DIARY 2008年1月


1月1日 J-Bare

あけましたおめでとうございました、お日さまジャパン。まさに正月みたいなJ晴れです。去年はスリリングながら楽しい1年だった。今年もそうあるといい。20年スパンくらいで見ると上昇運にあるような気がします。今年は年男。24になります。親父ギャグです。36になります。お人好しのマスター36、独身の訳は...って歌がありました。初めて聴いた時は36ってすごいおじさんのように思ってた。実際おじさんだけど。心は永遠の17歳なので。親父ギャグです。
 きのうの紅白はダンディな布施明さんと寺尾聰さんがよかった。布施明さんは毎年絶賛してる。超豪華メンバーを従えて「ルビーの指輪」を歌った寺尾聰さんの軽妙さは狡いの一言。若い人は、前年のDJ-OZMA事件の反動か、勢いがない印象でした。チャットモンチーとPerfumeが出るだけで、だいぶ僕好みになるんだけどな。終わって長谷寺に初詣に行って、鐘をついて破魔矢を買って、甘酒を頂いてきました。そんな訳で、どんな訳だか今年もよろしく。

1月2日 正月からダメ発言

決まり文句が嫌いで、毎年あけまし「た」おめでとうございま「した」を連呼している僕ですが、うっかり決まり文句を発してしまった。「餅食べ過ぎた」。正月か! (正月だ) 。初夢は秋山羊子さんのプロモーションツアーに同行して頭を下げて回る夢。何を暗示しているんでしょうか。早速秋山さんに報告したら「よーし!」ってお返事が。
 今日は亡父の親友Tさん宅で新年会。父を亡くして23年、よくぞおつきあいを続けてくださってるものだ。自分がいなくなっても、リラックスできるサムシングを残していけるかな。Tさんはここじゃ書けないけどものすごく出世されて、今日はこんなステーキが出ました。手前にちろちろと見えるのはカリフラワーなので、その大きさを想像してくれ。4人の子供がわいわい。僕の友人は子供がいる人が少ないので、こういうのは珍しい。きっと僕ら兄弟や、Tさんのお子さんが一緒に遊ぶ様を、父やTさんは微笑ましく眺めていたのだろうな、30年前に。

1月4日 会わす顔がない

直枝政広さんの歌詞は男の気持ちの核心をぐさっと突き刺してくる。「彼女のオヤジに会わす顔がない」ってフレーズにはびっくりしたな。泊まりがけで彼女の実家に行ってきました。別に「ください」系じゃありませんので! 手みやげは外すはずがない美味しいワインと、彼女の、「お父さんすぐSimon & Garfunkelをかけるの」っていう一言をヒントに、Paul Simonのレア名盤をCD-Rに焼き込んで。
 巨大な風車が回る海辺を散策していざ実家へ。ご職業は? ...あのいまは病気療養中で何もしていません...はあ。お年は? ...あの35です...はあ (彼女はうんと若いの) 。いきなり気まずい! でもSimon & Garfunkelタイムに突入して、これご存知ですかってCD-Rのジャケット見せたらご存知ない。よっしゃ! 聴かせたら「君、ポイント上げたね」って。エヘへ。「THE PAUL SIMON SONG BOOK」1965年。なんであれが出回ってないのか不思議に思う。雰囲気を取り返して、美味しいお酒と漁師町のトロトロの金目鯛に酔いしれ、楽しい時間を過ごしました。

今日はフェレットのペーくんのすごい臭いに目が覚めた。9:30だ! やばい! お父さんは出社したあとでした。でもご機嫌なお母さんのさつま揚げを頂いて、彼女はステッパーを奪取しておいとました。彼女のいきなり歌い出すところとか、こういう家庭環境が育成したのだと深く納得。それにしても! ふぃー緊張したぜ。車で30分の港町に出て、海鮮丼をがっつり食った。美味い! 新鮮な魚介類は人を幸せにするね。巨大な灯台の階段は99段。息が切れた。しかも風が強くて怖い。そして鉄の人なら見逃せない有名私鉄に乗ろうとしたら、ちょうど電車が出たばっかり。帰ろっかってことで、延々高速道路を乗り継いで、PerfumeとJoni Mitchellを爆音でかけて帰ってきました。どっと疲れが出た。
 これからしばらくぐったりして、のだめスペシャル見ます。

1月6日 胡同 (フートン)

彼女のご両親にお会いした反動ですっかり疲れ果てて、新年会のお誘いなどお断りしまくってます。これに懲りずにご贔屓に。やっと元気が出てきた。明日には皆さんに新しいコンピ、「warm and comfy」をお送りできそう。ただこれと前に作った「air-conditioner」っていうコンピを聴き比べちゃうと、「air-conditioner」実に素晴らしい、自分の感性は歳と共に衰えてるのかな。明日はご両親にお礼状なぞ出さねばだ。
 胡同と言えば北京の下町の横丁のこと。僕が北京に短期留学した16年前には、縁側で碁を打つおじいちゃんがいたりしてまだその佇まいを残していたけど、北京オリンピックを控えた今となってはもう殆ど残ってないだろう。筋肉バカが街の暮らしを一色に染めていくオリンピックという行事は早くなくなればいいと思う。近所に胡同っていう、なぜか韓国屋台料理屋を見つけました。店員さんが初々しいので新しい店かと思ったら結構前からあるらしい。これが実に居心地いいのだ。この街にも少しずつ、自分の居場所が出来てきた。

1月9日 男の子と女の子

男の子と女の子
作詞作曲:岸田繁


僕達はみんないつでもそうです
女の子の事ばかり考えている
女の子はわがままだよく分からない生きものだ
でもやさしくしてしまう何もかえってこないのに
小学生くらいの男の子と女の子
男の子同士の遊びは楽しそうだ
割って入ってくる女の子はふてくされ
こんな世界はつまらないとひとりで遊ぶ
 小学生くらいの男の子 世界のどこまでも飛んでゆけよ
 ロックンローラーになれよ
 欲望を止めるなよ コンクリートなんかかち割ってしまえよ
 かち割ってしまえよ
僕達はみんなだんだん齢をとる
死にたくないなと考えたりもする
愛する人よもうすぐ気付くだろう
僕のやさしさもだんだん齢をとる
 大人になった女の子 僕をどこまでも愛してくれよ
 何ももて余さないで
 好きだという気持ちだけで何も食べなくていいくらい
 愛しい顔を見せてくれよ

初回限定版に限り、ジャケットの手触りが気持ちいいことで有名なくるりのアルバム「THE WORLD is MiNE」より。これにどんな言葉を足せるだろう。どんな言葉を引けるだろう。完璧な、みんなの、僕の、きょうの、ロックです。
 きのうはハチクロドラマ版の第1回だったらしいですね。見てないからなんとも言えないけど、ネットでの評判は散々。個人的には成海璃子さんのはぐ、いいんじゃないかと妄想。マンガのドラマ化なんて云々、のだめは奇跡。温かい眼でひとつ。

1月11日 変革、それはとても気まぐれ

今日は家事をしてコンピレーションの発送。今度はmixiの「音楽セレクト合戦」コミュ向けに「warm and comfy」のダイジェスト版を。こっちの方が聴き (流し) やすいかな。本来のコンセプトに近い選曲になっています。

で、明日から新しい勉強を始める予定。それはアニマルセラピー。僕は元々表現活動が好きで、表現の道具としてコンピュータを使ってきたんだけど、いつのまにかコンピュータそのものが仕事になっちゃって、疲れ果てて体を壊しちゃったんです。そんな時に支えになってくれたのが動物だった。うちの一族はみんな動物好きで、動物と仲良くするのが得意だ。だからそれを仕事にしたい。表現活動は趣味でも充分できる。
 実は去年の11月からペットビジネスの通信講座を始めていて、それはそれで続けるとして、やっぱり座学じゃ身につかないところをほかの専門学校で勉強したくなってきた。とても楽しみにしている。今日は1月11日。わんわんわんの日。でもうちはにゃあ。鏡開きだ。彼女が帰ってきたら一緒にお汁粉を食べよう。

1月12日 おやすみプンプン

今日はアニマルセラピー講義第1回目でした。これから隔週で土・日と。午前8時半起きは昼夜逆転生活者には辛かった。へろへろになりながら受講。しかも遅れ気味だったんで1番前の席に。先生に当てられる当てられる。授業を受けるという行為自体がすごく久しぶりだったんで、新鮮で緊張しました。明日はいきなり老人ホームに行ってスタッフとして実習を受けることになった。それって人件費のかからない労働力じゃ…いや貴重な現場を体験できます! 正直犬と遊べるのは楽しみだけど、お年寄りとコミュニケーションとれるか不安だ。そっちを勉強しに行く訳だが!
 写真は近所の韓国料理屋にいたプンプンです。...おやすみ。

1月13日 老人と犬

という訳で (前日参照) 老人ホームにアニマルセラピーの実習に行ってきました。いやー疲れた。そもそも老人ホームに入ってお年寄りと会話するって経験がなかったので、そっちに神経を使いました。与えられた仕事は簡単。犬を抱っこするお年寄りにブランケットを差し出すこと。犬を触ったお年寄りにお絞りを渡すこと。
 始まってみたらお年寄り20人に対して犬は4頭、犬に触れられないお年寄りに、話しかけて楽しんでもらわなきゃいけない。フリートークが極端に苦手な僕なりに頑張った。でも威圧感を与えないようにしゃがんでお喋りしなきゃだったり、おじいちゃんの戦争の話が長引いてほかのお年寄りのケアが出来なかったり、犬の特性によって抱っこが苦手だったり、とにかく目の前のことが全てで会場全体に気持ちが行き渡らない。年下の先生に、山下さん笑顔笑顔! って言われて帰ってきました。写真撮る余裕がなかったんで、今夜のメイでも。

1月16日 ポカポカポカ

山下さんちは今日もポカポカ殴り合い。デロンギのオイルヒーターを導入してポカポカの毎日。これがなんていうか、活動意欲を削ぐオーラをじわじわと発しているポカよ。彼女なんか会社をサボ...ポカポカ。いま殴られました。僕も勉強が進まないポカ。ついつい寝てしまうポカ。家事も進まないような気がするポカ。さすがは地中海文化。イタリアの電機会社につとめてみたい。
 僕たちも猫たちもグータラな今週。これから寒い寒い台所に行ってお皿を洗ってくる。偉いな僕。オイルヒーターを台所に持って行けばいいじゃんという意見はナンセンスポカ。猫たちは微笑ましい光景を作るのが仕事ポカ。奪っちゃダメポカ。というわけで、日記に書くこともない日々。写真はオイルヒーターの真ん前を陣取るメイ。後ろにネモとクリマロもいる。みんなでポカポカ。

1月17日 地球に厳しく自分に優しく

きのう散々自慢したデロンギのオイルヒーター、電気をすごく食うんだって。エアコンの1.3倍〜1.5倍だって。でもうちのエアコンもぼろいから相当電気を食ってるはず。なによりこのぬくぬくからは抜け出せません。なので地球に厳しく自分に優しくデロンギを使い続けようと思う。一番ぬくぬくしてる猫は電気代払わなくていいよなあ。飯も家賃も病院もタダで、にゃあって言えばトイレの掃除までして貰える。王子様だ。
 mixiのセレクト合戦のCDが続々届いてます。17枚送ったってことは17枚聴かなきゃならないのか。この人とは感受性が相容れないと思ったらもう2度と聴かないだろう。と考えるとこれまた地球に厳しい活動です。Podcastでできないかしら。印刷代も郵便代もばかにならないし。

1月19日 あの頃の未来に、僕らは

きのうは学生時代の友人たちと、1年半ぶりくらいに飲み会を開きました。鳥とお酒の会、略してサケバード。今回はほぼフルメンバーが揃った。お店はうどんすき美々卯。うどんすきってこの店が元祖なんだって。すき焼き的なものを想像してたんだけど、巨大な鍋に関西風の出汁つゆを入れて鶏肉と野菜で煮込む料理だった。どれくらい巨大かというと、これくらい、いやこれくらいあったかな。うどん出汁は関西風に限る。美味でした。
 その後カラオケへ。みんな好き勝手な歌を歌った。それが許される感じ。くるりとかはキャバクラで受けないんだってさ。一生キャバクラに行くことはないだろうけど! Perfumeとかチャットモンチーとか歌いました。そして秋川雅史のモノマネ大会。終わったら朝だよ。疲れ果てた。夜までぐっすり寝て、これからジャスコに行く予定。

1月20日 きのうは手巻き寿司でした (本文と関係なし)

で、今日は母方の祖母の家に集まる日。姪っ子が最初はすごい大人しかったのに、後半すごいテンションに。「スキル! こっちきて!」「スキル! 電気つけて!」「スキル! エビ (の飾り物) !」。僕姪っ子に「スキル」と呼び捨てにされているのです。
 写真はカルタ遊びに興じるメイです。母方の親戚だけは、メイは素直でいい子だと言ってくれる。ほかの人は言ってくれない。異常に人懐っこくていい子だと思うんだ。だから連れていく訳だけど。ほかのひとはお土産にケーキを持っていったりおかずを持っていったりしてる。僕ももうすぐ36なんだから、猫ごときでご機嫌を伺ってないで、そろそろ社会的にちゃんとしようと思う。

2月19日のBjork武道館公演のチケットが1枚余ってるんだけど誰かいかない?

1月22日 時代

久しぶりに酷い鬱です。週末のオールがダメだったのか今週の寒さがダメなのか、いろいろ思い当たる節はあるんだけども。mixiはできるのにゴミ出しはできない。この機微が伝わるといい。国民健康保険の督促状も来てるしな。といいつつ、生きるのが面倒だとかここ1年くらい思ってない。楽しいです。
 今日の日記キーワードランキングを鑑みるに、僕は時代から取り残されてるのかも知れないと思った。1位「カルボナーラ」。みんな急に食べたくなったのだろうか。2位「スーパーカートリオ」。マリオカートの一種だろうか。スーパーカーがトリオ編成で再結成したんだろうか。3位「デネブ」。夏の星だ。4位「エヴァ」。ヱヴァならまだわかる。5位「天気予報」。毎日やってるだろそんなの。寝よっと。

1月23日 猫が見た青空

世の中には面白いことを考える人がいる。猫の首輪にカメラをつけて、定期的にシャッターが降りるようにした。ドイツの人で、飼い主の名前はわからない、カメラマンの名前はフリッツくん 。草原を走るようす、木登りの途中、フェンスを越える目線、ベンチの下で一休み、おうちへの帰り道、これくらいはまだ想像がつくけど、知らない人にエサを貰ってたり、テレビの取材を受けてたり、飼い主の知らない猫の日々が克明に記録されているんだ。
 うちの猫は外を知らない。それは人の世界に生きる猫としてその方が幸せだと思うから。病気やケンカ、縄張りや事故、近所との平和な共存を考えると。そもそも人間が猫を飼いならすこと自体が不自然な行為だから。でもときどきうちの猫に野生の影を見ることがあって、可哀想かなあと思ったりもする。フリッツくんの青空を見て考え込んでしまった。

1月25日 民生

ミュージックステーションに奥田民生さんが出てきて、「あっ民生だ」って彼女とハモった。僕は30代半ば、ユニコーン直撃世代。彼女は20代半ば、中学の時には民生はソロだったそうです。でもふたりとも民生好き。もっとずっと年上のロックファンにも民生は好印象のような気がする。そういう存在ってなかなかいないよね。でも最近いまひとつヒット曲に恵まれない。そういう意味では50になっても60になっても売れ続けてる桑田佳祐さんや小田和正さんはほんとに凄いと思う。
 ダイエット近況。横幅はだいぶ収まってきたような気がするんだけど、縦の厚みがある。例えるなら「あっ蹴った」「もうすぐ産まれるね」って感じだ。

1月26日 そして、やる

今日のアニマルセラピーの授業で感動的な話があったんで皆さん聞いてくれ。日本人は感情と行動を一緒にしたがるって話。頑張れ、やってみようぜ、プラス思考で行こう、みたいなもんで全て片付けられる問題じゃないと。やる気だけでなんでもできたらみんな鼻高々です。逆に言えば、不安だから、自信がないから、経験がないからできない、っていう言い訳にも使われちゃうってことなんです。夏休みの宿題、来年こそは7月中に終わらせるぞと言って本当に終わらせた人が何割いるのかと。環境や感情と、本当にできることは違う。
 「だから」できない or「だけど」やる。それではプロじゃない。自信がない、経験がない、「そして」やる。注意深くやる。良い悪いの結果は後から判断する。とにかくその場で出来ることを、120%とは言わない、100%でいいからやるのがプロだと。そうすると、苛立つことも嫌になることもないんだって。おっ↑おー↓ ちょっとすごくね?

1月27日 No New York

うちのカーテンがどうもくすんでいて風水上よろしくない。車をすっとばしてIKEAに行ってきました。もうトータルコーディネイトしちゃおうと。テーマはダンディ・ニューヨークでいこうと。ふんっ! 鼻息も荒い我々です。IKEAは都内から車で1時間程度、駐車場もタダだしそういう意味でも素晴らしい場所だ。とにかく広ーい! まず入ってレストラン。運転疲れの身にはありがたい。これがまたウママママーッ! 満足気分で2階のモデルスペースを見た。素敵ルーム満載でどれもこれも猛烈に安い。テンション上がりっ放し! 夢のお洒落なアーバンライフがここにはあるよーあるねー。
 で、買ってきました。カーテンと椅子と小物をいろいろ。カーテンかけた。いっせいのせで見よう。いっせいのせ! あれ? 魔法が解けた。ニューヨークはどこ? どう見てもユタ州あたりなのです。ユタをバカにするんじゃないヨー。いやまて、ここから、ここから挽回するから! 挽回しないとお客さん呼べない。誰かコーディネイトに自信がある方いますか! ニューヨークじゃなくていい、ハチクロでいいから上手くまとめられる方募集中。

1月28日 浮いてる

結局きょうもIKEAに行ってしまいました。IKEAは返品が効くから。きのう買った失敗コーディネイトを返品しに。ばかだなーばかだねー。という訳で、アーシーな色がいいという忠告を全く無視してこんなコーディネイトをしてみました。テーマは北欧の子供部屋。ただ残念なことに、そっちのロデオボーイが、こっちの家具調コタツがどうしようもなく浮いてる。
 ロデオボーイは結婚する従兄弟にプレゼントする。もうロデオボーイ3が出てるんだぜってことは内緒だ。家具調コタツは紺のカバーをかけて、ポップなクッションでも並べてなんとかする。クッションは緑か赤がいい。ソファも紺だな。夏になったらどうなるかは全然考えてない。それでいいのだ。

1月29日 モナムール東京

今日のロンハー観ました? 今回は田村淳が女性芸能人にウソの恋愛相談をして満足度を評価するって企画でした。って書くと非常にいやらしく感じるかも知れないけど、それを笑いと感動に昇華するのがロンハーという番組の素晴らしさなのです。
 特に西川史子編がよかった。淳には気になる子が2人いて、資産家の娘の美人の子と上京したての居心地のいい子とどっちに的を絞ったらがいいかなあって設定。西川先生の回答。「お金で99.9%のものは手に入るけど、そうじゃないものもあると思いますよ。居心地のいい子にしなよー、ジャージ着てコンビニ行くの幸せ、ディズニーシーとか行きたいー」。西川先生かわいかった。もう1人心に残ったのは山本モナさん。淳が後輩の彼女とメールで相談しているうちに、いい雰囲気になっちゃったんだけど行くべきかなあって設定。モナさんの回答。「私は後輩も後輩の彼女も知らない、淳さんしか知らない。その淳さんが幸せになって欲しいから行くべきじゃないですよ」。なんだかあの番組は素晴らしい友情を育んでいるんじゃないだろうか。男女間に友情はあるね。でもバブル青田とは友達になりたくない。