DIARY
2019年6月
6月5日 SIDE-A そろそろ自分がアイドルオタクであることを認めなければならない
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なんでこの国の人々は「政治より目の前の快楽が大切」って短絡的に考えるんだろう。楽しむことは大切だ。だけど現実を見て知ろうとすることはもっと大切だ。
国民幸福度の高い北欧の国々では投票率が90%以上、自分たちで勉強して考えて幸せを掴みとってるんだ。結果としてもっと楽しくなるはずじゃんね。
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ダラダラやってたダイエットをガチモードにした。いつもバスやタクシー使うところをひたすら徒歩。もちろん食事も気をつけてる。小腹が空いた時は、胃酸に反応してゼリー状に膨らむドリンクを飲んでる。
トータルで35kg痩せる。もう10kg痩せた。リバウンドしないペースで。ここ数日は体重は微増、体脂肪率減って筋肉量増えてこれから基礎代謝でぐいぐい痩せる。
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1日。久しぶりにGood Sleep (ぐっすり) 寝た。
まずはカウンセリングへ。前の美人女子大生カウンセラーさんとの時間はただただ憩いだった。今度の方はいろいろ質問を投げかけてくるんで楽だな、とも思ったんだけど、忘れてたこともほじくり返してフラッシュバックが辛い。
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そしてNegiccoワンマンライブ@渋谷O-Eastへ。
客入れの音楽がOriginal Loveからの宇多田ヒカルさんカバー、レキシ、Meguちゃん選曲かな。去年の「世田谷コンサート」はソフトロックからポストロック系ですごく良かったのを思い出す。connieさんの選曲だろうか。
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ライブ楽しかった。圧倒的な楽曲のよさ、3人の柔らかな佇まい、仲の良さそうな阿吽の呼吸、笑いのセンス、微妙ないなたさ。それがNegiccoだ。いままでで一番 (って言うほど観てないけど) 安定感があった。初心に帰る意味で初期の曲が中心のセットリスト、3人はいろんな時代を思い出して感慨深そうだった。
新しい衣装も可愛かった。Meguちゃん「大人っぽい。でもこれ本当の肌じゃないの (シースルーじゃない) 」。騙された。レーザービームはレンタル料が高くて、「私たちも使えるようになったんだねえ」ってまた感慨深そう。
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帰ってからRitomoさんのツイキャスとラジオを聴いた。いいなあ。17歳でスガシカオさんのO.A.やったのかよ。スゲー。見つけたスガシカオさんのスタッフさんもスゲーし5年後に見つけた僕もスゲー。
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2日。TikTokで踊れるハゲたおっさんを見つけた。かっこいい。
猫ぐでー。重いし暑い。
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この日はamiinA@新宿MARZへ。
安定感ばっちり、その上で弾けるエモーション。セットリストも好きな曲ばっかりだった。スピーカーの真ん前で汗かいて踊った。
こんなすごい子たちを小さな箱で観れるのはいまだけだよ。特に音楽好きに観てほしい。音楽きっかけでここを見つけてくれた人には響くはず。それから女子。あの世界観とエモーショナルなパフォーマンスは性別問わず楽しめるはず。
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チェキを撮る時にmiyuちゃんに、インスタのコメント読んだよって言ってもらった。miyuちゃんの友達が、僕の親友の娘さんだったって話だ。
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The Zombiesがほんとにゾンビみたいな風貌になってきた。
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3日。大人の麦茶第26杯目公演「おもったことは、なかったです」観劇。千穐楽だ。
素晴らしい舞台だった。軽井沢の喫茶店を舞台にしたコメディタッチで始まった物語。「高原へいらっしゃい」的なリゾートの群像劇かと思ってた。猟師の「血の匂いがする」ってセリフに違和感を持った。舞台は伏線を見事に回収しながら、ミステリーに、心の奥底にぐいぐいと引き込んでいく。
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芝居の中に芝居が入るメタな構造、それを途中まで客に気づかせない。誰が何をどこまで知ってるのかも最後までわからない。どう転ぶのかハラハラしながらあのエンディングに持っていくのはずるいな。とにかくのめり込んでカタルシスにスッキリした。ハッピーエンドで良かった。そんなシンプルな感想しかまだ出てこない。
俳優としての今川宇宙もすごくいい。たかしUNDERSTANDこと石澤瑤祠さんのギター生演奏も効いてた。演劇観るの好きだな。エモーショナルな体験で生命!!って感じがする。また劇団に関わってみたい。
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帰り道、今川宇宙の夢日記を聴いた。彼女はエレポップからバンドに移行してほんとによかったな。ボーカルのよさ、歌詞のよさが圧倒的な演奏力と相乗効果でキラキラ光ってる。作詞家としての今川宇宙は日本人ではいま一番の切れ味。
天才やってることに疲れて肩の力が抜けた感じがある。まさに “人間宣言” の歌詞通り。で、多才さばっかり目がいくけど、表現に対する真摯さにも敬意しかない。
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ルグランが流れる定食屋。有線のチャンネル間違えたか? 帰ってきて、猫が隣で寝てるのに必死で猫の画像保存。猫をとろけさせるブラシがあるのだが、ブラシはブラシなので僕の手に猫の感触が伝わってこないのが悩ましい。
婚活アプリでマッチングした人「Webデザインの仕事ってそんなに大変なんですか!? 私のやってる仕事はスマホでもできて凄く楽ですよ。お小遣い稼ぎにやってる人もいますよ」。お前完全に勧誘じゃないか!!
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4日。体のメンテンスへ。脚の筋肉がついてきたって言われた。
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Meguちゃん生誕祭@恵比寿LIQUIDROOMへ。
KATAで開催中のTシャツ展も素敵だった。4枚も買っちゃった。客入れのDJさんがアナログでかけてるのに感激した。最近あまり見ない光景。昔はCDでかけるのも邪道って言われた。そもそも箱にCDJ機材がなかったから買った。今では僕もアナログでやることは珍しい。 ”Hard Days Night” の日本語カバー「朝から晩まで一日中働く」ってすげえな。
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生誕祭はDJをベースに、NegiccoのNao☆ちゃん、Kaedeちゃん、DJみそしるとMCごはん、南波志帆さん、Tシャツ展に出展したデザイナーさんたちが出演。
特にお喋りに、ぽんちゃの愛されぶりが伝わってきた。DJみそしるとMCごはんにはいつも癒やされる。前にお喋りさせて貰ったことあるけど、ほんといい娘。
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セッションではみんながぽんちゃのカラオケでの十八番を披露。Nao☆ちゃんが歌詞を変えて歌った “すいみん不足” が可愛かった。DJ Meguはテンポにこだわりを見せつつ、うっかりミスも笑って許す。
お見送り、去年は握手やプレゼントの手渡しありだったけど、LIQUIDROOMのサイズじゃ無理だよね。通り過ぎる0.3秒の間に「おめでとう、30代は楽しいよ!!」とだけ言った。「ほんと!?」って応えてくれた。本当です。
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帰宅→猫メシ→猫食ってゲフー→甘えが酷い。
この4日間、ほんとに楽しかったな。人生捨てたもんじゃない。
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「ちょっとぽっちゃりした方が男は好きだよ」って指摘に対する、私はお前のために痩せてるんじゃなくて可愛い服を着こなすために痩せてるんだって意見をハイって聞いた。エスニックな服を買ったら、エスニックは服に目覚めてみんな通ってすぐ飽きる道って言われた。47歳で服に目覚めたのか私は。まず似合うために痩せるので。
ラブリーサマーちゃん「こんなとんでもない世界の中で、『スピッツで一番好きな曲は何か』なんて平和な話をしたいでごわす...」。
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5日。山里亮太さんと蒼井優さんの結婚が報じられた。びっくりした。「彼には、私たちが見とれるような姿もなく、輝きもなく、私たちが慕うような見ばえもない。イザヤ53:2」。山ちゃんは僕らに勇気を与えてくれる男。そういえば僕のアイコン、山ちゃんに似てるって言われてた。人生大逆転あるぜ!!
実際山ちゃん人柄のよさがにじみ出てる。いいカップルだと思う。
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風邪だ。猫たちが看病してくれてる。猫の看病は「かまって」だ。僕を愛してる間は辛いこと忘れられるでしょって考えの持ち主だ。風邪薬でやられちまったみたいな、そんなそんな気分で。くちずさむ歌はなんだい。
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SIDE-Bに続く。
6月5日 SIDE-B ひきこもりは非常に犯罪率が低い集団としか言いようがない
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5月31日の日記に書いた、川崎刺殺事件について。「太田光が自ら語った『ネットでなくてテレビだからこそ伝えられること』」。太田光さんが生放送で語った、2分40秒の言葉をまるまる引用する。
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「まあ、一人で死ねっていう気持ちもまあ、それは要するに『甘えるな』ということだと思うんだけど、この犯人の場合は自分も死ぬわけじゃないですか。自分の命もたいして重く見てないというか、自分が思っているような自分じゃなかったんだと思うんだよ。それって『俺って生きていてもしょうがないな』と。だけど最後に一つ、そういう大きなことをする...。でも自分の...。これって誰しもが、特定の病気というわけではなくて、そういう思いにかられることは誰しもあって...。
俺なんか、同じ50代ですけど、やっぱり高校生くらいのときに、あー、俺も何も感動できなくなったときがあったんですよ。物を食べても味もしない。そういうときにやっぱりこのまま死んでもいいんだっていうくらいまで行くんだけれども。そうなっちゃうと他人の命も...。自分がそうなら他人の命も...。自分がそうなら、他人の命だって、そりゃあ、大切には思えないよね」。
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「たまたま美術館に行って、ピカソの絵を見たときになんか急に感動が戻ってきたの。何を見ても感動できなかったんだけど...。ピカソを理解できたってわけじゃないんだけど、そんときの俺は『ああ、こんな自由でいいんだ』と。『表現って...』。そこからいろいろなことに感動して、いろいろなものを好きになる。好きになるってことは結局、それに気づけた自分が好きになるってことで...。それっていうのは、人でも文学でも、映画でも、何でもいいんだと...。そういうことに心を動かされた自分って、捨てたもんじゃないなって思うの。生きている生物や人間たちの命もやっぱり、捨てたもんじゃないのだと。
それが、つまり、俺は…そのすぐ近くにいると思うのは、ああいう彼のよう人がそこを今...いいや、そこを今、『自分って死んでもいい』と思っている人は、もうちょっと先にそれを見つける...。『すぐ近くにいるよ』ってことを知ってほしい、というか、そのきっかけさえあれば…と思うんだよね。すごい発見ができる。すごい近くにいると」。
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動画で見た。考えて考えて言葉を選んで語る姿に救いを感じた。
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その真裏の番組で、松本人志が「凶悪犯は不良品」って発言をした。内田樹さん「『不良品』という言葉を育児や学校教育について使って違和感を覚えない人は、たぶん自分たちが前期産業社会の工業製品の製造過程のメタファーに居着いていることに気づいていないのだと思います。工程をマニュアルで管理して、仕様通りでない製品はバグとして弾くのが『自然界の法則」だと信じている」。
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小田嶋隆さん「松本人志の『凶悪犯は不良品』発言を擁護している人たちが繰り返している『松ちゃんがあえて厳しい言葉を使うのは愛情のあらわれ』『本気で考えているからこそキツい言い方になる』という論法は、『愛情があるからこそ殴る』『殴っている手も痛みを感じている』式の体罰擁護論とそっくりですね」。
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「『ひきこもりは非常に犯罪率が低い集団としか言いようがない』精神科医・斎藤環氏が過剰な報道に苦言」。斎藤環さんはこうもツイートした。「定義に合致する意味でのひきこもりが通り魔をした事件はいまだかつて存在しません。ひきこもりの犯罪率は著しく低いです。家庭内暴力と通り魔は攻撃性のベクトルが逆なのでほぼ両立しません。今後懸念すべきリスクは、将来を悲観した当事者の自殺と無理心中、疲弊した親による『子殺し』」。
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もうひとつ衝撃的な事件があった。「『息子を刺し殺した』元農林水産省事務次官を殺人未遂容疑で逮捕」。息子さんは44歳引きこもり。事務次官の息子ってそうとう生き辛かっただろうし、日常的に暴力を振るわれた父親も辛かった。どっちも気の毒だ。
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藤岡みなみさん。「悲しすぎる結末となってしまった親子の事件。生まれた瞬間うれしかっただろう、小さいころ家族でたくさん笑い合っただろう、ということを考えて眠れない。つらいニュースが多い。いま孤独だと感じる人に伝えたいのは、生きていれば、自分や他人を大切に思うことに手遅れなんてないということです」。
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SIDE-Cに続く。
6月5日 SIDE-C 天安門
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世の中のことを。循環器系疾患児の娘さんのいる方のツイート。「『自発呼吸出来てて本当に頑張ってる』『心不全気味で浮腫んでいてすらこの可愛さ!』『心臓が自力で動くとか最高』という褒め言葉が普通に罷り通るので自宅に帰ってきた今、健常児の上の子達にも積極的に使っていきたい。俺は多くを求めない」。
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「『チーズおろし器みたい』新型Mac Proのあだ名は『ゴミ箱』から『cheese grater』に」。微妙なデザインだけど、メモリーが1.5TBってすごい。「アップル、iTunesを廃止して機能が3つのアプリへと受け継がれることに」。
「レゴの突起が点字に化ける 遊びながら学ぶ、伝統玩具に新発想」。バンダイ「ころがスイッチドラえもん」。僕が遊びたい。音楽の作詞作曲コーラスはあーたさん。
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「『育休復帰、即転勤』で炎上、カネカ元社員と妻を直撃」。「夫が育休から復帰後2日で、関西への転勤辞令が出た。引っ越したばかりで子どもは来月入園。何もかもありえない。不当すぎる」ツイートからすぐの取材。
「米国旅行で『SNS上の名前』提出義務化 入国審査強化の一環」。インターネットをここまで醜くしたのは匿名が通る仕組みにしたせいだ。僕の名前、山下スキルは戸籍上の名前、山下元裕より100倍通じる。妹尾河童さんが海外に行くために芸名を本名にしたみたいに、僕も法的に改名した方がいいかな。
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「天安門事件30年、消されゆく記憶『恐怖』で次世代への継承進まず」。「現体制の批判につながる見解を伝えることは子どもにとって不利益になると考える親たちが口を閉ざすなか、天安門事件は国民全体の記憶の中から徐々に消え去りつつある」。
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「あの日、若者たちが広場を埋め尽くした。そして...天安門事件を知る13枚の写真」。「人民解放軍は共産党の指導下にある。日本や国民党軍との戦争を闘い、その名の通り『中国人民を解放するための軍』というのが建前だった。学生らはその建前を信じていた。この日の夜までは」。
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「天安門事件から30年目の初証言 元『人民解放軍・女性記者』が見た地獄」。「『ファシスト!』と抗議のシュプレヒコールを上げている市民に向かって、兵士は無慈悲に機関銃掃射した」。「涙を抑えることができなかった。...解放軍が市民に銃弾を放ち、彼らを血まみれにしたのだから」。「武力鎮圧で死者数が1万人を超えたことは間違いない。中国共産党が市民虐殺の罪を償わない限り、中国の安定と平和はいずれ必ず脆弱化する」。「民主化運動や天安門事件に関わったすべての人は今こそ、自ら体験したことを語るべき。それは死者、生存者、未来の子供たちに対する責任だ」。
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「天安門事件30周年、中国の一大忘却事業」。「1人の兵士がやたらめったら銃を撃ちまくっていて、群衆に向かって無差別に発砲していた。3人の若い女子学生が、この兵士の前にひざまずいて、もう撃たないでと懇願していた。なのに兵士は、3人を撃ち殺した」。
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マイケル・ホイが、リーダー格の学生たちを「映画の撮影だ」と称して香港経由でヨーロッパにたくさん逃してたことを知らなかった。
天安門事件の3年後に北京大学に短期留学に行ったのだ。当時は政治に関心がなかったんで普通に北京の生活を楽しんだ。あの頃もピリピリしてたのかな。いまの日本のメディアの状況や人々の政治への関心の薄さも、「粛清」みたいなもんだけど。
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音楽のことを。
13th Floor ElevatorsのRoky Ericksonが亡くなった。
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細野晴臣さんの3日LA公演にMac DeMarcoがサプライズ出演した。NY公演のレポートが公開された。Ken Ishiiのライブ映像が公開された。The Beatniksのオフィシャルインタビューが公開された。NUMBER GIRLが2002年のライブアルバムをリリースする。Shaggy Jr.が解散する。
6月10日 猫がうんこするのも宇宙が誕生したのも僕が悪かった
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努めて客観的に見て、僕の人生はハードモードすぎる。すべて僕がいけないのだろうかか。猫がうんこするのも宇宙が誕生したのも私のせいなんだろうか。世界中に嫌われ憎まれて孤独死していく未来しか見えない。
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監視され辛い時に辛いとも言えないインターネット、詳述はしない。深く傷つき3日間飯がのどを通らなかった。3kg痩せた。こういうダイエットがしたかったわけじゃない。
大雑把に、批評に関することだ。すべての表現者は批評を受ける覚悟が必要だ。僕も音楽をネットにあげて叩かれてる。甘んじて受け入れてる。批評に反論する権利があるとしたら批評を受けた本人で、その信者たちは何も言う権利はない。ましてや極めて限られた情報で欠席裁判をする権利もない。
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今後は批評に気をつける。表向きはね。裏では、テレビでは嫌いな映画には無言で通した淀川長治さんが、実は執筆業では毒舌家だったのが好きだ。
セミプロSSWのライブを観る趣味を辞めにして、そのぶん自分の音楽を作ったり、映画を観に行ったり、寄席に通ったりする時間にしようと思う。新しい才能と出会うのは刺激的だった。でもライブハウスはもうミュージックフリークが集まる場所ではなくなった。SSWオタクはアイドルオタクの100倍たちが悪い。
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小野ほりでいさん。「『生きているだけで十分幸せ (そう思えない人は贅沢で愚か) 」と言う人が、生きているだけで幸せだと思える前提条件を自覚してることはまずないと思う」。
「『自殺する人はバカだ』と言えるのは、自分は不利条件の中でもガンバったから死ぬのは逃げだという自負があるんだけど、その人に生まれてその人の環境に置かれたら死ぬんだから結局は条件が違う。頑張ろうと思えること、そして頑張れる環境があることも『恵まれている』の一種だと思います」。
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死にたくなったらケストナーを読む。
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5日。山里亮太さんと蒼井優さんの結婚会見を観た。幸せってこういうことかと。ぶさおじさんの希望って書いたけど間違いだった。
「10年以上書いている反省ノート 山里亮太『努力をやめたいなんて1ミリも思わない』」。「ファイナルファンタジーでたまねぎ剣士っていうのがいるんですけど、あいつは何もしないと最弱ですが、最後まで鍛え上げると最強の戦士になるんです。それってめちゃくちゃかっこいいじゃないですか」。
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自分が最弱でサボり魔だとわかっているから、続けられるレベルの努力を正しい方向に向けて重ねてきていまがある方なんだ。
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6日。ウヘー32℃か。この日は婚活の無料カウンセリングを受けるはずだった。先方から電話があって、やっぱり男性は職がある方しか受け付けませんと。男女共同参画社会だの専業主夫だの言いながら、これが現実だ。
いまの僕程度の病状で働いてる方がいるのはわかってる。前の職場がハード過ぎたことと、お金を頂くだけの責任を負うことに恐怖心がある。楽しいライブですら行けないことがままあるので。この世は決して男性優位社会ではない。「強い男性」優位社会だ。弱い男性には悲惨過ぎる。それでも強い男性と同じように叩かれる。
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障害者支援センターのフィットネスプログラムを受けた。痩せるので!! 自己肯定感!! 体のメンテナンスを受けた。足裏マッサージだけで、喉に炎症があることを見事に当てられた。5日まで風邪をひいてたんだ。
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夜は田中ミズホ@東新宿真昼の月夜の太陽へ。
田中は僕からみたらとても強くて賢くて、人生相談をしてた。「わかった、曲にする」って言ってくれた。この日 “灯り” っていう新曲を披露した。素晴らしい曲だった。「行かないで君とまた話したいことがあるんだ この世には雨の日と晴れの日と曇りがある」。孤独を救済するような歌だった。真意は確かめてないけど、僕の歌だと思って大事に聴く。緩さとシリアスさのバランス、客観的で、音楽に一番必要なのはユーモアだと知ってるミュージシャンだ。小熊雄大さん、クモユキさんも素晴らしかった。
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7日。鬱。予定をすべてキャンセルして布団の中で怯えてた。猫やさしい。泣く。
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8日。午前中に病院の予約を入れてたけど当然キャンセル。午後のカウンセリングは意地で行った。5時間でも10時間でも話したい。言いたいことは言えたし、いいアドバイスをもらえた。夜にぎがもえかさんのライブの予約を入れてたけど当然キャンセル。
のんちゃんは表情豊かだ。どんな顔しても可愛いのわかってるから冒険的な表情ができるんだろうな。
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9日。朝はいつも絶望との闘いだ。ロックの日。サブスクリプションでギターの音がするとスキップされるという。僕はいまだにロックの魔法を信じてる。
この日も予定をすべてキャンセル。ある方に人生相談の電話をした。丁寧に聴いてくれた。猫がびったりくっついてる。どっか触れてると安心するみたい。いつも尻尾の先とか肉球とかなんだけど、僕が調子悪い時はびったりくっつく。
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10日。段ボールの山と粗大ごみを便利屋さんに処分してもらった。だいぶすっきりした。段ボールの山を見上げた便利屋さん「は〜」。今年はフウセンカズラ植えなかったな。
同時に2匹の猫を撫でる。
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世の中のことを。斎藤環さん。「誕生日に調子を崩すひきこもりの当事者は少なくありません。歳を重ねるのが辛いためでしょう。しかしそれでも、誕生日はきちんと祝ってあげてほしい。誕生日を祝う意義は『年を取っておめでとう』というよりも『一年生き延びてくれてありがとう』『存在してくれてありがとう』という存在の肯定だから」。
「人は定期的に存在を肯定される必要がある。挨拶は一番簡単な存在の肯定。お願い、誘いかけ、相談事、すべて存在の肯定に通ずる。そこを意識して試みてほしい。たとえ心からそうは思えなくても、行事や儀式は心の依代になるから」。
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「一連の「存在の肯定」ツイートの終着点は親。ものすごく『ハイスペック』なのに劣等感まみれのオトナをたくさん見てきた。彼らの多くが『親にほめられたことがない』人々だった。しつけだったり虐待すれすれだったり」。
「子供時代の親からの肯定的評価は、その後の人生におけるあらゆる賞賛と評価の全部よりも価値がある。親からほめられなくても『えらいオトナ』にはなれるけど、全然ほめられなければ『幸せなオトナ』にはなりにくい気がする」。
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その斎藤環さんが紹介したツイート。「数年引きこもっていて親に日々ダメ人間認定されていた時、たまたま出産で里帰りしていた幼馴染と半年くらい毎日散歩してた。その子が私を『今たまたま上手くいっていないだけのマトモな人』として接してくれたから少しずつ癒されていき、バイトの面接行ってみようかという気になれた」。
今たまたま上手くいっていないだけのマトモな人、いい言葉。
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「銀河団を結ぶ「糸」を初めて観測、長さ900万光年」。「2つの銀河団を結ぶ「糸」が初めて観測された。銀河団は銀河がたくさん集まったもので、それぞれの銀河団どうしは「糸」で結ばれて網のような構造になっていると考えられている」。
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「池田小事件・宅間守の女性蔑視と大量殺人を生んだ『男らしさ』の呪縛」。「『男は強く、女は優しく』を信奉する社会が男性、男子に表現を許している感情がひとつだけあります。怒りです。悲しさ、寂しさ、怖さを口にすることは女々しいが、怒りを表現することは雄々しいのです」。
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音楽のことを。
Dr. Johnが亡くなった。77歳。Niagara Moon時代の大滝さんやTin Pan Alley時代の細野さんや、世界中の心あるミュージックフリークが衝撃を受けた “Gumbo” を後追いで聴いた。軽快に流れるセカンドライン。初めてリアルタイムに聴いたのは “Duke Elegant” 。そこから少しづつアルバムを集めていった。音楽性をどんどん更新して、でも根っ子に確固たる美意識が流れてた。Billboard誌が選んだベストソングスはこちら。ライブを観ることが叶わなかったのが無念。
6月20日 SIDE-A LOVE LIVE LIFE
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ライブ通いに偏った趣味を是正して、映画や演劇や美術を観たいって言ってた割に、どうしても行きたいライブが続いてなかなか思い通りにいかないものだ。
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トラブルで飯が喉を通らず3kg痩せた分は、おまけをつけて5kgリバウンドした。やっぱり健康的にダイエットしなくちゃだ。でも体脂肪率は減って筋肉量が増えてる。いままでバスやタクシーを使っていたところを歩く、障害者支援センターのフィットネスプログラムにちゃんと行く。自己肯定感のためのダイエット。孤独から抜け出すための自己肯定感。
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11日。タイムラインに頭脳警察の話題が。頭脳警察ってバンド名を見るたびに、一色進さんの最初のバンド名が頭脳消防署だったことを思い出す。砂原良徳さんが初めて作った曲は “中国男” 、細野晴臣さんが初めて作った曲は”Surfin' J.P.N.” という。
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君島大空 / ROTH BART BARON@渋谷WWW Xへ。
君島大空さんすごく良かった。バンド編成は合奏形態2って形だろうか。あの中性的なハイトーンボイス、ファルセットと轟音の演奏の共存は、録音物だからできることかと思ってた。激しいバンドを引き連れて、透明感はそのままに響いてた。伝わる歌を歌う方だな。もともとギタリストなんでギター、特にアルペジオが綺麗。エモーショナルなライブだった。原マスミさんのようで、曲作りのセンスは今のものだ。
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ROTH BART BARON、あんなかっこいいバンドをなんでいままで知らなかったんだろう。10年くらいキャリアがあるんだね。正式メンバーはVo. AgとDr.のデュオで、Eg. ChoとKey. Syn-BaとTp. Per. ChoとTb. Keyが入る6人編成。ボーカルはやっぱりファルセットボイスで、ドラムスがJohn Mcentireみたいで、Egがスライドギターを多様して、ホーンが入って、すごく雑に言うなれば泥臭いSigur Rosみたいなバンド。
これがまた輪をかけて素晴らしかった。対バンとしての相性も抜群で、またグサッと刺さるライブを観た。
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僕もファルセットっていうか、高音がひっくり返っちゃうんだ。練習して鍛えれば、あんな声が出せるようになるのかな。なんてな。素晴らしいライブを観れてほんとうに良かった。たまにこういうご褒美みたいな日がある。
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12日。近所の病院で紹介された総合病院で、近所の病院と同じ検査を受けて同じ結果が出て (この間2ヶ月) 、今度は都心の病院に紹介状を書かれた。最初から都心の病院に行けばよかったのでは。
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湘南台っていま快速急行が止まるのか。駅も地下要塞みたいだしな。僕が大学生の頃は各駅停車しか止まらなくて、相鉄も市営地下鉄ももちろん通ってなくて、駅前は牧場だった。写真いっぱい撮っておけばよかった。
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体のメンテナンスを受けて、Ritomo初ワンウーマンライブ「才能の在り処」@東新宿真昼の月夜の太陽へ。
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Ritomoさんは、先月に一聴惚れしてすぐにこの日のチケットを買った。めっちゃ良かった。背筋がさわっとした。文学部仏文科らしい言葉やテーマの選び方、人間の闇の中のとうめいな部分を丁寧にすくいあげる。その心象風景を描き出す作曲能力、楽理的にすごいことになってると思う。そしてまっすぐな歌声と安定のギター。
ソウルやジャズが好きなんじゃないかな。たぶん相当に音楽を聴き込んでいる方だ。ピアノとのセッションも素敵だった。才能の在り処はここだ。終演後にお友達から誕生日のケーキが登場。あったかい雰囲気のいいライブだった。
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かつて17歳でライブ経験なしでスガシカオさんのO.A.に起用されたんだそうだ。発見したスガシカオさんのスタッフもすごいし、その5年後に発見した僕もすごい。次のワンウーマンは来年の春に静岡で200人規模だって。行く気まんまんである。
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13日。猫の甘えの圧 (物理的な圧、首をすりつけてくる強度) がすごい、タイムラインを眺めると、はやぶさ2が降下を続けている。遥か彼方の宇宙船を正確にコントロールするってすごいことだよなあ。
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ご飯を食べてネムネムだ。赤ん坊かよ。病院から薬局へ。めったに見ないテレビで、よりによって猫の虐待のニュースを見ちゃった。病院の暗黒面を描いたり病死するドラマをやってたり、よくこんなもの薬局で流すよなあ。
障害者支援センターのフィットネスプログラムと面談。相当ハードな運動であった。めきめき痩せる。面談もすごく助かってる。
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荒木玲奈@下北沢Lagunaへ。
この方も心象風景を描き出す言葉と作曲が非常に巧み。本人は暗いって言ってるけどぜんぜんそんなことない、楽曲はとても洒落てるし、言葉も客観的に表現する視点を持ってる。全5組、みんなよかった。でもやっぱり荒木玲奈さんが群を抜いてたなあ。
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ムーンがビューティホーでワンダホーだった。切らしてたちゅ〜るを猫に。両手で2匹に与えてるとそれを撮影する腕が足りないから、誰か撮影助手として嫁に来ないかな。
腐れ縁がパリピになりたいって。パリピになるよりピクニックに行ってハンカチ落としとかしたい。細野さんの “夢見る約束” の世界。
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14日。腐れ縁と食い倒れツアー。焼肉屋で待ち合わせたのになんでかやってない。数件となりのビストロロックマンってお店が美味そうだったんで飛び込みでステーキを食べた。当たり。表参道でタピオカを飲んで、骨董通りのクリントンストリートベイキングでポテトパンケーキ。当然美味い。いかにも青学の美男美女集団がいた。カフェ・ラ・ポエムでギネスビール。落ち着く店だった。
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腐れ縁とはいまでも2ヶ月に1度くらい会ってる。47歳にして一番気を使わないでいい相手がこの人になるとはね。腐れ縁は太りくさりやがって、「あの頃あんたがめんどくさそうにしてたのわかった、太るとすぐ疲れるし動きたくない」って言ってる。
さて帰宅。僕の最寄り駅は直結のバーベキュー場があるくらいには田舎だ。猫が寝てる。どんな夢を見るのかな。若い頃の夢とか見るのかな。
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タピオカをコンニャクに代えたらカロリー低くなるし健康的だってツイートに一瞬納得した。あれ最後は底に残ったタピオカにストローで狙いを定めて吸い込むじゃん、で喉にスコーンって当たるじゃん、コンニャクだと詰まって危険だ。
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15日。雨。気圧が急降下してる。だるくて寒くて猫を抱いた。ちょっと浮かれていた反動もきたと思う。カウンセリング休んじゃった。
夜はaireziasを観に行くつもりだった。完全生音ライブ、ゲストに高井息吹さん。去年の年間ベストライブ10選に入れた組み合わせ。しかもキャンドルの灯りの中で演奏するという。もう絶対素敵に決まってるんだけど、キャンセルしちゃった。
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なにも手につかないで寝込んでたら孤独に関する悪夢を見た。隣の部屋でパーティーをしていて、僕は輪に入れずに独りで泣いてる夢だ。
実際、子供の頃からそんな感じだった。私立の小学校に通ってたんでクラスメートと近所で遊ぶってことがなくて、今度の週末は誰々の家に集まる、みたいな遊び方をしてた。それに僕は呼ばれることはなくて、僕が呼んでも誰も来ることはなくて、母が説得して呼び集めても、みんな庭で遊んで僕は輪に入れないで部屋にこもってた。
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30代の頃にうちでやたらパーティーをしていたのは、みんな麻布のあの部屋だから来てくれたんだ。多摩に越してから、ほんとうに来なくなった。部屋を割とお洒落にしてるんだけど、モテ部屋は女子が来なければモテないのだよ。
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悪夢から目覚めて、メイがなぐさめてくれた。ほんとうに不思議な猫だ。彼の存在にどれだけ助けられてきたか。元気の塊だったメイもすっかり年老いて、いまではほとんど眠ってる。おそらくあと数年で虹の橋を渡ってしまう。
チャイも非常に人懐っこい子ではある。メイに遠慮してるけど、メイがいない時は甘えてくる。メイはhealing powersタイプ、チャイはlove meタイプ↓
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16日。なんとか元気をだしてのんワンマン@渋谷WWW Xへ。ファン層老若男女問わずなのがいいね。同性に憧れられる存在って素敵だと思う。
のんちゃんますますロックだった!! ますます笑顔が好きさベイベーだった!! 楽しかった!! とんでもなく可愛く、輝いていた。もともとのルックスはもちろん、表現者としての真摯さと、意外と自信家なんだよね。ボーカルもギターもMCもどんどん良くなってた。ボーカルは賛否両論、上手いでも聴きやすいでもないけど、俳優ならではの説得力がある。ソングライティングも風通しのいい無二の個性がある。
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ギターめきめき上達してた。ギターヒーロー高野寛さん提供曲が、のんちゃんのギターリフきっかけのアレンジだった。今度ギターマガジンにインタビューが載るらしい。
のんシガレッツは、キーボードが入ってアレンジの幅が広がった。のんちゃんのギターが安定してひぐちけいさんのソロの幅も広がった。岩崎なおみさんはControversial Sparkの100倍楽しそうでいいんだろうか。帰りはChet Baker聴いてカームダウン。
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ところで。「まじ卍」って言葉、語感が悪くて非常に嫌だなと思う。もっとまずいのは卍のポーズを間違えたりカメラで反転して、右鉤十字、いわゆるハーケンクロイツになってる人をまま見かけることだ。
右鉤十字も左鉤十字 (卍) と同じく世界中に古くからある模様ではある。ただナチスドイツが使って、差別主義者を象徴する模様として捉える人が世界的に多い。右鉤十字を使うことが犯罪になる国もたくさんある。特に世界に繋がってるインターネットでは避けたほうがいい。海外でナチスの問題がどれほどデリケートに扱われているか、知る機会がないし知ろうとも思わないんだな。意識低いなと思う。意識高いことが嘲笑の対象になってる時点で、日本終わってるなとも思う。これ問題視してるの僕だけじゃないんだよ。
で、この話のんちゃんとは関係ない。
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17日。もじゃもじゃ。もっとシンプルに生きれたら。なんで人間は生きるの辛いかね。おおよそ飼い猫以外の生き物は辛いのかね。なんで生き物は生まれたかね。
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夜廻り猫に出てくる野良猫のソトちゃんが亡くなった。おおよそ猫は自分より先に虹の橋を渡る。だから猫と暮らさないって選択肢はない。その間にくれる喜びと安らぎは果てしないし、それと同じくらい与えられたらいい。
ムツゴロウさんが、「ペットは死んじゃうからヤダっていう人がわからない、女は死んじゃうからヤダって男を知らない、動物はいつか必ず死ぬ、死を生活から遠ざけちゃいけない (大意) 」って書いてたのを思い出した。
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amiinA@新宿LOFTへ。客入れが “Race for the Prize” !!
amiinAは今日も最高だった。最前列で観てたら、miyuちゃんが「ステージからすぐに気づいた」って言ってくれた。”Jubilee” の「傷だらけのBoy 夢見がちなBoy」のところで、僕を指差して歌ってくれた。「傷だらけのBoy 夢見がちなBoy」認定です。いや、傷だらけのUncleくらいにしておこうか。
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amiちゃんはベリーショートめっちゃ可愛かった。農業学部じゃないのに大学でじゃがいもの収穫をしたらしい。
アッパーなセットリストだった。amiinAの音楽は北欧のポピュラーミュージック史のようでいて、ニューウェーブ的なところもある。すごく冒険してる。ex. ZABADAKの上野洋子さんに憧れたように2人を観てる。
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帰り道にストロベリームーン。寄り添うように木星。
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18日。Paul McCartneyの77歳の誕生日。2日後にはBrian Wilsonの77歳の誕生日。天才ソングライターでベーシストの2人。Brian Enoのカバーイベントに引かれたけど、おーたけ@じぇーむず / かねこきわの@高円寺U-hAへ。
珍しくThe Doorsがかかってる高円寺U-hAで開演を待つ。きゃのんは楽曲の良さが天才的で、それを伝えるボーカルが安定してきたなあ。彼女の天才性がわかりやすくなったんじゃないかと思う。キーボード、ギターのアレンジは優雅なジャズを聴いてるようだ。アイデアの方向性が変わってきたように思う。
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おーたけは圧倒的なギターの演奏力とまっすぐなボーカルで、生き辛さを歌う。けどよくある自慰行為な演奏に陥らないで、客観的な表現として聴かせるバランス感覚が素晴らしい。ボーカルの表現力、エモーションにますます磨きがかかった。この2人が親友っていう事実がまず面白いよ。きゃのんのペースにかき乱されるおーたけが面白かった。
この日はおーたけの誕生日。花束を持っていったら、誕生日に花を貰うの初めてだって。こんなおっさんですみません。
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山形、新潟で震度6強の地震があった。情報を拡散することしかできなくてもどかしい。津波警報も出てひやひやしたけど、なにごともなく解除された。被災地は雨だという。余震と土砂災害が気になる。
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19日。毎朝恒例の絶望との闘い。病院でいつもの検査。いい数値を叩き出した。主治医が「ダイエットの効果ですね」と。
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イヤホンのゴムを紛失してダウナーな気分でエレクトリックリボン@高円寺HIGHへ。
この日のエリボンは新衣装で新曲を演奏する。新衣装は可愛らしくも露出が多くて大人な装い。新曲は里本あすかさん作 “スターマインが終わったら” 。安定のあすかクオリティ。良かった。メンバーに金魚柄のちょっとステキな栞をあげたんだよ。歌詞に金魚が出てきてタイムリーだった。
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ライブでは、ニューアルバムの制作とそれに向けてのクラウドファンディング、年末にワンマンライブの開催が発表された。「悲しいお知らせはありません!!」。よかった。
楽しいエリボンのライブを観たら、終演後はみんなで飲み。検査が終わった気の緩みで、食べ過ぎた上にタクシーを使ってしまった。
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20日。障害者支援センターのフィットネスプログラムに行けなかった。前の日からの気の緩みもあるし、連日の疲れも溜まって寝込んでた。ダイエット的に非常によくない傾向。夜はあーたのライブに行くつもりだったのに、それも叶わなかった。
加賀温泉郷フェスが俺得だ。うーむ迷うな。翌週のFUJI ROCKがサバイバルだから体力温存しときたい。
6月20日 SIDE-B タピオカやくざ
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世の中のことを。映画「この世界の (さらにいくつもの) 片隅に」のクラウドファンディングが始まった。そして「この世界の片隅に」が初めて地上波で放送される。
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「月の裏側の地下に謎の超巨大物体が」。月の裏側の地下300kmに謎の超巨大物体があった。非常に高密度でとにかく謎だらけらしい。「新石器時代に人工島、定説覆す発見、目的は不明」。スコットランドの巨石文明に新たな謎が。
「誰もが弱い『子犬のような目』人との交流で進化」。人間に伝わる表情ができるように眉の構造が進化した。「飼い主のいない犬や猫の力になりたい 動物保護施設が欲しい物を送る『支援プログラム』をAmazonがスタート」。「新種か、仏コルシカ島に『ネコギツネ』16匹の生息を確認」。
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カシューナッツは、カシューフルーツという果物の先っぽにできる。写真↓ 衝撃を受けた。なんでこっちを食べようと思ったのか。
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「正しさが暴走するこのインターネットは早急に滅ぶべきである」、めっちゃよくわかる。まるで最近の僕が受けた仕打ちだ。「カナダ、使い捨てプラスチック禁止へ、首相表明」。「私は子供たちにどう説明すればいいのでしょう? 世界中の海岸にクジラの死体が打ち上げられ、胃の中にビニール袋がぎっしり詰まっていることを」。
「タピオカがヤクザの資金源に『こんなに楽な商売はない』」。その一方で、1992年のバブル崩壊、2008年のリーマンショック、タピオカが流行る年には大不景気がやってくるって説が流れた。今年はドイツ銀行が破綻するんだろうか。
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「猫耳大臣、SNSで瞬く間に拡散 会見生中継、撮影ミス」。ニュースを撮影したスマホの猫耳アプリが起動してて、大臣が猫耳姿で生中継された。スマホで撮影してる事実にまず驚いた。「自動ブレーキ車限定免許を検討へ 政府が高齢事故防止策」。
「心をえぐる部活体罰の傷 殴られ流血『教諭が今も夢に』」。「エラーのたびにビンタされ、フライを取れないと『消えろ』『死ね』。...たたかれながら教師の気が済むのを待った」。僕のスポーツの原風景。これで運動を愛せよって言われてもムリすぎるよ。
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政治の話を。「麻生氏、2000万円試算を受け取らず『政府スタンスと異なる』」。「『2000万円』報告書を拒否 将来不安から逃げる政府」。都合の悪い報告は拒否する。醜悪すぎる。「老後2000万円『報告書はもうなくなった』自民 森山国対委員長」。もうなくなった。無敵のパワーワード出た。
「『年金がいくらとか自分の生活では心配したことない』麻生太郎大臣と老後2000万円問題」。だから二世三世議員はダメなのだがそれを法で禁止するのも違うのだよな。「金融庁、誰に対して『配慮欠いた』? 老後報告書『謝罪』に大きな反響、『政府こそ悪い』」。拒否どころか謝罪までさせた。公開恫喝だ。
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Gotchさん「『内閣の意に沿わない報告書は認めない』という考え方の政治家たちは、意に沿わない学問や研究や報道を認めないだろうし、表現や芸術も認めないと言い出す危険性を持ってる。何を大袈裟にと思ってるうちに、そういう社会は近づいてくる。公文書が改ざんされるところまではもう来てるんだから」。
小田嶋隆さん、野党がだらしないって定番のクソリプに対して、「自民党の横暴や政府による失政の原因を、ひとつ残らず『野党のだらしなさ』に転嫁できるのだとすると、政府ならびに自民党は、ヘタを打てば打つだけ有利になりますね」。
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一方でどこかのバカの「いや〜年金デモ参加者達も暇で羨ましいっすわ笑〜(皮肉) もっともっと時間が欲しい人沢山いるのにこんなにのんびり出来る時間がたっぷりある人達ってのも珍しいっすね笑」ってクズポストに堀江貴文が乗っかって、「ほんとそんな時間あったら働いて納税しろや。税金泥棒め」。堀江貴文という人物の器の小ささ。
これに対して種ともこさん「ワタシがある日、国会議事堂前で見たのは、毎日せっせと働き、たまの休みにゆっくり起きて寝ころんでテレビ見ることより、早起きして自腹で交通費を払ってここに集まり、汗拭って列に並ぶことを選択した愛すべき人々でした。税金泥棒はどっちかと言うと国会議事堂の中にいらっしゃるような気がします」。
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香港で、人口700万人に対して200万人が参加する大規模な民主化デモがあった。12日「現役女子大生訴え『改正案可決されたら香港に住む、香港に来る日本人の人権も影響うける』」。「悲鳴と怒声の香港デモ『自由かけた戦い』雨傘運動再来か」。若きスポークスマン、周庭さんは日本語も堪能だ。訴えの動画。「香港デモ、警官隊がゴム弾や催涙ガスを発射 改正案審議は延期」。
「逃亡犯条例、改正は延期されたけれど...民主活動家はデモ続行を表明『反対活動はまだ終わっていない』」。「逃亡犯条例『事実上の廃案』香港高官、ロイターの取材に」。
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周庭さん「たとえ香港政府が逃亡犯条例改正案を延期しても、香港人の要求を1つとも実現できなかった。私たちはこれからも戦い続けます。私たちの要求 :
1. 改正案の撤回
2. 市民活動が「暴動」である見解を撤回
3. デモ参加者の逮捕、起訴を中止
4. 暴力による制圧の責任追及
5. 林鄭月娥の辞任」
中国SNSで「香港加油」(香港がんばれ) の言葉が削除対象に。中国ネットユーザーは考えた。画面↓を逆時計回りに90度傾けてみて。
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音楽の話を。忙しい人はNME Japanが選ぶ今週聴くべきこの曲:2019/6/14を。
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2008年のユニバーサルスタジオの火災で、保管されていたマスターテープ50万曲が焼失していたことがわかった。未発表音源がたくさん含まれてるようだ。音楽業界史上最大の災害とも言われてる。詳細記事。イギリスに住む45歳以上の人々の多くが週に一度はクラブに行っているという調査結果が明らかになった。
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チケット不正転売禁止法が施行された。何度も書いてるけど絶対に売れるレア盤を限定生産して、転売屋から買わざるを得ない事情もなんとかしてくれ。チケットには目くじら立てるのに盤は無法地帯なの、業界の闇を憶測してしまう。
PLASTICSのメンバーで作詞家の島武実さんが亡くなった。
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細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969-2019」が開催される。細野さんのアメリカ公演のレポート「Haruomi Hosono Has Made So Many Great Records He Can't Remember Them All」、「ファーイーストレジェンド”細野晴臣、圧巻の米国公演」、細野さんのInstagramアカウントからNY公演とLA公演の様子、「HARUOMI HOSONO CONCERT IN U.S plus HOSOWOOD」。
インタビュー記事「サカナクション・山口一郎が挫折と苦悩の末に見いだしたもの」。インタビュー記事「バンド録り直しで表現された『ソウルミュージックとしてのKREVA』の成長」。「ピエール瀧被告に有罪判決 裁判官が『人生』説諭」笑った。なにが面白いかと言うと!!
6月28日 ありたい自分の姿と正反対だと指摘され、それが事実であることはとても堪える
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ダメージだらけの人生に。「ねこ!!」ででん。右から左から矢のように降り注ぐ非難の声。カウンセリングおやすみ貰っちゃったんだよな。ねこがかわいいだけ展に行こうか。うちにも猫はいるんだけどさ、猫好きは世界中の猫という存在を愛してるんだよ。
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21日。咳が止まらぬ。ダイエットが遅々として進まない。
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エレクトリックリボンの定期公演無事終了のオフ会へ。エリボンのスタッフをずっとしていたKさんが家庭の事情で辞められることになって、そのお別れもこめて。Kさんとチェキを撮ってもらった。大切にしよう。エリボンだけでなく、ボンクラさんたちにとってもお世話になった方。寂しくなるな。
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柄にもなくシャンパンを入れた。中から光る特殊なシャンパンであった。美味しいのか美味しくないのかはよくわからない。ボトルにみんなからサインを貰った。嬉しいな。モニターには可愛い猫ちゃんの動画、ときどき声がかかってスポーツ中継に切り替えられる。猫ちゃんを映しなさいよ!!
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ボンクラさんはみんなお酒だいすきだけど弱いよね。でもこの日一番回ってたのはゆうちゃんだった。疲れが溜まってるのかな。
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22日。カウンセリングへ。前の週はどうしても気が重くて行けなかった。翌週は私用で行けない。メンタルを病んでるから通ってるのにメンタルを病んでるから行けない。
美人女子大生カウンセラーさんとの憩いの時間が懐かしい。年配の方に代わって、いいカウンセラーさんではあるんだけど、若者の文化に疎いのだ。たいがいなおっさんの僕が一から説明しなくちゃなんない。
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夜はぎがもえか初ワンマン@下北沢440へ。
440、ミュージシャンには評判のいい店みたいだけど僕はいつも嫌な目に合う鬼門なんだ。この日は隣に怖いお客さんが座ってた。2つの椅子にまたがってふんぞり返って、人でも殺しかねない目で周りを見張ってた。転換時間にその人が僕のフードを引っくり返して、振り返ることもなく去っていって、フードが前の人にかかって僕が必死に詫びて片付けた。店員さんは見てたけど手を貸すことはなかった。
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それでもぎがさんの繊細で穏やかな音楽は、鮮烈に僕の胸に飛び込んできた。往年のカレッジフォークみたいな品のある音楽性、今の感性ならではの言葉の力。第一部は弾き語り、独特の穏やかなタイム感と美しくも力のある言葉が、そっと並べられるように連なっていく。
そしてゲストにさとうもかちゃん。ピアノとギターと持ち替えて、切ないポップソングを歌った。2人とも目を引きつける華がある。
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第三部はぎがさんバンド編成。奇をてらわない素直なソングライティングが、バンドの温かい演奏に包まれてますます引き立った。特にスティールギターを使った編成が、ぎがさんのスラーを使った歌い方にとてもよく似合ってた。
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小沢健二さん。
「ずぶとい奴は、男でも女でも、計算高く生きてる。他人の弱点を見つけ、執拗に攻撃し、自分が一段でも上にいけるように、容赦なく立ち回る。そういう人は、周りにもてはやされたりもする。が、報告するよ、ツイッター列島。安心して。僕はそういう奴が内面幸せなのを、見たことがない」。
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23日。前の日にゲストだったさとうもかワンマンさとうもかランド@下北沢THREEへ、この日はもかちゃんの誕生日でもあった。
もかちゃんを初めて観たのはきゃのんと2マンで定員15人のライブハウスだった。いまや普通にラジオでかかるくらいには売れた。婚活アプリにコミュニティがあって、音楽カテゴリーに「さとうもかちゃんの音楽が好きな人と繋がりたい」ってコミュを発見した。もちろんすぐ入った。売れてもぜんぜん天狗になってなくて安心した。
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もかちゃん素敵だった。小さな体で踊って歌って、エンターテイナーぶりを発揮してた。風船をプレゼントしたり入魂のZINを配るホスピタリティも出会った頃のまま。音感もリズム感も極めて快適。失恋を匂わせるMCがあったけど大丈夫かいな。意外と自分に近い歌を歌う子なんだな。
ゲストのharuru犬love dog天使さんは、ブンブンに効かせた重低音に乗せて宙に浮かぶようなボーカルとラップを聴かせてくれた。
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時間つぶしに気になってた居酒屋に入ったらめっちゃ美味くて、ダイエット中とはとても思えないほど飲み食いした。牡蠣がたまんなかったな!!
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夜はわかないづみ企画「革命的幸福論 vol.2」@早稲田Rinenへあーたさんを観に。
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最初の出演者はわかなさんの学生時代の同級生、本格的に音楽活動をしてるわけではなさそうだけど、声の張りのよさとオリジナル曲も心地よかった。カバーのセンスが “染まるよ” と “Time After Time” っていうのもいい。
次の出演者はカンボジアに音楽の学校を作るのが夢だそうで、カンボジアと行き来してる。体験を元にした薄っぺらくない平和と家族を深い声で歌った。彼女が持ってきたカンボジアの子供たちが作ったアクセサリーを買った。売上がその子供の教育費になる。
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三番手で登場したあーちゃん、やっぱりめちゃくちゃいいな。グルーヴの力が圧倒的だった。最初に観た時から凄かったけどどんどん良くなる。努力の賜物だな。楽曲も演奏力も歌唱力も、もっと大きな箱でマスに訴えかけるだけのポテンシャルがある。
主催者のわかないづみさんはウクレレ弾き語り。重たい言葉と深い歌声に対して、ウクレレの軽さと笑顔が絶妙なバランスを取ってた。メジャー契約をしてて、いい意味でメジャー感のある安定したステージだった。
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終演後、あーちゃんといろんな話をした。ここには書けない話ばっかり。音楽やライブハウス、シンガーソングライターシーンのこと。僕が感じていたもやもやしてたところ、応援したいところがばっちりあって、僕の目もまだそんなに曇ってないな。
帰りの電車で、「売れることがいいことだとも悪いことだとも、売れないことがいいことだとも悪いことだとも思わないけど、素晴らしいミュージシャンが音楽だけで食えるといいなと思う」ってツイートをしたら、わかないづみさんが「100万回いいね押したい」って引用RTしてくれた。
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僕の愛するミュージシャンたちがニッチを掴んで食えるようになったらいい。僕も僕の音楽をやろう。自分の音楽がどの程度かは知ってる。それでもやりたい。
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PippiがLINEASTORIAのイメージモデルになった。全身脱毛症を告白して、こういった活動を通じて同じ病気の人に勇気を与えてるの、ほんとうにかっこいい。
「帰ってきたヒトラー」「帰ってきたムソリーニ」って映画があるのか。日本に置き換えるなら「ドキュメント・帰ってきた岸信介」かも知れない。
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24日。朝大きな地震があったみたいだけど、気づかずに寝てた。猫たちがいつにもまして甘えてくるのは、地震が怖かったのかな。
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一方的に日常を報告してたKさん、Nさんから、厳しい言葉を頂いた。ありたい自分の姿と正反対だと指摘され、それが事実であることはとても堪える。
メンタルをやられている者にとって3月が一番辛く、梅雨はそれに次いで辛い。もう息をしてる俺偉いくらいの気持ちでいないとダメだな。リアルな話、起き上がるの辛いけどお布団でオシッコしないで偉い、トイレまで行った自分偉いくらいには思わないと。飯も喉を通らないダイエット第2弾が始まった。
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話の最後に「知らんけど」ってつける人が苦手。自分の言葉に責任を持って欲しいなって思うし、丁寧に聞いていても軽く扱われていたのかなと思う。
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25日。飯も喉を通らないダイエットは続く。体重計がアラート音を出すくらいには体重が落ちた。昼も夜も予定を入れてたけど当然キャンセル。
相手方に迷惑をかけてしまった申し訳なさもあるし、基本的に人生を楽にするための用事しか入れていないんで (通院も含め) 辛さは増すばかり。猫が優しい。
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26日。朝起きたら、腐れ縁からDMで裏切り者よばわりされてブロックされてた。最後に話したのは、Billie Eilishがカバーしたマイケルの “BAD” がすごくいいってこと。今川宇宙さんのスクールカーストの図解が面白いこと。裏切り...まったく心当たりがない。Billie Eilishが気に入らなかったのかな。”BAD” よかったら聴いてみて。
障害者支援センターの遠足があった。ピクニック的なニュアンスじゃなくて、運動不足の同病者たちがいっぱい歩く、文字通り遠足だ。当然キャンセルした。
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夜ははしこちゃんが浅草QuluQuluを借りてやってるWednesday Bar Nightへ。はしこちゃん a.k.a. 里本あすかさん。さん付けで呼ばれると心の距離を感じるって言うんで、はしこちゃんと呼ぶことにしたのだ。お互い敬語もなしで。
タピオカのお酒美味しかった。フルーツサラダも美味しかった。”THREE CHEERS FOR OUR SIDE” をかけながら音楽の話。楽しかった。
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27日。また障害者支援センターのフィットネスプログラムを休んじゃった。
なんとふーみんことドラマーの河鰭文成さんから入籍のお知らせ。美女と野獣なんて言ってるけど、写真をみたらとてもお似合いだった。そうかーふーみんそうかー。
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28日。もともと予定のない日。部屋の掃除をして猫のツメを切った。癒やされるのは猫と音楽、信じられるのも猫と音楽。海が見たいと言い続けて5-6年。こんなに長いこと海を見なかったことがあっただろうか。
高島忠夫さんの訃報。俳優としてよりもゴールデン洋画劇場の印象が深い。音楽を愛し、鬱病と闘われた同病者でもあった。残念です。
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世の中のことを。「愛猫のためにも、あなたのためにも...屋内飼育を推奨」。「プロムに行くためのパートナーを見つけられなかった男性、愛猫と参加」。「バリバリと思いっきり爪とぎができるギターアンプ」。「自宅から犬を盗まれて2年後、SNSにより奇跡の再会」。動物とは確かな絆を感じる。
「サルにも『石器時代』、3000年継続中で石器も変化」。サルが道具を使うことには驚かないけど、道具が進化してたっていうのはびっくり。
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「顔写真が修正されていることを見つけて元に戻すニューラルネットワーク」。やめてーって声が聞こえてきそうだけど、将来じぶんが若かったころの本当の顔の記録が残ってなかったら寂しいと思うよ。
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楽しい音楽のことを。忙しい人はNME Japanが選ぶ今週聴くべきこの曲:2019/6/21と、2019/6/28を。
NMEが選ぶ2019年上半期のベストアルバム23枚。Rolling Stone誌のThe 50 Best Albums of 2019 So Far。
ベースがリズムを生み出す楽器である科学的根拠 (アーカイブ記事) 。ユニバーサルの火事でマスターテープが燃えてしまったアーティスト名約800。「ビリー・アイリッシュ 音楽評論家・萩原健太」。
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ヘクとパスカルのヨースケ@ HOMEこと宮内陽輔さんが亡くなった。
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