YES YES YES!! FUJI ROCK FESTIVAL

音楽と森のこと。
恍惚と浄化のこと。
少年と少女のこと。
ケイオスとコスモスのこと。

FUJI ROCK FESTIVALが好きだ。このサイトを読んでくださってる方の殆どはインドア派だと思う。僕も圧倒的にインドア。だから、僕が野外フェスに夢中になっているのを怪訝に思うかも知れない。
 でも、FUJI ROCKの空の下で爆音を体に通すと、自分がなんで音楽が好きなのか、そもそもなんで「音楽」という表現があるのかを実感させられる。

音楽は元を辿れば呪術だったり開放だったり魂を揺さぶる快楽だ。山奥に集まって爆音を浴びるのは人としてとても自然な行為だし、通り抜ける音波は物理的に体にいい。FUJI ROCK FESTIVALはDNAレベルのプリミティヴな体験を思い出させてくれる。
 少なくともレコード屋とライブハウスとネットで完結する音楽世界はちょっと狭い。スタジオのマジックに笑い転げつつ、アウトドアな祝祭の力も受け止めたい。

このレポートは、太陽が似合わないいつもの僕に戻ってから、あの空の魔法の残像を無理矢理に拾い集めて記録したものだ。我々フジロッカーの異常なまでの押しつけがましさが、あなたの嫌悪感の元凶であることは重々承知している。
 でも森の中で爆音を体に通せばあなたにも見えてくる。音楽が生まれ、未来へと続いていくであろうその理由が。そしてあなたの中で、何かが変わる。せめてこのサイトの読者の皆さんの心には、ロックフェスという存在を片隅に住まわせてやってはくれまいか。

僕には故里がない。苗場の山々は、僕の魂の故里になってくれますか?

次は、一緒に行こうね。



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