を持つ人への迫害になる。で、その『迫害』が、いま、当事者の言葉をオウム返しにする形で拡散されている」。

演説にヤジ・抗議だめ?」。「そもそも街頭は異論が混じり合う場所。どう対応するかも含めて政治であり、政治家を判断する材料になるはずだ」「市民が圧倒的な力を持つ権力者に向かって肉声で叫んでいるのに、『静かに聞くべきだ』なんて学校的道徳を持ち出してなぜ断罪できるのか」。
 「辺野古工事、政府が奇策再び 知事会談からわずか5日後」。沖縄県が辺野古の埋め立て承認を撤回したことについて、政府が行政不服審査法に基づく不服審査請求を行った。この法律は、そもそも国民が公権力に不当に権利を侵害された時の救済措置だ。それを政府が行使して身内の国交相が審査する。あほかと。

生活保護3年で740億円減 厚労省」。武器を買う金はがっぽがっぽあるのに弱者からは奪い去る。これじゃ社会復帰するための準備資金さえ確保できない。「麻生財務相が不摂生患者への支出を疑問視『あほらしいと意見も』」 。病気について、健康格差について、早期発見について、国の役割について、彼は僕の親戚たちのようにまるで理解してない。百歩譲って「不摂生だから病気になった」として、それは「病気だから不摂生になった」とスパイラルだ。責任も取れない政治家へ支出するほうがあほらしい。
 「国も手が出せない除染マネーのブラックボックス」。「除染費用は原則、東京電力に請求することになっているが、税金や電気料金が充てられる可能性が高く、結局は国民が負担することになる。つまり国民の金の半額近くが除染企業のフトコロに入っていた」。

音楽の話を。忙しい人はNME Japanが選ぶ今週聴くべきこの曲:2018/10/12NME Japanが選ぶ今週聴くべきこの曲:2018/10/19を。何度も書くけどNME Japanのセレクションは僕の趣味とは違います。

Damon AlbarnがいるThe Good, the Bad and the Queenが新作をリリースする。JonsiTroye Sivanがコラボ曲 “Revelation” をリリースした。Jonsi, Alex Somers & Paul Corleyがコラボ曲 “Liminal” をリリースした。Bono、Pharrell Williams、Michael Stipe、Jarvis Cocker、Pascal Comelade、The Nationalなどが参加した、現代芸術家ソフィ・カルの愛猫に捧げるトリビュートアルバムがリリースされた。The MonkeesAndy Partridgeの書いた新曲 “Unwrap You At Christmas” を公開した。Neneh CherryFour Tetプロデュースの新作をリリースした。Mumford and Sonsが新曲 “Guiding Light” を公開した。The Residents新作をリリースした。Yann Tiersenが新曲 “Tempelhof” を公開した。Penguin Cafeが南極海保護区のための新曲 “Gentoo” を公開した。Beirutが新曲 “Gallipoli” を公開した。Saint Etienneが新曲 “Camel Coat” を公開した。Peter Bjorn and Johnが新曲 “Wrapped Around the Axle” を公開した。Styrofoamが新曲 “This Terrible And Beautiful World” を公開した。Zero 7が新曲 “Mono” をリリースした。Massive Attackが、DNAをデータのメモリーとして利用して、DNAアルバムをスプレー塗装缶にしてリリースした。缶には100万枚ぶんのアルバムが入るんだって。なに言ってるかわかる? 僕はわかんない。

Daniel BrandtSteve Reichの71分のミックス音源を公開した。Tune-Yardsが “Heart Attack (SYLVAN_ESSO_REMIX_DOTFLAC) ” を公開した。Chvrchesが “Graffiti M-22 Remix” をリリースした。RhyeリミックスEPをリリースした。Aretha Franklinの “Silent Night (Solo Piano Ver) ” が公開された。アナログ化やボックスセットの企画も進行中。Glen CampbellElvis Presleyのための未発表音源集をリリースする。この中から “Easy Come, Easy Go” を公開した。”Come On To Me” のいろんなダンス動画を公開してたPaul McCartney自分で踊る動画を公開した。The Rolling Stonesの1965年の未発表音源 “Try Me” が流出した。David Byrneの監督作 “True Stories” がDVD/Blue-ray化されて、完全版のサントラもリリースする。Ennio Morriconeの曲をアコギと声で再現するおじいさんBlossom Dearieのアルバムが未発表音源満載でリマスタリングされた模様。The Sonic Executive Sessionsの唯一のアルバムがアナログ化される模様。Inara Georgeの最新作が未発表音源満載でフィジカル化される。

John PowerがいるCastが来日する。Klimperei & Madame Patateが来日する。フェンダーの調査によると、新規にギターを買う人の半分が女性だそう。東京国際映画祭でドキュメンタリー映画「カンボジアの失われたロックンロール」 が上映される。予告編。ここに出演してるミュージシャンはみんな虐殺された。Official Charts Companyが1969年以来のThe UK's biggest studio albums of all timeを発表した。アルバム単位だと10年代はAdeleとEd Sheeranだけ、BeatlesもSgt. Pepper'sだけなのか。海外のチャートは、年配の人はアルバムを買うからアルバムチャートはベテランが多くて、若い人はストリーミングやダウンロードで曲単位で聴くからシングルチャートは若いミュージシャンばっかりになった。
 「プリンスの遺産管理団体、ドナルド・トランプ大統領に集会で楽曲を使用しないように要請」。「テイラー・スウィフトの政治メッセージで有権者登録が急増」。「音楽に政治を持ち込むな」は「音楽に恋愛を持ち込むな」くらい馬鹿げてると思ってる。僕は民族音楽も好きで、いにしえから伝わる労働歌は統治者への意見や不満を含んでるから。おおよそ流行ってるJ-POPはアルバムの1曲目からC/W曲に至るまで発情してる。なんで日本のヒット曲は恋愛沙汰ばっかりかよ。ラブソング以外にも歌の題材はあるんだよ。天国がない空を想像する歌がヒットする国もあるんだよ。

岸田繁さん「トラップが海外で流行ったのは、DAW中心、生音全タテ筋合わせの制作環境の中で、自然なスウィングとは違う方法で3連符とか6連譜置きまくることで、ビートを引っ張りストレッチさせる。結果、踊れる、あるいは肉体的やけど複雑な譜割りのラップにハマったからじゃないかと思いました。ディアンジェロ的な不思議ずれグルーヴとか、それを拡大解釈したグラスパーみたいな現代ジャズの人たちとヒップホップ混じったビートメイキングとか、それをしっかり日本語ポップスと親和性持たせたceroとか折坂さんみたいな感覚は、それらにグッと来た人たちが身体で覚えた新しい感覚だと思います」。

矢野顕子 & YUKIがコラボ曲 “バナナが好き” を公開した。鈴木祥子さんがライブアルバムをリリースする。原田知世さんが新作をリリースする。コントラリーパレード新作情報が発表された。新曲 “スーパースター” をリリースした。入江陽さんが新曲 “はとバス” をリリースした。Spangle call Lilli lineが7インチをリリースする。スッパマイクロパンチョップさんが新作をリリースした。さとうもかちゃんが自主制作盤 “moka's blend” を全国流通する。JYOCHOが新曲 “pure circle” を公開した。ナビさんが “水星” のカバーを公開した。“水星” って曲はなんでこんなにも10年代の僕らの胸を掻きむしったかな。この時代の記憶と共に、ずっと心に住み続けるだろう。

細野晴臣『HOSONO HOUSE』なぜ海外で再評価? 観光音楽がいま注目集める理由を考察」。やっと世界が細野さんに気がついた。Corneliusライブレポート。さくらももこさんへの追悼や、MCでFlipper’sから30年って発言もあったみたい。小山田圭吾さんは目が3だからサングラスビジネスに力を入れてるのかな。のんちゃんが出演した堀込泰行さんのMVがアメリカ版Billboardで紹介された。「SP404の行方」。いまさら欲しくなった。久しぶりにDJする予定がないでもない。