DIARY
2025年3月
3月30日 ばっかもん!
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誕生日を迎えました。54歳になりました。信じがたい。ずっと怖れていた「磯野波平と同い年」になってしまった。来年には波平が歳下になる。みなさんそうだと思うけど、最初は「サザエさん」というアニメをタラちゃん目線で観ていた。それがカツオ目線になり、マスオ目線になり、ついに波平に至る。
これはまあ覚悟してたんだ。「東京物語」の時の笠智衆さん、「駅」の時の高倉健さん、「赤ヒゲ」の時の三船敏郎さん、「評決」の時のポール・ニューマンさん、「薔薇の名前」の時のショーン・コネリーさんも54歳。JCの配信観てる場合なのかよ。
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日々、グループホームへの転居に向けて部屋を整理してる。ぜんぜん終わらない。CD、レコード、本はだいたい片付いたんだ。怖くて手をつけてない大量の服、そしてリビングの角と寝室の腐海が無言の圧をかけてくる。
心の支えだったカウンセラーさんの1年の産休もきつい。もうひとりの心の支えの猫はのんびり眠ってる。君も一緒に引越すのだよ。そして世界情勢が過去一やばくて、それも大きな精神的重荷になっている。日本は、世界は、人類は、地球はもうダメかもしれん。それが日本のメジャーメディアでほとんど報道されてないのもヤバい。炎上を怖れているのだ。海外の新聞をAIで翻訳して日本のことを知る日々。
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いまなにが起こっているのか。2月28日にイスラエルとアメリカがイランを奇襲攻撃した。アメリカなんか小学校にトマホークを撃ち込んだ。たくさんの命が奪われた。多くの国はイスラエルとアメリカを強く非難した。日本は...攻撃されたイランを非難した。事実上アメリカの属国だからな。
イランは報復としてホルムズ海峡を封鎖した。日本の石油を運ぶタンカーはほとんどホルムズ海峡を通らなくちゃいけない。石油が尽きる。ということは石油製品も尽きる。高市がガソリン価格を下げたというデマを信じてたあの若者は知っているのだろうか。逼急では透析や手術に必要なナフサというものが枯渇する。
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日本がイランを非難したにも関わらず、イランは日本を友好国としてホルムズ海峡の通過について話し合いを持ちかけた。我らが高市は、イランを含む中東との外交をすべてキャンセルしてアメリカに飛び、トランプにハグというが抱きついてみせて、ホワイトハウスでX JAPANでタコ踊りをして帰ってきた。日本初の女性首相高市は、男性と堂々と渡りあったのではなく「女性」を武器に媚びて上り詰めた人物。
その一方で自衛隊員が刃渡り31センチのナイフを持って、中国大使館に潜入して捕えられた。兵士が大使館で殺人未遂って世界では「テロ」って言うんだよ。もちろん中国は怒ってる。でも日本政府の誰も「遺憾」というのみで謝罪しない。
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そもそも高市が就任して最初にやったことは、台湾問題を持ち出して中国を挑発したことだ。中国は世界有数の軍事力があって、戦争になったらぜんぜん相手にならないし、宗主国アメリカも助けてくれない。
石油がない、レアアースもない、中国怒ってる。石油については高市が、アメリカ様がアラスカの石油開発に誘ってくれたからだいじょぶと。アラスカの石油は採算が合わないのでアメリカは放置してて、届くのは10年後。日本の備蓄は250日分。レアアースについては南鳥島に無尽蔵にあるからだいじょぶと。その調査船を送る燃料がない。で、レアアースは加工が大変だからレアなんだ。
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結局改憲して戦争して負けるのかよ。土手の雑草を食べるのかよ。という状況下で僕は、貧しさといつ果てるともしれぬ部屋の整理と闘ってますよ...。
いくつかnote書きました。「スキルの素 -私を構成するいくつかの文化芸術」「精神疾病は『脳という臓器』の病気であるというあたりまえ体操、そして半世紀の半生記」「『空気読め』で決まる社会、それって民主主義?」、さらにInstagramとTikTokにいくつか動画をあげました。
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Neil Sedakaが亡くなった。1950年代から活躍してたシンガーソングライター。日本でだけヒットした「One Way Ticket」は本国ではシングルのB面だし、そもそも本人の曲じゃない。この貧乏くさい曲のイメージが、日本では染み付いてしまった。
ブリティッシュ・インヴェイジョンの波で契約を切られ、財産も母親とその愛人に使い込まれるものの、新しい音楽を血肉にして1970年代に復帰を果たした。「Laghter In The Rain」は完璧なポップソングのひとつと思う。コロナ禍で自宅から毎日弾き語りライブを配信していたのを楽しく観てた。
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つげ義春さんが亡くなった。代表作は1967-1968年に集中して、以後隠居状態だったとはいえ、日本でその影響を受けなかったマンガ家はまずいない。僕は最初、近所ののサブカル系の本屋さんで立ち読みした。教養として読んでおきたかったけど正直わからなかった。わからないなりにイケナイものに触れてる、いままで知らなかった暗闇の穴に吸い込まれるように読み切ったのを覚えてる。
その後ユリイカ!が来たわけでもなく、僕のサブカルとの不器用な邂逅としていつも心の隅っこにいた。わかるという言葉を使うならもちろん当時よりわかって、あれだけ本を売ったにもかかわらず売らない本コーナーに鎮座してる。
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鈴木慶一さん「つげ義春さん、悪夢をヴィジュアル化した偉大な人でした。それは見るに見れないものだったのに革命的でした。『紅い花』の意味は高1の馬鹿だったから意味が分かるのに2年かかった。シンデンのマサジもわからなかったのだろう」
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