DIARY 2011年7月

7月1日　楽しいな、楽しいな、無職は残業も保険もなんにもない!! ヽ(ﾟ〇ﾟ*)／ξ

■ 男は何年も一人でいるのに女の子は数ヶ月と置かず次の彼氏ができる。数学的に絶対おかしい。

■ ボイトレの本を見ながら首や体を揺らして歌ってる。体と喉の力を抜いてリラックスする。これStevie WonderやRay Charlesじゃんか。理にかなってる。でもカラオケは1時間までって高橋名人が (´Д` ) もうしばらくしたらレコーディングに戻ります。この歌唱力でこの音楽力でこの時代にアルバムを作ってるのは、昔から慣れ親しんできたフォーマットが消えそうで、弔いをしてるのかもなあと思った。後付けで。
　FUJI ROCKのタイムテーブルが出ましたね。相変わらずグリーンには縁がないけど土曜日はグリーンで休息ディかもしれん、Battlesまで見てホワイトのTodd Rundgren入場規制 ＼あるあるあるある／

■ 残業もなんにもない僕は、コンテンポラリーアートのユニットを結成するかも知れない。どうだかな、あの人とはいろんなユニットを結成しては解散してるから。
　YouTubeに公開してる「時間の博物誌」は、いま見ると何が面白いかわかんないと思うけど、当時は降りてきたんですよ。テキストも映像もシーケンシャルなものだったのに、パソコンを介してランダムになった驚きが。1993年には、映像も文章も最初から最後までお行儀よく鑑賞するもんだった。それがクリックひとつで中断したり、関連のある別の項目に飛べるようになった。情報を切り貼りして自分のイメージを作れるようになった。その鍵は、それまで確固たるものとしてあった時間軸が消えてなくなること。人間の感性も思考も、時間軸を離れて飛躍できる。
　時間が均等にまっすぐ進むって考え方は近代だけ。古代には殆どの文化圏で時間は輪廻するものだった。現代科学でも時間には始まりと終わりがある。みたいなあやふやな概念に縛られるのは滑稽じゃないかってことを感じ取って欲しかった。2011年にネットで自由に遊んだり情報収集したり買い物するみたいにね。

7月3日　【忘れないで】地デジって言葉が恥ずかしかったあの頃の気持ち

■ またネトウヨさんたちが極論を連鎖してる。こないだ友達と話してたんだけど、天皇陛下がひとこと「ネトウヨと言われる方々の考えは個人的にはいかがなものかと存じます」とか言ったら黙るだろうか (ΦωΦ)

■ カラオケ三昧だ。自宅で独りで5時間も6時間も歌う。ハイ!! 楽しいデス!! いままで声域が1オクターブくらいしかなくて細野さんの歌しか歌えなかったんだけど、ボイトレ本とCDで練習したらあっさり2オクターブ半くらい出た。しかも喉全然疲れない。発声を根本的に勘違いしてたんだ。ただボイトレ本の著者はクラシック畑で、この発声にロックの感情を込めるのはまだまだ先になりそう。
　ところでおかめ納豆の「これは便利」シリーズ、用途不明のビニールシートを廃して、ゼラチン状のたれと納豆をかきまぜるだけの容器は本当に便利なので、ノーベル物理学賞とか取ったらいいと思う。

7月4日　twitterばっかりしてないでお外で遊びなさい

■ 相変わらずtwitterしてボイトレして、どこに向かってるんだ僕は? twitterやってると関心させられます。皆さん社会の顔とは別に、面白いこと、それは笑わされたりいとおかしだったりほほーだったり、を滝のように浴びせかけてくれる。
　ボイトレ本面白い。腹筋・肺活量・体力伝説は日本の根性論で科学的ではないっていう切り口がいい。根性は疲れるからな。声を出すのは腹筋じゃなくて声帯、大きさを決めるのは肺活量じゃなくて共鳴、体力はあるにこしたことないけど、上半身を鍛えすぎると気管が圧迫される。実際その考えで僕は声域をひろげつつある。

■ きのうは毎度おなじみ顔出し猫出し音楽Ustream「おふとんの中からお送りするbelieve the music again」やりました。いつにもまして語りすぎた。チャットラインに、スタディストにして音楽家、俳優、評論家、発掘家のあの方が登場。びっくりしたわ!! この次はマッチモアベターよ!!

7月5日　正義と民意と今のはオフレコ

■ 猫がぶっというんこをした。スキルさん猫のトイレでうんこしてるんですかと問われても「いや僕にはあんなのはでません」と応えざるを得ない。お父さん頼もしいぞ。
　乗り物はいいな。新しい飛行機にはわくわくするし、古い列車や港のある光景にも胸が締めつけられる。人が場所を動かす、心を動かす、I Willの念が伝わるんだ。

■ 松本龍元復興大臣が問題発言で辞任。またかよと。映像を見てないのでニュアンスはわからないけど、国務大臣があそこまでの暴言をまじで言うとは思えない。あれは空気を読まない、たちの悪い冗談だったのである。「県でコンセンサスを得ないなら国はなにもしない」っていうのは、「漁協や地元の理解を得ないことはしない」と取った。これが善意ある報道と民意≒出る杭を打つのが好きな国民性によって潰されて、復興に手を挙げる者も、次の政権政党もなにもできないまま時間だけが過ぎていく。
　たった数行の記事で人格を否定し、憤慨しないやつは非国民である。今のはオフレコで。

7月7日　七夕に逢いたい (人もなし)

■ 七夕にこれといって思い出がないのでこれから作る。

■ 松本元大臣について、冴えない業界人様から非公式RTで「は?」との感想を頂いた。おっちゃん自分の意見をちゃんと言えないの? 植木等が生きてたら、その存在だけで辞任させられそうなニッポンです。萎縮して足引っ張り合って、いい人材が育つわけがない。

■ Google+はじめました。まだ手探りです。twitterとFacebookとgoogle+とInstagramやってたら何も生み出さずに一日が終了する。Google+が軌道に乗ったらFacebookやめると思う。

7月8日　楽しいことを考えていよう

■ 星を見よう、星を。焦って見失ってる場合じゃない。
猫がベッドに飛び乗ろうとして落下。うちジェリーがいなくてトムとトムとトムみたいだな。

7月10日　しゃぶしゃぶ食べたい、ノーパンじゃなくていい

■ 性生活以外の殆どの生活乱れてる。

■ きのうはシーナアキコさん主催の、「みんなのうた」をカバーするイベントに行ってきました。お笑い路線からしっとり路線まで、方向性は違うけどみんな楽しいステージだった。シーナさんやればできる子。HARCOさんが予想以上に普通のおじさんでした。でもやわらかい声でグルーヴィーな演奏。「昔は洋楽を中尾ミエなんかが歌って日本に伝えてました。私もいい曲をいろんなひとに知ってもらいたい気持ちでカバーしてます」ってシーナさん、正しいと思う。
　寝不足のぼっちはたった一駅でも乗り過ごす。土曜の夜はカップルだらけだ (´Д` ) 乗り換え乗り換え満員電車で帰ってきた。いまも腰が猛烈に痛い。サンダーバードみたいな歩き方してる。はずみでぎっくりいくと思う。対処法をおしえてください...

■ 金曜ロードショーがまたしてもジブリ祭りだそうで、僕は紅の豚のフィオと、魔女の宅急便のウルスラ (絵描き) が好き。一見さっぱりしてるけど自分の弱さとつきあうのが上手いんだと思う。海賊を追い払って「怖かった」って腰砕けになるフィオ。小学生くらいのキキに、「私もそういうことあるよ」って言えるウルスラ。あんな女子とおつきあいしたい。巨乳だし。

7月11日　流しのスプーンが蛇口の下を正確に把握して水はねさす現象をなんやかんやして一儲けしたい

■ BiSの新しいPVがやばい。完璧とはいいがたいスタイルがリアルでいい。 女子グルーヴを感じます。女の子に受け入れられるといいなあ。

■ きのうは残念なテキストを見た。つまり「経済通」の方が原発を止めるのが「経済的に」いかに不利かを滔々と述べているのだが、ケーザイやってる人って2万4000年後のケーザイや、人間以外の動植物はケーザイの論理で生きてないことなんて想像できないんだろうな。視野の狭いドヤ顔のテキストを見ると不安になるのです...。この人だいじょぶか、とか世界だいじょぶか、とか自分だいじょぶか、とかじゃなくて漠然とした不安のトリガーになる。
　そんな精神状態の中、毎度おなじみ顔出し猫出しUstream「おふとんの中からお送りするbelieve the music again」やりました。不安感が画面から出ちゃったかな。ポケットの中で魔法をかけて!!

7月12日　シールブームに乗りたいけど後発すぎるし需要がなさすぎる

■ 腰が猛烈に痛い。這って動いてます。ふとしたはずみでぎっくり行く気配。

■ ボイトレと自宅カラオケ (6月24日の日記参照) の日々。僕の間違った発声は歌う楽しみの7割を奪っていた。いま1日5時間くらい歌ってます。楽しくて。誰かと一緒にカラオケ行きたいけど、みんなほんとに貧乏暇なしすぎるし友達いなすぎる。
　ずっと作ってるアルバム、自分で歌うかも。きゃーはずかし!! Macに初音ミクをインストールするキットを試す案もあったんだけどな。インドネシアの人が作ったミク曲聴きました。言語が違って不自然さがわからないせいもあるけど、快適な演奏であった。アメリカでのライブも大成功だそうで、坂本九の次に世界を制する日本のシンガーは初音ミクかも知れない。ただ一人オタ芸をやっていた青年よ、それはアメリカじゃ早過ぎる。

■ 松本元大臣自殺説が流れましたね。過労で休養だそうですが。みんな「ザマミロ」だって。彼が環境大臣だったころの功績があまりにも語られない。周りが無謀だっていう中、名古屋議定書を作り上げて通したんです。国際会議でスタンディングオベーションが起きたんです。復興担当大臣としての「キックオフ」は熱意が滑った格好で、村井知事のノリがよければ美談になったかも知れない。
　結局我々は山がちの島国の民である物理的な事実から逃れられない。昔はこの島の中に「国」がたくさんあって戦争してたんだから。論調を揃えてご機嫌をとるメディアも、政治家を引きずりおろすことはダイスキなのに、東電の会長が再任されたことになにも言わない。それは同じ「国」の出来事だから。諄いようだけど電力は余ってる。節電意味ない。

■ 核廃棄物、2万年の保管コストなんて誰も計算できない。人類が滅びて次に地球を制するサルの経済観念がわかるのかと。モンゴルの砂漠に埋めるって話もあるそうですね。スリーマイル島の事故のあと巨大なひまわりが咲いたように、モンゴルから巨大なお相撲さんがくるよ。

■ あつい夏飽きた。

7月13日　twitter優しいなあ (/_;)

■ 駅までお買い物と用事をいくつか、薬局の椅子で1時間半待ってたら立ち上がれなくなった → 救急搬送。週末に満員電車で腰痛めてたんだよ。とどめを刺された。痛くて死ぬかと思ったけど、救急外来の隣が泌尿器科で、小学生の子供がキンタマ痛いと。主治医は「左右のキンタマが入れ替わってカタタマが壊死してる」と。それを聞いて、彼よりは痛くないし死なないなと思いました。
　安静令と引換えに釈放されたはいいけど、病院に長居したんで受付が閉まって、後日ご精算にいらしてくださいってこの腰じゃ電車に乗れないし、タクシーで片道2780円だよこれ法的に医療費に入らないの? それにしても病院なうのツイートで「だいじょぶか」の@が殺到したtwitterのみんな優しい。

■ 古い友人がドイツに行くだの結婚するだのいう話が、遠くから聞こえたり聞こえなかったり、誘われなかったり誘われても立場的にいけなかったり。古い友人がごっそり去っていった原因の70%は病気に関係があるんだけど、理解を得るのは不可能だ。もともと精神的に潔癖症なとこもある。不義理なこととかずるいことを見逃せない。で、新しい若い友達は揃いもそろって貧乏暇なしなんだ。友達らしい交流は困難。我々の世代はバブル世代にいいとこ取りされたけど、まだまだ恵まれてた。家族制度の崩壊に次ぐ、これは国難だと思う。
　病院で「迎えに来れる家族や親戚やお友達はいますか」って聞かれて、あーいないんだなって。猫がこい。ネコバスでこい。

7月15日　そういえば昔凛子という彼女がいた

■ 「スキル山下」から「Netlogプロフィールつくったよ! またね! スキル」ってメールが来た方、それスパムじゃありません。まごうことなき僕です。誘われてまた新しいSNSに入りました。いろんなSNSをごちゃまぜにして狙いがわからんな。日本語版の翻訳の方向性もそんな感じで恥ずかしい。Google+はここに、Netlogはここにいます。参加したまま放置して忘れてるSNSが山ほどある。だってロンリー。
　夏は恋の季節なのかい? もっと涼しい時にしないかい? フランス女性のサヴァサヴァした感じが好きなんだけど、フランス女性に対して僕がアピールできる点がまるでない。どこの女性に対してもない。やっぱりモンゴロイド、東南アジアもいいね。日本はどうなのって彼氏のいない女子がいないじゃないよ。「いっぱいいるよ」「じゃあ紹介して」「私の周りにはいない」いないんですよ。UMAなの!!

■ 腰の薬が切れそうなんで次の予約をしたいのにiPhoneが壊れた。固定電話ないんで友達に代理で電話をお願いした。役所と病院はいつまでたっても電話ベースだよね。セキュリティの問題なのか怠慢なのか。iPhone保証で直るかなハー。

7月17日　月の歌を聴け

■ 腰の薬が切れた。連休のバカ。

■ 今週のUstreamは変則的に月曜日の夜に月の歌をかけます。21時スタートの3時間放送です。月にかけて月曜日にしたとか、三連休の中日を避けたとかじゃなくて、選曲が間に合わなかっただけの話であり、しかしそれ相応にお楽しみ頂けたらラッキーくらいの他力本願な感じで。

■ twitterでとある女性が「キンタマって打つと痛いっていうけど、足にピタピタ当たっていたくないのかな」と。キンタマへの衝撃は閾値を超えるととたんに痛くなります。それはヒトラーがキンタマを打ったらしいぜって聞いたら世界中の男子が「大丈夫か!?」って振り返るほどです。よろしくおねがいします。
　敵も見方も独裁者もスパム業者もなく、キンタマの痛みは男性がわかち合えるただひとつの感情、大げさに言うならば愛、ではないか。女性はキンタマの痛みを知らず、男性は出産の痛みを知らず、その二つが愛の結晶、子孫に繋がるのは神秘的と言えよう。

7月19日　満月をつかまえに

■ 月の歌のセットリストを満身を込めて作成 → 寝落ち。

■ きのうのUstream、放送開始が1時間遅れて本当に申し訳ありませんでした。悔しいな。いつもはその日の朝に目についた曲をピックアップしてタイミングを調節してさらっと流してるんです。今回は月の歌をかけたいっていうイメージがあって、でもぱっと思い浮かぶ歌は気分的に違ったのだよね。で、前々日から選曲を始めて徹夜で当日の夕方にセットリストができた。1日48時間ネル男がネテナイ自慢だよ。で、ネタよ。起きたら22時だったよ。
　それでも優しい皆さんに聴いて頂けてよかったです。人が月の魔力に引きつけられるのはどこの国でもいつの時代でも一緒。世界のフォークロアを積極的に取り入れました。20世紀、21世紀の定番も含めたつもり。これもう一回練り直してコンピレーションアルバムにしたいな。欲しい方いらっしゃいますか。お気軽にメールしなさい。

7月20日　なでしこジャパンに感動した人は、こんなジャパンにも感動しています

■ きのうは腰の通院。FUJI ROCKに行けなそうだよ (´Д` ) 「どの程度の負担なのか知らないから絶対行くなとは言えないけど、腰は癖になると一生続くから (完治させろ) 」って。Wilco, Ron Sexsmith, Todd Rundgren, Fountains Of Wayne, CSS, Battles, The Pains Of Being Pure At Heart, Manu Chao, 山、森、風、雨、人...。最終的には自己判断だけどね。

■ 最近アナログレコードでリリースするミュージシャンが多い。買うとDLのコードがついてくるから家でじっくり聴く時はアナログで、外で聴く用はmp3で。意図はわかる。でも僕の音楽体験はさんざんバカにされたCDの歴史とぴったり重なるんで、CDも宝物なんです。もっと若い世代はきっとこだわりない。レコードやCDや、実体のある音楽の歴史はたかだか百数十年で、音楽そのものの歴史は5万年あるから、人間には実体のない音楽を許容する素養がある。
　電子出版は定着しないと思う。音楽聴いてる間ジャケットをずっと握ってるわけじゃないけど、本を読んでる間ずっと本を握ってるわけじゃん、鑑賞と皮膚感覚がとても近い。紙の手触りとインクの匂いと一緒に物語を追う。文字の歴史=実体のあるものだった。
　ただ書く段になると、僕は紙には1文字も書けない。子供の頃、作文とか殆ど提出しなかった。パソコンだと思考と文章化が同時にできる。頭の中で論理的思考をして文章を組み立てられないんだ。最初にスティッキーズに単語やフレーズをガガっと書いて、並べ替えたりつなげたりしてこの日記も書いてるよ。

■ 恩師坂根厳夫先生が、御年81歳にしてサイトを自作した。World Wide Webというものを初めて見たのは坂根先生の研究室だった。1993年。あの頃からWebの可能性に脅威を感じて、表現と評論とWebの関係を考えてらした。
　その坂根先生からメールが来た。君がSNSにあげる写真は猫ばっかりだな、もっとお外に出て恋とかしなさいよと。実際、医者以外の人と生で話す機会は月に一度あるかないかなのだよ。今日は素敵ガールとカラオケ行ってきた。恋とは違うけど、やっぱりオフネットで人と話したくて。ずっとやってた座学のボイトレ、カラオケでは通用しなかった。ただ方向性は間違ってないんで強化していく。ガールは「スキルさんの声、Elliott Smithみたい」と言った。苦肉の喩えととしては上出来と思う。

7月21日　昔ドロリッチなうしてたあの娘は、3.11後の世界でなになうなう?

■ 今日は精神状態がよくなかった。理由はわかってる。

■ 世代間格差の話がよく出る。働けば働くほど売れて幸せになると考えた世代、なにも考えなくてもお金が空から降ったバブルの夜。僕の世代は就職氷河期と言われたけどまだ恵まれてた。もっと下の話を聞くと気の毒だと思う。非常に大雑把に、戦後日本の歪みのつけを払ってる。バブル世代はいくつになってもバブルだ。バブル税を徴収するべき。
　何年前だか、バブル世代の親戚がお洒落なイタリア料理屋に連れてってくれて、もう緊張して旨いんだか不味いんだかさっぱりわかんなかったけど、親戚は大学時代からの馴染みだと。マスターを呼んでいつものアレ、で裏料理が出てくる。僕は定食屋「豚菜」で過ごした大学時代を誇りに思ってます。バブル税で豚菜のおじちゃんおばちゃん孝行したい。

■ 「制服向上委員会がFUJI ROCKに出る予定だったけど、反原発ソングをスポンサーが嫌って出演中止になった」って話題が駆け巡った。FUJI ROCKは昔から反原発の立場にあったからいろいろ理屈に合わない。結局メンバーの狂言だった模様。社会運動をバカにしてるし、自分たちをバカにしてるし、そもそも意図がわからない。女の園のトラブルだろうか。
　女性アイドルグループって、女性に縁のない男が愛し方をわからないまま夜のおかずにしてるイメージ。それでもセンターに立ちたいですかね。秋元康やつんくの作るアイドルは、ライバル意識や苦労談を売り物にしててピンとこない。ももクロはそういう意味でも新しいな。ちゃぱちゃぱ!!

■ 中村とうようさん自殺。思い入れはない。強いて言うなら音楽を政治から切り離して楽しめなかった人で、またその見方を強要した人だ (´-`) .｡oO
　最後のスペースシャトル帰還。中継見そこねた...。あるひとつの、未来への夢の形が終わった日。

7月23日　成海璃子さんと組むバンドの名前考えてる

■ 月の歌のコンピができた。タイトルは「life is simple in the MOONLIGHT」、曲目はメニューバーのMix CDをクリックしてください。欲しいと言ってくださった方、特になんにも言わないけど個人的に差し上げたい方には勝手に送りつけますね。なかなかいいんじゃないかと思っている。
　ほかのコンピが欲しいって方も喜んで受けつけるよ。20日の日記にも書いたけど、CDってフォーマットには思い入れがある。

■ 浜岡原発が一千億円かけて防波堤作るらしい。中国の高速鉄道いきなり衝突脱線落下。そして明日アナログテレビが終わる。科学が方向性を変えるべき夜。
　Amy Whinhouse死去ですか。最近のミュージシャンにない、ドラッグとゴシップの人生だ。

7月25日　洗濯機から白亜紀に洗濯終わったシャツの化石でてきた

■ MacOS LION入れた。評判悪いスクロールの逆転、タッチパッドに慣れた僕にはこっちの方が自然。と同時にiPhone壊れマン (3日ぶり2回目) 。前回の交換修理で初期不良品掴まされたのか、LIONとの整合性がなってないのか。

■ 幼馴染みの家で旧友たちとのんびり。夕暮れ団地はどこに行くにも遠いので、幼馴染みの家でみんなでルームシェアしたらいいと思いました。いつにない早起きの眠みと、体温調節がなってなかったみたいで頭痛が酷かった...。どっちにしろ今年のFUJI ROCKは無理だったな。体力つけよう来週から。
　初恋の2歳の娘さんが可愛かった。街で泣いてる子供には頭が痛くなるけど、自分を認識してくれると愛情で返したくなる。本能だ。旧友が曲を作ってて驚いた。同じタイミングで、十何年ぶりに音楽やりたい欲がシンクロニシティしてたみたい。いい曲に刺激キタ。そんでぐったり帰宅。日記か!! これは日記か!!

7月27日　猫に爪とぎ与えたらうっとりしてる

■ FUJI ROCKの準備してる人が間に合わなくなる呪い (ΦェΦ)ｶｯ

■ 眠い。きのうは頑張って棚を3つ作って疲れたので今日は23時間ねてました。もう夜中なので寝ようと思う。

7月28日　Red Curbの想い出

■ おじさんでも空飛ぶ夢とか見るよ、今日は小鳥だったから疲れたけど。

■ 生き、死に、生きる時間軸の中で音楽は優しく強く響く。Rei Harakamiさん急逝の知らせをいまだ信じられない。好きなミュージシャンが亡くなるといつも少なからずショックを受けるけど、ハラカミさんはいろんな意味でメンタルに来てる。それは彼の音楽を心から愛しているだけでなく、同世代の日本人であり、twitterで動向を知るヴァーチャルな知人であり、僕の父に似た創作精神とユーモアを感じていたからであり、父と同い年に同じ病気で亡くなったからかも知れない。
　初めてハラカミさんの音楽に触れたのはおそらく皆さんと同じ、アルバム「Red Curb」だった。このアルバムを僕はある企画でライフタイムベスト50に入れた。邦楽は5枚だった。歌はないけどおおらかに歌い、単色なのにカラフルな錯覚を起こし、個人的で繊細な作業が見えながらも心のひだに潜りこむようなフレンドリーな音楽だ。

■ エレクトロニカのシーンはドイツと北欧の一部を覗いては、その慎ましい音楽性ゆえか繊細すぎて近寄りがたい人が多かった。ハラカミさんはそのお名前から、若くスノッブな女性であると想像した。「Red Curb」のヒットでメディアに出た彼は、果たして1個上のもっさいおじさんであった。生で拝見したのは矢野顕子さんのライブ、「京都からのスペシャルゲストです」の呼び込みに「くるりじゃなくてすみません」と照れながら現れた。
　やがて「おレー腹かみのふれあい押し問答-こたえはなーい」なるブログ、そして穏やかにじわじわと笑わせるtwitterで、僕の中のRei Harakamiはこんな人になっていた →

■ 音楽は形がないからいつまででも聴き継がれる、と人は言う。もちろん僕もずっとハラカミさんの音楽を聴き続けるだろう。でももうライブのハラカミ、未来のハラカミを聴くことはできない。命はいつ奪われるかわからない。
　未来なんて明日なくなっちゃうかも知れないんだぜ!! だから今を生きる。

7月29日　Stamp! Stamp! Stamp!

■ きのうは聴けなかったハラカミさんの音源聴いてる。やっぱかっこいいわ。believe the music againでハラカミ特集しないかなって言ってくれた方がいたけど、それはまだね。でも日曜日は何曲かハラカミさんの曲をかけるよ。

■ 可愛いスタンプを発見、捕獲した。いろんな記号を組み合わせて顔文字を作れる。アナログ→デジタル→アナログ。ぽんぽんぽんぽん押してる。問題は僕、日本一捺印が下手なことだ。
　郵便局に行って月のコンピを送ってきた。頼んでないとか言わないで聴いてよ。頼んでくださった方にはもちろんお送りしたよ。届くのは日曜日くらいだろうか。

■ 原発問題はイデオロギーじゃなく科学で語らなくちゃいけない。16分31秒時間をください。東大にも科学者たる科学者がいる。

7月31日　Fuji Rock Air

■ 最近Photoshopが「要求された操作ができませんでした」と言って落ちる。大丈夫、そんなに要求してないよ。

■ 記録的な豪雨の中で、FUJI ROCKやってるんだなあ。来年こそはと思いつつ、3年連続でおやすみしちゃった。ハラカミさん追悼のサプライズ満載だそうで、Juana Molinaもハラカミさんに捧げる曲を演奏したそう。圧倒的な音楽の才能はもちろん、愛されるべくして愛された人だと思う。わかってるのかハラカミさん。
　今日のUstreamはエアFUJI ROCKにしようと思います。通常放送が数週間あいたのでその間に届いた新譜と、後半はFUJI ROCK出演ミュージシャンの楽曲をお送りします。ZEHI!!

■ toeの美濃隆章さん機材車盗難。エンジニアでもある彼がこつこつ集めた機材だ。ミュージシャンにとって楽器や機材は体の一部だ。chatmonchyから高橋久美子さん脱退。詩の世界をインスタレーション的に表現する活動に専念するらしい。表現は「道」じゃないからアウトプットの回線をいっぱい持つのはいいと思う。
　夜中におおきな地震。そのあとうとうとしてたら災害の夢を見て、「猫いないー」って叫んだら3匹が覗き込んでぽんぽんしてくれた (ほんとう) (/_;)