DIARY 2018年3月


3月3日 一番素敵な季節が終わって、いちばん苦手な季節がやってきた

毎年書いてるけど、春が辛い。もともと暑がりで、夏に向かっていくより冬に向かっていく方が好きなんだ。それに、自律神経失調症で気温差にものすごく弱い。同じ日の昼間は20℃で夜は2℃とか。夜はデロンギにひっついてた猫たちが昼間はサーキュレーターにひっついてる。君たちが正常だよ。みんな何枚着て何枚持って出かけるの。1週間の予報を見ても、予想最高気温が22℃の日があれば8℃の日もある。

それから花粉。抗アレルギー剤で眠くなる。今年は虫歯の鎮痛剤でさらに眠くなる。ずっと寝てた。ここ数日は存在しなかったみたいだ。でも世間的には暖かくなるのは無条件にいいことで、昼間のイベントが組まれる。予約だけして殆ど行けない。
 もうひとつ、加齢と新年度っていうプレッシャーもあって、今年も社会復帰できないまま無駄に歳を重ねたことにまた落ち込む。

虫歯。たぶんここまで放置してたら怒られるレベル。勇気を出して歯医者さんに電話してみた。留守番電話がこもった声で応えた。「診療時間内におかけなおしくださいませ」。次に勇気が湧くのが診療時間内かわかんないじゃんか。
 それでもなんとか予約した。讃えられるべき。問題は前の担当医が退職してること。新しい先生が怖くありませんように。願わくば美人でおっぱいが当たりますように。でで、当日。体調不良でキャンセルした。なにやってるんだ。

28日は事務作業。平成...「平成」でググったら何年.jpってサイトがヒットした。ありがたい。助かる。嘘の平成を教えるサイトを作ったら犯罪になるかな。

夜は荒木玲奈@中目黒楽屋へ。タイ料理のお店なのに、英語のヒップホップが延々とかかってたのが気になった。料理は美味しかった。
 荒木玲奈さんはライブ活動を始めて間もないのに、飄々とした佇まいで飄々と歌うシンガーソングライター。いわゆる日本の女性SSWにいそうでいない、9thを多用した楽曲が洒落てる。たぶん殆どのリスナーには、その洒落てる具合が伝わらないし、伝わらないくらいがちょうどいい。歌も演奏も技巧を見せつけないでさりげなく安定感がある。この日はピアノとカホーンを従えて、ポップな玲奈さんを堪能した。

対バンでは伊藤大輔さんって方が凄かった。なんでいままで知らなかったんだろうってくらい凄かった。いろんなスタイルや編成でライブをされてるそうだけど、この日はアカペラとルーパーだけで1人コーラスを披露した。
 誰でも知ってるPharrell WilliamsやStevie WonderやJackson 5のヒット曲を入り口に、ブラックミュージックのルーツは奴隷貿易にあることを示唆して、Milton Nascimentoやアフリカの民謡までポップに聴かせた。その歌声の暖かさと表現力、ルーパーでグルーヴ感を出すのは難しいのに億尾にも見せない。演奏からMCから身のこなしまでひとつの素晴らしいショーだった。これからも追う!!

1日はさとこさんのライブに行くつもりだったのに体調的に叶わず。2日は予約し直して歯医者さんへ。偉いな。緊張した。果たして担当医は無精髭のおじさんであった。がっかり。前の日に行ってれば美人女医だったかも知れないのにな。でも優しかった。歯を抜くクラスの虫歯かと思ってたけど、抜かないで治療するそうだ。で、次回神経を抜く!! これがものすごく痛いって聞いてるんで今から戦慄してる。
 この日は満月。月を撮るのは難しいと知っていながらiPhoneを向けた。いままで撮った写真の中で、一番イラストレーターで作れそうなやつが撮れた。

今日3日はひな祭り。男兄弟で育ったんで、いまだにどんな行事なのかよくわかってない。昼間からわたしのねがいごと。の入魂のイベントがあった。もちろん起きれなかった。行けば楽しくて行かなければ後悔することはわかってた。ほんとはわたねがの3人、それにブレーンのるなっこさんにプレゼントを用意してたんだ。
 隣で猫たちが寝てるのも眠気を誘う。猫のωをピンポンって押すのが好き。去勢してます。ω袋は残っています。あれ?「きんたま」で変換しても「ω」が出てこないぞ。猫揉んでる時より幸せなことはそうないね。

タイムラインを流れてきた子供の詩「はだかで はをみがくと ちんちんがゆれます」超わかる!! 恋愛相談記事「食事もできないほどつらい失恋を乗り越えるには?」。こんなに共感できる恋愛相談はなかなかない。この回答者、中島らもさんになれるんじゃないだろうか。細田守監督の新作の予告編が公開された。
 「宇宙空間に出るってどんな感じ?」。想像もつかない環境をわかりやすく説明してくれる。土星の衛星エンケラドスに、メタン菌が生息してる可能性がある。

日刊スポーツの、スポオツが好きで好きでたまらない金子航記者の記事が完全に頭おかしい。「順番を間違ってないか、公立高の部活週休2日に疑問」。「多忙でどうしようもないならば、部活でなく、授業を減らせばいい」そうだ。生徒の気持ちを大義にしてるのが姑息。運動部への強制入部がどれだけ辛かったことかよ。金子航は世界中のすべての生き物が、スポオツを愛しスポオツのために生息していると思ってるみたいだ。
 「若者の死因、自殺が1位」。「自傷行為をしたり『死ぬ』と言ったりしている人に限って、実際には自殺しない」伝説はどこから来たのか。記事の中でも否定されてる。

海外ではシリアの内戦がまだ続いてる。「地上の地獄だ 国連事務総長、東グータ戦闘中止求める」。「我々の目前で展開しているのは人類の悲劇だ。このような恐ろしい形で起きていることを、放置できないと思う」。「この途方もない全滅作戦を終わらせるため、国際社会が足並みをそろえて断固とした行動をとるのにいったいどれだけの残虐行為がいるのか」。「国際社会はどこにいったんだ? 彼らは私たちを見捨てた。我々は見殺しにされている」。でも今日も「シリア東グータ地区 子ども150人が犠牲に」って記事が流れてきた。「子どもたちは危機的な栄養失調に苦しんでいる」。
 「シリア ロスチャイルド」でググると陰謀論がざくざく出てくるのも香ばしい。

国内の情勢については金子勝さんが1ツイートにまとめてくださった。「財務省は森友文書改竄。国交省はゴミ埋蔵量捏造。内閣府は国家戦略特区の議事録改竄。厚労省は労働時間データ捏造疑惑。文科省科学技術振興機構はペジー審査資料を隠蔽。経産省は原発コストインチキ。国民を騙せば昇進する官僚制。政府全体が詐欺集団?で、道徳義務化だ」。
 「森友文書、財務省が書き換えか『特例』など文言消える」。そして「『答弁差し控える』説明避ける麻生氏 森友文書問題」。内閣総辞職級の出来事が毎日朝ごはんみたいにでてきて、給食みたいに在職日数歴代5位の安倍晋三。

ネトウヨの星、日本維新の会の足立康史と、落語家の桂春蝶のツイートは注目に値する。桂春蝶の経歴詐称は自分が創作落語だ。歴史修正主義者の鏡だな。「安倍も麻生も高市も 政治家の経歴詐称は重大な犯罪行為」。こっちは笑い事じゃない。
 28日の日記で紹介した、働き方改革なる過労死を増やしそうな法案の質疑中に、「人が死んでる話」で安倍晋三が笑った日の国会。過労死の遺族の方々が傍聴に来てらしたのだね。それでも過労死を笑う安倍晋三は、本当に精神鑑定を受けたほうがいい。

鈴木慶一さんが「アウトレイジ 最終章」で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した。日本アカデミー賞にはいろいろ思うところあるけど、おおよその賞というものについていろいろ思うところあるけど、やっぱり嬉しいね。映画の評判が芳しくなかったこと、非常に抽象的な音楽だったことを考えれば、大変な快挙だ。
 僕が見た限りでは、すべての報道が「お母様と北野監督に感謝のスピーチ」って書き方だった。この前日に、慶一さんのお母様が亡くなったんだ。それを知らない殆どの読者は、小学生の「お母さんありがとう」の作文を読まされた気分じゃなかろうか。

Beckのスタジオライブを集めた3枚組のアルバムが出る。Chvrchesが新曲 “My Enemy” を公開した。Ry Cooderが新曲 “Shrinking Man” を公開した。いい感じ。The Decemberistsが新曲 “Severed” を公開した。ずいぶん変わったなあ。Kendrick Lamarが音楽プロデュースした映画「ブラックパンサー」から派生したアルバム “Black Panther: The Album” から、Jay Rock, Kendrick Lamar, Future, James Blakeの ”King's Dead” と、The Weeknd, Kendrick Lamarの “Pray For Me” のMVが公開された。Robert Glasper ExperimentのライブDVDから “Cherish The Day” が公開された。
 Roy Ayersがラジオで3曲を演奏した。St. Vincentがラジオで4曲を演奏した。Nick Loweが来日する。行く!! Sam Smithが来日する。弦のメーカーダダリオが、女性と同性愛者へ差別的な発言をしたアーティストとの契約を解除した。やるな!!
 ふとTracy Chapmanっていまなにしてるんだろうってググったら、10年もアルバム出してないんだね。”Fast Car” を聴いたのは高校生の頃で、ぐいぐい引きこまれたけど歌詞の意味をぜんぜんわかってなかった。対訳読んでびっくりした。絶望から脱出する希望の象徴だったFast Carが、次の絶望へ向かう象徴に変わっていくんだな。

FUJI ROCKの出演者第二弾キタ。Dirty ProjectorsMac DemarcoJon Hopkins、あとなにげにユニコーン観たい。Corneliusα-STATIONでレギュラー番組を持つ。で、”The Spell of a Vanishing Loveliness” のMVを公開した。想い出波止場が活動再開する。CHAIがFUJI ROCKのRED MARQUEE出演権をかけてWEB投票に挑んでる。サトウトモミさんがワンマンライブにむけたPVを公開した。
 スカートの澤部渡さんに痩せる気があることに驚きを隠せない。

リンクした動画を観てくださったみなさん、僕の環境ではYouTubeでかなりの確率で「麦36倍!!」ってビールのCMがでる。あなたの環境はどうかな。このCM非常にうるさい。うるさいって音量じゃないんだよ、質なんだよ。ごめんなさい。

3月10日 春眠

こないだ話しててびっくりしたのは、aiko姫が結婚しないのは僕を待ってるからだって認知がなされてないことだ。待たせちゃってごめんな。

相変わらず春に参ってる。気温差・気圧差の自律神経失調症への影響、花粉症・虫歯の薬による眠気、加齢・新年度へのプレッシャー、春を愛でなくちゃいけない同調圧力。もう何日家で寝込んでるのかわかんなくなっちゃった。

4日はShiggy Jr.のライブに行くつもりだった。気温があがってあの環境に飛び込む勇気はなかった。結局カーテンを締め切って空気清浄機とエアコンをつけた。レコードの整理をするつもりだったけどそれも叶わず...。
 20時間くらい寝たのかな。猫に起こされた。ご飯や世話はしてるから、「ヒューマン生きてるか」だったと思う。この日メイは1日の2/3を僕の腕の中で過ごした。僕の腕の中は居心地がいいみたい。ちょっとそこ行く素敵なお姉さん、僕の腕の中で過ごしてみないか。薬飲みたいけど...昼のと夜のとどっち飲んでいいかわからないぞ。髪を切ったいけもこちゃんの写真が流れてきた。可愛くて胸が苦しい。

翌5日は完全オフの日。抗アレルギー剤をもらいに行きたかったな。爪切りを探してる時に出てくるのがホチキス、ホチキスを探してる時に出てくるのが爪切り、というセリフはマンガ史上の名言であり、また宇宙の真理と言える。
 夜はヌカタシが来てくれた。たまりにたまってた段ボールゴミ捨てを手伝ってくれた。階段を2階まであがるだけで息が切れる。それは子供の頃からで、呼吸器系の疾患があると思う。新しい音楽を中心にかけてたんだけど、ふとヌカタシが持ってきたHoagy Carmichaelの弾き語りが染みた。スタンダードをたくさん生んだ名ソングライターだ。音楽業界と仲良くできなくて、晩年は不遇な生活だったみたい。

7日。高校時代に夢中になったパール兄弟の完全復活ライブ。楽曲も演奏もセンスも最高のバンドだった。この日もそうだったみたい。っていうのは行けなかったから...。
 ステージは現役感あっても客席が同窓会だったら寂しいな。と思ったら、若い人で埋まったみたい。ちょっと前までは若い人がシティポップやるなんて考えられなかったでしょ。そういうことだ。どーうしても行きたかった。DVD出ないかな?

お腹がすいたけど台所まで行く気力がなくて、また寝込んでスーパーを漁る夢を見た。なんとか起きて納豆ご飯。何やってんだ。未来はパール、だろ。また寝落ちて、祖父の人格障害的な暴君ぶりと、母方の家系の不幸の連鎖の夢を見た。すべて実話だ。みんな発達障害を抱えてると思う。対症療法だけど、発達障害の投薬治療があるみたい。
 もう一度寝落ちたら、青春冒険ファンタジーの夢を見た。寝る前にIllremeの “トリミング” を見つけちゃったせいだ。この曲大好きだった。起きたら45のおっさんなんだけどさ。コンプレックスはアートだろうか。ダメな部分は愛せなくてもいいじゃないか。

8日。Negiccoのイベントに行くつもりだった。気圧差で動けなかった。9日。歯科医の予約を入れてた。やっぱり気圧差で動けなかった。今日10日。サトウトモミさんのワンマン、サトウの日に行くつもり。今日こそは。ね。プレゼントも用意した。
 明日は震災から7年だ。河北新報にこんな記事が出た。メディアのせいもあるけど、震災5年のときに世間が一区切りって雰囲気を作っちゃった。でも地元の人で区切りたいと思ってる人は誰もいない。震災はまだ続いてるって。僕も7年前に行ったきり、東北から遠のいてるのが気になってる。それは体調的な問題もありつつ。

アカデミー賞の発表があった。ジェーン・スーさんの友達のメラニーさんって方がすごい。普通のOLさんで映画マニアで、アカデミー賞の予想的中率が半端ない。今年は24部門中21部門を的中させて、残りの3部門も2択まで迷ってたそうだ。スピーチでは、実際にお金を払って劇場に足を運んでくれた方々にこそ感謝しますって言葉が目立った。
 こうの史代さんの読み切りが公開される。震災後の東北で生きる女性を描く。スパイク・ジョーンズが撮ったApple HomePadのCMがかっこいい。

45歳の男性が語った、20年間路上生活の深刻な理由」。ホームレス生活を余儀なくされる方には精神疾患を持っていたり生まれ育った家庭の環境が悪かった方が多いみたい。うちも家庭崩壊したし、僕は精神疾患を持ってる。将来には非常に不安を抱えてるよ。「茶髪で生まれた女子高生 黒染めを強要された彼女は、母と立ち向かった」。署名活動へのリンクがある。僕も酷い癖っ毛でずっと虐められてきたし、6年間担任だった教師にも暴言を吐かれ続けた。申し訳ないけど死んだと聞いてほっとしたよ。
 危険な目にあって助けが必要だけど電話ができない時、iPhoneのロックボタンを5回押すとSOSモードになって、GPS情報と一緒に警察に通報が行く。知らなかった。

政治は混迷を極めてる。シリアの虐殺では塩素が使われたみたいだ。衝撃的な映像なんで気をつけて。
 「米の核削減 日本が反対 核弾頭の最新鋭化も促す」。オバマ政権が掲げてた「核兵器のない世界」への最悪の妨害者は日本政府だった。南北朝鮮の会談が実施される。「日本政府に戸惑い - 情報収集急ぐ」。さらには中国の仲介で、北朝鮮とアメリカの会談も実施される。変な髪型会談の実現。日本は、ミサイルの恐怖を煽って平昌オリンピックに行きたがらないで下町ボブスレーなんてやってる間に、世界の外交から完全に置いてけぼりをくらった。戦争をしたかったのは日本政府だけ、ほかの国々は日本を抜きにして和平への足場作りをしていたわけだ。完全に寝ぼけてる。

福島第一原発事故 津波試算数値小さく 東電が打診」。原発敷地に15.7メートルの津波が来るって試算した東電の社員が、本社から数値を小さくできないかって打診されてた。そして事故は起きた。それからも原子力機構が核のゴミのデータを改竄するように要求した。殆どのデータで実験記録がなかったり、意図的に改竄されてるそうだ。なにも学んでない...。いまも被災地では、取り残された犬猫たちが待ちわびてる
 入国管理局のクルド人への虐待が問題になっている。非道な扱いをやめるように署名活動が行われてる。一方で国連人権理事会の「報道の自由」の勧告を拒否した。

最大の問題が森友学園だ。現職の国家公務員が公印付きの公文書偽造をした。国家の信用維持に関わる問題だ。内閣総辞職がトレンドにあがった。どうなるかな。いずれは朴槿恵と同じ運命を辿るんだろうけど。
 6日に「森友と財務省 事実を調査し、公表を」っていう朝日新聞の社説が話題になった。その日のNHKのニュースは、春の嵐の話題、将棋の話題、レスリングの話題に終始した。だから国営放送って言われちゃうし、受信料払いたくないんだよ。

事態はもっと深刻だった。9日に森友学園との交渉を担当した近畿財務局職員が自殺した。晋三、昭恵はなにを思う。なにも思わなそうだけど。
 そして問題のキーマン、佐川国税庁長官が辞任した。佐川氏は辞任会見をしなかった。麻生副総理の会見は惨憺たるものだった。公文書管理法上、最終責任は内閣総理大臣にある。もちろん麻生にもある。で、佐川氏は私人になったから証人喚問は難しいと。そんな決まりはない。いままでも私人をいっぱい呼んだじゃないか。

Brian Eno and Kevin Shieldsが12inchをリリースする。”Only One Away My Son” 。St. Vincentがリミックス音源 “Los Ageless - DJDS Version” と “New York - DJDS Version” を公開した。叔父と叔母のTuck & Pattiと、子供向けのアルバムを共作する。Snow Patrol新作のトレーラーを公開した。Roger J. Manning Jr.が新作をリリースするためにクラウドファンディングを行っている。Slowdiveのスタジオセッション音源が無料ダウンロードできる。The Velvet Undergroundの未発表アルバム “1969” が単品でリリースされる。"Lisa Says" なんかが入ってる。
 タワーレコードの創業者、Russ Solomonが亡くなった。「Russ Solomonが語る音楽シーンの過去・現在・未来」。「Russ Solomonが語るタワーの歴史」。Drakeが、MVの制作費1億円を貧しい人々にばらまいた。やるな。20ドルから5000ドルまでのベース弾き比べ。Gaussian Curveってアンビエントのユニットが素晴らしい。中心人物のGigi Masinは80年代から活動するベテランみたいだ。

Buffalo Daughterが全作品をアナログで再発する。で、ワンマンライブを行う。
 「音楽教室からの徴収、JASRACに認める答申」。教室は楽譜や演奏会という形で既に使用料を払ってる。教室での練習にも徴収するのがわからない。未来の音楽家を育てないと自分たちの首を締めるけどその頃には自分は死んでるからどうでもいいっていうのがこの国らしいな。で、この文化審議会にJASRACの理事である渡辺俊幸氏が入ってる。渡辺氏の音楽が好きなだけに残念だ。

牧村憲一さんの新しいプロジェクト、緩やかなレーベルが動き出してる。僕が牧村さんの歳になった頃、10代20代の音楽に感動できるといいな。

3月16日 ルサンチマン

ほんとにこの春って季節は、僕が生きるには火星に生きるほどに辛い。その中で抱えた鬱病と発達障害と自律神経失調症のルサンチマンについて、東日本大震災について、ホーキング博士について、民主主義を捨てたこの国について、音楽とFUJI ROCKとBob Dylanについての日記になると思う。

お前が無駄に過ごした今日は昨日死んだ誰かが死ぬほど生きたかった明日なんだ」ってフレーズがある。もう死ぬほど無駄に過ごしてる。体質的に精神的に春が苦手な理由は20年も繰り返し書いてきたから省略。春は辛い。何事も成し遂げない人生も辛い。
 朝型 (昼型) 人間と夜型人間っているよね。世の中の仕組みも昼間がいい人は昼間に、夜がいい人は夜に動けるように、シフト制というか二毛作的な形にならないもんか。

岡本太郎さんは言った。「絶望こそ孤独のなかの、人間的祭りである。私は絶望を、新しい色で塗り、切り開いて行く。絶望を彩ること、それが芸術だ」。僕は孤独の中の絶望なうよ。人間的祝祭をしてるだろうか。してません。
 Negiccoかえぽは言った。「いろいろ諦めるとラクになるよ!」。彼女がなにを思ってそう言ったかはわからない。けどこれ読んで笑ったし楽になった。かえぽのツイッター芸は絶妙なバランスの上に成り立っているな。

子供の頃から周りに馴染むのがものすごく下手だった。その現象に「高機能広汎性発達障害」って名前がついた。で、楽になった部分、辛くなった部分、両方ある。
 「上智大卒、新人賞受賞作家なのに、あらゆる場面で『戦力外通告』、大人の発達障害のリアルを本人が綴る」って記事を読んだ。わかる。わかるぞ。僕も慶應義塾大卒だけど5年半で働けなくなった。厳密に言うなれば、最初に勤めた3年半は部署自体が戦力外、転勤した新天地で自分自身の戦力を思い知った。

人がどう成長するかは親の思い通りにはいかない。それは先天的な病気があるかもしれないし、本人の自覚かも知れないし、環境的な要因かも知れない。っていうことを、すべてわかった風なあの人はわかってなかったな。
 僕は人と知り合っても印象が薄くて、覚えられるくらいになったらちょっとしたすれ違いでみんな離れていく。そこがきっと発達障害で、先天的な疾患なんだと思う。

例えば、先日とある画家の個展に伺って、作品の写真を撮ってネットにあげる許可を頂いた。4枚あげた人は、その画家から「よく来てくれました」ってリツイートを貰ってた。僕は6枚あげたんだ。注意と削除依頼を受けた。4枚と6枚のさじ加減がわからない。
 例えば、自分も精神を病んでた知人から、「自分は批判をしなくなって人生がバラ色に変わった、山下は批判をするからいけないんだ」っていう「批判」を貰って混乱した。僕は彼を批判したことはない。道理が合わないことは批判するよ。

春の話にもどろうか。マフラーをしてる人もいる中で、Tシャツ1枚で汗と鼻水でぐしょぐしょのおじさんに向けられる視線は刺すように痛い。鏡に写った自分の姿は、完全にこれ↑↓だった。自分の容貌がここまで不潔になるとは子供の頃には思わなかった。
 この顔にずっと既視感はあった。例えばゴミ出しをして、たった1階ぶんの階段を昇って洗面所で汗を流すとき。この顔、見覚えあるなって。やっと気がついた。花沢健吾さんのその名も「ルサンチマン」ってマンガの主人公たくろーだ。太りきって表情も保てなくなって、疲れ果てた自分像は彼だった。

うちの猫たちが、僕じゃなくて緒川たまきさんに貰われればよかったのにと思う。猫本人がどう思ってるかは知らん。買ったレコードも、僕じゃなくて細野晴臣さんに買われればよかったのにと思う。あまりにもかわいそうだ。
 「ライムスター宇多丸から自信を持てない人へ」って記事を読んだ。酷かった。ポンポンポーンとうまく行っちゃって、なんにもわかってない人に人生相談するとこうなるっていう最悪の例だった。人の生き辛さや苦悩を笑いものにして飯食うな。

自己評価をあげるのって難しい。前にも書いたっけ、森泉岳土さんに奨められた「誉められ手帳」をつけてる。ささいなことでもおおげさでも、誉められたらメモする。殆どの場合は自分から誉めて、「そこに気づいてくれてありがとう」なんだけど、それを「誉められた」ってカウントしてる。効果はある気がするよ。
 笑顔を忘れないように、手にマジックペンでニコニコマークを描いてるっていう人がいた。それ、ためしてみよう。僕だって本当は笑っていたい。

東日本大地震から7年。今年も3月11日がやってきた。東北地方に生まれた梅津和時さんが、あの地震がおきてすぐに書いた “東北” を聴く。これこそ名曲だと思う。mitoさんは地震の翌日に “312” という曲を書いて、毎年演奏している。
 思い出すのはあの夜、NHKの画面をUstream中継してた中学生のことだ。テレビを持たない人々は彼にずいぶん救われた。避難所でもそうだったと思う。彼はいま何をしてるだろうか。そして彼の行動に自分で責任を取った、NHK広報アカウントの方は。

被災した方々の思いや言葉が少しづつ記事になってる。「あの日から、笑ったことは一度もない。震災PTSDのいま」。「大津波から子供を守った奇跡の保育所長『美談』の裏で抱えた苦悩」。どっちも壮絶な記事ですが、ぜひ読んでください。
 いまも仮設住宅で過ごす牡鹿半島のお母さんたちが手作りしてるアクセサリー、「OCICA」も紹介しなくちゃ。

そして復興のこと。河北新報の調査から「原発 再稼働反対は70%超える」。「復興五輪 役割に懐疑的 理念『確でない』6割」。
 あの非常時に政権与党だった民主党の復興協力を拒んだ自民党、与党に復帰してからも復興に力を入れない自民党のこと。この国が民主主義国家の形から崩れ落ちそうになって、今年の国会前のデモへの警察の関与があまりにも酷かったことを伝え聞いた。

スティーヴン・ホーキング博士が亡くなった。76歳。記事にもある通り、難病と闘いながら多方面で研究に没頭して多大な成果をあげると同時に、その成果を一般の人にもわかりやすく説明する優れたサイエンスライターでもあった。
 晩年は、太陽系から一番近い恒星へ、超小型宇宙船を飛ばそうって計画も立てていたそうだ。「ホーキングが遺した警告『富を再分配しなければ人類は貧乏になる』」。田端信太郎は100万回読め。

その一方で、車椅子で気に入らない人の足を轢くのが好きだった、生涯の後悔はサッチャーの足を轢く機会を逃したことだって言ってみたり、本人役でスタートレックやモンティ・パイソンに出演したりとブラックユーモアを愛する方でもあったみたいだ。
 僕も体質的にいろいろと生きにくいけど、これで文句を言ってたらホーキング博士にしかられちゃうな。左はRingo Starrが描いたホーキング博士、右はとり・みきさんが描いたブラックユーモアなホーキング博士。ピース。

日記書こう。10日はおよそ10日ぶりの外出。外の寒さに戦慄した。さんがつとうかで「サトウの日」、サトウトモミ@下北沢Lagunaへ。いつものiPod+ベース弾き語りと、この日だけのサトウトモミバンドの演奏を堪能した。
 といいつつだね、やっぱり体調が万全じゃなくて、会場の暖房で寝落ちちゃった。前に立ち見の方がたくさんいらしたんでバレてないと思う。ごめんなさい。この日の特別のミニアルバムは、トモミさんらしい遊び心に溢れてた。

11日、高校時代から好きで聴いてたバンドの久しぶりのライブを楽しみにしてたんだけど、体調不良で行けなかった。無念。
 蚊の鳴くような声で猫を呼ぶと、「ヒューマンどうしたね」って来てくれる。猫のお腹の柔らかさを硬度計で測ってみたい。たぶん綿あめとかそのクラスだと思う。石田ゆり子さんが猫に「持ってこい」を教えてる。すごい。どうやって教えるのか知りたい。うちの猫の潜在能力を引き出したい。

12日も、予約してた歯科医と美容院を体調不良でキャンセルした。睡眠酩酊状態でごめんなさいの電話を入れた。やっぱり動けない...春。あと何ヶ月続くんだろう。あと何回春を迎えるんだろう。いつか春を喜べるようになるのかな。
 異様な眠気の原因を考える。寝すぎて食事の回数が少ないってこともあると思う。赤ちゃんみたいに食べるとすぐ寝ちゃう。となると循環器系の問題かも知れない。消化のために脳に血液がいってないわけだから。内科の先生に相談だ。

13日はマッサージへ。ご来店300回感謝の賞状をいただいた。わざわざ皆さん揃って表彰式の音楽をかけて。小さいお店だから、僕が通うことで少しは経営を支えてるかも知れない。僕が生きて成している、数少ない貢献かも知れない。
 帰ってきて疲れ果てて寝込んだ。マッサージに行って疲れてるんじゃしょうがない。こんな日々を送ってると基礎体力が落ちて、ちょっとの移動で疲れちゃう。さっき書いたマンガ「ルサンチマン」のたくろー状態だ。

14日も体調不良。23℃の気温差に負けた。一番苦手な季節の一番苦手な気候。唯一のズボンを洗濯したまま干してなかった。それがよかったのか悪かったのか、出掛けない言い訳ができた。精神科をキャンセル。抗鬱剤が尽きた。そして本当に本当に行きたかった高野寛 / 宮沢和史 / おおはた雄一@Billboard Liveもキャンセル。会場が会場なんでチケット代も結構なアレで、経済的にも精神的にも痛い。
 チャイが来てちゅーして足元へ。メイが来てちゅーして腕の中へ。

15日は抗鬱剤のない状態で役所に行って病院に行って、抗鬱剤と抗アレルギー剤を貰って飲んで、でもすぐ効く類の薬じゃないんだ。花粉と汗でぐちょぐちょ、ボックスティッシュ抱えたおじさんの隣には誰も座らなかった。
 この日も行きたいライブがあった。新宿駅までは出たんだけど、咳と目眩が酷くなってそのままUターン帰宅した。夜中に鼻は楽になったけど咳は止まらない。咳をしすぎの炎症で咳が出るスパイラルに陥ったのか、それとも別の理由なのか。

そして今日16日、低気圧と湿気で酷い頭痛で、やっぱり高校時代から好きで聴いてたバンドの久しぶりのライブに行けなかった。薬のおかげか花粉症と自律神経失調症と鬱病の症状は出なくて、この日記を書きつつWikipediaを辿ってる。
 マンガ家のつのだじろうさん、リュート奏者のつのだたかしさん、ドラマーのつのだ☆ひろさんが兄弟で、じろうさんの息子さんがゲームクリエイター、たかしさんの息子さんが菊地成孔さんのレーベルからデビューしたベーシストであることを知った。さらに辿って、トキワ荘のテラさんこと寺田ヒロオさんの奥さんが中村八大さんの妹であること、時代に取り残されたテラさんの悲しすぎる晩年を知った。テラさんが最後に人前に出たときの映像。この日のことを、安孫子素雄さんは「緩慢な自殺」と呼んだ。

政治がもう本当に酷い。僕は政治の話題が好きなわけじゃぜんぜんないんだよ。日本語しか喋れないからさ、日本を抜け出すのはハードルが高くて、とりあえず現状を把握して、できれば住みやすい国であってくれよと思う。それだけだよ。よく聞く「自分は愛国者だからこそ日本がいい国であって欲しいんですよ」っていうんでもないんだ。
 英語が喋れないのはひとえに「ハーイ! ミスターヤマシタ!」みたいなノリが苦手だったことによる。幼稚園児の頃は発音が良かったらしい。もう耳が衰えてダメだ。

まずは森友学園問題。10日に財務省が文書の「書き換え」を認める方針を出した。「書き換え」って表現は「改竄」と改められて、周知の事実になった。
 江川紹子さん。「敗戦が決まり、役人や裁判官の保身のために、様々な文書を焼き捨てたところから日本の戦後は始まった。以後、様々な形で文書の隠蔽はこれまであったが、それでもお役人が公文書を『改竄』することはなかろうという漠然とした信頼が、今回いっぺんに吹き飛んだ」。

12日には、会計検査院までが2種類の文書に気付いていながら隠蔽していたことがわかった。「会計検査院は日本国憲法第90条によって権限が定められ、会計検査院法第1条により、『会計検査院は、内閣に対し独立の地位を有する』とされています」。「日本国民にとっての『最後の砦』だったはずでした。そう、今日までは」。
 朝日新聞社説「財務省の文書改ざん 民主主義の根幹が壊れる」。小田嶋隆さん「政権に連なる人々がやらかしたことは、民主主義の前提と歴史をまるごとひっくり返す暴挙だと思う」。日本国の定義からやり直さないとな感じかしら。

ニューヨーク・タイムズ誌「改竄文書をめぐり、安倍首相に再び注目」、タイムズ紙「身びいきのスキャンダル」。韓国からは抗議デモについて「歴史を書き直すのはあなたたち」っていう応援メッセージがネットに溢れた。「民主主義には、国境はない」。「私たちも、200万人以上が集まって、大統領が変わりました」。
 ご自身がマンガ家の島田虎之介さんは「78ページ中62ページで書き換えってそれもう書き下ろし新作だろう」とマンガ家らしいウィットを利かせた。

さらに15日「前川前次官の講演、録音データ提供求める 文部科学省」。講演は、中学校での授業の一環だった。つまりこれは教育の検閲だ。で、問題から報道まで半月過ぎた。
 ナスカの痴情ェさん「『縁故主義による利益誘導』『都合がいいように公文書偽造』『裏切り者攻撃のための思想調査』『行政による司法、立法専横』いま我が国に起きていることの字面を並べただけで近代国家の体をなしてないぞ」。この頃から、安倍首相の代わりならクワガタでも漬物石でもいいんじゃねえのって声が聞こえ始めた。

16日。「森友『ごみ報告書は虚偽』業者が証言『書かされた』」。すごい。それきっかけの話じゃん。そう、きっかけは些細な利益誘導だったんだ。
 それが安倍の「私や妻が関係していたということになれば、私は間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」ってたった一言の答弁が嘘にならないように、国家の根幹まで覆されようとしている。麻生ももう「やかましいなぁ」って。そうしてこの国は取り返しのつかない彼方へ。

一方で20日にも採決予定の都の迷惑防止条例改正案がヤバすぎる
 「市民が国会前や路上で国会議員の批判をする、労働組合が社前集会で会社の批判をする・チラシをまく、消費者が企業に対して不買運動をする、地域で住民がマンション建設反対運動をする、公害事件・薬害事件などで企業の批判をするなどの行為がすべてこれに当たる可能性がある。しかも、行為態様の制限がないため、SNSでの発信も反復すればこれにあたる可能性すらある」。市民運動の弾圧だ。

10日の日記に書いた米朝会談の実現を、NHKは安倍政権の手柄だと報じた。大本営発表の時代に逆戻りだ。実際は中国が仲介して、平和外交で解決するべく4ヶ国で努力した結果だ。韓国の高官は、朝鮮戦争の終戦宣言や平和協定が議題になる可能性を示した。そのくねくねに日本はまったく関わってない。
 そして安倍政権の手柄で返還される話だった色丹島に、アメリカの企業が発電所を作る。3000億円ばらまいた安倍外交の本当の成果だ。

だいぶ古い記事だけど、「元NHKプロデューサー永田浩三氏がかつて安倍総理の介入で慰安婦番組をねじ曲げられた過去を暴露」。ほんとかよ。極右企業DHC傘下の制作会社が作って各局の放送枠を買って流した「ニュース女子」なる番組が終了する。「放送後に嫌がらせを受けた辛淑玉さん、ドイツへの移住を明らかに」。
 さらには「ベトナム人の技能実習生が除染従事=事前説明なく」。「『建設機械・解体・土木』の技能実習生として来日」。「契約書に『除染作業』の記載はなく、男性によると作業内容や放射能の危険性についての説明もなかった」。どんな実習だよ。

外国語喋れる人、逃げた方がいいよ。僕はこれからなんとかする。中国語はちょっといける。楽したいんで、沖縄が独立してくれたら速攻移住だな。
 ところで百田尚樹の新刊のタイトルは「逃げる力」。yunishioさん「百田尚樹の左側から歴史的事実を近付けると、百田はそれに反発して右方向に回転します。右側からたかじん家族を近付けると反発してさらに回転します。それを繰りかえすと百田は高速に回転します。これがモーターの原理です」。

音楽の話しようぜ。タイの音楽は掘ってる人おおいけど、ミャンマーは盲点だった。岸野雄一さんが中心になって、ミャンマー音楽のトークショーを開く。聴いてびっくりした。素晴らしい。まずは歌モノのこれを聴いて欲しい。そしてピアノと演奏者を円にして取り囲む打楽器、木管楽器によるインストのこれ
 西洋音楽理論に浸かってる人は混乱すると思う。僕程度の知識でも混乱する。岸野さんは「宇宙人の美学に法って演奏」されてるようだって表現した。音階は西洋のものだし、ピアノが中心に据えられてるのに、西洋楽理では説明がつかない。ぶつかりまくる不協和音。「ハン」と呼ばれる意図的なリズムの遅れ。それでも合奏が成立してる。

The Sea and Cakeが新曲 “These Falling Arms” を公開した。Johnny Marrが新作のアナウンスをした。Elvis Costelloがレコード・ストア・デイにThe RootsとのコラボでSqueezeのカバー “Someone Else's Heart” をリリースする。Flaming Lipsがレコード・ストア・デイにビール付きシングルをリリースする。David Byrneが新曲 “Everybody's Coming To My House” のMVを公開した。これ、レコードの音源と違って音楽学校の学生たちが歌ってるんだ。本人の演奏はテレビで聴ける。もちろんダンスも演出も面白い。David Byrneのパフォーマンスはいくつになってもアイデアに溢れてる。ChvrchesがラジオでThe 1975のカバー “Somebody Else” と新曲 “Get Out” を演奏した。Arca24分のライブ映像を公開した。The ZombiesDon DiLegoとコラボでThe Bandの “The Weight” をカバーした。Zombiesファンとしては、リードボーカルをぜんぶDonが取ってるのが残念。
 話題になってるApple HomePod のCMのレポート。ストーリーボードへのリンクもある。踊ってるのがFKA twigsだって気づかなかった。Brian Enoがレア音源のボックスセットをリリースする。罪な人だね、買いますよ。アメリカ・ヨーロッパで、レコードショップを巡るツアーRecord Store Crawlが開催される。限定ライブや限定レコードまであるらしい。楽しそう。音楽が根付いてる国はいいな。Yo La Tengoが来日する。

この方知らなかった、打楽器奏者の高田みどりさんのミックス音源がThe Wire誌企画で公開された。細野晴臣さんが是枝裕和監督の新作の音楽を担当した。細野さんと山下達郎さんと星野源さんの鼎談が、星野源さんの4000円もするイヤーブックに掲載される。細野さんと達郎さんは長いつきあいで「初めてちゃんと話した」そう。ああ、もう少し安ければ読みたい。毎日新聞がECDさんの記事を掲載した。ミュージックマガジン誌の特集も追悼 : ECD。社会運動を前面にだした煽り文で、本人の言葉「音楽のことしか考えてない」をもっと大事にして欲しかった。さとうもかちゃんと新作のプロデュースをした入江陽さんの、かなり踏み込んだインタビュー記事その1そしてその2。MV “最低な日曜日 feat.鶴岡龍” この曲で入江陽さんは電子レンジを演奏したそうだ。大貫妙子さんの読み応えのあるインタビュー。前に別のインタビューを紹介したけど、この方は曲を書いて歌うことについて言葉にするのがとても上手い。真黒毛ぼっくすが新作をリリースする。15日は佐藤伸治さんの命日だった。茂木欣一さんが「フィッシュマンズのこと、佐藤伸治のこと、ずっと忘れないでいてくれてありがとう。口ずさんだり、音源かけたり、語り合ったりしてね...もちろん僕も鳴らし続けます」ってツイート。Gutevolkが久しぶりのツアーをする。
 ところでDのJをしたい欲求なくなったな。コンピやプレイリストの選曲はしたい。

さてと。FUJI ROCKにBob Dylanが来るんで大騒ぎだよ。SMASHの意図としてはDylanとKendrick Lamarを並べて、新旧の詩人を観せたかったんだと思う。でも殆どの観客は歌詞を理解してないんで (もちろん僕も) 、どうせ大物を呼ぶならKendrick LamarとコラボしたU2を呼んで欲しかった。I don't believe in Zimmerman. あのどこかの偽善者は、間違いなく行ってモッシュピット最前列だな。
 客層がどう変化するのか関心がある。Dylanの単独公演はFUJI ROCKくらい値段が張るんで、この機会に観に行こうっていう人がたくさんいるかも知れない。逆に、「ジャニーズフェスのトリにマッチが出るようなもん」で空くんじゃないかって見方もある。空いて欲しい。どっちにしろ年齢層はかなりあがる。ここ数年、客層の世代交代を狙ってると思ってたんで、そういう意味でも意外だった。僕は観ない。

3月21日 週休7日は幸せだろうか

ブラック企業ワタミの社長で自民党議員の渡辺美樹が、過労死の被害者を前に「お話を聞いていると、週休7日が人間にとって幸せなのかと聞こえる」って言った。週休7日ではとても足りぬ。我々は週休10日を要求する。人生も短すぎる。誕生日は5年に一度でいい。誕生日と言えばスキルさんの誕生日は3月30日、もうすぐだね。

前回の日記に何度も載せた自己イメージがあまりにも自虐的すぎるとの声を頂いた。本当のスキルさんはこんな人です。参っちゃうな。
 相変わらず両手で収まらないほどの病気の薬と、花粉症の抗アレルギー剤と、肩こりが原因の頭痛薬で動けない日々。行きたかった用事も行かなきゃいけなかった用事もこなせない。頭を抱えて布団にうずくまる。自分の言葉が出てこないので大量にRTして、みんなの言葉が響きすぎるので大量にいいねして、その日が終わる。

17日は、タイムラインに流れてきたパフォーマンスアーティスト、マリーナ・アブラモヴィッチさんのことを考えてた。
 彼女を有名にしたのは23歳の時のパフォーマンス「Rhythm 0」。6時間の間、観客は彼女をどうしてもいい。テーブルの上には飲食物からナイフ、拳銃まで用意された。最初の数時間は穏やかに過ぎた。やがてナイフで彼女の髪や服を切る者が現れ、観客はエスカレートしていった。彼女の命の危険を感じた観客同士の喧嘩が始まったり、でもそれもパフォーマンスのうちだ。彼女は恐怖のあまり、髪が一すじ白髪になったという。

彼女の表現は、客体として長い忍耐を経て主体に戻る瞬間に解放される主体、つまり人間に戻るプロセスで人間の持つ本質を描き出すものだと思う。彼女にとって、「一つの頭と二つの体を持つ」とまで言わしめるパートナーの出現は、必然のようでいて意図してなかったことなんじゃないか。だから彼との共同作業がのちに裁判沙汰になり、万里の長城を使った壮大な別離の儀式が必要になった。
 その後彼女は商業的に成功した。2010年に行われたパフォーマンス、「The Artist Is Present」は、736時間30分、沈黙のまま、訪れる鑑賞者と椅子に座って向かい合う。その椅子の向こうに予期せずかつてのパートナーが現れた。

そのとき彼女は自分に課したルールに感情が勝って、ルール違反をしてしまった。演技では決してできない表情を生み、かつてのパートナーの手を取ったんだ。そこでひとつの大きな感動が生まれた。コントロールされた表現が崩壊する美しさ。それを観た鑑賞者たちが祝福したことで、パフォーマンスは意外な形で完成を見た。主体と客体の壁が、表現者も鑑賞者も含めて壊れたんだ。
 それでも彼女はこれからも、パートナーの手を借りずに孤高のパフォーマンスの旅を続けるだろう。おそらくかなり著名な、そして極めて優れた表現者を知らなかった自分にも驚いてる。芸術に溺れてた頃とはもう違うんだな。

18日はずみをさんのワンマンライブ、ずみをのもり@下北沢下北沢空飛ぶこぶたやへ。正直なところ、ずみをさんにワンマンは早いんじゃないかと思ってた。終わってみたら、圧倒されるほどよかった。
 会場は、ずみをさんのコンセプトを実現するために建てられたかのようにぴったりな小屋。立ち見も出る盛況ぶりだった。ずみをさんが手描きしたという、ずみをのもりに入り込んで行くアニメーション。そして登場したずみをさんの演奏と、1曲置きにアニメーションが挟まる構成。だれさせないのは音楽も映像も素晴らしかったから。

ずみをさんの楽曲は押韻というより言葉遊びのようで、でもずみをさんのイメージや詩情がちゃんと伝わってくる。鼻にかかった無邪気さを感じさせる個性的な声、音節をはっきり区切った独特の歌い方。
 日本語をポップスにどう乗せるかっていう歴史を辿れば、なかにし礼さん、松本隆さん、桑田佳祐さん、小沢健二さん、スガシカオさん、米津玄師さんって続いていく。その次にひょっとしたらずみをさんが来るのかも知れない。楽しい言葉と音楽の合間に、確かにずみをさんの表現が聴こえた。

なによりも素晴らしかったのは、ずみをさん本人が放つ、いいヴァイヴレーションだったと思う。人前に出るなんてとんでもない陰キャラだったって自分で言う。そんな彼女が街に出てギターを弾いて、新しい出会いがあって世界がどんどん広がって、メンタル的にとってもいい状態にあるんじゃないかな。なんだかその喜びが、演奏の端々から会場全体を包むオーラになってた。
 思い返すに音楽活動を始めたばかりのたどたどしいライブを観て、ずみをさんすごいと思った私がすごい。

夜はNegiccoツアーあなたの街に花束をファイナル@恵比寿LIQUID ROOMへ。ぽんちゃガチ恋勢としては、レコードコレクターでもあるぽんちゃが喜びそうなLPを何枚か持ってったんだ。もちろん直接手渡しすることはできなくても、ファンからのプレゼント回収箱とかあるんじゃないかな、と思ってた。Negiccoちゃんに関しては初心者なんで、そのへんの仕組みがぜんぜんわかってない。
 ソールドアウトのLIQUID ROOM、素晴らしかった。田島貴男さんや堂島孝平さんがプロデュース契約終わっても通ってるの納得した。

前半はMCなしで打ち込みのエッジの立った楽曲をキビキビ歌う。レアなソフトロックがかかる長い転換の後はCRCK/LCKSが登場。ここからの展開が神がかってた。
 そもそも、生バンドで歌うアイドルさんを初めて観た。やっぱりカラオケでライブを名乗るのは無理がある。生演奏だと緊張感も表現のフレキシビリティもまるで違ってくる。MCなしだった前半を取り戻すように、Negiccoちゃんらしいくだけたトークが自由すぎて笑った。でも演奏になるとばっちりと。特に本編最後にピアノ1台で演奏した “愛は光” が、呆然とするほど胸に響いた。

アンコールでは夏の朱鷺メッセでのワンマンライブを発表。そしてサザエさんの真似でCRCK/LCKSを呼び出して、”圧倒的なスタイル”。この曲にお決まりのラインダンスのコーナーがあって...それが恥ずかしくてNegiccoちゃんのライブに足が向かないところもあった。でもこの日はもう盛りあがっちゃって、隣にいた1人で来てた青年に自分から腕をかけて反対側のおじさんにもかけて、積極的にラインダンスした。ライブ終わったあと、青年に「ありがとうございました」って言われちゃった。
 そう、Negiccoちゃんたちもいいヴァイブスが出てた。幸せな一日だった。

終演後、クリアファイルとスポンサーのサトウ食品さんの切り餅いっぽんを配ってた。バイトさんに混じって名物マネージャー熊さんが!! みんな熊さんから貰おうとして混乱になってた。僕は大人だからそんなそんな、しっかり熊さんから貰った。
 バス停からの帰り道にいつもいて仲良くなった野良猫、工事でいなくなっちゃって工事が終わっても帰ってこない。元気にしてるかな。ひどく大雑把に、犬好きの方は「うちの子」を、猫好きの方は「猫という存在」を愛してると思う。2本の素晴らしいライブを反芻しながら、うちの猫たちのブラッシング。

19日は歯医者を休んだ。ビビった訳じゃない。頭痛が酷かったの!! 子供の頃、歯医者に送ってもらう途中でタイヤがパンクして、歯医者に「そういうわけで行けません」って電話したら信じて貰えなかったことを思い出した。
 猫とお喋りの時間。両手で一匹ずつナデナデして、それぞれが勝手になんか喋ってる。Instagramで追ってる猫好きのうちに子猫が産まれて、最初は肉塊だったのがだんだん猫の表情になっていくのが不思議で嬉しい。

20日は定期健診を休んだ。ビビった訳じゃない。頭痛が酷かったの!! LPレコードの日だったらしい。いなくなっちゃった野良猫をひとまわり小さくしたような子がいた。まだ警戒してる。仲良くなっても1年2年でいなくなっちゃう。野良猫の世界は厳しいな。
 21日。行きたかったライブに行けなかった。頭痛が酷かったの!! 部屋の掃除とレコードの整理をした。偉い。明日から本気出す。

たぶんシンガーソングライターの方が書いた、「ファンを亡くした気持ち」ってブログがタイムラインに流れてきた。とても切実に感じた。
 昔はミュージシャンとファンでお互いの家を行き来したり、一緒に旅行に行ったりもした。いまはいろいろ危ないから、ツイッターでファンをフォローさえしないミュージシャンが多い。時代が変わったとはいえ、同じ音楽を愛する人同士だぜ。もう少し心を開いてもいいんじゃないのと思う。なんだか暗黙のルールがいっぱいあって、音楽を聴くのに息苦しいんじゃ本末顛倒だ。で、とあるレーベルから離れたわけだ。

ホーキング博士の記事がまだまだ流れてくる。茶目っ気のある博士の一面や刺激的な言葉を振り返る記事。「『ブレグジットは富の配分の問題』と言った天才物理学者、ホーキング博士の最後の闘い」。
 「外界と『接触していない』部族、世界には100以上」。これは数えようがないし、それぞれの文化を大切に生きて欲しい。人間にはいろんな可能性がある。地球上最後の1頭オスのキタシロサイが生涯を終えた。貯水タンクのホースで遊んでいた熊が、強く引っ張り過ぎてホースがちぎれてキンタマに当たった

それで君を呼んだのに 忌野清志郎を想う 2018」って展覧会がある。岡本太郎さんが石原裕次郎さんに「太陽の塔」に込めた想いを語る動画。万博のテーマ「人類の進歩と調和」に対抗して、「巨大なべらぼうなもの、無邪気なものを作ってやる」。ナイロン100℃の「百年の秘密」再演観たいな。モスクワの荘厳な地下鉄駅
 ウォーキング・パームって歩く木がある。根が地上に生えていて、光が当たる方の根は太く、当たらない方は腐る→光に向かって木が斜めになるんで、支えようとして新しい根が生える→その繰り返しで移動するそうだ。

政治は相変わらず酷い。アサドとプーチンによる虐殺は、ベトナム戦争に匹敵する勢いだ。インドネシアでは、自国の政治家に対する批判を禁じる新法が施行された。ミャンマーのロヒンギャ族迫害は大量虐殺だって国連特別報告者が報告した。
 ちょっと前のことだけど、イギリスの保守党の議員が「BBCは国営放送なんだから一日の最後に国歌 “God Save The Queen” をやれ」って文句をつけて、BBCは「言われた通りにやります」ってSex Pistolsの同名異曲 “God Save The Queen” を流した。

安倍の提灯持ちにレイプされた伊藤詩織さんが国連で会見した。MeToo運動は日本じゃ根づかないから、WeToo運動を提唱した。伊藤さんはいま、ロンドンに移住してるそうだ。辛淑玉さんのドイツ移住も、「亡命」って言った方が正しい。「朝鮮人の沖縄戦報告 動員後の差別究明」。朝鮮の方も沖縄の方も奴隷のように扱われたみたいだ。蚊帳の外にされて焦った安倍が一転して日朝会議に意欲を見せた。
 渦中にいる自民党の赤池誠章が、ちびまる子ちゃんの「友達に国境はなーい!」っていう映画のポスターに噛みついた。「国際社会は国益をめぐる戦いの場だ!」「こんなことでは日本という国はなくなってしまう」。じゃあ東京オリンピックやめましょう。

超危険な東京都迷惑防止条例改正案」。「審議は1回 小池都知事が密かに急ぐ『デモ封じ条例』の中身」。これ相当やばいし、それこそ憲法違反じゃないの。落ち目の小池が落ち目の安倍批判を封じる情けなさ、そして何も言えなくなる。
 いい話もある。世田谷区内の全中学校で、LGBTに限らず、女子生徒に限らず、スラックスとスカートの制服が選べるようになった。世田谷区いろいろ攻めてる。

森友関係は...16日にNHKの放送方針が変わった。おそらく目に見えないクーデターが起きてるって言われてる。権力のためのプロパガンダになるって危機感を持った人々が反逆してる。政権に対してかなり攻めた放送を始めた。毎日新聞が、「朝日に敬意を表する」として、朝日新聞を称賛して産経新聞を名指しで叩いた。
 18日、文部科学省が前川氏の中学校での授業の録音を要求したのは、自民党の議員の命令だって明らかになった。19日。「森友文書改竄問題 私たちはこう見る 外国人特派員らに聞く」。痛烈な批判が並ぶ。「森友文書『改竄』財務省が国交省にも依頼」。省をまたいで依頼したわけだ。すごいな。ネトウヨ、息してるか!?

それ以外の国政の話を。最初にも書いた、自民党の渡辺美樹が「『お話を聞いていると週休7日が人間にとって幸せなのかと聞こえる』発言を過労死遺族に謝罪」した。で、自民党の和田政宗の「政権をおとしめるために意図的に変な答弁をしてるのか」発言と共に、議事録から削除される。歴史修正主義者たちはわりと最近の歴史も修正する。
 「官房機密費『異常な闇ガネ』政権交代6日前に2.5億円」。麻生政権が潰れる寸前にいろいろやらかしたらしい。「政治的公平の放送法条文撤廃」。これは見逃せない。いま以上に放送をプロパガンダに使う魂胆みたい。

内田樹さん。
 「僕たちの最初の仕事は『憲法を使いこなせていない』という現実をしっかりみつめることです。僕たちは73年も修業しながらまだ民主主義の使い方にさえ精通していない。それは『これは自作のものじゃない (だから使い方を知らない) 』という原事実から眼を逸らし続けてきたからです」。『どうせ自分のものじゃないから要らないだろ』という理由で奪い取られようとしてます。それを『いやだ』と宣言するのが戦後民主主義をわがものにする最初の戦いになるはずです」。

16日の日記でも紹介した、ミャンマー音楽にはまってる岸野雄一さんたちがDOMMUNEに出演して話題になった。
 ミャンマー歌謡の構造がVan Dyke Parksの音楽に酷似してる話は長くなるんで取り敢えずこれを聴いて。伝統音楽に近い演奏はこちらのムービー。そして岸野さんと一緒にDOMMUNEに出演した村上巨樹さんのミャンマー音楽ミックス

Brad Mehldau Trioが新作をリリースする。Paul McCartneyや、The Beach Boysの “Friends” をカバーする。BjorkがミックスEPをリリースした。Spotifyで聴けるRobert Glasper ExperimentのライブDVDから “Rise And Shine (ft. Metropole Orchestra) ” が公開された。Stewart CopelandAdrian Belewのバンド、Gizmodromeテレビで演奏したDavid Byrneが選ぶ無人島レコードFour Tetミックス音源を公開した。
 Beatles唯一のライブアルバム “Live at the Hollywood Bowl” のリマスタリング物語。異様な歓声の中から演奏をどうやって切り出したか。David Bowieと劇作家エンダ・ウォルシュが共同執筆したミュージカル「ラザルス」の映像作品が世界で上映される。Joni Mitchellの "Blue" はじめ、数々の名盤のデザインをしたゲイリー・バートンが亡くなったMichel Legrandが来日する。Album Leafが来日する。

ラブリーサマーちゃんのアカウントが消えたことには気づいてたけど、スタッフアカウントもオフィシャルサイトも去年の9月から更新してない。気になるよ。僕の差しあげたMix-CDを気に入ってくれて、あいうえお順で山下達郎さんの隣に並べてた。
 ワールドツアー中のCorneliusTiny Desk Concertに出演した。The Philharmonic Turntable Orchestra。ターンテーブルのオーケストラ!! lililさん “blue” 歌声やソングライティングはもちろん、トラックメーカーとしてのセンスが半端ない。と思ったら新曲 “夜になりきれないで” は生音!! 朝の静けさが秘めている飽和点寸前のもどかしいエモーションを感じた。真黒毛ぼっくすの新曲 “アダチダイナマイトレビュー” 。大槻ヒロノリさんのロマンティシズムはいつも僕の胸をぐいぐい引き込んでぶっ刺さる。青野賢一さんのミックス音源が素晴らしい。Nao☆ちゃんのソロシングルのジャケットが可愛すぎて胸が痛い。

ボーナストラックもデーブイデーもいらねえ、通常盤でええ、通常盤でええんやで。

3月31日 美味いものを認識する能力や技術と、美味いものを作る能力や技術は違う

ミュージシャンとのつきあい方をもじゃもじゃ考えてる。売れると有名人とくねくねし始めて、オールドファンのフォローを外す現象にまた遭遇した。めんどくさいな。
 音楽が好き、みんな仲良く、ができないミュージシャンやそのファンとは距離を置いてる。僕自身も発達障害という病気を抱えて、機微がわからなかったり言い過ぎることがままあることは、もう嫌というほど自覚してる。

Gotchさんは「美味いものを認識する能力や技術と、美味いものを作る能力や技術は違う。そこのところが難しい。という壁にいつもぶち当たる」って表現した。それは彼が優れたリスナーであり、でも思うように音楽を作れないもどかしさと受け取った。
 僕は美味いものを認識する能力や技術はわりとあると思ってる。作る能力や技術がないことはもう充分にわかってる。

その2つの技術は、どっちが優れてる訳でもないっていうのが、ある時代までのライブハウスシーンの共通認識だったと思う。いまは作る能力のある側が、認識する能力のある側に、「私の天啓をありがたがって受け取れ」っていう関係にある。
 得てしてそういうミュージシャンは、美味いものを認識する能力や技術に欠けている。それは日本の音楽界の鎖国化とも関係があるし、井の中の蛙だなって思っちゃう。若いミュージシャン、本当に音楽を聴かない。

極論を言えば、音楽を愛してなくても理論と才能と鍛錬があれば音楽は作れる。鍛錬はスポーツみたいに基礎練習を積み重ねて、理論は数学みたいに楽典を覚えて。教則本に載ってるフレーズは弾けても、それが音楽的にどういう感情を引き起こすのか、リスナーの観点で実体験したことがない人が多い。
 シベリウスは「音楽家の銅像はあまたあるけど批評家の銅像はあるかね」って言った。彼は銅像になるために音楽を作ってたんだろうか。ワーキング・クラス・ヒーローのJohn Lennonは銅像になりたかっただろうかね。

つまり、ミュージシャンもリスナーも、音楽に打ちのめされた経験があるか、音楽に畏怖の念を持ってるかが大切だと思う。
 もちろん、客だから尊大にしていいとは思ってない。最近のライブハウスシーンはバランスが崩れてて、そこが欠けて空回りしてる気がするんだ。例えば距離を意図的に縮めてくる、若いセミプロ女性シンガーソングライターを、手の届きそうなアイドル扱いする傾向も好まない。ハグてっぺい!!

僕自身も、純粋に音楽を楽しみに行きたいのか、音楽とお酒のある場所でコミュニケーションをしに行きたいのかわからないっていう自戒もある。そのコミュニケーションが、若い女性と (自分も含めた) おじさんの間で行われてて、おじさんが一定以上にキモいとミュージシャンから拒絶される現象があるね。
 今後、足を運ぶライブは変わってくると思う。音楽を愛して心から尊敬できるミュージシャンのライブを観たい。

ここ最近はライブ三昧。去年から、友人知人にうちで採れたフウセンカズラの種を配ってる。そういうことする人いないみたいでびっくりされる。CD配ったりするのもびっくりされる。そして変わり果てた姿で無言の帰宅。朝までネットを徘徊。
 寝るのは好きなんだけど、夜のほうが体調がいいし、起きたとき最低な気分なのわかってるから眠るのが億劫になっちゃうんだよ。草食動物は産まれて1時間で立ちあがるのに、ヒトは起きて何時間も頭ん中もじゃもじゃしてんの生物として劣ってる。

発達障害について書くようになって、アドバイスを貰うことも多い。でもなんか工夫したり意識を変えて改善するレベルの障害じゃないんだわ。この身体に産まれてこの心に育って、必要な情報は「生きる意味」だったりする。辛いのはみんな同じだよって人は、他人の痛みがわからない人だと思ってる。猫の優しさにはびっくりするよ。
 男前だから男前豆腐を食べた。男前ってどんな気分なんだろう。自分の写真がコンテンツになるくらいのルックスを持った人ってどういう自己認識をしてるんだろうか。とても想像がつかない。猫たちが僕のお腹を揉む。ぽよりんなのだ。

TwitterにもInstagramも花見の写真があがってる。Facebookでは「ヤバいメンツ」とか「サイコーのチーム」で花見をするらしい。Twitterでよかった。
 人生で花見という行事をしたことがない。花粉が云々だとか友達がインドア派だとか理由はいろいろあるんだけど、あのブルーシートって非常に美しくないよね。花見用に、草に紛れる迷彩シートとか、花に紛れるピンク色のシートがあればいいのに。はっビッグビジネスの予感。見上げればいい月夜だ。

22日。起きたら鶯が鳴いてて驚いた。
 小宮山和子という人が、僕に13億7500万円をくれたがったりあそこを見せたがったり被害者救済リストに入れたがったりして、1時間に100通のSPAMが届いた。おっぱいが6つついてる人からもSPAMが来た。いや2つで結構です。メールなんてやめちゃいたいけど知人に1人、意地でもLINEアカウントを作らない人がいるんだ。

病院のハシゴ。こないだは待合室に「あべさだお」さんがいたけど、この日は「あんどうただお」さんがいた。健康診断の結果はSo So。それは薬だけでお腹がいっぱいになるほど薬漬けにして保ってるSo So。
 そしてまた朝刊を配達するカブの音を聴いた。Twitterがなかったらこの9年間どんな人生を送ってたかな。人間関係からしてだいぶ違ったはずだ。

23日。わたしのねがいごと。@下北沢Basement Barへ。ますます安定感のある素晴らしい演奏。エモーションと透明感を両立させた最高のステージ。
 殆どの曲をVoのろみさんと「お母さん」のLunaccoさんが書いて、初期はGtのひかるさんの曲もあったそうだけど、Keyのちほこさんが今回初めて作詞作曲したっていう “ぐるり” が耳に残る名曲で参った。

対バンも素晴らしかった。特にThe Whoopsって3ピースバンドは、90年代J-ROCKの香りを残しつつ、男性ボーカルと女性コーラスの絡みが気持ちよかった。主役の浪漫革命も引き出しがいっぱいあってかっこよかった。
 惜しむらくは物販がな...。どっちのバンドもCDが欲しかったんだけど、女性ファンの相手に必死で列が進まない。終電の時間があるんで買わないで帰ってきちゃった。なんでバンドマンが女たらしとされるかわかるイベントであった。

24日は大貫妙子Pure Acoustic@新宿文化センター大ホール。これは万難を排して観たかった。最近シティポップ文脈で若い子に人気だけど、ヨーロッパ路線に移行してからがまた素晴らしくて、彼女は自分の声の変化と音楽性について客観的によく観てる。
 ますます透明感と表現力を増したボーカル、そしてピアノとウッドベースと弦楽四重奏。長年のコラボレーションでわかりあえた阿吽の呼吸。たとえ描き出す光景は切なくて悲しくても、音楽の喜びに溢れてた。飄々と鍛錬を積んでるんだろうな。ポップスのひとつの理想像だ。若い人に聴いて欲しい。これがプロフェッショナルな演奏だ。

25日はASOBOiSM@下北沢Daisy Barへ。暑いくらいの日だった。靴下はなぜ片方ずつ無くなるのか、という命題に対しては、両方無くなったら無くなったことに気づかないから、という答えが出ているのだが、それにしても。夕暮れ団地に住む、仲良かった野良猫が戻ってきた。ずいずい甘えてきた。
 小田急の下北沢駅はいつも「黄色い線の内側をお歩きください」の怒号が聞こえる。黄色い線の外側を歩かなくちゃいけない駅舎を設計した人に怒るべきでは。

ASOBOiSM a.k.a. たなまちゃんは清純派シンガーソングライターとして才能を発揮して、リズムへの興味が募ってラッパーに転身したミュージシャン。そこに至る紆余曲折を聞くと泣けてくる。久しぶりに観たASOBOiSMは一皮むけてた。もうラップで行くことに照れがなくなって、凄くかっこよかった。かっこよく行くことにも照れがなくなってた。はよ次の音源出して、新しい路線で突っ走って欲しい。
 主催者のtitiluluタイトな演奏で曲も良かった。特にドラマー嬢は可愛くて料理も上手くて (フード出してた) 完全に嫁にしたい。

26日は1ヶ月ぶりのカウンセリングへ。美人女子大生のカウンセラーさん、研修中だから短期留学の予定が入ったりする。あったことを箇条書きにして読み上げるだけで終わって、深く掘り下げるのは次回に。楽しいお喋りの時間。
 夜はエレクトリックリボン@渋谷Chelsea Hotelへ。いつもアイデアいっぱいのボンクラさん、この日は春をイメージしたピンクのサイリウムと、桜の造花の応援が美しかった。名曲 “春色ドロップ” 聴けた。そして新曲がまた2曲。6月にもワンマンライブをするという。2000円で7ドリンク、飲みすぎた!!

27日はヌカタシが来て、冷房をつけて今年最後の鍋。何度目だよのピエンロー。いつも準備や片付けをぜんぶ任せてしまうのだよね。っていうのは、手伝いたい気持ちはあるんだけど、僕は手際が悪い。家事に限らず何かを分担作業するのがとても苦手。的確に指示を受けたり指示を出したりができないんだ。それならぜんぶ任せるか自分でやるよと。
 ヌカタシは猫にも鰹節のお土産。喜んでた。Libby Titusの幻の1stやLinus Of Hollywoodの新譜、David Byrneの新譜、Telefon Tel Avivなんかを聴きながらお喋り。

28日は久しぶりに腐れ縁と東京散歩。まずはコレド室町の北海道厚岸で牡蠣三昧。生牡蠣の食べ比べとフライで頂いた。濃厚でトロットロ!! ソフトクリームが美味い気候だった。三越前の桜を眺めながらナッツの香りを味わった。
 締めはKITTEの千疋屋でクイーンストロベリーカフェ!! 巨大なグラスの中にはシャーベットとアイスとジャムとクリーム、最高のイチゴがザクザク刺さって、見るからにラスボス感が、フルーツからエネルギーの波動っぽいなにかが出てた。千疋屋はいつもマジでヤバイ。季節のパフェフェアには乗っとかないと。

夜は荒木玲奈伊藤大輔@中目黒楽屋へ。花見客が凄い。僕が子供の頃は目黒川がものすごく汚くて臭くて、花見どころじゃなかった。1995年から浄化が始まって、この季節にはちょっとした想い出がある。
 荒木玲奈さん素晴らしいのわかってて行ったんだけど、先月と比べても見違えるほど素晴らしかった。ピアノとパーカッションをサポートに、本人はアコギとボーカル。トリオとして荒木さんの楽曲の良さをまっすぐ伝える演奏だったと思う。ずっと一番手だったのにトリ前に昇格。それは実力です。

伊藤大輔さんは、旅が好きな主催者のリクエストでJET STREAMを意識した構成。ピアノを従えて人の一生を歌の旅で綴った。”言葉はさんかくこころは四角” なんてぐっとくる選曲と語りで歌い繋ぎながら、晩年を “Bookends Theme” で、終焉をニューオーリンズのセカンドラインな葬送曲で、来世を “生まれ来る子供たちのために” で畳み掛けた。
 前回のルーパーを使ったアカペラ、黒人音楽の歴史をPharrell Williamsからアフリカの民謡にまで辿った演奏も素晴らしかったけど、今回もやばい、泣きそうによかった。歌心ってこういうことだ。

29日はあーた、ボンノーズ (さわひろ子 / 古賀小由実) @新代田Crossingへ。正直行く前は気が重かったんだ。主催者のわかちゃん含め、なんのわだかまりもなく会える方々じゃないから。手にニコニコマークを描いて、笑顔を忘れずに行った。
 O.A.はあーたさん、わかちゃんのちんからほい。相変わらずドタバタして、深夜に食べたいラーメンの歌とか振り付きで歌ってた。まじだ、この人たち。

1番手はあーたさん。ちんからほいからの気持ちの切り替えが出来なくて緊張したって言ってたけど、僕も久しぶりに観て緊張してた。初めて聴いた新曲は “Wild Wild Summer” みたいな痛快なポップチューン。ますます成長する “Blowing” は “Walking On The Wild Side” 的でもあって、Wildつながりだな。やっぱり楽曲も演奏もずば抜けてる。知らないうちにWWWでのワンマンも決まってるそうで。
 2番手はまるごしブラザーズ。ガタイのいい3人のお兄さん、街で見かけたら3メートルは距離を置く。ギターがやたらうまかったり、1人称が「僕」で意外と叙情派だったり、サビのユニゾンがジャニーズみたいだったり、サポートのPerが実はピアニストで一番美味しいパートのリードボーカルを取ったり、掴みどころはないけど最高だった。

トリはボンノーズ。さわひろ子さんは音楽的なルーツがまるでわからない。子守唄だったりするのかな。キラッキラの笑顔で全身で歌う。古賀小由実さんは、コード感からジャズ畑の方だと思ってたら、クラシックのピアニストを目指してたと伺ってびっくり。
 普段は別々の活動をしているお2人、それぞれに素晴らしいんだけどボンノーズとしての相性が最高。ルーパーを使った “砂漠” の美しいハーモニーにノックアウト。名物の童謡メドレー今回は13分、”かごめかごめ” と “通りゃんせ” と “蛍” が同時進行するカオス。”スーダラ節” まで飛び出した。迷いながらも行ってよかったな。

誰に気づかれることなくビッグマックをかじりながら46歳になった。

30日は誕生日。執拗なキャンペーンの結果、何人かから「おめでとう」のレスを貰った。嬉しい、嬉しいけどなにか虚しい。構ってちゃん。猫も構ってちゃん。そして加齢はそろそろいいです、と主張してから20年以上が過ぎた。
 人生の先輩として君たちに言えることは、46歳になっても歯医者さんはマジで怖い。もうひとつ言えることは、46歳になっても人生はぶれる。ぶれるのはいいことだって細野さんが仰ってた。揺らぎっていうのかな。振り子みたいに行ったり来たり、ぶれることが人生であり音楽なんだよと。

そう、誕生日の予定は歯医者さんで虫歯の治療、神経を抜く。これが叫び出すほどに痛いって聞いてびびってた。あんまり痛くなかった。麻酔が切れてもうずくこともない。こんなことより鬱病や発達障害や自律神経失調症の方が100兆倍つらいから!!
 麻酔でほっぺがぼよりんなのだ。おなかもぼよりんなのだ。ぺこりんでぼよりんなのだ。ぺこりんだけど麻酔が切れるまで食べられないのだ。誕生日の予定がこれでおしまいってあまりにも悲しいじゃん、ググったら仮谷せいらさん、DJみそしるとMCごはんの対バンがあった。行った。

僕は代々の江戸っ子だけど、東京でびっくりするのは座るところが全然ないんだよね。体を壊してから痛感した。で、これはデブあるあるなんだけど、食べこぼしがお腹にかかって服のお腹に染みができるよね。
 会場は品川プリンスホテルClub Ex。披露宴会場みたいなすごい箱でびびった。念のためにフォーマルな格好 ↓ で来て良かった。3マンライブだと思ってたのに、仮谷せいらさんもDJみそしるとMCごはんもO.A.的な!! アウェイ感!! 持ち時間20分づつ!! コールアンドレスポンスにぜんぜん乗らない客!! 僕はむしろ主役をぜんぜん知らない。

で、主役...人生最悪のライブだった。あのクオリティの演奏が始まったらいつもなら途中で出ちゃうからさ、会場の構造的に出られなかったんだ。発声できてないのに媚びた歌い方で、例えば喘ぎ声を採譜すんの想像したら難しいじゃん。ファンもぜんぜん盛りあがってなかった。あの声で偉い人と寝たのかな。業界の闇を見た。
 帰ったらせめてもの誕生日のご褒美にピザを食べよう。いい音楽を、いい音楽を聴きながらピザを食べよう。泣いてない。仮谷せいらさんと、DJみそしるとMCごはんは非常に演り難そうだったけど (主役のライブでも盛りあがらない客層だし) 、頑張ってていいライブだった。だからいい誕生日とする。

僕がライブをこんなに悪く書くことってないんだよ。多摩シティはソーコールドだけど見上げればいい月じゃないか。
 ハッピバースデートゥーミー。ピザのBGMはMoondog。アメリカを放浪したアウトサイダーミュージシャン。理由は好きだからです。そしてMartin NewellAndy Partridgeのプロデュースで、ぜんぜん売れなかったけどブリティッシュポップの金字塔を打ち立てた人。理由は好きだからです。Kraftwerk。理由は好きだからです。

Kraftwerkやっぱかっこいいな。彼らは発明しちゃったから。ビッグバンだから。超えられない地平にいる。”Autobahn” から “The Man Machine” まで神がかってて、”Computer World”、”Tour de France” で傾いてきて、”Electric Cafe” で沈没して、30年かけてようやく引き上げられたような。
 "3-D The Catalogue" の編集盤は入門用にお薦め。Blu-ray盤も欲しい。LP9枚組も手に入るうちに買っておくべきだろうか。LPは日和って2枚組を買っちゃったんだけど、CDよりLPの方が生き残る可能性が高いから。

日も変わってネットを徘徊してたら、David Byrneの新作がBillboardで3位を取ったことを知った。Billboardは、CD・LP・DL販売数はもちろん、ストリーミングやラジオのオンエア数、YouTubeの再生数までポイント化した、実情に近いチャートだ。
 Talking Heads時代はアルバムは20位から40位くらい、ソロは自分のレーベルから出してたこともあって、ぎりぎり200位入るくらい、St.Vincentと共作した前作が23位だった。65歳にしてキャリア最大のヒットだ。確かに傑作だけど、なにがあった!?

って発見をして興奮気味なので、前から作る作る言っていたTalking Headsとそのファミリーの入門コンピを本気で作ろうと思う。続いて、いまは廃盤にしてる雨をテーマにしたコンピの大幅リメイクをする。これは梅雨の季節を目標に、“air-conditioner” に替わる僕の名刺代わりの1枚になるものとして。
 Talking Headsと言えば、Tina Weymouthのベースはコピーしてて楽しかった。またバンドやりたい。人間関係か...。歌えるドラマー捕まえて逆Tom Tom Clubやりたい。

今日。Twitterはついに通知にまで「◯◯さんがいいねしました」が流れるようになった。猫とお喋りを楽しんだ。チャイは本当にお喋りが好きな子だ。会話が途切れると頭をこすりつけてゴロゴロ言う。メイはひなたぼっこしてる。

目に見えない障害を持った人がつけるヘルプマーク、8年つけてて1度しか気づいて貰えたことがない。告知がなされてないのも一因だけど、ただの「スイス大好き」マークに見えるのが最大の問題だ。「アップル 車椅子や義足などの絵文字を検討」。
 「スティーブン・ホーキング、宇宙に関する大きな疑問を問う」。Tedの動画と日本語の解説。すごくわかりやすくて興味深い。「ナショジオは人種差別的だった、米版編集長が声明」。過去の過ちを認めるってこういうことだ。「まるで着ぐるみ、器用に立って歩くゴリラ」。これは中の人いるだろ。

映画「シーモアさんと、大人のための人生入門」。ピアニストとしてスポットライトを浴びる道を自ら降りて、ピアノ教師として生きた人物のドキュメンタリー。映画「乱世備忘」。香港の民主化要求デモのドキュメンタリー。
 日本史上最大の「フェルメール展」。「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」。「猫の都の国宝アート展」。

「星田英利 政治的ツイート連発でファンも業界もうんざり」ってYahoo!ニュースがあがった。リンクはもうない。それ、松本人志にも言えよ。
 政治は自分の人生や生活にダイレクトに関わることで、政治家に任せて黙ってればいいことじゃない。政治家しか政治を語っちゃいけないと思ってる人が、ここにもたくさんいらっしゃいますね。特に大衆音楽は政治と切り離せないから、僕もほんとは好きじゃないしヘラヘラしてたいけど、意識して政治の話題を載せてるとこある。

アメリカで高校生の呼びかけで数十万人規模の銃規制要求デモがあった。何百年も開拓者気分でいるあの国と共和党の支持母体の問題が、ようやく動き出すのかな。火付け役の高校生エマ・ゴンザレスさんのスピーチ。キング牧師の孫のヨランダ・リネー・キングさんのスピーチPaul McCartneyもデモに参加した。「私の親友のひとりが、この辺で銃による暴力で殺された。だから私にとっては重要だ」。もちろんJohnのことだ。
 緊急用の通路だけ確保して、あとは道路と広場をデモ参加者に開放してた。連邦議会議事堂前だよ。警察が過剰に妨害する日本のデモとはぜんぜん違う。

アメリカ、韓国、北朝鮮、中国が首脳レベルで和平に動いてる。日本は完全に蚊帳の外。やったのは危機を煽ってJアラート鳴らして、頭抱えてしゃがませたことだけ。日頃から差別してる朝鮮総連を通じてしか情報を貰えない
 鉄鋼とアルミの関税も、オーストラリアや韓国やEUが適用除外されたのに日本は蚊帳の外。さらにはトランプに名指しで批判された。これが「外交の安倍」。

森友学園事件は、安倍夫妻の道楽のために官僚たちが嘘をつかされて自殺者まで出た。あげく籠池を監禁して佐川に責任をなすりつけてる。枝野幸男氏による批判
 晋三もたいがいなバカだけどもっとヤバイのは昭恵だ。「政府、昭恵氏に戦々恐々『慎重にも慎重を』」。「昭恵氏の説明責任、安倍首相『全て私が答えている』」。

海外はこう見てる。「外国人からみて日本の民主主義は絶滅寸前だ」。「20世紀の初めに民主主義の道を開いた人口1億2000万人の国、日本は、今では休止状態だ。一方、民主主義を発見したのがわずか30年前にすぎない人口5100万人の国、韓国は、デモ活動をする権利を、総力を挙げて守っている」。ロイターの記事は、むしろ「国粋主義者」「19世紀の皇国主義者」が作る学校に総理夫妻が共謀してることに驚愕してる。
 森泉岳土さん「残念ながら僕たちは沈みゆく船に乗っており、気づいている人も気づいていない人もひとしく沈んでおり、それは船長が『問題ない。責任者はわたしだ』と言ったところで沈んでおり、船底ではすでに人が溺れている」。

地方創生とクールジャパンと吉本興業と秋元康が結託して悪巧みをしてる。その結果が東京オリンピックとして花開こうとしてる。組織委員会と電通が46社のスポンサーから膨大な資金を集めながら、11万人のボランティアを使い、学生まで動員しようとしてる。これ卒業単位の義務になったりしそう。
 2020東京オリンピックのボランティア募集要項によると、1日8時間で10日間、交通費ゼロ宿泊費ゼロ、宿泊先は自分で手配、2回以上ある事前研修にもすべて参加が必要。提供されるのは飲み物と1日1回の食事。囚人かよ!! ボランティア精神のある人は、もっと有意義なボランティアに参加したほうがいいよ。

小池百合子から安倍晋三へのプレゼント、東京都改正迷惑防止条例がうやむやのうちに成立した。みだりにうろついちゃいけません。つまり市民運動や報道機関の取材活動が引っかかる可能性がある。この条例が首都で成立した意味は大きい。
 賛成した民進党の中村ひろしは「『正当な理由による政治活動、労働運動、市民運動、取材活動等は規制対象とならない』と警視庁の明確な言質を得ました」って威張ってる。じゃあ条例にそう書き込みなさないよ。あてにならない言質なんかで数十年後に乱用されたら、もしかしたらそれは数日後かもしれないけど、完全に議員の責任だよ。

共産党の山下芳生氏によれば、NHKへの圧力として森友問題を報道する時は・トップニュースで伝えない・やむを得なく伝える場合でも3分以上使わない・昭恵の映像を使わないって指示があったらしい。
 麻生は、新聞は森友ばっかりでTPP11が「日本の指導力で」締結されたことを1行も伝えてないって言った。TPP11はまだ締結されてないし、TPPの話題は新聞がちゃんと記事にしてる。朝日新聞の徹底反論。それに対する麻生のしどろもどろ「新聞は読まないようにしているから」。たぶん保守速報を読んでるんだろう。それでも批判報道が気に入らなくて、ついに放送法4条撤廃案を出してきた。完全に独裁国家だ。

せめてものいいニュースを。京都大学における軍事研究に関する基本方針の制定について。「社会の安寧と人類の幸福、平和へ貢献することを目的とするものであり、それらを脅かすことに繋がる軍事研究は、これを行わないこととします」と。

音楽の話をしよう。「ブルーノ・マーズは文化の盗用? 黒人音楽を演るカラオケ歌手?」って記事が話題になった。グラミー賞を総なめにして叩かれてる。
 黒人音楽を聴かないで、日本の中でR&B的なものを劣化コピーしてる人々にはうんざりしてる。聴いて愛してからリスペクトが始まる。鎖国化してる日本のポップシーンの殆どは文化の盗用かもね。Brunoはちゃんと聴いてると思うよ。

Bon Iverがコンテンポラリーダンス・カンパニーTu DanceコラボするChvrchesが新曲 “Never Say Die” と、オフィシャルリミックス何曲かを公開した。Chvrchesの音楽は往年のグラスゴーポップとぜんぜん違うけど、スピリットは引き継いでる気がする。15年くらい前に岡山にエレクトロニカシーンがあって、いまさとうもかちゃんやきゃのんちゃんがいるみたいな感覚。地元のレコ屋やライブハウスがメディアとして機能してるってことかな。グラスゴーも岡山も。
 Daniel LanoisVenetian Snaresがコラボした新曲 “Night GHP133” を公開した。Danny Kortchmarが新作を出す。で、The Sectionを連れて来日する。Ry Cooderが新曲 “The Prodigal Son” を公開した。Nick Loweが日本限定EPをリリースする。もちろんもう買えない。来日公演の物販で買えるかな。MogwaiThe PastelsFranz Ferdinandなんかが参加したチャリティアルバムがBandcampでリリースされた。Belle and Sebastianの初期メンバーStuart Davidの新バンドLooperアコースティックリメイクアルバムをリリースした。BurialThe Bugがコラボした新曲 “Shrine” を公開した。POP ETCカバーアルバムを無料公開した。テルミン奏者Carolina Eyckが新曲 “Reja” を公開した。Ron SexsmithがBeckの “Lost Cause” をカバーした。で、Ronにフォローバックして頂いた!!
 ニューヨークの伝説的なライブハウスCBGBが、2006年に閉店した最後の日の、Patti Smithライブがフルで公開された。Tune-Yardsイギリスのラジオの音源アメリカのラジオの音源を公開した。Rhyeがテレビのパリの空港での演奏を公開した。The Kinks1977年のライブ音源が公開された。Kinksの70年代以降の音源が殆ど出てこないのは版権がややこしいのかな。James Blakeミックス音源が公開された。NYタイムズがDavid BowieARコンテンツを配信した。

Nick LoweSqueezeHermeto Pascoalのチケット買った!! Hermeto Pascoalはインタビュー記事がある。最近妙にStonesが気になるのだ。もちろん30年前から聴いているのだが。最近。特に。ライブ盤をポツポツと。

NiagaraファミリーやMoonridersファミリーを起用したCM音楽プロデューサーの大森昭男さんが亡くなった。三木鶏郎さんの門下生で、その下に牧村憲一さんや糸井がいるわけだ。牧村さんによる紹介記事がある

佐野元春さんの新作はセルフカバーアルバム。のんちゃんの個展最終日、アルバム発売前日にワンマンライブをする。行けないよ!! のんちゃんにそろそろ、「この世界の片隅に」に続く演技の代表作ができるといいな。THE BEATNIKSの新作の詳細が出た。東洋化成のレコード工場の音で作られたDJ NOBUの “TOYO VINYL” が公開された。石野卓球さんがaiboの音源でトラックを制作した。「知っておくべきジャパニーズ・テクノ・アルバムの傑作15選」。rei harakamiさんが入ってるのが嬉しい。牧村さんによる鈴木茂さんの “Caution!” のインタビューCorneliusミックス音源を公開した。ゼルダの伝説のBGMの裏側。よく調べたな!! 旅の記録を元にインタラクティブに自動生成してるらしい。レコードショップWAVEが復活する。WAVEで育ったようなもんなので興味津々。
 小沢健二さんのチケット発券した!! 春の空気に虹をかけ!! ここに至るまでのLoppiとの戦いの日々よ。ラブサマちゃんのアカウントが復活した。心配した。

Special Thanks : Ohji-Sun and Yusa-Sun