DIARY NEW


12月7日 SIDE-A ミュージシャン音楽を愛してない問題

最近、身近なミュージシャンと話してて、音楽を聴いて打ちのめされた経験がなかったり、音楽の果てしなく深い海を探検してみようって好奇心がなかったり、そもそも音楽の海の存在を知らないんだなって痛感することが多い。
 もうひとつ、表現文化は「上手い」「下手」の勝負をする場じゃないって気づいてない人が多い。上手い下手だけで勝負したら、Daniel Johnstonが世界でこれだけ尊敬を集めてる説明がつかない。緻密でリアルな絵を描いてもまったく響かないこともあれば、チンパンジーの絵が高い評価を得ることもある。

聴く人と演奏する人は違うみたいだ。僕は8畳間を1つ潰して何万枚のレコードやCDを詰め込んでるのにいい音楽を生み出せない。世の中に何ももたらさない。たとえ音楽業界が少し潤っても、その資金でいい音楽を生み出してくれるかは僕にはコントロールできないんだ。っていう悲しみを感じた。演奏する側になりたかった、モテるし。
 だから、才能がある人にいい音楽を伝えることが音楽に対する貢献だと思ってる。最近では、AATAさん、かねこきわのさん、Ritomoさんにはお薦めのCDをプレゼントしてる。で、次に会った時に感想をくれる。それを聞いて、じゃあこういう音楽を聴いたらもっと表現が豊かになるんじゃないかって考えるのが楽しみだったりもする。

表現者にとって、未知の表現に対する興味を持つことはステップアップの基本だと思う。「その曲を聴く前には思いもよらなかったことに目を開かせてくれたり、自分の考え方を少しでも変えてくれる曲 (David Bowie) 」と出会うこと。その喜びを伝えていくこと。
 たぶんこの島国以外ではいまでも、いい音楽を聴いてきた人がいい音楽を作り出してると思う。いいインプットを自分の中で咀嚼していいアウトプットにする。この島国では、いいインプットがなくてもそれなりに形になってれば売れる。世界には通用しないだろうけど。驚きの、コピーのコピーじゃどんどん劣化してつまんなくなるからね。

セミプロのライブに行くのを減らそうと思う。彼らが表現のために鍛錬を積んでるのは確かだ。で、「いまは勝負時だから」とか「今回集客が厳しくて」とか言われると、情に絆されて行ってしまう。金銭的にも時間的にも体力的にもリソースを割いて行ってしまう。もちろんライブを観てる間は楽しいよ (つまんない人もいるよ) 。
 演奏する側は必ずしも完璧でなかったとしても、それ相応の充実感があるだろう。僕は観て感想を伝えて、ちゃんとした感想は日記にまとめる。それでキャッチボールが成立してるかってば、ミュージシャンからしたらたくさんの観客の感想をぜんぶ読めないわけじゃん。

自分の表現活動したいけど、プライオリティ的に日記を書いてる時点でリソース残ってないんだ。日記1本書くのに20時間30時間かけてる。っていうのは自分に起きたことだけじゃなくて世の中のことも書いてて、それは前の戦争を体験した人々の日記がいま意味を持ってるからだ。この国が崩壊する過程を記録する必要を感じてる。もうひとつ狡い言い方をすれば、病気をたくさん持っててそもそもの体力や精神力が足りない。

ほんの気まぐれで描いたイラストが評判良くて、ちゃんとやってみたいと思った。音楽にももう一度向き合ってみたい。ほんとうはインプットとアウトプットのバランスが取れてるのがベストだし、インスピレーションを与えあって表現文化は発展してきた。でも観に行くミュージシャンにインプットする気がないならそれ無理じゃん。ちゃんとインプット・アウトプットしてる表現者と関わりたい。
 表現者がインスピレーションを与えあって成長してきたっていうのは、現代美術史を紐解けばわかる。音楽ならば、"Rubber Soul" を聴いたBrian Wilsonが "Pet Sounds" を作って、それを聴いたPaul McCartneyが "Sgt. Pepper's" を作ったみたいなことだ。それがなければBeatlesはいつまでもBuddy Hollyの真似事をしてただろう。

特にセミプロSSWシーンって、女性は音楽が悪くても可愛いければ集客できるわけ。男性はどんなに音楽が良くても動員に苦戦してる。女性ミュージシャンとやり取りをしてると威嚇いいねがつく。男性ミュージシャンとのやり取りにはつかない。
 聴いてる側も音楽を愛してないんだ。若くて可愛い女の子とお喋りするためにライブハウスに行ってる。音楽を聴きに行ってる僕は招かれざる客なのかも知れない。あるファンがミュージシャンに、「紅白やレコ大に出なさい」ってしきりに話してたの。僕は紅白やレコ大をおおよそ面白いと思わないんで、「中村佳穂さんみたいなブレークの仕方もありますよね」って言ったら「ああ、なんかマニアックな人でしょ」って一瞥された。

響くには受け止める側のセンスと才能も必要だ。双方が共振した時に、芸術は完成する。前に、映画館でスマホを見ている若者が増えてるって記事を紹介した。ストーリーが難しかったり「YouTuberの動画より長い」って感じると飽きてスマホを開いちゃう。その難しさや長さの壁を越えたところに表現文化の喜びがある。
 ある音楽関係者にそんな話をしたら、「ほとんどのSSWは音楽なんかより自分が大好きでしょうがないんだよ、自分勝手で自分のことしか考えてないからいまの立場を築けたんだよ」。深く納得すると同時に、日本の音楽に未来はないなと思った。

失望して帰ってきてタイムラインを開いたら、鈴木慶一さんが頭脳警察観てROTH BART BARON観てCosmo Sheldrake観て「ドクター・ホフマンのサナトリウム」観てた。優勝です。こういうところが慶一さんの信頼できるところだ。もちろん作り出す音楽も素晴らしくて、それはインプットをちゃんとしてるからだ。
 目指すところが音楽なら、ガールズとしてコレクションされてる場合ではない。

SIDE-Bに続く。

12月7日 SIDE-B Life is Live

26日。寝てない自慢をするなれば寝てない。うはは、おそと寒い!! 体のメンテナンスを受けてAnni Hung / Four Pens / 君島大空@渋谷O-nestへ。

最初に登場したのは君島大空さん。合奏形態ではWWWXでのROTH BART BARONとの2マンや、嵐のFUJI ROCKでのRookie A Go Goを観てきた。音の洪水だった。けど独奏形態を観るのは初めて。
 アコギにエフェクトをかけてピッチを変えたり逆回転する演奏はJohn Faheyみたいだった。流麗な早弾きとエフェクトの組み合わせがオルタナだった。でもただ尖ってるだけじゃなくて、音楽的に必然のある演奏だった。

そんなギタープレイとハイトーンボイスが組み合わさると、繊細で壊れてしまいそうな絶妙なバランスの上に成り立った美しい音楽になる。ボーカルは細かいビブラートがちぎれてしまいそうだった。あのボーカルを古いボーカリストはどう評価するんだろうか。
 最初に “蘇州夜曲” を演奏したのも印象的だった。よく似合った選曲。対バンのFour Pensに日本語が堪能なメンバーがいて、普段は楽屋で隅っこの方にいるそうだけど、和気あいあいと過ごしたみたい。

続いてFour Pensが登場。たぶん4,5年前にも一度観てる台湾のバンド。アコギの男性とキーボードの女性とボーカルの女性のトリオだ。そしてバンドの初期からカラーを決めてるのが鉄琴の存在。キーボーディストかボーカリストが演奏する。キーボーディストはピアニカも演奏してた。トイトロニカ的な感じかな。
 ボーカリストはタンバリンを叩いたりフィンガースナップしたり、リズムのバリエーションとバランスが良かった。MacBookも置いてあって、何かしら音を出してたと思う。

ギタリストはバンドの屋台骨、安定した確実なプレイで支えて、その上を漂うキーボーディストの音色のセンスが素晴らしかった。ボーカリストは声が美しくて伸びやか、それに絡む男女2人のハーモニーやユニゾンが楽しげだ。南の島のバンドなのに北欧の香りがして、結果として世界のどこにもないバンドになってた。
 Clammbonの “シカゴ” をオリジナルな解釈でカバーしてた。ギタリストはユーモアの人で、キーボーディストは佇まいが原田郁子ちゃんに似てて、ボーカリストはひたすら美しい。Mix CDを差し上げたら、「思い出した、5年前にも別のを貰ったよ、好きな音楽をシェアするのはクールだ」って言ってくれた。

Anni Hungさんは今回が初来日でノーチェックだった。台湾の女性SSW。奇をてらわない普通にいい曲を演奏する、そのよさは世界のスタンダードになり得るレベルだった。
 淡々とステージを進行するんだけど、MCの日本語をスマホで読み上げるお茶目さもあって、柔らかい佇まいの可愛らしい女性だった。声が透き通っててギターも安定の演奏。

友達の猫のことを歌ったって曲、サビのmiao miaoが可愛かった。Four Pensのギタリストが参加して一青窈さんの “ハナミズキ” のカバーも披露した。
 最後の2曲は変則チューニングでまたしても名曲を披露して、初期のJoni Mitchellを思い返した。あとで話した時にJoni Mitchell知らないって言ってて、スペルをメモしてた。興味持ってくれるといいな。アンコールはFour PensとAnniさんのコラボでお互いの曲を1曲づつ。美しい女性3人に囲まれたギタリストが羨ましい。

「忙しい」は言い訳にならない、プライオリティの問題だってほんとだよなあ。

27日。9時に目覚ましをかけて13時に起きた。精神科の通院、障害者支援センターの歩く会と面談をキャンセルしちゃった。ポストBjorkとも呼ばれる北欧ポップの新星AURORAのチケットを取ってたんだけど、それにも行けなかった。残念すぎる。才能が爆発する瞬間を目撃したくて、9月にJacob Collierのライブに行けなかったこともまだ悔やんでる。
 部屋の掃除を途中までした。途中でやめたのは市指定のゴミ袋が尽きたから。っていう時点でどれだけ汚かったか想像がつくと思う。

猫の島 青島のアカウント、前は人気の美猫の紹介が多かったんだけど、最近仲間に打ち解けられない猫や、いじめられてご飯にありつけない猫の紹介も始めて、胸が痛いしフラッシュバックすることもある。猫の世界も大変だよね。
 夜は溜まってたラジオをタイムシフトで2本聴いた。2本ともメールが読まれて嬉しい。どっちもパーソナリティーさんの反応がよかったのも嬉しい。のんちゃん最近ほんとうに引っ張りだこだな。2年くらい、ブログの内容が自室でのファッションショーだった時期がある。こんな才能を放置してたのは大きな罪。

28日。寒い。大貫妙子さんの誕生日。前の日に行けなかった精神科へ。何度も書いてるけどこの街に引っ越してきてググってたまたま電話が繋がったクリニックで、主治医が信頼できない。ほかの患者さんのことをペラペラ喋るし、軽薄でケラケラ笑ってる。オープンダイアローグを知らなかったくらい勉強不足で、いろんな意味で相談相手にならない。ただ転院する手続きが面倒なのと、予約がいらないんで通い続けてる。
 治りたい、このトンネルから抜け出したい気持ちは強くある。時間を確約できる体調だったら遠くの病院に行きたい。

定食屋に入ってお腹空き過ぎてどれから食べていいかわからなかった。基本的に好きなもは後に取っておくタイプなんだけど、一番魅力がないものは熱すぎてもうちょっと待ちたいとか、天ぷらは好きだから取っておきたいけどサクサクのうちに食べたいとか。結局基本に戻ってお味噌汁を一口飲んだ。
 SOLEILバージョンの “ハイスクールララバイ” を聴いてたら突然「もじもじ問いかけた瞬間に夕陽が落ちてきた」ってフレーズがグサっときた。原曲ではなんとも思わなかった。松本-細野コンビすごいしSOLEILすごい。

障害者福祉センターのフィットネスプログラムに久しぶりに行けた。偉い。痩せる。何度も書いてる通り、ここは体育の授業とは違って出来なくても殴られたりしないんだけど、やっぱり体を動かす場に行くのは億劫になる。
 藤原麻里奈さんって車持てるほど稼いでるのか。って昭和の時代は大学生がみんな車を持ってたそうだけど。

小沢健二さんの “So kakkoii 宇宙” は “犬” と “LIFE” のいいとこ取りで、2020年を直前にした今と対峙してて、僕は大好き。長谷川白紙さん、崎山蒼志さん、君島大空さんとオザケンがいる今が好きだ。高野寛さんの新作も含めよう。
 僕はフジロッカーなんで「どしゃぶりの雨の中で騒ごう / フジロックみたいに / 関係ないよ格好よくても変でも」って歌詞を最初に聴いた時は泣いてしまった。大切なキーワードや合言葉がたくさん隠れてて、でもそれが内輪受けじゃなくていまのこの世界の普遍に昇華されてる。このアルバムについて語るときりがない。

夜は菊池万博@西荻窪artrionへ。
 大いなる宇宙annasekaiさんとの絵本うたユニットばんぱくとあんなで知って、万博さんも大いなる宇宙だわって感じてずっとライブを観たかった。Beatlesを中心としたブリティッシュロックのカバーを一人多重録音で公開してて、味のあるプレイヤーだし音楽への愛がひしひしと伝わってきたんだ。

想像以上に素晴らしいショーだった。特に気になってた “配達の仕事” って曲、配達員についていろんな視点で描くのは文学的だと思ってたんだけど、実はミュージカルが好きで、いろんなキャラクターが彼について語ってるイメージなんだって。なるほど。
 黒っぽいブルーズの側面もあって、それもBeatlesやStonesを経由して受け取って自分なりに解釈した黒さだという。The Whoの、特にKeith Moonのファン。ジャングルやドラムンベースを初めて聴いた時、Keith Moonのフィルだって感じたことを思い出した。音楽を好きな人の音楽を聴くのは大きな喜びだ。

対バンのストールンシネマさんは、見るからに線が細くてマニアックに音楽を吸収してる方って印象を受けた。出てくる曲はスタンダードな名曲ばかり。でも中には変態性もあって、例えば橋から飛び降り自殺する人を写真に収める趣味の歌なんかもある。イギリスのミュージシャンが好きそうなブラックユーモアだ。
 シネマを名乗るだけあってすごく映像的だった。シネマって名付けてから映画を観るようになったそうで、散々観た結果たどり着いたのが一周回ってマーベル映画なんだって。その地平に行ってみたい。

そして田中さとるさん。一発声が出た瞬間に引きつけられた。美しい真っ直ぐなハイトーンボイス。ビブラートをかけたハイトーンボイスは最近多いけど、この声はないなあ。
 で、ギターのコードも洒落てる。3人とも洒落てる。聞いたら洒落たコードで進行していった方が運指がしやすいらしい。僕はギターほとんど弾けないんで、そういう発想はなくてびっくりした。美しい歌声と繊細な音楽は、ストールンシネマさんと「Jonsiですね」って話してたんだけど、実はファイナルファンタジーのサントラを聴いてきたという。そういう経路のヨーロッパなのか。

29日。George Harrisonの命日。うつ伏せになってスマホ見てたら猫が背中に乗って身動きできなくなった。そのまま猫、背中で寝た。ゴロゴロ言ってる。ご機嫌ならまあいいか。去り際に静電気ばちっ。
 インプットしたい情報が多すぎて結局目詰まりしてる。アウトプットも目詰まりしてるな...丁寧に生きよう。ぽんちゃがゴンちゃん知ってるの胸熱。フジロッカーなのかな。

電車に乗ってたらAmazonの配達員から何度も電話がかかってきて、留守電に「この番号に返事ください」って吹き込んであったんで、かけたらAmazonの代表に繋がったんだよ。で、本人確認やらなんやらして、結局「どの荷物のことかわからない」と。出品者を評価するなら一番悪い出品者はAmazonだ。
 出品者といえば「アマゾンの制裁で会社を潰しかけた36歳の告白 月500万円の売上がアカウント停止後に凍結」って記事が話題になった。税制の抜け道を利用して112億ドル稼ぎながら所得税ゼロ還付金1億ドルなのも有名だし、うーんAmazonに依存するのは人としてどうなのかな。音楽と猫のことを考えて心を落ち着かせよう。

夜はずみを / 田中ミズホ@高円寺U-hAへ。
 一番手のずみを、打ち込みのクオリティが非常に高くなってて驚いた。いいトラックメーカーを捕まえたな。あるいは短期間でここまで成長したのかな。そして新曲の言葉の巧みさ。もともと持っていた韻の踏み方の面白さはそのままに、心情描写のための映像描写、風景を描くことで心理を浮き出させる言葉の世界に浸った。映画をいっぱい観てるそうで、そういうところも影響してるのかも知れない。特に恋愛の歌のリアリティが増した。

作曲家としても、初期のいわゆるJ-POP然とした曲作りから、親しみやすさはそのままにずみをのメロディだって思わせる大きな個性を手に入れた。そんであのくすぐったいような独特の歌声。自分の音楽を追求してるなあ。
 衣装もどんどん洗練されて、東京に1年半いるとこうも変わるのかと思った。初めて "グラスホッパー" って曲を聴いた時にものすごく驚いて、でもそれからの新曲がみんないい。いろんな人に聴いてもらいたいと思う。

田中は毎回ステージを作り込んでくる。ブレのない安定感がある。アドリブもありつつの、歌いまわしや演奏は毎回きっちり完全な形で出してくる。彼女が演劇をやってたことと関係があるのかも知れないな。
 発声も演劇に由来するのかも。ちゃんと鍛えてるから届く歌が歌える。楽しいコミックソングから心の深淵を覗き込むようなシリアスな曲まで使い分ける。”灯り” はスゲー名曲だ。僕はこの曲にコンテンポラリーなソウルのセンスを感じてて、そういうところが田中的には鬱陶しいかも知れない。

っていうのは田中にはSIDE-Aに書いた、音楽のインプットとアウトプットの話をしてたんだ。それをどうも、僕が古いものを聴けって言ってるように捉えてるのかな。
 古くなくてもいい、例えばBillie EilishやFKA twigsやJanelle Monaeみたいに、リアルタイムに生まれてくる音楽に回答してくことは表現者の責務だと思うんだよ。古い音楽、ルーツについても出てきた時は新しい鮮度を持ってた訳で、それに時間差で回答してもいい。つまりコピーのコピーじゃつまんない。オリジナルに回答する力がある音楽家だと思う。

さらにもう一組日々かりめろ。ギタリストとパーカッショニストの男女デュオ。
 主に女性ギタリストがボーカルを取るけど、パーカッショニストがリードボーカルを取る曲もある。MCもパーカッショニストで、彼がリードしてるのかな。白髪交じりのおじさんだと思ったら年下でびっくりした。ギタリストもいまどき見ない昭和なパーマとファッションが馴染んでる。いなたいグルーヴですごくよかった。ディープサウスな感じ。

この日の出演者はみんな地方出身を押してくる。日々かりめろにも「里山はあの頃のままあります」的な曲があった。東京者としては、バブルの時代に長渕剛みたいなのが「死にたいくらい憧れた花の都大東京」って土足で踏み込んできて、ITバブルの時代に堀江貴文みたいなのが「ちょっおかしくないですか」って土足で踏み込んできて、地価があがって原住民は相続税が払えなくなって去るのみ、街は迷宮に改造されてもう故郷の痕跡はなにもないんだ。っていう悲哀を歌えるのはMoonridersくらいしかいない。

日々かりめろの曲はみんな手拍子で歌える。カホーンもシンバルもバシバシ叩く。カホーンの中にはブルース・ブラザーズのミニカーがあった。わかってらっしゃる。

だいぶ飲んで帰った。Marvin GayeはNat King Coleになりたい人だったのか。「この世界の (さらにいくつもの) 片隅に」のクレジットの確認が来たんでながめてたら、細馬宏通さんのお名前を発見した。
 New OrderのO.A.に石野卓球さんが決まって喜んでたら、そのために開場・開演時間が30分早まるって連絡がきて、マジかってなった。

プリンターのトラブルで徹夜になった。何度も書いてるけど印刷はプロフェッショナルな作業で、そもそも家庭用プリンターを売るのはどうなのか。毎回ネットプリントでセブンイレブンに走ったほうがトータルなコストパフォーマンスがいいような気がする。
 サポートセンターが午前10時にならないと電話受付をしない。万策尽きて、すごい出遅れてアンタッチャブルのサプライズ復活を観た。切れ味そのままで面白い。時間つぶしにアンタッチャブルの動画を漁った。これが一番好きだな

30日。11月30日問題っていうのがあって、つまり洋邦問わず魅力的なミュージシャンがこの日に示し合わせたように東京でライブするんだ。みんな困惑してた。僕は迷わずamiinAを選んだ。苗場に行ってる方々も楽しそうだけどな。
 前日徹夜だったんでカウンセリングはごめんなさい。2時間だけ寝て青山月見ル君想フへ。千代田線が新車の香りだった。月見ルは月があるのとフードがあるのとWi-Fiがあるのとカウンターのお姉さんが可愛いのがいいな。

対バンの開花は、アカペラから始まってコーラスアレンジが素晴らしかった。曲もよくて下品な音を使わないのも気に入った。メンバー構成は6人組で、中学生が4人、高1がひとり、高3がひとりっていう不思議なバランス。中学生のメンバーはまだ声や顔が出来てない。ルックスもボーカルも高3の娘が圧倒的だった。みんな成長してアレンジャーの意図通りのコーラスになったら恐ろしいことになる。
 もう一組の対バンはハードなのに4人中2人がメガネ。心地よく聴いたけど苦悩のうめき声が限りなくあえぎ声っぽくてこれ大丈夫なのかよと思った。

amiinAは攻めたセットリスト。アルバム最後の “Discovery” を最初に持ってきた。アルバム “Discovery” はループになってて、最後のタイトル曲は1曲目の静かなピアノインスト “zion” に繋がるんだ。ってことは1曲目が静かに終わる。Wonder Traveller!!! OKINAWAの雪辱のために、沖縄に行くまで前の振付は封印して新しい振付にしたという。
 「いつもなかなか聴けない曲をやります」と言って、定番の ”Jubilee” や ”Signal” の合間に “monochrome” や “cosmos” を。”Canvas” で大団円かと思いきやの “Atlus”。

ボーカルがシャープしててっていうのは決して下手なわけじゃなくて、amiinAの歌詞世界が描き出す人生の旅立ちのもどかしさを表現してた。プロデューサー齊藤州一さんの作り出したイメージが、詞にも曲にもサウンドにも振付にも衣装にも込められてて、amiinAの2人はやらされてる感なくその世界を表現する強い意志を持ってる。
 とにかく観てて胸が高鳴るよ。観客の振りも腕を挙げる動作が多くて、踊ってるうちに恍惚の世界に連れてってくれる。魔法のユニットだし魔法のプロジェクトだ。客電がついてもアンコールの拍手が鳴り止まなかった。

amiinAの2人に、レコードとポータブルレコードプレイヤーをプレゼントしてみた。アイドルには可愛いアクセサリーやコスメやお菓子をあげた方が喜んでもらえることくらい知ってる。そういう機会はいつでもある。彼女たちをミュージシャンとして尊敬してるが故のチョイスだ。詳細な聴き方マニュアルも書いた。かなりチャレンジングだけどどうかな?
 彼女たちが聴いてくれて気に入ってくれて、NegiccoMeguちゃんがアナログに興味を持ってDJ Meguとしての活動を始めたみたいに、何かが起きないかなと思ってる。

ふぉー多摩村さむい!!

12月1日。非常に久しぶりにぐっすり (Good Sleep) 寝た。いわゆる暦の上ではディセンバーなのだ。
 やっぱり音楽と猫のことを考えるのが一番しあわせ。つまり好きな音楽かけて猫を抱いてるいま最強。

さわひろ子@東京ゲストハウス王子ミュージックラウンジへ。
 半年前のワンマンで声が殆ど出なくなっちゃって、それでも最後まで歌い通して「同じメンバー同じ場所でリベンジします、皆さんを招待させてください」と。雪辱を晴らすような素晴らしいライブだった。けど決してやり直しではなくて、そのぶん進化したさわひろ子さんを観せてくれた。1曲めが始まった瞬間からこれはいいライブになると思った。はらかなこさんPf.、横山渉さんBa.、まぁびぃさんPer.のバンドがすごくいいのは言わずもがな。

水滴や色水、落ち葉や枝を使った幻燈に照らされた真っ白な衣装の4人。「夜明けの晩」に閉じ込められたわたしの物語を紡ぎながらライブは進む。さわさんの声の柔らかさと強さと優しさ、全身を使った表現力が溢れかえってた。躍動感と母性を感じさせるぬくもりのコントラストが見事。普遍的な作曲力と、言葉や曲の良さがちゃんと届く歌。これがさわひろ子ですってライブだった。
 アンコールでは大きなモニターが現れて、”玉響” のMVをお披露目。さわさんの表情がとってもよく映ってた。バイオリニストのあすなさんが登場してHappy Birthday、消せない花火を吹き消そうとするさわさん。締めはクリスマスの歌。幸せな時間だった。

ナスカの痴情ェさん。「自分の好きな曲を選択し『マイ・ベスト』と銘打って好きな子に届ければ思いは届くと、20世紀、多くの男子中学生男子高校生の屍体の山を築いた『カセットテープ』を発明した奴は地獄に落ちて欲しい」。これ47歳になってもCDでやってるわ...最近はCDプレイヤー持ってない女子が多くて悲しい。プレイリストじゃ響かない。
 最近美術展に行けてないなあ。いい絵を観たい。フランシス・ベーコン展やってるの!? と思ったらポンピドゥーセンターだってさ。

2日。前の日から喉に痛みがあったんだけど、完全に風邪ひいた。風邪薬飲んで一日寝込んでた。精神的にはぜんぜん楽。風邪は鬱の10000倍楽。ただ薬で眠くなる。
 聴き逃してたラジオを聴いた。すごく面白い指摘があった。メール書いてみた。

3日。知り合いにこの日誕生日の人の多さ。風邪まずまず。昼間の用事はごめんなさいして体調を整えて夜に臨んだ。

月刊今川宇宙お誕生日会にして最終回。まずはなんで月刊をやめるのかの12分の手紙の朗読から。要約すると、23歳というのは宇宙くんにとって特別な年齢だった。っていうのは幼い頃にガチ恋した二次元キャラの設定が決まってなくて、宇宙くんの中では23歳だったってこと。それと比べていまの自分はどうかってこと。
 いろんな表現活動をしてきたけど、いまは演劇にやりがいを感じていて、焦点をそこに合わせて結果を出したい。バンドとイラストはやる。それ以外のリソースは演劇に回すってこと。「頑張るって柄じゃないけど頑張ってみるよ」と。

過去との決別だし未来の選択だし、でも宇宙くんは宇宙くんだからね。かっこいいなと思った。意志を尊重したいし応援したい。次の舞台、劇団大人の麦茶の「やっと味がする。」チケットはこちらから。ゲストは小林司さん。穏やかそうな方だった。ファンが作ったZINEが素晴らしいクオリティだった。
 終わった頃にたかしUNDERSTANDがやってきて音楽談義。最初はブリティッシュとアメリカンどっちなのみたいな軽いところから、SIDE-Aに書いた音楽を聴かないミュージシャンの話。人間関係の話。たかしは「宇宙くんは聴いてこなかったタイプと思うよ」と。そうかも。でも僕は、少なくとも吸収する意欲と柔軟性は強くあると想う。

4日。風邪まずまず。猛烈に眠いが...出掛けねば。もろもろ用事を片付けて、Manu Katche@東京COTTON CLUBへ。

Manu Katcheはコートジボワールとフランスのハーフのドラマーで、Peter Gabrielの “So” 以降のすべての楽曲やStingの一連の作品、ジャズ畑でも活躍した。シンガーとしても素晴らしいアルバムをたくさん出してる。
 Billboard LiveやBLUE NOTE TOKYOに初めて行った時もびびったけど、COTTON CLUBもビビった。まず入口がわかんない。ヒューガルデンやギネスがあるのが嬉しい。食事ももちろん美味しかった。

さてライブだよ。ドローン音からシンバルロール、大胆なタム回しから8ビート叩くだけでスゲー良いグルーヴでかっこよくて笑っちゃった。とにかくフィルが多くて、でも同じフィルは叩かない。アイデア豊かでバラエティ豊かで的確。時に繊細で時に豪快。
 ジャンルとしてはエクスペリメンタルなジャズファンク。独特のリズムのハネがあってとっても気持ちいい。っていうのは練習の賜物なんだろうな。肉体的な鍛錬で出来上がった音楽の喜びだ。同期を使っててボーカルも基本同期、ちょっとしたフレーズを歌うくらいで基本ドラムに徹した。スネアのチューニングが高くてシンバルをたくさん並べてた。

バンドはEg,、Key,、Ba,。ギターとキーボードは現代的な色を添えるくらいの感じで、Manuのリズムの癖を知り尽くしたベーシストが大活躍してた。61歳になっても新鮮な音楽を演奏してることに希望を感じた。
 もっと神経質な方かと思ってたけど、大きく手拍子を煽って盛り上げたり、終始笑顔で楽しそうに演奏してたのが印象的だった。MCのたびにハンドマイクで前に出てきて喋るサービス精神もあった。ソロがまた本当に楽しそうで、ドラムって楽器が好きなんだな。Ringo Starrみたいにフィルで揺らぐドラマーも好きだけど、豪快かつ的確なManuのドラムかっこいいわ。気持ちいいリズムは体にいい。

いま61歳で、“So” のリリースは1986年だから20代だったってことだよね。成し遂げたものが違いすぎる。プレイヤーとして脂が乗ってる時期ってあると思う。僕が10代の頃にブートで散々聞いた “So” のツアーの演奏と比べて、この日生で観た迫力ある演奏は決して衰えてなかった。今年のライブのオフィシャル動画があった。2分54秒あたりからがアツい。ドラムソロはこんな感じ
 ところでManuのドラムはヤマハ製だった。日本のミュージシャンはなかなか海外に行けないけど、楽器はどんどん海外に行ってるなあ。シンセサイザーやピアノはもちろん、ドラムもヤマハなんだーって。

無性に冷奴が食べたくなって帰って食べた。タイムラインにはU2に行った人がたくさん。”The Joshua Tree” は好きでよく聴いたな。チケット取れなかったんだ。でもManu Kache観れてよかった。

5日。空気が乾燥してる。加湿器頑張れ。また障害者支援センターのフィットネスプログラムを休んで寝込んでた。風邪治んないな。基礎体力がない。タイムラインに来年の告知が増えてきた。新しいPARCOが予想に反して楽しそうだ。
 こないだ文学フリマで頒布したワタナベスグルさん編集のZINE「希釈2019」のネット販売が始まった。ぜんぶ読んだけど方向性がバラバラなようでいて通じるところがあって面白かった。ついでみたいに僕も寄稿してます。ぜひ!!

6日。相変わらず空気が乾燥して喉が渇く。ニュースで復元不可能とされてるデータも世界最悪級の流出と言われてるデータも、僕が昔勤めてた会社が関わってるぽい。
 なんとCHAIとamiinAのライブがバッティングしてる。迷わずamiinAに行きますが。相変わらずやるべきことが目詰まり起こしてるんで、とりあえず猫を揉んだ。

お前が非モテなのは顔でも金のせいでもなく人格のせい!」って記事を読んだ。「イジメっ子はモテる。これはクラスカースト下位の陰キャとして灰色の青春を送った非モテなら誰もが分かってる話だろう」。「『イジメ行為はそれ自体が女性に性的魅力を感じさせる』ということだ。これもクラスカート最下位の陰キャキモ男として、陽キャの暴虐に熱を上げる女子を見ていた非モテなら誰もが分かってる話だろう」。
 ただの僻みじゃなくて、研究結果に基づいたコラムだ。そしてイジメっ子≒スポーツマン≒ヤンキーと言えるだろう。

その続き。「『男性の人格においてモテ・非モテを分けるのは暴力性である』に対する補遺」。「女性達は本人が自己申告するフェミニスト度 (男女は平等であるべきという信念) が高いほど『男女平等的な態度をとる男性』を志向すると思われていたが、実際はフェミニスト度が高いほど性差別的な男性に魅力を感じていたことが明らかになった。このように、人間は性愛において主観における自己認識は客観的現実と符号するとは限らないのだ」。
 そうなんだよ。本当に誠実な男はモテないし出世もしないの。

主観と本心の違いについて、マクドナルドにどんなメニューが欲しいかアンケートを取るとサラダって返ってくるけど、実際にサラダは売れないって例を挙げてた。誠実な男性がいいっていいつつ、実際はイジメっ子やスポーツマンやヤンキーが勝つ。僕はマックに行かないでモスに行ってこだわりサラダを食べる。
 それからよくタレントが、イジメに悩んでる子供たちに「スクールカーストなんて小さな世界、大人になれば開放されるよ」って言うけどそれも間違い。タレントは才能があったから抜け出せたんだ。おおよそスクールカーストのまま人生は進んで行く。

7日。寒いし風邪治んないけど頑張ってカウンセリングに行った。カウンセラーさんの都合や国民の祝日や僕の体調で、下手すると1ヶ月くらい穴が空いちゃうから。
 SIDE-Aに書いたこと、自分のリソースの分配について考え直す話をした。いま部屋が致命的に汚いし、Mix CDをくださいのメールをそうとう長いことお待たせしてるし、ましてや自分の表現にとてもたどり着けない。プライオリティを見直しますと。言いながら延々日記を書いてるわけだけど。この日記は表現とは違うんだ。

SIDE-Cに続く。

12月7日 SIDE-C 中村哲医師のこと

アフガニスタンで銃撃された中村哲医師死亡」。「アフガニスタンで長年、農業用水路の建設など復興に携わってきた医師の中村哲さんが4日、東部ナンガルハル州を車で移動中に何者かに銃撃され、病院で手当てを受けていましたが、死亡しました」。「事件の発生を受けて、タリバンは声明を出し、『今回、ジャララバードで起きた事件について関与を否定する。日本のNGOはわれわれの土地でこれまで復興支援に取り組んできており、攻撃の対象にしたことは一切ない』として、犯行への関与を否定しました」。

中村哲さんはアフガニスタンで農地の再生などに取り組んでいる福岡市のNGO「ペシャワール会」の現地代表の医師です。福岡市出身で35年前、パキスタンのペシャワルに赴任したのをきっかけにパキスタンと隣国のアフガニスタンで医療支援を行ってきました。16年前からは干魃で苦しむアフガニスタンの人たちを助けようと用水路の整備など、農地の再生にも取り組んできました。こうした活動が評価されて中村さんはアフガニスタン政府から名誉国民に認定され、ことし10月、市民証が授与されました」。

中村さんは、2003年には『アジアのノーベル賞』とも言われるフィリピンのマグサイサイ賞を贈られました。また2009年には『福岡市市民国際貢献賞』を贈られ、中村さんは授賞式でアフガニスタンの状況について、『干魃が難民化を招き治安が悪くなっている。医療活動以前の問題だ。水と食べ物があればほとんどの病気が予防できるので、干ばつ問題に取り組んできた』としたうえで、『治安の悪化で一時的に活動ができなくなるかもしれないが、現地での仕事は続けていきたい』と話していました」。

中村さんは、紛争が絶えないアフガニスタンから逃れた難民の支援にも力を尽くし、2003年にはアジアの発展に貢献した人や団体に贈られるマグサイサイ賞を受賞しています。授賞式で中村さんは『戦争反対と言うと、直ちに反米的だなどと言われる世の中でも、素直に私たちの平和への思いを評価してくれたことが非常にうれしかった』として喜びを述べていました」。
 この事件を受けて、アラビア語のナカムラのハッシュタグで、アフガニスタンの方々が中村さんへの感謝の言葉と日本に対する謝罪の言葉をツイートした。

中村哲さんに聞いた アフガニスタンという国で、9条をバックボーンに活動を続けてきた」。「日本は、軍事力を用いない分野での貢献や援助を果たすべきなんです。現地で活動していると、力の虚しさ、というのがほんとうに身に沁みます。銃で押さえ込めば、銃で反撃されます。当たり前のことです。でも、ようやく流れ始めた用水路を、誰が破壊しますか。緑色に復活した農地に、誰が爆弾を撃ち込みたいと思いますか。それを造ったのが日本人だと分かれば、少し失われた親日感情はすぐに戻ってきます。それが、ほんとうの外交じゃないかと、僕は確信しているんですが」。

日本の憲法、ことに憲法9条というものの存在も大きいと思っています」。「昨年、アフガニスタンの外務大臣が日本を訪問しましたね。そのとき、彼が平和憲法に触れた発言をしていました。アフガンの人たちみんなが、平和憲法やとりわけ9条について知っているわけではありません。でも、外相は『日本にはそういう憲法がある。だから、アフガニスタンとしては、日本に軍事活動を期待しているわけではない。日本は民生分野で平和的な活動を通じて、我々のために素晴らしい活動をしてくれると信じている』というようなことを語っていたんですね」。「ある意味『美しき誤解』かもしれませんが、そういうふうに、日本の平和的なイメージが非常な好印象を、アフガンの人たちに与えていることは事実です」。

インタビュー : アフガン復興を支える NGO『ペシャワール会』現地代表・中村哲さん (朝日新聞2016年01月30日付) 」。
 「1980年代から90年代は医療支援でしたが、今は灌漑事業が中心です。お医者さんがなぜ用水路を引くのですか?『農業の復興が国造りの最も重要な基盤だからです。2000年からアフガニスタンは記録的な干魃に襲われ、水不足で作物が育たず、何百万という農民が村を捨てました。栄養失調になった子が泥水をすすり、下痢でいとも簡単に死ぬ。診療待ちの間に母親の腕の中で次々に冷たくなるのです』」。「『医者は病気は治せても、飢えや渇きは治せない。清潔な水を求めて1600本の井戸を掘り、一時は好転しました。しかし地下水位は下がるし、農業用水としては絶対量が足らない。そこで大河から水を引き、砂漠化した農地を復活させようと考えたのです。合言葉は『100の診療所より1本の用水路』でした」』。「『まずは食うことです。彼らの唯一にして最大の望みは『故郷で家族と毎日3度のメシを食べる』です。国民の8割が農民です。農業が復活すれば外国軍や武装勢力に兵士として雇われる必要もなく、平和が戻る。『衣食足りて礼節を知る』です』」。

『ヒーロー』の出現を待望しないこと」。安田菜津紀さん。
 「思えば私自身、取材中『どこの国から来たんだ?』とシリアから逃れてきた人々に尋ねられ、『日本だ』と答えると、歓迎されることが多々ありました。日本は攻撃を加えない国だから、と。けれども今、そんな私たちの『強み』が揺らいでいるのでは、と中村さんは警鐘を鳴らしていたように思います」。「同時に、思うのです。私たちに残された宿題とはなんだろうか、と。それは限られた『すごい人』、つまりヒーロー、ヒロインを待望しない、ということではないかと感じます」。「中村さんをはじめ、共に活動してきた方々の功績は計り知れません。だからこそ『すごい人がまた出てきて、すごいことをしてくれるように』と他人任せであっていいのだろうか、と改めて思うのです」。

中村哲さん死亡 憲法の理念を体現した」。
 「政府が人道復興支援を名目に、自衛隊を派遣するためのイラク特措法を成立させた後は、活動用車両から日の丸を取り外した。米国を支援したことで、テロの標的になるという判断だった。現地での活動は続けた。『活動できるのは、日本の軍人が戦闘に参加しないから。九条はまだ辛うじて力を放ち、自分を守ってくれている』。2013年、本紙の取材にそう語っている」。「2018年には、アフガニスタンから、日本の民間人としては異例の勲章を受けた。緑化のための用水路建設や、長年の医療活動が高く評価された。国連難民高等弁務官として難民支援に貢献し、先日亡くなった緒方貞子さんとともに、日本が目指すべき国際貢献の姿として、その光を長く記憶にとどめたい」。

こんなバカな政権はない。憲法に従う義務はあるが、政権に従う義務はない」。
 「日本の政権については、こんなバカな政権はない。向こうではみな権力に対して従順でない気風がある。対照的に日本人ほど権力に弱い国はないと感じる。現政権がアフガニスタンに出現したとするなら、もう何十回か暗殺されている。その点が日本との違いだ。個人的なことをいうと憲法に従う義務はあるが、政権に従う義務はないと考えている」。

U2『命奪っても誇りは奪えない』公演で中村氏追悼」。
 「U2は、12月5日のさいたまスーパーアリーナ公演にて、アフガニスタンで銃撃されて亡くなった日本人医師・中村哲を追悼。ボノは4曲目の “Bad” の演奏中に語りはじめ、前夜のショーは素晴らしかったが、この夜は特別だと語っています。『今夜は乗り越えたい。 “transcend” をどうやって翻訳したらいいのかわからないけど、気持ちはわかる。このスポーツアリーナを大聖堂に変えてみよう』」。「バンドの呼びかけで観客が一斉にスマートフォンのライトをともして、中村さんの死を悼みました」。「『一瞬でいい、皆の思いを寄せよう。偉大なる中村哲医師に。ピース・ジャパン、ペシャワール会。偉大な、寛大な国が生んだ、偉大な1人の人間、中村哲医師を追悼して』」。「バンドはその後、Simon and Garfunkelの “The Boxer” をカヴァー。その後に “Pride (In the Name of Love) “ を演奏し、バンドは通常のセットリストに戻ります」。 “Pride (In the Name of Love) “ はそもそもマーティン・ルーサー・キング・ジュニアに捧げた曲だ。

SIDE-Dに続く

12月7日 SIDE-D 臨界点

世の中のことを。「地球が『臨界点』超える危険性、気候科学者が警鐘 『私たちに残された時間がどれほど短いか、人々はわかっていません』」。地球は緊急事態にあると、気候科学者らが警鐘を鳴らしている。複数の地球システムが連鎖的に『臨界点』を超えることで、地球全体が後戻りできなくなる可能性があるという。
 「地球システムが崩壊すれば...気温は5℃上昇し、海面は6〜9m上昇し、サンゴ礁とアマゾンの熱帯雨林は完全に失われ、地球上のほとんどの場所が居住不可能になる世界だ」。「臨界点はずっと先のことだろうと思われてきましたが、すでに差しかかりつつあるのです。恐ろしいことです」。

エジプトで発見、ライオンのミイラはなぜ珍しいか 何百万の動物をミイラにした古代エジプトで、ライオンはこれまで1体だけだった」。前の日記に、猫は崇拝の対象だったから大きな猫としてライオンもミイラ化したのかしらとか適当なこと書いちゃった。
 「古代エジプトでは、ライオンは太陽とファラオ、つまり生死を司る最も強力な要素と結びついていた。やがてエジプトが乾燥し、群れが南へと移動した後も、ライオンはエジプト文化において特別な存在であり続けた」。「ライオンが1つの神に強く関連づけられることはなかった。トキがトト神、ジャッカルがアヌビス神と結びつけられたのとは対照的だ」。「特定の神や崇拝対象との結びつきがないことこそ、他の動物に比べてライオンのミイラの発見が極端に少ない理由かもしれないとも語る」。

若者や女性に多い 顔の表情でネコの気持ちわかる人 ネコの気持ちがわかる『キャットウィスパラー』は存在することが最新研究でも判明」。
 「ネコの顔の表情から気持ちを読み取れる能力をもつ人、巷間で『キャットウィスパラー』と呼ばれる人々が、確かにいることがわかった」。「ネコの表情を撮った短い映像を2-20本見てもらい、ネコの機嫌が良いと思うか悪いと思うかを回答してもらった。20点満点で、結果は平均11.85点。つまり、確率的にはまぐれ当たりよりも少し良い程度だ」。「被験者の約13%は、ネコの感情を読み取るのが非常にうまく、20本の映像のうち15本以上正解した人がいた。若い人、女性、動物医療に従事経験がある人ほど得点は高かった。現在ネコを飼っているかどうかは、ネコの気持ちがわかる能力と関係ない」。簡易テストを受けてみた。正解率87.5%だった。僕はキャットウィスパラーらしい。

深刻な感染症、森林破壊のせいで増加 マラリア、ライム病、ニパウイルス…新たな感染症が流行するおそれも」。インドネシアで大火災があって木が実をつけられなくなり、それを食べるオオコウモリがほかの土地に飛び去った。このとき病原菌も森の外に出た。
 「年間40万人以上の死者を出すマラリアは、蚊が媒介するマラリア原虫による感染症で、長い間、森林伐採と深く関連していると言われてきた。多くのウイルスが、森の中では宿主に害を与えず共存しているのは、その動物たちがウイルスとともに進化してきたからだ。しかし人間は、森林に進出したり、森林環境を変えたりすることによって、意図せず病原体の宿主になってしまうことがある」。

謎の断層を発見、既存の海底ケーブルを流用で 既存インフラで海底観測網を一気に広げるかもしれない画期的な手法」。海底の断層地図は穴だらけ。どこに断層があるかわからない。ところがいまあなたがこの日記を読んでる光ファイバーケーブルで調べられる。「今や、光ファイバーケーブルは地球をぐるぐる巻きにしている」。
 「光ファイバーケーブルにレーザーパルスを連続的に発信することで、ケーブルのそばで起きた振動を検知、地震が発生した場所を特定したり、新しい断層構造を発見したりできる」。「この手法では、2m間隔で地震計を設置したのと同じ情報を得ることができます。空間分解能は現在の100倍以上になるでしょう」。

たらればさん。「『現実では会えないからせめて夢に出てきてほしい』という恋歌は昔からたくさん詠まれてるけど、小野小町先輩の『いとせめて 恋しき時はむばたまの 夜の衣をかへしてぞ着る』=会いたくてたまらないので寝間着を裏返して寝る (と自分が好きな人の夢に出る言い伝えがあった) は、可愛すぎて悶絶する。待ってない。行く。出てくるのを待つんじゃなくて、出る。こういうところ大好き (すみませんちょっと編集した) 」。
 「映画『E.T.』のE.T.と大人になったエリオットが再会。エリオットは映画と同じ俳優ヘンリー・トーマスが再び演じています」。Xfinityが感謝祭にあわせて作ったCMが話題になった。ヤバいこれ泣くやつ。スピルバーグは関わってるのかな?

『タッチ』の南ちゃんは本当は何者だったのか」 。非常に面白かった。30年以上タッチという作品とあだち充先生を誤解してた。「『タッチ』を語る時によく引用される話だが、あだち充には同じく漫画家の兄がいる。彼の才能を見いだし、彼の庇護者となったのはその兄である」。「なぜあだち充がそれほどまでの決意で『弟が死に、兄が生きる』物語を描いたのか、柏葉英二郎という兄に劣等感を持つ弟を登場させたのか、なぜ聖書のカインとアベルのように兄弟の物語を繰り返し描いたのか、それは彼以外にはわからない」。
 「『未来のアラブ人』として育てられた少年は、フランスで漫画家になった」。世界的ベストセラーになったマンガの作者は吾妻ひでお先生のファンだった。

エヴァ制作のガイナックス社長、声優志望少女の裸撮影『芸能人としての訓練』」。「声優を目指して所属契約をしていた10歳代後半の少女に『芸能人として撮られるための訓練だ』と言って裸の写真を撮ったほか、『足がむくんでいるからマッサージをする』などと言って体を触った疑い」。ガイナックスって会社はめんどくさい。NHKだけ「現在の『エヴァンゲリオン』の続編は別の会社が制作しています」って注意書きを入れた。
 「サンタの歴史 : 聖ニコラウスが今の姿になるまで ギリシャから北欧を経て世界に広まったサンタクロースの歴史」。モデルの人物は3人の幼い少女を売春婦から救って、結婚するときの持参金にできるように借金を抱えた父に金をこっそり届けたらしい。もうひとつはバラバラ殺人にされた3人の少年を生き返らせたらしい。それは信憑性どうなの。

スマホを捨てよ、旅に出よう」。春名風花さん。前の日記に書いた、映画を観る時間の長さと話の難しさに耐えられなくて映画館でスマホを観ちゃう人の話。
 「『作品の見方が分かっていない』人が増えたんじゃないかなあと。映画や演劇の中にどっぷり入るのではなく、『あーこういうあらすじなんだなー』って、誰が出ててああしたとかこうしたとか、記号としての情報を手に入れに来ているだけじゃないのかなーと」。「俗世との連絡手段を絶つことで、はじめて観客は二時間の旅に出ることが出来る。こんなに大勢の人たちと同じ夢を見ることが出来る、このチケットは、そのための切符なんですよ。これから映画館や劇場で起こることを、登場人物と一緒の世界で味わってこそ、映画館や劇場に行く価値がある」。「あなたたちは旅に出る切符を買ったのに、一歩も旅に出ないまま家に帰ってしまっている!!って事に、まず気づいて欲しいです」。

衆院法制局が見解 ひきこもりの引き出しビジネス『犯罪に該当する可能性が高い』」。
 これも前の日記から続く話題。「逮捕監禁罪ですとか暴行、傷害に該当する可能性が高いので、現行の刑法を厳格に適用していただくことが考えられる」。「引き出し屋といわれている業者が、自立支援の施設だけではなくて、精神科の病院と結託している。自立支援を拒否したりすると、病院に無理やり連れていくというやり方をしている。施設と病院の密接な関係があることを述べさせていただく」。「本人が、支援を拒否する権利はあるのではないか。嫌がっているのに無理やり連れて行く、監禁する、そして無理やり就労させる。これらを拒否する権利を否定しているのが、引き出し業者」。

斎藤環さん。「引き出し屋はしょせん裏稼業なので、まっとうな確定申告はしていないに決まっているから、高額の初期費用のクーリングオフに応じないなら国税局に告発して潰すという方法もあります」。やり方はここ
 「日本の司法の現場では『家族』と『業者』の同意があれば、拉致監禁をしてもお咎めなし、が普通」。「あなたの親に悪意と行動力さえあれば、あなた自身も拉致される可能性がある。警察に逃げても相手にされない。警察は『親』と『夫』の言葉を常に優先する」。

ひきこもり『自立支援施設』職員らを刑事告訴 監禁後、精神病院で身体拘束『言い知れぬ恐怖に襲われた』」。
 「高橋さんは監禁された後、精神病院でオムツをつけられ、身体拘束を受けた上に50日間入院させられたという。『悪質な業者と精神病院は、現在も白昼堂々、深刻な人権侵害を行っている』と訴えている」。「高橋さんは『拘束初日は、排泄物の処理すらしてもらえず放置され『とんでもないところに来てしまった。これから自分は何をされるのか』と、言い知れぬ恐怖に襲われた』と振り返る。その後もほとんど何の治療行為もないまま、50日にわたって入院させられたという」。「弁護団長を務める宇都宮健児弁護士は『病院は施設と結託し、施設側の指示に従わせる目的で男性を長期間入院させた。犯罪なのはもちろん、医療従事者としてもあるまじき行為だ』と批判する」。

斎藤環さん。「理由があれば合法的に成人の行動を制限できる職業は、警察官と精神科指定医くらい。高い倫理性が求められる職業だが、実際にはこのように濫用されている。この件に関与した医師の指定医資格は剥奪されてしかるべき」。「あけぼのばし自立研修センターの拉致監禁行為をサポートしていた精神科病院は成仁病院とのこと。院長はなんと『春日武彦』氏」。

アマゾンの制裁で会社を潰しかけた36歳の告白 月500万円の売上がアカウント停止後に凍結」。
 「はじめは何のことかまったく訳がわかりませんでした。僕が、どの商品が著作権を侵害しているんですか、権利者はだれですか、と尋ねても、答えはないし、こちらが今後はすべての商品で相乗りをやめます、という改善策を出しても、それでは不十分だ、という答えが返ってきたんです。アマゾンは最初から僕のアカウントを閉鎖するつもりで、のれんに腕押しの対応でした。汚いやり方だ、と思いました」。「アカウント閉鎖を判断するのは『全知全能の神』であるアカウントスペシャリストであり、個人名はない。連絡する電話番号もない。永井が私に見せてくれた長々とつづくメールのやり取りを読んでも、こうした状況を打開するのは、ほとんど不可能にみえた」。

三菱電機 新入社員自殺『死ねと言われた』上司を書類送検」。
 「三菱電機の新入社員の男性が上司からのいじめを訴える趣旨のメモを残して自殺し、警察がこの30代の上司を自殺を教唆した疑いで書類送検していたことが分かりました」。「三菱電機をめぐっては、新入社員の男性がいじめや嫌がらせが原因で自殺したとして、おととし、両親が東京地方裁判所に提訴したほか、兵庫県豊岡市の工場に勤務していた子会社の男性社員について、ことし10月、過労による労災が認められています」。

ショッピングサイト決済時だけ偽画面 クレジット情報を盗む」。「カード情報を盗まれても買い物ができているので被害に気付きにくいが、エラーメッセージが出るなどした場合、注意してほしい」。漠然とした注意だな、怖い。
 「Excelにスクリーンショットを貼り付ける仕事で鬱病になった話」。「仕事があるだけありがたいと思え」「こういう存在は会社側は困る」「鬱は甘え」「これだから理系は」的なコメント群を読んで、この国が没落する理由がよくわかった。

めんどくせー政治の話を。小田嶋隆さん。「官僚にとって作成した文書をシュレッダーにかけることは、料理人にとっての残飯処理や医療従事者にとっての霊安室送りと同じく、不本意な作業であるはずなのだが、現政権下の官僚は、『立案→実行→記録→保管』という行政の過程を全否定する文書裁断の業務に生きがいを感じているように見える」。

安倍総理の公式文書と大型シュレッダーをめぐる奇妙な物語」。「ワシントンポストが『南スーダン日報隠し』や『加計学園スキャンダル』に触れた上で『安倍氏は日本最長の首相になったが、地元支持者を接待するために国民の税金を使ったと非難されている』と世界に向けて打電した」。内田樹さん。「『反社会的勢力』ってorganized crime groupって訳されているんですね。『組織化された犯罪集団』。定義としてはこれで過不足ないんじゃないかな。『反社会的』という奇妙な語を充てたのは、定義を曖昧にして恣意的に運用するためでは...とつい邪推」。

『首相の思い上がりのあらわれ』米紙、安倍政権の公文書廃棄問題を痛烈に批判『桜を見る会』問題」。「不都合な事実を隠蔽するために、書類を改ざんし、廃棄することはパターン化しているようです。彼らは、ルールを前の状態に戻し、公文書を出さずに済む方法を探そうとしていたようです。つまり、ルール破りとルール変更をごちゃ混ぜにしている。安倍氏が7年以上、首相として、政府と官僚を個人的にコントロールすることができた結果、こうなったのです」。

桜を見る会『データはサーバーに保存』しかし『復元できない』菅氏会見詳報」。「記者 : 名簿はサーバー内に情報があったと。内閣府が意図的にハードディスクまで消さなければ、消去はできない。復元できないという発言は、ハードディスクまで破棄しているということなのか 菅義偉 : 承知していません。あの、詳細については承知していません」。
 内田樹さん。「この発言は『安倍内閣は閣僚もそれをアシストする役人たちもコンピュータにかかわることはみんなよう知らんのですわ、はははご容赦ね』という意味なので、21世紀に政権を担当する資格はないと思います」。

『データ復元不可』のシンクライアント方式 桜を見る会」。
 小田嶋隆さん。「サーバーデータのバックアップ保存期間を『承知していない』一方で、保存方式が『シンクライアント方式』であること、ならびにその場合サーバーにデータが保存されないこと、およびバックアップ保存期間を過ぎたデータが復元不可能なことは、『承知して』いるわけなのだな」。「いまとなっては、名簿に何が書いてあったのかはともかくとして、憲政史上類を見ない稚拙な弁解を並べ立てつつ、名簿を存在をあらゆる手段を使って消去しようとしている政権中枢の人間たちの立ち回り方の醜さばかりが印象に残る結果になっている。個人的に、ここまで醜悪な内閣は見たことがない」。

桜を見る会に反社会勢力、認める 菅氏『結果的に入ったのだろう』」。「菅義偉官房長官は26日の記者会見で、首相主催の『桜を見る会』に反社会的勢力が出席していたとの指摘について『出席は把握していなかったが、結果的には入ったのだろう』と述べた」。ナスカの痴情ェさん。「芸能人がコカインをパンツの中に隠して『なんで中に入っていたのか分からない』と言えば叩かれるが、官房長官が『何でか分からないが結果的に入っていた』と言えば許されるんだな」。

『反社の皆様が出席されたか、回答控える』官房副長官」。「西村明宏官房副長官は会見で、『反社会的勢力のみなさまが出席されたかどうかは、個人に関する情報であるため、回答を差し控えたい』と述べた」。室田尚子さん。「この人にあるのは『回答を差し控える権利』じゃなくて『説明する義務』なんじゃないんですか?」。小田嶋隆さん。「つまりアレだ。反社の皆様が出席されていたのかどうかは、大切な反社の皆様の個人情報にかかわる大切な問題なので、おまいら雑魚なうえにも雑魚な国民どもには教えられないのでよろしくよろしく、ってなことなわけだよな?」。

望月衣塑子さん。「2010年民主党政権の桜を見る会の開催要領には、招待者について『国民から疑惑持たれないよう十分考慮して選考するように』との但し書き、招待者名簿も『情報公開請求により今後は名簿全体を公開することも考えられる』と明記。この時と比べると招待者の在り方も情報公開の在り方も大きく後退している」。

立ち入り先延ばし、政治的配慮か ジャパンライフで『政府資料』桜を見る会」。「マルチ商法を展開して破綻した『ジャパンライフ』について、消費者庁が2014年に政治的影響を懸念して立ち入り検査の判断を先延ばししていた可能性があることが2日分かった。野党は先送りの結果、同社元会長に15年4月の安倍晋三首相主催『桜を見る会』招待状が送られ、被害が拡大したとみている」。
 望月衣塑子さん。「先週から散々、マルチ商法で7千人のお年寄り約2千億円の被害総額が出たジャパンライフ会長を安倍首相が招待していた事は、野党ヒアリング、テレビ、新聞、ネットで散々出てるのに『名簿破棄したので、承知してない』で逃げ切ろうする菅義偉官房長官。記者と国民をあまりに愚弄してないか」。

ジャパンライフ捜索 被害相談、福島が最多 原発事故賠償金狙う?」。「磁気治療器の預託商法を展開していた『ジャパンライフ』を巡り、警視庁などが25日、特定商取引法違反の疑いで、関係先を捜索した。国民生活センターによると、同社に関する被害相談は2009年度から10年間で全国計3035件に上り、福島県での相談が最も多かった」。
 「安倍首相と元会長は35年来の知人 真の関係を裏付ける証言」。「焦点のひとつは、長年に及ぶ悪徳商法『ジャパンライフ』の山口隆祥元会長を、なぜ『首相枠』で2015年に招待したのかだ。安倍首相は『関係は一切ない』と言い切ったが、山口氏への招待状送付については否定せず。信用を与え、被害拡大の片棒を担いだ罪は重い。日刊ゲンダイの調べで、実は安倍首相と山口氏が35年来の知人だった可能性が浮上した」。

『桜を見る会』の招待状が届いたジャパンライフの元会長は安倍総理の父・晋太郎氏とも『接点』があった...!?」。望月衣塑子さん。「テレ東がスクープ。ジャパンライフの山口会長は、過去に安倍首相の父安倍晋太郎氏と繋がりがあった。首相は『妻も私も面識ない』としか答えず、何故、総理枠で山口が招かれていたか説明してない。1980年代当時、首相は晋太郎氏の秘書。国会ではマルチ商法問題視されていた。徹底追及すべき」。
 小田嶋隆さん。「しかしまあ、CIAのパシリだった人間の孫が、マルチのケツモチにおさまったのは、それはそれでふさわしいなりゆきなのだろうな」。

安倍総理、外相秘書官時代に山口氏と渡米で一緒」。
 「安倍晋三総理は今月2日の参院本会議の答弁で、マルチ商法まがいで多くの被害者を出し経営破綻したジャパンライフの山口隆祥会長が、公費で総理主催の『桜を見る会』に招待されていた問題をめぐり、山口氏との面識について『1対1で会ったことはなく、個人的な関係は一切ない』としていたが、日本共産党機関紙、赤旗は12月8日付け日曜版で安倍総理の父・安倍晋太郎氏が外務大臣をしていた際、晋三氏は外務大臣秘書官として山口氏らとともにニューヨークを表敬訪問していた、と報じた」。

安倍首相、名簿のシュレッダー処理『担当は障害者雇用の職員』と答弁 批判相次ぐ」。
 「首相主催の『桜を見る会』の招待者名簿を、野党議員が資料要求した直後に内閣府が廃棄した問題で、安倍晋三首相は名簿を廃棄したのが『障害者雇用職員』だったと2日の参院本会議で明らかにした。4月の『桜を見る会』終了後、すぐに廃棄できなかった理由の一つとして、担当職員が『障害者雇用で短時間勤務だった』ことを挙げたが、インターネット上では『障害者と公表する必要はない』『なぜ個人情報を公開するのか』などの批判が相次いでいる」。「わざわざ障害者雇用であることを持ち出すのは失礼であり、短時間勤務の職員が反論しにくい立場であることを利用した小手先の弁解だ」。

小田嶋隆さん。「『マイノリティ憑依』『弱者利権』といったあたりの言葉は、もっぱら現政権擁護派の人々が『人権』や『社会的包摂』を冷笑する文脈で多用してきたわけだけど、その彼らは、障害者を自己保身のための盾として利用している人間を目の前にして、何も言わないのだろうか」。ナスカの痴情ェさん。「安倍首相が桜を見る会名簿をシュレッダーにかけるのが遅滞したのは障害者職員が作業したからと暗示するような答弁をしたのは、ネットでよく見る『差別するなと言う方が俺を差別するな』とレイシズムを巻き散らす人間にそっくりなやり方だな」。

安倍政権とメディア幹部の『懇談』に怒り、記者達から非難轟々」。
 「『桜を見る会』に後援団体関係者らを組織的に呼び寄せ、飲み食いさせるなど、安倍政権の政治の私物化が問題となっている中、内閣記者会加盟報道各社のキャップは、今月20日、都内の中華料理店で、安倍晋三首相と懇談した。これに対し、ネット上では、権力とメディアの癒着であると、批判が相次いでいる」。「米紙ニューヨーク・タイムスの元東京支局長で、ジャーナリストのマーティン・ファクラー氏は『信じられない。桜を見る会が批判されている最中に、内閣記者クラブのキャップが今夜、安倍総理と会食したそうである。メディアの信頼性を考えていないよね』とツイート」。

筆者も仕事柄、大手メディアの記者らと接することがよくあるのでわかるのだが、記者達も、読者や視聴者のメディア不信を痛感しているし、思い悩んでいるところもある。ジャーナリストとしての社会的責任を全うしようとしている、真面目な記者達も少なくない。一方、日本の『報道の自由』を脅かしているのは、安倍政権のメディアへの圧力だけではなく、政権に忖度し、記者達の報道に介入しようとするメディア上層部の振る舞いなのだ」。
 デビット・ケイ訪日報告書より「訪問中に特別報告者が面会した多くのジャーナリストは,報道を政府の政策上の意向に合わせるための政府による干渉があり,またそれが (メディア) 経営により助長されている旨説明した。特別報告者は,政府指導者とメディア幹部の間の不適切な緊密性についての不満の声を聞いた」。

『記憶ない』繰り返す東電元社長、検事が突きつけたメモ」。「福島第一原発事故が発生したときの東京電力社長、清水正孝は、事故発生2年後、2013年2-3月ごろに複数回、業務上過失致死傷の被疑者として東京地検で検事・宮木恭子の取り調べを受け、供述調書の作成に応じた」。「宮木は問いただした。『震災以前に、打ち合わせや常務会などの場で、社内で算定した想定津波水位が従前の想定津波水位を超えること、あるいは、敷地高さを超えることについて報告を受けたことがあったのではありませんか』。清水は『そのような報告を受けた記憶が全くありません』と答えた。すると、宮木は、08年2月16日の社内会議のメモと資料を清水に示して見せた」。

メモにある会議の出席者欄には清水の名前があり、資料の4枚目に『津波高さの想定変更』という項目があった。従来の高さ5.5メートルの想定を『7.7メートル以上』に見直すとの案が書かれていた」。「出席者欄には社長の清水の名前があり、議事メモの6枚目に原子力設備管理部長の言葉として次のように記載されていた。『もっと大きな14メートル程度の津波がくる可能性があるという人もいて、前提条件となる津波をどう考えるかそこから整理する必要がある』」。「宮木が『清水さんは、実際に報告がなされた部分しか資料は読まないのですか』と尋ねると、清水は『配布資料には全て目を通すようにしていますので、当時は読んでいたのだろうと思います』と認め、弁解を加えた。『このような各論部分については、専門である原子力・立地本部に任せており、きちんと対処してくれるはずだと考えていました』」。

女川2号機、再稼働審査『合格』大震災の被災原発2基目」。
 「原子力規制委員会は27日の定例会合で、東北電力女川原発2号機の再稼働に必要な安全対策をまとめた審査書案を了承した。これにより事実上、審査に合格したこととなり、東日本大震災の被災原発としては日本原子力発電の東海第2原発に続き2基目。津波対策として国内の原発で最も高い防潮堤を建設している。2013年12月の申請以来、審査には約6年を要し、今後の意見公募などを経て正式合格する見通し」。

被災証言『内容変更求められた』教皇との集い、東日本大震災体験」。
 「事前にバチカン側に提出した原稿の一部が変更され、『この内容でお願いしたい』と頼まれていた」。「ただ、被災者らは、教皇の前では、変更前の内容を読み上げたり、自分の言葉で伝えたりした」。「25日に開かれたローマ教皇との集いで東日本大震災の体験を証言した被災者らが取材に応じ、事前にバチカン側に提出した原稿の一部が変更され、『この内容でお願いしたい』と頼まれていたことを明らかにした。ただ、被災者らは、教皇の前では、変更前の内容を読み上げたり、自分の言葉で伝えたりしたとしている」。

東電が訓練用ファクスを誤送信」。「東京電力によりますと、先月28日、柏崎刈羽原子力発電所で行われた宿直当番による事故対応の通報訓練で、発電所で火災が起きていることを伝えるファックスを本来は送る予定ではなかった原子力規制庁に誤って送っていました。これについて東京電力は『関係各所に混乱を招いて誠に申し訳ない。今後、同様のことが起きないよう再発防止を徹底したい』としています」。蓮池透さん。「もう言うことなし。いつまでも再発防止やってろ!!」。

福島『2号機ベント成功せず』原発事故で規制委検討会」。「2号機ではベントが失敗し格納容器から直接大量の放射性物質が大気中に漏れた可能性が指摘されており、それを支持した形。検討会は今後、燃料が溶けて格納容器の圧力が上がった経緯や放射性物質の放出経路を検証する」。蓮池透さん。「見出しは『2号機格納容器破損』だよ」。

『金利差が利益供与とみられても仕方ない』福井県高浜町長、借金で弁明」。
 「福井県高浜町の野瀬豊町長が、町発注事業を多数受注する県内のコンサルタント企業から、金融機関より有利な条件で1500万円を借り入れていたことが毎日新聞の取材で明らかになった。-返済期限の16年3月に完済したのか? 『一銭も返せなかった。どういう手違いか、借用書が私の手元になかったので、返済期限を正確に覚えていなかった。返す気はあったが、忙殺されていたり、個人的な事情でおカネがかかることが重なったりもした』 -借金ではなく贈与だったのでは? 『それはない。実は昨秋、町役場に対し県警による任意の調べが始まった。この企業も関係する町の事業を中心に調べていた。私の借金に起因していると感じた。それで返済計画を見直した」。

デブリ取り出し、2号機から 福島第一、21年内に 国・東電が廃炉工程改訂案」。「国と東京電力は2日、福島第一原発の廃炉工程表の改訂案をまとめ、事故で溶け落ちた核燃料 (燃料デブリ) の取り出しを2021年内に2号機から始める方針を示した。ただ、まず試験的に数グラム程度を取り出すだけで、取り出しを終える時期や、1,3号機の開始時期は示していない。廃炉完了まで「30-40年」とする工程の大枠は維持したが、課題は山積しており、道のりは遠い」。青木美希さん。「溶け落ちた核燃料をどう取り出すのか、取り出したあとどうするかもわからないまま、スケジュールが決まりました。福島第一原発でミスが多発し問題になっています。『せかされています』と現場の人が話していました。スケジュールありきで安全軽視になっていないでしょうか」。

歴史修正主義者が歴史を書き換える『本当の目的』」。
 「アメリカ『ワシントン・ポスト』紙は、日本で影響力を増す歴史修正的な考え方が東アジアにおける平和を脅かし、世界経済にも悪影響を与えかねないとはっきり指摘している」。「ひとりひとりが『個人』として自分自身の人生を生きていれば、本来はどんな集団に属していようと関係ない。そういう感覚をもっているのなら、日本人であろうとなかろうと、国籍や民族には大した意味がないと理解できるはずなんですよ」。

安倍首相、国連演説を断られる 9月の気候行動サミット」。
 「深刻さを増す地球温暖化に対処するため9月に米ニューヨークの国連本部で開かれた『気候行動サミット』で、日本政府が安倍晋三首相の演説を要望したが国連側から断られていたことが28日、分かった。二酸化炭素の排出が特に多い石炭火力発電の推進方針が支障になったという。主催したグテレス国連事務総長は開催に先立ち「美しい演説ではなく具体的な計画」を用意するよう求めていた」。

新国立競技場、年十数億円赤字も だれも『手を挙げない』民営化先送り」。「新国立の民営化計画が進まないのは、年間24億円とされる維持管理費が重くのしかかるためだ。旧国立の維持管理費は約8億円で、修繕費を計上した最後の11年収支を見ると、約140日稼働して約3億円の赤字。国は民営化で赤字削減をもくろんでいた。政府関係者は『今のままでは手を挙げるところがない』と明かす」。「小松史郎元東京都市大教授は『屋根がつけば手を挙げるところが出てくるかもしれない』と指摘する。高収益のコンサートを天候や騒音の問題に左右されず開催できるからだ。当初計画のザハ・ハディド氏のデザインはコンサートもできるよう屋根があったが、コスト削減を重視した新計画では見直された」。

『令和の不平等条約だ』日米貿易協定、『成果』に疑念」。「今国会の焦点の一つだった日米貿易協定の承認案が3日、参院外交防衛委員会で自民、公明の与党と日本維新の会の賛成多数で可決された。4日の参院本会議で成立し、来年1月日に発効する見通しだ」。「鈴木宣弘・東大院教授は、『政府は一貫して、都合の良いデータだけを開示し、不都合なデータの公表は拒んだ。その結果、国会の議論が深まらなかった』と話す」。

日本、軍艦島ユネスコ報告書から『朝鮮人強制労働』全削除」。「2日にユネスコ世界遺産センターのウェブサイトに公開された『明治日本の産業革命遺産』についての経過報告書の性格を有する『保全状況報告書』を見ても、朝鮮人強制労働被害に対する言及はない。日本政府代表は2015年の世界遺産登録当時の審議で『1940年代に朝鮮人などが『自分の意志に反して』動員され、『強制労役』したことがあった。犠牲者を追悼するため、情報センター設置などの措置を取る』と明らかにしている」。

慰安婦『兵70人に1人』と記述 外務省文書、軍関与を補強」。「在中国の日本領事館の報告書には『陸軍側は兵員70名に対し1名位の酌婦を要する意向』『軍用車に便乗南下したる特殊婦女』などの記述があった。『酌婦・特殊婦女』は別の報告書内で『娼妓と同様』『醜業を強いられ』と説明され、慰安婦を指している。専門家は『軍と外務省が国家ぐるみで慰安婦を送り込んでいたことがはっきり分かる』と指摘する」。

反安倍を叩きまくる安倍首相『宣伝工作部隊』の素性」。
 「11月20日、ついに憲政史上最長の在任日数となった安倍政権。森友問題や加計問題など、これまでも数々の騒動があったにもかかわらず、『安倍一強』を保てたのはなぜなのか。それは、官邸でも自民党でもなくただ安倍晋三首相だけに尽くす『私兵』たちの支えによるものだった」。「安倍擁護のネット論調を主導するための組織が、『自民党ネットサポーターズクラブ』だ。自民党が野党時代の2010年に設立したボランティア組織で、『ネトサポ』と呼ばれる。会員は約1万9000人。HPによると活動内容は、『インターネット等を活用した各種広報活動・情報収集活動・会員相互の交流活動』となっている」。

ネットの政治情報に詳しいジャーナリスト・梶田陽介氏が語る。『J-NSCはネットで自民党に有利な書き込みをする組織ですが、野党や批判勢力に対するネガティブキャンペーンの中心にはその会員がいるとみられている。そのやり方は、たとえば、会員が専用サイトに『立憲民主党の〇〇議員がこんなことを言っている』と書き込む。それを読んだ会員たちがネットでその議員に匿名の批判を浴びせ、ネガキャンを展開する。メディアに対する批判も多い』」。

せやろがいおじさん「法人税は下がって消費税を20%に!?」。
 これでも政治の話題そうとうに削ったんだよ。政治の話題じゃなくて汚職の話題だよね。どいつもこいつも悪いことばっかりしてめんどくせーよ。

SIDE-Eに続く。

12月7日 SIDE-E Decade

楽しい音楽の話をしよう。忙しい人は、僕のチョイスとは違うけどNME Japanが選ぶ今週聴くべきこの曲:2019/12/6を。
 年間ベストアルバムが発表される時期になってきた。BBC Radio 6 Musicの「6 Music Recommends Albums Of The Year 2019」。TIME誌の「The 10 Best Albums of 2019」。Warp Records系のオンラインショップBleepの「Top 10 Albums of the Year 2019」。Consequence of Soundの「Top 50 Albums of 2019」。Pasteの「The 50 Best Albums of 2019」。Stereogumの「The 50 Best Albums Of 2019」。Rolling Stone誌の「The 50 Best Albums of 2019」。
 さらに、Guardian誌の「The 20 best songs of 2019」。なんでこのタイミングの発表なのかよくわからないdiscogsの「The 35 Saddest Albums Of All Time」。NME JAPANの「『NME』が選ぶ、史上最高のベース・ライン10選」。The Wire誌の「2019 Rewind: the year in underground music」。ディケードベストアルバムを発表する年でもある。Rolling Stone誌の「2010s Music Decade List Aggregate」。ぜんぶひっくるめて各誌のディケイドベストアルバムをポイント化して集計した「2010s Music Decade List Aggregate」。
 Brit Awardsの新人賞候補のライブ映像が公開された。Beabadoobee “She Plays Bass”、Celeste “Strange”。Joy Crookes “Don't Let Me Down”。受賞したのはCeleste。

Robert Glasperがミックステープ “Fuck Yo Feelings” から “Gone (feat. YBN Cordae, Bilal, Herbie Hancock) ” のMVを公開した。Billie Eilishが自身の監督した “xanny” のMVを公開した。Beckがレコードストアデイ用の3inchレコード “Uneventful Days” をリリースした。Aviciiの遺作 “TIM” に収録されてる. “Fades Away (feat. Noonie Bao) ” の新バージョン “Fades Away feat. MishCatt (Tribute Concert Version) ” が公開された。The Flaming Lipsがライブアルバム “The Soft Bulletin : Live at Red Rocks (feat. The Colorado Symphony & Andre de Ridder) ” をリリースした。また、Deap Valleyとのコラボレーションアルバム “Deap Lips” から新曲 “Hope Hell High” を公開した。The Whoがアルバム “WHO” をリリースした。Courtney Barnettがライブアルバム “MTV Unplugged (Live In Melbourne) ” をリリースした。U2がリミックスEP “The Eternal Remixes - EP” をリリースした。Asgeirがアルバム “Bury The Moon” から新曲 “Lazy Giants” を公開した。RadioheadのEd O'BrienがEOB名義で新曲 “Brasil” をリリースした。豪華メンバーによるMose Allisonのトリビュートアルバム “If You're Going to the City: A Tribute to Mose Allison” がリリースされた。Bon Iverの “ii” がアナログ化される。Paul WellerがEP “In Another Room” のトレーラー映像を公開した。また新プロジェクト「Paul Weller Presents The Black Barn Sessions」をスタートさせた。エピソード1ではMiles KaneとThe Mysterinesをフィーチャー。St. Vincentがリミックスアルバム “Nina Kraviz presents MASSEDUCTION Rewired” から “Dancing With A Ghost (Pearson Sound Remix) ” を公開した。Animal CollectiveのAvey TareがEP “Conference of Birds/Birds in Disguise” から新曲3曲を公開した。The Chemical Brothersがアルバム “Surrender” の20周年エディションから “Out Of Control (The Avalanches Surrender To Love Mix) ” を公開した。Sondre Lercheが新曲 “Slip Into Character” をリリースした。Miles Davisのアルバム “Live-Evil” の4chハイブリッド盤がリリースされる。Princeのアルバム “1999” のデラックスエディションがリリースされた。Grimesがアルバム “Miss Anthropocene” から新曲 “My Name Is Dark” を公開した。Janelle Monaeが映画用の新曲 “He's a Tramp” を公開した。Norah Jonesが新曲 “Playing Along” を公開した。Caribouがアルバム “Suddenly” から新曲 “You and I” を公開した。Steve AokiとStingとSHAEDがコラボ曲 “2 In A Million” をリリースした。The Orbがアルバム “Abolition Of The Royal Familia” から新曲 “Pervitin (Empire Culling & The Hemlock Stone Version) ” を公開した。Pat Methenyがアルバム “From This Place” から新曲 “You Are” を公開した。Jeffrey Foskettがアルバム “Voices” をリリースする。甲状腺がんの闘病中で、声が出なくなるそう。Monty Pythonが “I'm So Worried” の未発表バージョン “I’m (Still) So Worried” を公開した。The RonettesのRonnie Spectorがクリスマスソング “Under The Mistletoe” をリリースした。Stephen Bishopがクリスマスソング “Rock Little Reindeer” をリリースした。Morrisseyがアルバム “I Am Not A Dog On A Chain” をリリースする。10ccのGraham Gouldmanがニューアルバムをリリースする。Donny Hathawayが “This Christmas” のニューバージョンをリリースした。Van Morrisonがアルバム “Three Chords & The Truth” のエクスパンデッドバージョンをリリースした。Alex Chiltonの未発表デモEP “My Rival” がリリースされた。Adrian Sherwoodが自身のプロデュースしたLee ‘Scratch’ Perryの “Makumba Rock” のダブバージョンを作るドキュメント映像を公開した。M.Wardがアルバム “Migration Stories” をリリースする。G. Loveがアルバム “The Juice” から新曲 “SoulBQue (ft. Roosevelt Collier) ” を公開した。Hindsが新曲 “Riding Solo” を公開した。They Might Be Giantsが新曲 “Social Media” の無料DL公開をした。Travisが新曲 “Kissing In The Wind” をリリースした。Tame Impalaがアルバム “The Slow Rush” から新曲 “Posthumous Forgiveness” を公開した。Bombay Bicycle Clubがアルバム “Everything Else Has Gone Wrong” から新曲 “Everything Else Has Gone Wrong” を公開した。Ed Sheeranが “South of the Border” のアコースティックバージョンを公開した。KeaneがデモEP “Retroactive - EP2” をリリースした。Mayer Hawthorneが新曲 “Healing” をリリースした。またJake OneとのユニットTuxedoでも新曲2曲を公開した。SupergrassのGaz CoombesがライブEP “SHELDONIAN LIVE EP” から “The Girl Who Fell To Earth” を公開した。of Montrealがアルバム “UR FUN” から新曲 “Polyaneurism” を公開した。Newton Faulknerがベストアルバム “The Very Best of Newton Faulkner... So Far” から新曲 “Wish I Could Wake Up” を公開した。Foalsがリミックス “The Runner [RUFUS DU SOL Remix] ” を公開した。Ovallがアルバム “Ovall” をリリースした。Four Tetがリミックス “Teenage Birdsong (Avalon Emerson Scrub Jay Remix) ” を公開した。AirのNicolas Godinがアルバム “Concrete and GlassI” から新曲 “The Foundation (ft. Cola Boyy) ” を公開した。Helado Negroがアルバム “This Is How You Smile” をリリースした。非常に気に入ってSpotifyで漁ってる。!!!が新曲 “Tambores Serbia” と “No Podria-Haber Sabido” を公開した。Keb’ Mo’ がホリディアルバム “Moonlight, Mistletoe & You” から新曲 “Christmas Is Annoying” を公開した。

Paul Simonがラジオライブ映像4曲を公開した。Aviciiの追悼ライブ “Avicii Tribute Concert for Mental Health Awareness” が公開された。Beckがラジオライブ映像48分を公開した。またテレビライブ映像 “Uneventful Days” を公開した。Alabama ShakesのBrittany Howardがテレビライブ映像 “History Repeats” とまた別のテレビライブ映像2曲分、ラジオライブ映像 “Short And Sweet” と “Stay High” を公開した。Bill Frisellがスタジオライブ映像 “Deep Dead Blue” を公開した。Solangeがアルバム “When I Get Home” のメドレーのテレビライブ映像を公開した。Pharrell Williamsがテレビライブ映像 “Letter To My Godfather” を公開した。Rufus Wainwrightがテレビライブ映像3曲を公開した。Belle and Sebastianがライブ映像 “Le Pastie de la Bourgeoisie” を公開した。Bombay Bicycle Clubがライブ映像 “Eat, Sleep, Wake (Nothing But You) ” と “Everything Else Has Gone Wrong” を公開した。Coldplayがライブ映像 “Sparks” とテレビライブ映像 “Orphans” を公開した。Ed Sheeranがスタジオライブ映像 “I Don't Care” を公開した。HAIMがラジオライブ映像 “Show Me Love” と “Hallelujah” を公開した。Ben Leeがスタジオライブ映像3曲を公開した。

Woodstockと同じ1969年に開催されてStevie Wonder、Sly and The Family Stone、Nina Simone、B.B. King、The Staple Singersなどが出演したHarlem Cultural Festivalのドキュメンタリー映画「Black Woodstock」が制作される。Billie Eilishが “everything i wanted” のドキュメンタリー映像を公開した。また、次のアルバムは実験的な内容になると発表した。Gorillazのドキュメンタリー映像「Gorillaz: Reject False Icons」のトレーラー映像が公開された。ブルーノートレコードの新しいドキュメンタリー映画「ブルーノート・レコード ジャズを超えて」の本編クリップ映像4本が公開された。マーティン・スコセッシ監督が70年代のニューヨーク音楽シーンをテーマにしたドキュメンタリー映像を計画してる。George Harrisonの命日にあわせて記念の映像「Remembering George November 29, 2019」が公開された。JamiroquaiのMatt Johnsonが2時間で楽曲を制作する映像を公開した。

David Byrneのプレイリスト企画「David Byrne Presents」の新作は「Abstract Pop」。また、Jerry HarrisonとAdrian Belewを中心にTalking Heads “Remain In Light” 40周年記念ツアーが企画されてる。Kraftwerkがライブで使った素材から作ったショルダーバッグを発売した。Neil Youngは未発表の29のプロジェクトを公開してどれを最初にリリースするべきか投票できるようにした。Fela Kutiの新サイトfelakuti.comが公開されて、公式グッズや詳細な情報が掲載されている。Massive Attackが音楽産業による二酸化炭素排出量のデータを提供、また排出量を抑えたライブを行う。あなたが知らないかもしれないU2 “The Joshua Tree” についての10の事実。Princeの未完の自伝の邦訳版が発売される。ブルーノートレコードの80周年を記念した10時間のラジオ特番がアーカイブ公開されている。乾燥機の終了音に合わせて対位法でギターを重ねる映像。ダルシマー奏者のSam EdelstonがRamonesの “I Wanna Be Sedated” を演奏した。
 The Chemical Brothersが来日する。っていっても来年の10月。Stereo Labが来日する。New Orderの来日公演のO.A.に石野卓球さんとStolenが出演する。Gilbert O'Sullivanが来日する。Kyle Eastwoodが来日する。

のんさんが “わたしは部屋充” のMVを公開した。中村佳穂さんがCM曲 “Gift the Thought. その想いを、贈ろう。” を公開した。天才かねこきわのさんが新曲 “哀しい予感” を公開した。コード感とオーケストラアレンジは往年のイギリスの名バラードと並んでもおかしくないセンス。美メロに今回ボーカルがすごくいい。言葉が伝わってくる。それにしても引き出しの多さに驚かされる。AATAさんがアルバム “BLUE MOMENT” から “Blowing (Shin Sakiura Remix)” を先行リリースした。また、「J-WAVE SONAR TRAX」に “Blue Moment” が選ばれた。Ritomoさんが “我が春” のMVを公開した。さとうもかさんがシングル “melt bitter” をリリースする。さわひろ子さんがMV “玉響” を公開した。福永健人さんが八丈島で環境音と現地の女性のボーカルをフィーチャーした “” を公開した。松尾竜平さんが新曲 “oto” を公開した。鈴木慶一さんの “MOTHER” がアナログ化される。前に限りなくブートに近いアメリカ盤を買っちゃった。矢野顕子さんが三味線奏者上妻宏光さんとのユニット「やのとあがつま」を結成、アルバム “Asteroid and Butterfly” をリリースする。また、アルバム "ごはんができたよ" がアナログで世界リリースされる。二人パール兄弟がアルバム “DELAY” をリリースする。遠藤賢司さんの未発表ライブ音源集 “ロック・ソサエティ・ウラワ” がリリースされる。Gutevolkさんがクリスマスソング “Carol Of The Bells” を公開した。岡村靖幸さんとRHYMESTERが「岡村靖幸さらにライムスター」名義で新曲 “マクガフィン” を公開した。山下達郎さんが新曲 “RECIPE” のMVを公開した。竹内まりやさんが “いのちの歌 (スペシャル・エディション) ” をリリースする。KEN ISHIIさんがアルバム “Mobius Strip” をリリースした。久保田麻琴と夕焼け楽団がライブアルバム “ROLLING COCONUT REVUE JAPAN CONCERT 1977” をリリースする。ダイジェスト映像がある。吾妻光良 & The Swinging Boppersのビクター時代のアルバム3作がアナログ化される。

FIRST SESSIONS VOL.2 斎藤アリーナ×君島大空」。誰が来るかも知らされていない状態からいきなりのセッションのドキュメント。ぎたもえかさんがライブ映像 “貯金” を公開した。「J-WAVE トーキョーギタージャンボリー 2020 SPECIAL」の出演者第一弾は森山直太朗さん、スガシカオさん、田島貴男さん、橋本絵莉子さん、崎山蒼志さん。鎮座DOPENESSさんが大麻所持で逮捕された。本名矢野秀介さんだった。NHKラジオ「岡村靖幸のカモンエブリバディ」が元旦に放送される。
 「のん×ユニオンレコード渋谷 / デジタル配信の時代だからこそ特別なアナログ盤の魅力」。「『郷土芸能は変わっていくべき』郡上おどり音頭取り・吉村建治大いに語る」の前編後編。「大友良英が『いだてん』音楽で伝える『敗者がいて歴史ができる』」。1分間の練習で弾けてコード理論もわかる楽器InstaChordがクラウドファンディングを行っている。「大人の科学マガジン」新刊は5inchレコードをカッティングできる「トイ・レコードメーカー」。

音楽の話題も果てしなく長くなった。みんなクリスマス商戦に向けて売り出しすぎ!! 僕は誰のためにこの情報をまとめてるんだろうか。



2019年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
2018年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2017年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2016年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2015年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2014年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2013年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2012年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2011年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2010年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2009年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2007年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2006年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2001年
2000年
1998年-1999年 1998年春-1999年春