DIARY 2005年11月


11月2日 僕の寂しさが今も君を忘れない

マユコと飲み。焼き肉屋で初めてウルテというものを食べました。牛の食道。プチプチして変な食感だった。さて2軒目、と思ったらダーリンがどうのこうので帰ろうかって雰囲気になってしまった。
 所詮ぼくは一次会要員。で、今から来れそうな方々を誘ってみたものの全滅。寂しいけど独りで家に帰りました。自分が可哀想になった。

11月5日 ミンナカエレ!

omo*8さんとA.A.さんの結婚式。
 のために映像を作ったんだけど前日になって大幅に構成が変更になり、昨夜は新婦が我が家に来て深夜まで一緒に直した。草むらに佇む新郎の写真を前に、テロップで悩んだ。彼が何をしているかで侃々諤々、「草笛を作ってる」「えっ?」「草笛を作ってることにしちゃいましょう」ってことでテロップ入れちゃったけど、どう見ても作ってません、ごめんなさい。でも新婦がそう言ったんだよ。新婦ロデオボーイに大はしゃぎして帰宅。

その後ももそもそと作業を続け、なんだかんだで寝付けずに当日を迎えた。普段は雨男、雨女の新郎新婦だけど、肝心な日は晴れ。暑いくらいの気候の中を会場へと急ぐ。
 こじんまりとしつつもちゃんとした教会。そして外人タレント事務所から派遣された片言のなんちゃって牧師じゃなくて、ちゃんとした牧師先生。確かな宗教に裏打ちされた式でした。素敵だった。

そしてカフェに場所を移動してパーティ。プロジェクターのセッティングでへーこらして、さっき撮った挙式の写真をその場でBGVにして、スライドショー流してDVDかけて。前日の構成変更は吉と出たと信じたい。客観的にどうだったのかなあ。
 で、渋谷に出て居酒屋で2次会。非常に早稲田っぽいノリでした。昔の僕だったらついていけなかったかも知れない。カラオケで「てんとう虫のサンバ」のマイクが回ってきて張り切って歌う。はしゃぎ過ぎた僕たちに、新婦からの締めの言葉は「みんな帰れ!」。新婦逞しい。

11月7日 プンスカ

誰か亀田三兄弟に「敬語」というものが存在することを教えてやれ。

僕は年下の人に敬語を使われるのが苦手です。だけど最初はいちおう敬語でお願いしたい。お互いの距離が掴めてきて敬語がタメ口に変わる瞬間に、あー心を開いてくれたのかなあと思うのです。その裏返しで、年上の人にタメ口をきくことがありますが、僕なりの愛情の表現ですので不愉快に思われる方は仰ってください。直します。
 初対面でタメ口をきく亀田三兄弟はそういうのと違う。ボクサーって打たれてバカになっちゃうのかと思ってたけど...。そういうのを「伝説」と呼んであたかも自分のネタであるかのように歌う最近のはなわも苦手。

11月9日 ライヴ情報 (僕の)

マユコと連れ立って久しぶりにトキメキウクレレ教室に行ってきました。ドアを開けたら先生にびっくりされた。とっくに辞めたと思われてたみたい。ごめんなさい先生。で、今年の発表会に出演することが先生の一存で決められた。わおう、トキメいている場合じゃないね。
 Glen Millerの「Moonlight Serenade」をサンバにしたやつとか「やさしさに包まれたなら」とかをやる。難しすぎ! また前回みたいにウクレレマイクの方向を変えて音を拾わないようにしちゃおうかな。その代わり大きな声で歌うよ。いつどこでやるかは教えてやんない。間違って見に来るやつがいると困るから。

11月10日 生きたい体、死にたい体

東洋医学で鬱は治るかセッション第二部はじめました。去年の夏前に指圧でトライしたんだけど諸般の事情で中止、今度は整体で治るかっていう。自慢じゃないけど、僕はバキっボキっの元をかなり蓄積してる自信がある。ので思いっきりバキっボキってやってもらうつもりでいたんだけど、想像してたのと流派が違った。野口整体というそうだ。
 先生はなんとEarly Times Strings Bandの竹田裕美子さん。お宅にはグランドピアノがありました。

実際の治療の前に野口整体の考え方のお話。基本的に体は生きようとしていて (死のうとしている体もある) 、目に見える症状は自己治癒力の現れ、例えば風邪を引いて熱が出た時は無理に解熱しないで熱を出し切ってしまう方がいいという。対症療法じゃないところは指圧と似てる。
 それと、心と体は密接に繋がってるっていう話。腹を立てるって言うでしょう。気の短い人は本当に腹筋の一部が硬直化してるんだって。肩を落とすって言うでしょう。悲観的な人は本当に肩甲骨が縮まっているんだって。恋するとずれる椎骨もあるんだって。すごくない?

そんで治療に入る。骨の周りを優しく揉みほぐす感じ。なんだか今まで体験したことのない触られ方をした (悪いところは痛い) 。で、こんなんで効くのかなあ、バキっボキってやんなくていいのかなあと思ってたら、触診だけで僕の心の中のことや体のことを的確に指摘されてしまった。怖い!
 僕の骨はそんなに異常じゃなくて、左の骨盤が歪んでるのと腎臓が弱ってるのが当面の問題だと言われた。昨今のデブも心因性だと。治療を続けてれば自然に締まってくるそうです。むしろデブを屈辱だと思ってることが問題らしい。堂々とデブデブ生きようじゃないか。

帰って来たら無性に眠たくなって、数時間眠りこけてしまった。普段から寝て暮らしてるんだけど。僕は基本的には西洋医学を信じているし、そういう治療も続けるつもりなので、自分の中で2つの考え方が矛盾しないように気をつけないと。

11月13日 よっこいしょういち

TRICKの新作を見ました。くだらない。くだらなすぎる。TRICKシリーズは本格サスペンスを銘打っていながら、そのトリックは余りにも荒唐無稽。最初のシリーズこそ、仲間由紀恵さん演じる山田の出生の秘密と絡めたストーリー展開が秀逸ではあったけど、そんなもんなくてもTRICKはTRICKなのだった。しょうもない素材をクールであるかのように見せる演出の上手さと、仲間由紀恵さん、阿部寛さんの怪演だけで人気シリーズに仕立てあげているのです。
 今回も名取裕子さん、大和田伸也さんといったサスペンスの名優たちを配しながら、期待を裏切らないTRICKワールドを繰り広げてくれた。何しろ開始5分、最初のCMが入る前の書道教室のシーンでいきなりこれだ (写真) 。

11月14日 グリちゃんグラちゃん

車に乗っていつもの公営プールへ。駐車場の入り口に見慣れない誘導員がいる。「グラチャンなのでこちらご利用頂けません」「は? グラタンですか?」「グラチャンです。コインパーキングをご利用ください」「プールは開いてるんですか」「さぁそっちのことはわかりません」。
 という訳でコインパーキングに車を止めて、プールと併設されている体育館の前を通ると「ワールドグランドチャンピオンズカップ」の文字が。あーこれを略してグラチャンと呼ぶのか。でもなんの競技のグラチャンなのか書いてなかった。プールは開いてたので水泳ではない。

高校生の殺人事件がありましたね。幼馴染みの女の子が大人の階段を上っていく。その焦り。そして片想い。男として犯人のもどかしさはわからないでもない。もちろん僕は殺したいとは思いませんけど。片想いの人に告白してその後も平然と友達付き合いが出来る、そこで勝負してますんで。
 とはいえ人生で告白というやつを2度しかしたことがない。十数年前と数年前。心当たりのある方々、そうだったんですよ!

11月15日 for be alright!

高野寛+原田郁子+tatsu+坂田学=全員B型で「4B」のライブに行ってきました。場所は代官山UNIT、初めて行くライブハウス。
 それぞれが言わずもがなの名プレイヤーでありながら、たった一回のライブをきっかけにバンドを組もうと思いたった理由は想像に難くない。4人の相性のよさ、そして原田郁子さんが「B型はマイペースなんです、みんなリハのアレンジと全然違うことやるんだから」と笑ってみせた演奏の駆け引きの面白さ。3声のコーラスの美しさ。最近見たライブの中ではピカイチでした。街の喧噪のSEの中から手拍子のリズムが現れ、4人のポリリズムが意外にも坂田学さんのボーカルに続く冒頭の演出からすっかり引き込まれてしまった。

カバーのセンスも抜群。細野晴臣さんの「終わりの季節」のミニマルな独自の解釈、矢野顕子さんの「気球にのって」はLittle Featに迫るハードな演奏で、高野さんのスライドギターが唸りまくっていた。そしてみんな大好きFishmansの「いかれたBaby」は原田郁子さんの吐息とカッティングギターがなんとも切ない。夜のスキマにkiss投げてよ! アンコールは5人目のB型 高田蓮さん、6人目のB型 斉藤哲也さん、7人目のB型 永積タカシさんも参加で大合唱。
 終演後、絶世の美人でありながら高野さんに青春を捧げてしまったM子さんと、その無二の親友でM子さんを暖かく見守るS穂さんと合流し、韓国料理を食べた。店のおばちゃんがテレビを前にリラックスしすぎてた (写真) 。月の側に輝く火星を眺めながら帰ってきた。

ところで今日の日記でサーヤに触れないのは非国民だろうか。黒田さんのメガネはいつ作られたんでしょうか。いまあのフレーム出すメガネ屋はないよ。眼の健康にはくれぐれもご注意ください。

11月17日 僕の純情、僕の心臓、僕の信用、僕の友情

きのうはウクレレ教室をさぼって秋山羊子さん@吉祥寺Star Pine's Cafeに行ってきました。ウクレレ発表会まで1週間ちょっとなのに。先生が見てませんように。
 秋山さんのライブに行くのは半年ぶりくらいかな。神谷きよみさんとのコンビで、新曲半分くらいの意欲的なステージでした。普段はチェロでサポートしている神谷さん、きのうは本職のキーボードも披露。ミニマルな表現を得意とする秋山さんを見慣れてる者としては、カラフルで新鮮なアレンジに驚かされた。秋山さんの透明なソウルに触れていると、ちっぽけにいじけた僕だってもう少し生きていてもいいのかなと思わせて貰える。

前に有名ベーシスト+バイオリニストと組んだステージを見て「んー」だったK.M.氏も、今回は満足だった様子。T.N.とN氏にも会う。そうそう、僕はN氏に夕飯代を借りた。そしてクリスマしい吉祥寺駅の装飾に胸を痛めつつ終電で帰宅。
 今日は通院。予約時間にちゃんと来てくださいと怒られた。それができないから通ってるんだってば。でもそれが出来ないと作業療法が受けられない。治りたいと思いつつ、このぬるま湯生活がもう少し続けばいいとどこかで思ってるんだ僕は。誰かを殺しに風の中、バカな話さ大人になるなんて。

家に帰ってぐったりして、新しいSNSに招待してもらった。「COLORS」。ポイント制になっていて、誰かを紹介するとポイントが入る。アフィリエイトっぽい仕組みもある。ねずみ講くさいけど、SNSは好きなのでどうなるか行方を見守りたい。このサービス、誰を親に選ぶかが重要らしい。招待状が欲しい方はメールください。人の親になってみたい。

11月19日 music in colors

COLORSを始めて2日目、早くも限界が見えてきました。新しいもの好きなんで新しいサービスには飛びついて、自分で検証してみないと気が済まない。で、入った勢いで招待状を何人かの方にお送りしました。ありがとうって方もいれば胡散臭いもの送ってきやがってって方もいる。当然と思います。
 このSNS、招待する上での親子の関係が重要で、親が飽きると必然的に子も飽きるシステムになっている。僕の子になってくださった方々には申し訳ないです。いろいろ入ってみてつくづく思うのは、やっぱりmixiはバランスがいいなと。

何がわからないかと言うと、βサービス開始記念キャンペーンのア○ウェイっぽいポイント制がいつまで続くのかわからない。キャンペーンが終わったあとは日記と「オススメ」でポイントを稼いでいくしかないんだけど、オススメがいわゆるバナー広告で、例えばこのレコードをオススメしたいとなるとディスクユニオンのバナーを貼るしかないんだ。
 Amazonアフィリエイトプログラムと連携して特定のレコードをオススメできるSocialtunesだってあんまり上手く機能していないのに、ただのバナー広告がこの物欲の固まり (僕) に訴えかけてくるはずもない。まだ諦めてません。諦めてませんがとりあえずの感想はそんなところ。

今日は知り合いの結婚披露宴に出てきました。亡父の学生時代の親友のご子息。ここんちの伯父さんには子供の頃から色んなとこに連れてって貰った。賢くてお洒落で面白くて紳士で真摯。クールな歳の取り方、という意味では間違いなく僕のヒーローだ。
 結婚した当人とはもちろん幼馴染みなんだけど、いつの間にか遥か遠い世界に行ってしまった。それはエリートで体育会系で長渕、という僕にないもの3要素を寄せ集めたような。とてつもなく豪華な式場で、僕は初めてフォアグラというものを食べながら、体育会的な祝福の宴をぼんやりと眺めていた。疲れた。伯父さんには開口一番「太ったな」と言われました。

11月21日 肉塊

きのうはomo*8さんとA.A.さんの結婚式の打ち上げを我が家で。という言い訳の元に鍋会。この冬の初鍋です。17時半に集合だってのに20時近くまで全員が揃わない (いつものこと) 。
 それまでにポテチとポップコーンとキャラメルコーンと何杯かの紅茶を消費した。久しぶりに食ったキャラメルコーンの旨さに感涙する者続出でした。駄菓子うまいよ駄菓子。写真はゴムボールの健康器具に歓喜する新婦。そういえばこの人、結婚式前日にもうちでロデオボーイにまたがって大はしゃぎしてたよな。

で、結婚式のDVDを見ながら鍋。当日の日記にも書いたけど、ちゃんとした教会で宗教的な裏付けの元で行われる結婚式は素敵だ。牧師先生のお話が深い。鍋は豚しゃぶ風、当然旨い。食べても食べても肉が出てくるんだけど、一枚が薄いからペロっといけてしまう。
 全部食べ終わって、肉何百グラム買ったの? って聞いたら1.5キロだって! 5人で。そりゃあ食ったわ。もちろん野菜も食ったし酒も飲んだ、ポテチもキャラメルコーンも食ったんだった。みんなで腹をさすって大笑い。あとは芸能界誰がヅラかとかくだらないお喋りをする。皆さんを送り出して体重計に乗ってぞっとした。慌ててロデオボーイ。

今日は1日ぐったりしてました。人と会うのは大好きなんだけど、2日連続は辛いな。それが出来るようになったら社会復帰したいと思う。そういえばやらなきゃいけないことが山積み。猫の予防接種。ウクレレの練習。それと税金と国民保険料を滞納してるのをなんとかしたい。あとみんな年金払え。

11月23日 しまうましまうま

きのうは整体。例によって骨の周りを確認するような、今まで触られたことのない触られ方をしました。特にびっくりしたのが耳の穴に指を突っ込まれたこと。頭蓋骨の補正をする時の支えなんだけど、ちょっとまて、生まれてこのかた他人の指が耳に入ったことがあっただろうか。子供の頃は親に耳かきをしてもらったことがあるけれど、指はつかわなかった。
 頭のてっぺんからお尻まで柱があって、吊るされてる気持ちで左右の力を抜いてごらんと言われた。やってみた。こういうリラックス法があるらしいです。あとは冬場は乾燥するから水を飲むこと。同じ水分でもお茶やお酒じゃダメなんだって。それから濡れたタオルを電子レンジで温めて目の上に乗せること。「気持ちいい」はいろんなところにあるものです。

今日はマユコとトキメキウクレレ教室。今週末の発表会に向けての最終調整。最終調整もなにも、手も足も出ない難曲が1曲あって、それは山下さんには無理だからミュートして右手でしまうましまうまリズムをとってくださいって。確かにストロークのパターンがしまうましまうまに聴こえなくもないけど、お客さんはしまうましまうま弾いてる演奏を聴くのか。それから前回同様、ウクレレで頑張れないぶん歌で張り切るようにと。張り切りますよ。当日の衣装としてアロハを買いました。似合うかな?
 レッスン後、マユコと祐天寺の焼き鳥屋で恋などについて語る。ときめきが足りないじゃない。結局2人であー恋してえなあという結論に辿り着いた。非モテ教は解散です。

11月24日 渡辺くんのあだ名は絶対にナベ

日本中に何万人ものナベがいる。逆にあだ名がナベだったらわたなべくん。あのですね、12月の頭にうちで鍋をやると言ったら 来たい人どれくらいいますか?

最近のAmazonの箱は開け難い。

11月26日 君にジュースを買ってあげる

テレビをつけたら「ミュージックステーション」にグループ魂が出ていた。「ミュージックステーション」が始まった時は客層が...と思ったけど、「Hey! Hey! Hey!」も「うたばん」もトークで数字を取りにいく今、「ミュージックステーション」は現存する貴重な歌番組になってしまいました。
 で、アレな客層はグループ魂を怪訝な目で見つめて、グループ魂はかつてのコント力を失い、残念なテレビ出演だった。写真はそんな中での一瞬の輝き、歌唱中の阿部サダヲさんが堂真理子アナに詰め寄り、タモさんが「タモリ倶楽部」以外では滅多に見せない笑いを見せている瞬間です。8年前にナゴムナイトで見たグループ魂はほんとに面白かったんですよ。

ほかの出演者では、安室奈美恵さんや浜崎あゆみさんといった落ち目のシンガーが意欲作を出していたのが印象的でした。SMAPの新曲は政治っぽかった。
 それはそうと、鍋会の呼びかけへのリアクションが薄い。そもそも毎年20人も集まってるほうが異常なんだけど。本来は5人とかでしっぽりやるべきなのだ。今年はそういう方向で。興味のある方は「スキル邸でお茶会コミュ」に参加するか、僕にメールをください。
 今日は明日のウクレレ発表会のために、おそろいの黒のパンツを買いに行った。練習もガンガンやったけどD7からD7+5への進行がどうしても出来ない。日記書いたらまた練習する。

11月27日 ちっちゃいちっちゃい

恵比寿ガーデンルームでウクレレ弾いてきました。前に出た時はほとんどウクレレは飾りだったけど、今回はボーカル曲は1曲のみでウクレレがメイン。ウクレレ教室なんだから当たり前だ。3週間の付け焼き刃で皆さんのアンサンブルをぶち壊すのは忍びなく、隣にいたマユコとマイクのそっぽ向けあいの地味な攻防を繰り広げた。
 25人の大所帯だったので右端と左端でお互いの音が聴こえなくて、リズムがよれる瞬間もあった。怖くて客観的に聴き直すことが出来ない。それと、椅子があるって話だったんだけどなくて焦った。左手の運指がなってないからウクレレを落としそうになるんだ。

自分の出番が終わったら、先生謹製の激ウマカレーで一休み、ゲストのライブを待つ。まずは関口和之&IWAOの登場。優雅な女性フラ隊と、人気の男性フラ隊を引き連れて1曲。男性フラの動きは土俵入りのようだった。そしてフラ隊が履けて数曲。IWAOさんはウクレレという楽器の可能性を限界まで広げた演奏だった。それを支える関口さんの演奏はさすがの安定感。
 続くゲストはウクレレ・エルヴィスなる芸人さん。金ラメの衣装でプレスリーの物真似をやる。「留守電に『サザンの関口ですけど』って入ってたのね。この時期に。そこでピンと来た。きっとカウントダウンライブのオファーだって...それがこれだった」。最後は山内雄喜さん。最近対談を読んだばかりだったので感慨もひとしお。

この時点で1時間半押し、会場はアロハシャツ仕様でやたらと暖房が効いてるし、立ちっぱなしで人いきれに疲れ果てた。出演時間の関係でチャリティーラッフルにも投票できなかったので、抽選会にも打ち上げにも参加せず独りとぼとぼ帰宅、風呂に入ってぐったり眠った。ほんとは撤収とか手伝うべきだった。来年こそ痩せて体力つけてフル参戦したる。
 メールボックスを開けて愕然、鍋会をセッティングしてた日に、説明するのも泣きたくなるほどしょっぱい用事が入ってしまった。なんで僕のささやかな幸せには邪魔が入るのか。ここ5年の喧噪が異常だったんだ。ちっちゃいちっちゃい。

11月29日 だるい人

耐震強度偽装問題の登場人物はなんでこぞってオールバックなのか。木村太郎さんが「めくら判」って言ってたんだけど大丈夫なのか。テレビを眺めながらぼんやりと頭の中をよぎっては消えて行く。今日の僕はだるい人だ。

追記:木村太郎さんはその後、「先程『めくら判』と言ってしまって申し訳ありませんでした」って謝ってました。それじゃ上塗りだ。<

11月30日 不機嫌な猫が何か叫んでいる

今日も調子が悪い。こんな日は猫も不機嫌な気がする。
 きのうの日記に耐震強度偽装問題の関係者はオールバックが多いと書いたけど、単にヒューザーの小嶋社長と民主党の馬淵議員と北側国交大臣のイメージが強かっただけかも知れない。現在引き蘢り中の姉歯先生はヅラだそうで、大変失礼いたしました。