DIARY 2005年12月


12月1日 プレゼントの季節

今年ももう師走になってしまった。少しでも成長というか治癒の傾向が見られればいいんだけど、ここ5年間はベッドの中で無駄に年を重ねてしまった。来年になったらあと数ヶ月で34だ。おじさん! ニートと呼んで貰えるのは34までなんだよね。
 ところでAmaz○nのラッピングは300円も取るくせにこんなもんですよ。もう少しレイアウトのしようがなかったのか。僕はどうせ今年もロンリークリスマスでプレゼントする相手もいないし、「明石家サンタ」を楽しみに日々暮らしてますので。「第1回から一度も見逃したことがありません」って投稿したら採用されるかしら。

先日グループ魂が「ミュージックステーション」に出たっていって大騒ぎしましたが、なんと紅白に決まったようです。バーターでNHKでクドカンドラマをやるとか? 大丈夫かなジャパンは。

12月2日 リンゴパパイヤ、パパイヤリンゴ

最近テレビでよく耳にする「君は17歳、僕は40歳」って曲、岡村ちゃんかと思ったら新人バンドらしいですね。
 「りんごの唄」ってあるじゃない。戦後のニュースフィルムのバックに割れた音で流れてるやつ。あれ「りんごかわいや、かわいやりんご」って歌ってたんですね。子供の頃、「リンゴパパイヤ、パパイヤリンゴ」だと思ってた。「マスカット・ココナッツ・バナナ・メロン」的な。「りんごの唄」が流行った頃の日本にパパイヤがあったかどうかググって調べたんだけどよくわからなかった。僕の音楽知識なんてこんなもんです。

今日は友人が2人揃って30歳になった。おめでとうございます。人生は30代になってから楽しいと聞くけれど、人それぞれだろ。僕の30代は鬱病から社会復帰したいといいつつも遠ざかっていくばかり、頭のどこかで貯金の限りモラトリアム状態が続けばいいと思っているんだ。30代に入ってまずやったのが、「Don't Trust Over 30」っていうイベント。30代趣味人の粋を形にしたかった。あの頃はまだ若さとバイタリティがあった。
 振り返ってみると大学生時代が一番楽しかったな。高校までは学校に馴染めない子供でした。男子校は法律で禁止するべき。あんな不健全な環境を敢えて作る意味がわからない。サラリーマン時代もそれなりに楽しかった。でも今だから言える話で、いつも常に「ここが底だから」と思ってた。考えようによっては友達がどんどん増えて、鍋だのイベントだのやってる今が一番楽しいのかも知れない。打破っ! 働け自分。

12月3日 かかとでジェット

整体。3回目の治療。操法って言うらしい。自分で調べて治療を受けに行ったんじゃなくて、川村恭子さんのご紹介で通うことになったので、野口整体について余りにも無知だ。あの世界の坂本が退廃的な思想から脱却するきっかけになったという野口晴哉先生の「風邪の効用」くらい読まなきゃだな。
 治療自体は相変わらず不思議な感覚です。バキっとかボキっとかやるわけでもなく、骨の周囲をただ触っていくだけ。それでも普段の生活をびしびし言い当てられてしまう。今日も首の下に手を入れただけで「夜眠れなくて朝起きられなくて2度寝しちゃうでしょう」なんでわかるんだろうそんなこと。どうも諸悪の根源は左の骨盤らしい。ここが悪いので呼吸器・循環器系に異常がでてるんだそう。

操法の途中で「かかとで呼吸してるイメージで」とか難しいことを言われる。あの人 (写真) の感じだろうか。と思ってトライするも「難しかったですか」。出来てないらしい。かかとで呼吸、したことないもんなあ。

12月4日 旅をする木

Xさんに誘われて「地球交響楽第三番」という自主上映映画を見てきました。会場は京王閣競輪場。生まれて初めて競輪場という施設に入った。コースはびっくりするほど小さかった。果てしなく並ぶ車券売り場は圧巻。あのひとつひとつに売り子さんが入るわけだ。
 映画は1996年にアラスカで熊に襲われて亡くなった写真家の星野道夫さんと、その仲間たちの追想が主な題材。テーマ的にニューエイジ思想というか新興宗教的な香り満載で、上映前に「末期ガンであと1週間と言われた患者が超能力で治った」的な話を聞かされた。浄水器とか洗剤とか買わされないようにXさんと身構えた。

映画が始まった。最初はそんな先入観からうがった目で観てたけど、星野さんに罪はない。「熊が一撃で人間を倒せるのはすごい。そんな自然が残っていることにほっとする」。そんな彼が熊に襲われて亡くなったという事実がこの映画のモチベーションになっている。自然への畏怖の念。謙虚であること。そしていつか朽ちて果てる「木の文化」が生んだ輪廻感。アラスカのエスキモーはかつてカムチャツカ海峡を渡った僕らと同じモンゴロイドだ。
 話はハワイに飛ぶ。ハワイ先住民もかつてポリネシアから海を渡ったモンゴロイドだ。その航路を、当時の船で再現しようとする方がもう一人の主人公。航海は成功し、ハワイ先住民に誇りを与える。ただ1つ、船体がグラスファイバー製だったのが心残りで、次は木で船を作ろうとアラスカに渡るところから2つの物語が交差する。

その合間に宇宙物理学者が登場。宗教と科学は同じ物を違った角度から眺める視座で、混同してはいけないと説く。おそらくこの映画の登場人物の中で一番科学的な目で、数千年スパンで見たら人類は宇宙に移住するべきだとか、その頃には言葉はなくなってテレパシーでコミュニケートするだろうとか言っちゃう。根拠を聞かして! 息子は家を飛び出してアラスカに渡り、カヌー乗りになった。そんな2人の再会が、科学者の彼にアレな思想を植え付けた様子。オルカだのネイティブアメリカンの教えだのが出てくるあたりはこの映画が作られた97年頃の流行りだ。
 映画が終わり、浄水器とか洗剤とかを買わされないよう大急ぎで外に出たら寒いー! そしてヘリハラ! 鍋食べた。明日はプールに行こうかな。

12月7日 韓流ブームに片足だけ乗ったふりをする

また新しいSNSに入ってしまいました。韓国で1600万人 (総人口の1/3) が入っているというCyworld。日本版がオープンしたので試してみた。

招待制じゃないのがいいのか悪いのか、友達をたどることができない。コミュニティに相当する括りもない。入ってるって方は「山下スキル」で検索かけてフレンド申請してください。
 個人サイトに相当する「ミニホムピィ」というのが、それまで掲示板で大勢で作り上げていた韓国のネット文化の個人主義化を促してヒットしたそうだけど、ブログが発達している日本で受け入れられるかなー。Colorsみたいに独自の通貨を持っているのが特徴。Colorsはネットでの活動に対してポイントが貰えるけど、Cyworldはもっとリアルに1どんぐり10円で買う。これでアイテムを買ったりプレゼントすることができる。Macへの対応が不十分なのをなんとかして欲しい。それと友達の作り方を教えて欲しい。寂しい。

12月8日 楔

Y.I.氏より、なんの集まりだかわからないままお誘いを受けてSoma Cafeへ。行ってみたらお仕事お疲れさま会だったらしく、働いてない者としては肩身が狭い思いをした。こういう場で機転の効く会話の出来る人になりたいです。人見知りのニート丸出しだ。一人一人は大好きなんだけど場の空気に入っていけない。こんな時、君がいてくれたらと!
 2軒目の喫茶店ではシンコペーションつけたクリスマスソングが鳴り響いてますます凹んだ。バブル時代じゃあるまいし、クリスマスに深い想いがあるでもないけれど、独り身の過剰な自意識が「お前のいる場所じゃない」と囁いた。ところで渋谷駅南口の屋根ってこうなってたの知ってました?

帰ってきてから「はてブ」 (センスの悪い言葉だ、はてなブックマークのこと) についてレクチャーを受け、はてな文化のキモさの神髄を知る。John Lennonが撃たれて四半世紀目の夜。

12月10日 君は静止画像

M美さんに誘われてカラオケてきました。パセラで2時間、追い出されてシダックスで2時間。歌ったー。
 新ネタを披露せねばとの過剰な自意識から、歌ったことのない曲をがんがん入れたのが失敗だった。変なところで裏声になっちゃって、個人的には無念の4時間でした。みんなが楽しかったならいいんだ僕は。本当にいいんだ僕は。12月のささやかなお祝い。ちっぽけなクリスマスソング。君の美しさはウィンドウの静止画像。

12月11日 今年初めての雪

雪は好きだ。おこたでみかんを齧りながら、いつもよりちょっと明るい窓の外を眺めるのがいい。キンキンに冷えた夜空に舞い落ちる雪を見上げるのもいいなあ。なんて言ってられるのは東京もんだからかも知れません。雪国に住んでたら今よりもっと引きこもっていただろう。

今日は母方の祖母 (仲のいい方の祖母) のうちに集まる日。月に一度はこうしていとこたちが顔を揃える。いとこたちとは子供の頃はほとんど毎週のように会って、一緒に転げ回っていた。だから兄弟みたいなもん。真っ先に結婚して子供をもうけたうちの弟が、うちの子にもいとこが欲しいとプレッシャーをかける。
 祖母は孫たちが集まると大量の料理を作る。ぷりっぷりの海老フライをたらふく食べて、抹茶を5服くらい飲んでたぽんたぽんに。昔から祖母に会うと胃もたれがする。今日もそう。そんで帰って来ると鬱になっている。酒を飲まないで人と親しく喋るっていうのは難しい。

12月12日 球技なんて撲滅したい。

みなさんは球技についてどう思われますか? 僕は嫌いです。

たかが玉コロごときの動きを追って一喜一憂するなんて、尊い人間性の侮辱です。そんなの見てられません。愚かの一言です。そもそも飛来物がやってきたら避ける、というのが生物の本能、サバイバルのための正しい知恵なわけで、喜んで玉コロに向かっていく輩を再教育する必要があります。
 ボールはちょっと調子に乗りすぎました。この際白黒はっきりつけた方がいいです。人間の尊厳を守る為にも球技は撲滅するべきです。なのでそんなコミュの管理人をさせて頂くことになりました。みなさんぜひ入ってくれ。一人、また一人、友は集まるだろう。

12月16日 試着室はからくりトリップ

お洒落。積年の敵は「お洒落」だ。負けたくはないけど自力で勝てる自信もない。という訳でXさんに服を見立ててもらってきました。前もって自前の服の写真を全部送り (着用したところを鏡で撮った。大変だった) 、あとはお任せで。Xさんが持ってきたテーマはポップで可愛いこと、それからアイロンを使わなくてもいいこと。2番目は重要だ。しわしわの僕の服を見ていたたまれなくなったんでしょう。
 銀座に出て6軒くらい回ってあれを試着これを試着。マヌカンさんにおだてられ、鏡に映る腹のふくらみが気にかかり、結局はXさんのお薦めに従って数着の服を手に入れました。今年の冬は僕もお洒落さん。

12月17日 ステッグマイヤー、リサ

昨晩の「しりとり竜王戦」が秀逸だった話です。序盤から千原Jr.の切れ味がすごかった。「 (ジェントルマンな言葉) 西日暮里から失礼します」「 (詐欺師っぽい言葉) 伊東家の食卓でも今度やるっていってたよ」。
 いとうせいこうさんはしりとりを「センス×ボキャブラリー」と表現するけど、それに演技力も問われる時代に突入しました。Jr.と熱い決勝戦を繰り広げた板尾創路さんも相当の演技力。「 (サンタのそりを引くトナカイの一言) 鹿賀丈史さんの家は今年も留守ですね」「 (頭の良さそうな言葉) 誰に抜かしてやがる、を英訳してやろうか」「 (詐欺師っぽい言葉) 蛾次郎さん、どうですかつけ心地は」と設定を限定して攻めて来る。「リサ・ステッグマイヤー」を回答に入れると予告して、本当に入れてしまう余裕も見せた。最後は千原Jr.の辛勝でした。いい勝負だった。

12月18日 明るいナショナル

「三木鶏郎と異才たち」を見に行きました。まずはスクリーンに三木鶏郎さんが音楽を担当したCMが映し出され、僕たちを戦後の活気へといざなう。そして大きな拍手と共に進行役の鈴木慶一さんが登場。鶏郎さんの生い立ちを紹介した後、ギター弾き語りで「フラフラ節」を。水爆実験を風刺した原曲の歌詞を大きく変えて、耐震強度偽装問題を歌い込んで現在のトピカル・ソングに作り替えた。やがて鈴木惣一朗さん率いるバンドが登場して、鶏郎さんのロマンチックな一面を紐解いていく。「ポカンポカン」の湯川潮音さんの可愛い振り付けに萌えた。
 再び進行役の慶一さんが登場。自分も音楽の仕事に就き、一度だけ鶏郎さんとご挨拶をした話や、晩年の鶏郎さんがMacとPerformerを駆使して打ち込みにのめり込んでいた話を披露した。

畠山美由紀様の「田舎のバス」は、クールな彼女のイメージから想像もつかないコメディエンヌぶりを発揮。永積タカシさんは、声を出しただけでどんな歌でも自分の世界にしてしまう。
 後は祭りだ。細野御大が登場して「僕は特急の機関士で」を歌う。そしてオールキャストで「トムとジェリー」に「明るいナショナル」。いま放送しているナショナルのCM (※) が怖いほど暗いので、そのギャップに笑った。見ると細野さんと慶一さんが丸メガネにつけひげで踊っているぞ。みんな心から楽しそう。素っ頓狂で、ロマンチックで、反骨精神溢れる三木鶏郎の音楽。それは昭和の粋そのものだ。片足でも昭和に足をつけている僕らは頬が緩み、手拍子打ち鳴らした。本当のトリビュートライブを見た。

終演後、川村恭子さん、野田美佐子さん達とご挨拶。I.H.さんに連れられて閉店間際の中華料理店へ。おごって頂いちゃった。今度の鍋会の時に、I.H.さんの器に肉多めに入れます!

※補足:石油ファンヒーターの不具合で、現在ナショナルはリコールを知らせるCMを放送しています。

12月20日 出会ってくれてありがとう

相変わらず冴えない日々。夕方になって起き出し、「あいのり」のスペシャルを見た。この番組を熱心に見るようになったのは、番組内でヒデと呼ばれる青年の、足掛け3年に及ぶ成長の記録として優れていたから。
 今日の放送でヒデの旅が終わった。それは僕の望む形ではなかったし、ましてやヒデの望む形でもなかっただろうけど、彼は清々しい目をして「将来アフリカに携わっていきたい」と話す。よかったんじゃないかな。「出会ってくれてありがとう」の言葉はいつかあの子に告る時にパクろうと思う。来週以降の視聴率の落ち込みが気になります。

夜、部屋の片付けをしていたら急にネットが落ちた。電話も繋がらない。ダメもとで電気に詳しいヌカタシに聞いてみたら、今から見に来てくれるという。約束をお断りしてヌカタシの到着を待った。
 要するに電話の元線が物置部屋に来ていて、そのケーブルが抜けかかっていたそう。パソコン内部のことならまだしも、配線のことまでよくわかるなあ。ありがとうございます。僕は皆さんに生かされています。お礼に、都市伝説として伝わっていた、ドラえもん幻の最終回の同人誌版を差し上げた。

12月22日 真冬のウォーターボーイズ

いつも通ってる公営プールにまでクリスマしいイルミネーションが!
 通販で買ったロデオボーイによるダイエットに行き詰まりを感じて、思い切ってプールに行ってみた。温水プールとはいえ寒かった。めっちゃくちゃすいてた。自由遊泳コースにはたどたどしくシンクロの練習をする高校生くらいの男子3人組が。コーチはおそらく彼らの2-3個年上と思われるコロコロ笑う女の子。ウォーターボーイズの目がキラキラ輝いてたのは、コーチに恋してるのだろうか。などと妄想を膨らませ、生暖かい目で見守りました。

竹中直人さんの古典ネタに「笑いながら怒る人」ってのがあるけど、このプールには泣きながら笑う老人がいる。般若のように顔をくしゃくしゃにして「あ"ーっはっはっはー」と言いながらウォーキングする。そういう呼吸法なのかな。最初は怖いと思ったけどもう慣れた。色んな人が来ます、公営プール。

12月24日 こんなイブの朝

昨日はボーネン会@我が家でした。またすげー人が来た。14人かな。みなさん一度はロデオボーイを試してた。
 ここ数回、我が家での飲み会は規模が大きすぎて全体を把握しきれないのが実情でした。今回は比較的親しい人が集まったので気楽な感じで。我が家が初めての方は1人だけだと思う。初めての方がいらした時には僕は既に完成してたのであんまり積極的に話しかけなかったけど、楽しんで頂けたのだろうか。今になって心配になってきた。僕はA.Z.a.T.o.i.が持ってきた旭ポン酢とヌカタシが持ってきた日本酒、ムネカタさんのかけるステキ音楽、それにK.M.氏謹製の豚しゃぶをたらふく食って大満足。ダメな家主です。今は翌朝なんだけど隣の部屋にはまだ寝ている人がいる。こういう風にうちを使ってもらうのは好きだ。

秋山羊子さんに頂いたCDを聴いています。素晴らしい。これはみんなに聴かれるべき音楽だな。明日のライブが楽しみ。

12月25日 アオイソラ、ボクハマダシンデナイ

クリスマスです。キリストの誕生日です。そして秋山羊子さんの誕生日でもある。夕方までぐったり寝て、秋山羊子さんのバースディワンマンライブに行ってきました。
 いつものライブでは7-8曲くらいで終わってしまう秋山さんの宇宙、今日はばっちり2時間堪能しました。強烈な「僕」の世界にどっぷりとひかれた。サポートはアコーディオンの田ノ岡三郎さん。秋山さんの世界にアコーディオンは驚くほどよく似合う。ちょっと歌いすぎのきらいはあったかな。秋山さんのミニマルなエレピが好きな者としては。でも大満足のステージでした。

彼女にヒット曲はないけれど、僕にとってはヒットアフターヒット。もうすぐ世に出るだろうアルバムが楽しみ。それがどう受け入れられるかも楽しみ。多くの人の琴線に触れて、多くの人に共感される音楽だと思う。カラオケが好きじゃない秋山さんだけど、僕はカラオケに行くたびになんで秋山さんの曲が入ってないのかと思う。それくらいのポピュラリティを得てしかるべき21世紀のポップソング達です。
 休憩を挟んで後半は田ノ岡さんのソロから。緊張感溢れる演奏が続く。アンコールは予想してなかったみたいで、弾き語りライブを始めた頃の曲、というのを披露してくれた。途中で思わず漏らした「高すぎる」の声が歌詞の一部かもと思うくらい可愛い曲でした。

終演後はケーキを囲んでハッピバースディ。今までで最高の誕生日でしたっていう秋山さんの言葉が本当だといい。

12月26日 師走はニートも忙しい

体調的に1日出掛けたら2日休みたいけど、明日から4日連続で予定がある。大丈夫かいな。明日は細野晴臣&東京シャイネスを見てきます。狭山のステージがすごくよかったので楽しみ。明後日、明々後日は飲みの約束。30日はMoonridersを見に行く。そしたら今年もおしまいだ。大晦日は1人で紅白を見る予定。何年連続で1人で年を越しているのか。
 それにしても笑い飯は「M-1」に縁がないですね。毎年ついてないとしか言いようのない負け方をする。何年も苦戦を続けているうちにダブルボケ漫才のインパクトが薄れてきて、どんどん追い込まれてるような気がします。そんで新鮮な芸人に漁父の利をかすめ取られちゃう。そんなもんだカンガルー。

12月27日 Be Shy

細野晴臣&東京シャイネス見てきました。九段会館は元軍人会館だったという厳めしい建物。椅子の並びがいろは順でびっくりした。「か列」だったのでいい席かと思いきや、「わかよたれそ」の「か」か!
 前座のKama Ainaが素晴らしかった。バンジョーに似た不思議な楽器を抱え、カホーンを踵で鳴らしながらスキャットや口笛でメロディを乗せる。それ以上に何がいるのか! バンジョーは時にミニマルかつ雄弁でした。大きな拍手に迎えられた細野さん、「シャイネスだからね、大勢の前で真ん中に座るなんて恥ずかしい。恥ずかしさというのを日本人は忘れてるんじゃないか。これは提案なんですが」といって笑わせる。

2曲目にいきなり「風をあつめて」。YMOの曲も披露。スローテンポにアレンジされた「Lotus Love」。そして公開リハーサル! それぞれメンバーに口でフレーズを伝えていく。ここが一番の見せ所でした。演奏も生き生きしてた。狭山の雨上がりの幻想から数ヶ月、綿密にリハを積んだであろうバンドは良くも悪くも熟れ過ぎてる感がありました。「練習しないのが好き」「リハしすぎて声がかれちゃった」の言葉は、細野さんの本音だったのかも知れないね。
 最後はやっぱり狭山と同じく「Stella」を歌うも、星空の下で聴くのとは感動の質が違うかなー。狭山の想い出がどんどん美化されて、その印象と現実とをつき合わすような夜でした。

現場でお会いした皆様、お喋りお食事楽しかったです。よいお年を。細野さんにもよいお年を。買ってきたパンフレットに、細野晴臣のソロアルバム、ついにリリース! (の予感) なるページが挟まってました。予感、を待ちたいと思います。待ち慣れてます。

12月28日 友達100人できるかな

僕の現在のマイミクさんは114人。その殆どが最初の半年で出会った。初期のmixiにはよくも悪くも村社会的結束がありました。いつの間にか会員の数が200万人を超えて、もはやクローズドなコミュニティとは言えなくなってきた。誰かわかんない人に向かって義務感で日記を書いたってねえ船長。というわけで、今年いっぱいをもってmixiを引退しますって方が結構いらっしゃる。
 今日はそんな中の1人、muitoさんと東京で (東京駅の側で) お食事。誘われるままにほいほいついて行ったら、怖いお兄さんが出てきてボコられちゃうかも、という一抹の不安を抱えつつ。

初めてお会いするmuitoさんは、想像通りの素敵なお姉さんでした。花のような香りがした! 怖いお兄さんが出てくることもなく、ベルギービールカフェにて乾杯。フルーティーなビールが美味しかったです。久しぶりにビール旨いと思った。それにムール貝のビール蒸し。デザートもビールのシャーベット。
 muitoさんは雑貨のお店をやっていて、その宣伝のためにmixiに入ったものの、やってるうちに日記にはまってしまい、数時間もかけてネタを練るようになって本業が疎かになっちゃったという。muitoさんの練られた日記、好きですけどね。

あとは音楽の話、恋愛の話などする。恋愛の話は照れくさいね。muitoさん、またビール飲みましょう。

12月30日 大寒町にロマンは沈む

4日連続外出の3日目。きのうはXさんちの鍋にお呼ばれ。ほとんど初めましての全11名。僕はポン酢担当なのに1時間遅刻です。すみません。電車の接続が...って言い訳がましいね。鍋会といえば1時間遅れで行くもんだと思っていたふしがないでもない。
 笑ったのは「惑星大怪獣ネガドン」なるDVD。特撮怪獣映画を自主制作でフルCGで作ってしまったもの。ミニチュアならではのチープな手作り感を敢えてCGで再現する。ストーリーはシンプル極まりないしテーマ的なものは何もない。映画にそんなものは必要ないことを、この「惑星大怪獣ネガドン」は教えてくれた。「第一宇宙速度」という単語を久しぶりに耳にしました。美味しく楽しい夜でした。

今日は連続外出の最終日。Moonridersのライブに行ってきた。16:00開場17:00開演。めざにゅーを見て寝る身としては起きるだけで大事業。会場に着いた頃には疲れ果ててフラフラ。
 ライブは慶一さんのギター、ほかのメンバーのコーラスで厳かにスタート、するはずだったのが、慶一さんが弦の間にピックを挟んだままで「タイム!」。2曲目からはバンド編成で。サックス矢口博康さん、フルート国吉静治さん。そしてずっと病欠していたかしぶち哲郎さんが本調子じゃないのか、矢部浩志さんとのツインドラム体勢。これがタイトですごくいい。やっぱ上手いなあ矢部さん。バンドのアイデンティティはこんなことでいいのだろうか。ボーカルも慶一さんじゃない曲が多い。良くも悪くも危なげのない、お行儀のいいライダーズでした。

かと思うと殆どの曲に長いインプロがついて、ライブバンドとしてのタイトさをアピール。ボーカルを取らない慶一さんはしきりにコール&レスポンスを要求して、トピカルな話題を笑いにする。これからは過去のライブ音源をどんどんアーカイブ化していくという。慶一さんが「ライブ音源をお持ちの方、別におとがめしませんので名乗り出てください」と呼びかけると「持ってるよ!」の声が。冬らしく「大寒町」で締め。慶一さんはなんとサックスを持ち出して滅茶苦茶に吹きまくった! 2005年はライブの当たり年だった。
 同行のT.P.さん、ヌカタシとデニーズでハンバーグを食べ帰ってきてグースカ寝て起きて現在に至る。今年の更新はたぶんこれでおしまい。みなさんよいお年を。