DIARY 2006年6月


6月1日 ウゴウゴルーガのルーガちゃんがテレビに出てた

すっかり大人になってた。

体調悪い。きのう外出したしな。夕方まで寝てネット見たりテレビ見たり。おとといからe-nixiっていうmixiのパロディSNSに入ってます。くだらなくていい。こじんまりとしてるのもいい。招待状いらないんで、興味のある方はぜひ入ってください。マイ肉になろう。

最近の気になること。Flipper's Guitar、紙ジャケ・リマスターで再発。いつまで続くのか紙ジャケブーム。個人的にはデジパックが好きなんですけどね。
 「ハチミツとクローバー」映画版は音楽 : 菅野よう子さん、主題歌 : スピッツ、はぐ作品製作 : MAYA MAXXさん、そして蒼井優さんのはぐがあり得ないほど可愛いらしい。ハチクロ女性キャラでは圧倒的にあゆ派の僕だけど、ちょっと劇場に行く気になった。
 FUJI ROCK、Fishmansのメンバーは茂木欣一さん・柏原譲さん・HONZIさん・関口"DARTS"道生さん・木暮晋也さん・沖祐市さん・UAさん・ハナレグミ・原田郁子さん・蔡忠浩さん・pocopenさん・キセル。すごい楽しみ!
 同じくFUJI ROCK、Harry Hosono Quintetのメンバーは細野晴臣さん・徳武弘文さん・コシミハルさん・伊賀航さん・浜口茂外也さん。○○○○が○○○○○だなんてとても言えない! (メールで聞いてきたって教えてあげません) 。これ見ない人は人生損するぞ。
 6月8日の秋山羊子@吉祥寺MANDA-LA2は超大物サプライズゲストあり。今までの秋山さんの人脈から想像がつかないような人です。これも見ないと!

6月3日 マシュー

きのうは整体。やっぱり背骨に1ヶ所痛いところがあった。でもいい感じになってきたって。「彼女できちゃうかもよ」ってあらどうしましょう。先生の予言は当たるからな。そして久しぶりに川村恭子さんに遭遇、内緒話をいくつか聞いた。これはとても書けない書けない。

今日は行きたいライブがあったんだけど、長電話してるうちにめんどくさくなって結局YouTube三昧。髪の色を抜こうと思ってブリーチ剤つけたまま時間を忘れてムービーを漁って洗面台に立ったらぎゃぼー! 鏡の中にマシューがいますよ! パッケージよく見たらいつも使ってるのと違って「スーパーハード」って書いてあった。どんだけハードなんだ。

というわけで僕、現在金髪です。すぐさま帽子を目深にかぶっていつもと違うコンビニに行って、ナチュラルブラックというやつを買ってきた。でも今日抜いた色をすぐ戻すのは髪に悪いような気がするので、ここ数日どうやって過ごそうかと思ってます。明日は福岡史朗 / 大久保由希 / 一色進っていう凄い組み合わせのライブに行く予定。ひょっとして福岡さんG、一色さんB、大久保さんDrってことだろうか。

6月5日 Spooky Tooth Case.

そんな訳で金髪事故にもめげず、福岡史朗 (from BOXCOX) / 大久保由希 (from remswim) / 一色進 (from ジャック達) のライブを見てきました。
 金髪のまま人前に出たもんかそうとう迷った。ドキドキ。大久保由希さん「ミュージカルスターみたい (困ったちゃんってことか?) 」。川村恭子さん「中川五郎さんよりは似合ってる (比較対象が微妙すぎる) 」。でも皆さんの驚く顔が面白いのでもうしばらく続けてみようと思う。姪っ子に見せて反応を見たい。ああ、それをやるには親戚に見せるというハードルが。もう1回ブリーチしたら白髪になったりするのだろうか。白髪願望は昔からあるの。

話が大幅にそれた。ライブです。実に個性的なシンガーソングライター3人による実に噛み合わない、その噛み合わなさを笑い飛ばすようなステージでした。
 前半は福岡史朗G、一色進B、大久保由希Drのトリオでそれぞれの持ち歌を交互に歌った。福岡さん、大久保さんは何度も共演してるだけのことはある、ブルース寄りのグルーヴでユルユルと。そこに一色さんのブリティッシュ寄りの、手数の多いベースが加わったとたんにあれってなる。みんなかっこいいんだよ、ただ噛み合わないの。それは本人たちも自覚してるようで、それでもこの企画を実現した勇気に脱帽した。後半はなんとギター3本で歌った。もうぐちゃぐちゃ。福岡さんが「ダメだ」って顔をしてギターを置いたのには笑った。

楽器でユーモアを奏でる福岡さん、大久保さんとは対照的に、一色さんは饒舌なMCで笑いを取る。話がもたってくると、そのもたり具合でさえネタにする。「あーごーめんなさい、僕は脱着式の歯を使ってるんで。Spooky Toothと呼んでるんですが。この前...たって3日前くらいか、寝る前にSpooky ToothをSpooky Tooth Caseにしまおうとしたわけ。で、ケースを開けたら中にかたつむりとキュウリだ。かーたつむりって...。娘がどっかからとってきたんだろうね。そんで夜中にひとりでかたつむりを移す箱を探しまわって...って何の話だっけ」。何の話だよ!
 終演後、同行者と沖縄料理屋。「ワールドカップってもう始まってんの?」「さあ」。非国民な僕らだ。

6月7日 You Are So Beautiful

超久しぶりにプールに行ってきました。いつもの公営プールが大幅リニューアルされてた。夜型人間としては、営業時間が2時間延長されたのが嬉しい。これからモリモリ通う所存。FUJI ROCKまでに体力つけなくちゃ。
 FUJI ROCKといえば、今年はチケットが2日間で売り切れました。毎年当日まで残ってるのにな。みんなそんなにレッ○リ見たいかぁ? FUJI ROCK FESTIVALコミュを見ても、レッチ○をモッシュピットで見るには何バンド前から陣取っていればいいかとか、レ○チリ以外の時間の潰し方を教えてくれとか、それってほかのバンドやそのファンに失礼だとは思わないか。レッ○リには好意も悪意もないけど、レッチ○ファンはどうかと思います。FUJI ROCKらしいピースフルな雰囲気が損なわれないといい。

Billy Preston死去。ニュースの見出しは「5人目のビートルズ」。僕はBeatlesが大好きだけど、Billyをそれだけで語るのはどうなのか。

6月9日 きみと、いたい

8日は秋山羊子さんのライブに行ってきました。行くたびに新しい顔を見せてくれるから見逃せないんだ。これから夏にかけて、東京だけで4回ライブがある。できれば行くつもり。これは恋ではない。

この日のステージは、ワールドワイドに活躍するサックス・クラリネット奏者、梅津和時さんとのセッション。梅津さんのライブに感激した秋山さん、いきなり本人に「共演して頂くにはどうしたらいいですか」ってCDを渡したらしい。すげえ度胸だ。CDを聴いた梅津さんからすぐにOKが出て、きのうがやってきた。
 梅津さんがふっと音を奏でるたびに、景色がぐーんと広がる。飛び跳ねるような軽やかなソロ、ディジェリドゥのような低い持続音。秋山さんのピアノに寄り添ったり、敢えてポリリズムをぶつけてきたり。インスピレーションだけで演奏してるのがわかる。秋山さんも全然負けてない。同じくらいの自由さで飛び回っていた。ミュージシャンの交感てこういうことか。

秋山さんの演奏は共演者によって全く変わってくる。彼女自身が独特のグルーヴを持っているだけに、特にリズム楽器との相性が難しいんだよね。新しい共演者をどんどん探して、次の地平に行ったらいいと思いました。
 終演後に秋山さんに挨拶。金髪について叱ってもらうつもりだったのに、「たまにはいいんじゃない」との中途半端な反応。まあいいか、たまには。そして秋山さんとスタッフの鈴木さんと飲み。梅津さんが帰り際に、「君のやってることは正しい」って言って去っていったんだって。かっこいい。お互いのリスペクトの気持ち、梅津さんが本気だったのはステージから充分に伝わってきました。2人のセッションをまた見たいし、みんなにも見てもらいたいんだ。

6月11日 乙女たちをなぎ倒す日々

e-nixiでうら若き乙女たち (おそらく業者) からのマイニク承認依頼を削除する日々です。主催者は普通にmixiのパロディをやりたいみたいなんだけど、招待状なしってのがいけないのか業者が入り込んでます。それともmixiより匿名性が高いからみんな本性 (エロ) を解放してるのかな。

金髪事故以来一番のハードル、親戚に会う日がやってきました。2歳の姪がどんな反応をするか興味があったけど、一方で祖母が卒倒するんじゃないかっていう危惧もあってドキドキ。
 結果から申し上げれば、どちらも軽く流された。祖母には「肌が白いから似合ってるわよ」、姪には懐かれてるような懐かれてないようないつもの距離感で。弟が写真を撮ってくれたんだけど、金髪云々よりもデブデブな肉体の方が遥かにショッキングで、みんなの見ている山下スキルはこんなんなんかと思うとがっかりした。今の自分を到底認められない。大学時代は50kg代だったんだよ。

ポカスカジャンのボックスセット、「KING OF POCASKAJAN」が届きました。正直なところ、今までの彼らのCDにはステージでの破壊力が収まりきれてなかった。今度のはすごい、下ネタを津軽弁で歌うとボサノヴァに聴こえる「津軽ボサ」、北朝鮮をおちょくった「韓国ロック」、日本の歌謡曲の中から「Let It Be」のコード進行を暴いていく「Let It Beかくれんぼ」、よく収録できたなあ。願わくばアコギでVenturesをやる「笑点ベンチャーズ」も入れて欲しかったけど、とりあえずはこれで満足だ。
 本人たちの演奏力は言わずもがな、Ban Ban Bazar+小島徹也さんのサポートも抜群で、お笑い好きより音楽好きに聴いて欲しい力作です。入門編にはバラ売りの「KING OF BEST」がお薦め。

6月13日 また恋を

サッカー勝ったねー。負けたねー。勝ったねー。負けたねー。どこが? どこに? そもそもどことどこが戦ってるの? (マジレス不要) 。流行りの日記っぽく書いてみたかったんです。非国民ですみません。

12日はK.K.さんとXさんとお好み焼き。のはずが、K.K.さんが大物ミュージシャンN.G.さんにも声をかけちゃった。美人ミュージシャン (Xさん) が来るって言ったら「じゃあ行く」って応えたらしいよ。ドキドキ。いざお会いしたら、実に穏やかで面白いおじさんでした。もう50代だというのに、「女子高生は厳しい学校の子ほど遊びたがってるんですよ」とか言っちゃう。男はいくつになっても女の子にメロメロになっていたいものだ。お好み焼きもおかずもすこぶる美味でした。楽しかった!
 N.G.さんとXさんが帰って、K.K.さんと焼き鳥屋へ。ここも旨いんだ。K.K.さん、Johnと名のつくミュージシャンには必ず握手してもらうんだって。川村恭子さんが子供の頃、お忍びで来日してたJohn Lennonを筆頭に、John Belushi、John Simon、John Sebastianを制覇。あとDr.John、John Cale、John Stewart、John McEntireくらいいってほしい。

追記:K.K.さんから突っ込み。Dr.JohnとJohn Stewartは制覇してるそう。

6月15日 そうですね!

外は乱れ髪のような雨ですね (そうですね!) 。雨は嫌いではないけど、最近は体調的にしんどい。やるべきことを放置して眠ったり眠らなかったり。
 ポカスカジャン@テレフォンショッキング見ました。すごい花束の数。ロビーの方にもずらっと。業界での評価の高さが伺える。でもアルタの客は誰が来たかもわかってないようで、いまいち盛り上がらない。1/100アンケートは「ガリガリ君のCDを持ってる人!」「ざわざわざわ」「あれっガリガリ君の歌って僕らが歌ってるんですよ、ガーリガーリーくんガーリガーリーくんガーリガーリーくん」「おおー!」って感じ。もちろんCDを持ってる人は0でした。彼らの笑いをどうアレンジしたらテレビに収まるのか、それとも最近の夏フェス攻勢を強めて音楽好きの動員を増やすべきなのか。どうも後者のような気がする。

調子良くなったらカラオケ行きたいな。誰か行きませんか?
 それと昔Switchレーベルから出た「Adventures In "Turn To The Pop"」ってCD持ってる人いませんか? Nav KatzeやClever RabbitやTightsが参加してるの。久しぶりに聴きたくなったんだけど見つからなくて。星の柄のジャケでした。

6月17日 ごはんが炊けない

ごはんができないよって炊飯器の呼ぶ声。でも僕はごはんが食べたい。熱いの食べたい。今すぐ食べたい。雨の中コンビニに行ってサトウのご飯を買ってくるか悩んでます。お釜に浸ったお米をどうしようかな。もう1回スイッチ入れてみるかな。
 ここ数年の僕は、週に3-4本行きたいライブがあり、でも体調が優れず、実際に行けるのは2週に1本って感じ。今日は「Festa do Brasil 2006」っていうオールナイトイベントにTamanco Bucoを見に行きたかったんだけど、あそこに行くには自転車がベストで、雨が降り出した時点で断念した。ところで彼女らはTamanco Bucoってバンド名に躊躇いはなかったのか。若く美しい女性の口から沖縄県にある水鳥で有名な湖の名前を聞かされると、僕は小3男子のようにドギマギする。不謹慎で申し訳ない。

きのうは珍しく目が冴えて、オールナイトマンガ読書大会を1人で開催した。日が昇り、テレビをつけたらシュールな幼児向け音楽番組が。NHK教育「あいのて」。今回のテーマはペットボトル。最初は普通に叩いて鳴らしていたんだけど、やがてピアノとピアニカが加わり、ついにはホーミーまで出てくるという、子供に何を教えたいのかさっぱりわからない番組だった。でも音楽的クオリティは極めて高いので、音楽番組としてこれからも鑑賞しようと思う。ゴールデンタイムの歌番組を見るよりも遥かに音楽鑑賞欲が満たされる。お姉さん役の仲村瑠璃亜さんが可愛いのでそういう意味でもお得です。子役の森迫永依ちゃんは実写版「ちびまる子ちゃん」に出てた子だね。
 サッカーの話を書いた方がいいですか。ニッポンはこの前の試合に負けました! ニッポン頑張れ! 万歳万歳! だからその銃を降ろしてください。

6月19日 猿にKiss Kiss Kiss

久しぶりにいい天気。体調も悪くない。プールでも行くカ!と思ったら休館日でした。次にプールに行く気が起きるのは1ヶ月後かもしれないんだぜ。はあデブデブデブ。
 そんな訳で結局いつもと変わらぬ怠惰な一日を送ってしまった。唯一ずっと懸案事項だった郵便物をやっと発送できた。金髪にしてから周りの人にビビられてる気がします。困ったな。僕は人に足踏まれて「すみません」って言っちゃうくらい腰の低い人間ですので。郵便局でも「大変お待たせしてすみません」「こちらこそギリギリの時間に来ちゃってすみません」「すみません」「すみません」。ここは日本だな。

で、帰ってからぼんやりテレビだ。一生懸命働いてる皆さんすみません。夕方のニュースを見てたらすごい女の子が出てきた。あまりにも田舎で近所に友達がいなくて、「野生の」猿と遊んでいるという。猿の顔をうにってしたり、キャンディをわけっこしたり、子猿を抱かせてもらったり、口移しでピーナッツあげたり。ナウシカだよナウシカ。キツネリスかぷっ!「怯えていただけなんだよね」。ああ、僕は君のようになりたかった。
 それから「クロサギ」の番宣でTBSに出まくっている堀北真希さんを見て、ペシミスティックな性格が異性に嫌われる感じが同じペシミストとしてよーくわかった。これからはオプティミスティックに生きようと思ったんだけど今日の日記はペシミスティックだな。って書いてる時点でペシミスティックだな。

6月20日 Homestay

猫が天井見上げてミャーミャーうるさいので何かと思ったら、羽海野チカさんいうところのホームステイが、糸井重里さんいうところのビッグエネミーフォーヒューマンビーイングが歩いてた。わおう! 直接対決とか絶対ムリなんで見なかったことにした。明日泣きながらコンバット買ってきます。設置しておくと巣に持ち帰って2度効くやつです。猫が勝手に退治しないでくれることを心から願う。

6月21日 時、あたかも6月

ゲシッ! 夏至だね。

きのうはくだらない本を読んで腹を抱えて笑い、テンションがあがり過ぎて眠れなくなり、今日の昼まで起きてました。ちょっと寝てライブに行くつもりだったんだけど、そんな器用なこと出来るはずもないね、起きたら開演時間を30分も過ぎてた。出演者に「行きます」ってメール打っちゃったのに申し訳ないことをした。
 読んでた本はインテリの皆さんの失笑を買うこと間違いなし、「発表!輝くバカテスト大賞」です。今年の春までやっていた「爆笑問題のバク天!」って番組のコーナー「アホな面白テスト解答」をまとめたもの。番組を見ていて、
問:次の語句を使って文章を作りなさい。
1.「どんより」
 私はうどんよりソバが好きだ。
2.「うってかわって」
 彼は麻薬をうってかわってしまった。
3.「あたかも」
 冷蔵庫に牛乳があたかもしれない。 ってネタがツボにはまって、ずっと気になってたんだ。本に載ってるネタも粒ぞろいでおじさんは満足です。この程度の娯楽が僕には相応しい。ただし1回笑ったらおしまいなので、新品で買う必要は全然ない。古本屋で150円で落ちてたら拾い上げていいかも。
 ネタの真偽はわかんないよ、放送作家が書いたのかも知れないけど、学生がほんとに試験中に頭を捻って解答したものとして受け取るのがコツ。僕は学生時代に勉強をしなかったし成績も悪かったけど、悪いなら悪いなりにイマジネーションを膨らませて解答欄を埋める、という努力も怠っていたのだと痛感させられた。
次の文章は、道で出会った2人の会話です。文章を読んで日本語に訳しなさい。
Miki:Hello, Ken!
 ヘロケン!
Miki:Who is he?
 彼はホーッとしていますか?
Ken:He is my father
 彼はファサーッとしています。
Miki:Ken, who is she?
 ケン、彼女はホーッとしていますか。
Ken:She is my teacher.
 彼女は、まいってっちゃってる。
ミキは何を聞きたかったのか。ケンはどこまで抽象的なのか。解答者はおそらくHeとSheしか単語を知らなかったんだろう。ただローマ字の読みには多少の心得があった。それだけの知識を手がかりにここまで突き抜けて初めて見えてくる地平というのがあるはずなのだ。僕も見てみたい。

6月22日 むずかしい人

前の日記で紹介したフラッシュが評判悪くかった。クレヨンしんちゃんの13年後ってネタ。もう消しちゃいました。
 ソフィスティケイトされたむずかしい表現がそんなに偉いのかと。なんの捻りも邪心もなく投げかけられてくる言葉におっと足元をすくわれることはないのかと。なんだかね、そういう苛立ちがもともと僕にはあって、ここ最近は特にそういう心境なんです。

むずかしい人
作詞:野宮真貴
作曲:高浪敬太郎

むずかしいあの人は むずかしい本を読んでる
むずかしいあの人は むずかしい顔で何か言うのよ
 いまも好きなら ね、少し微笑んでみせてよ
むずかしいあの人は むずかしいことばかり言うのよ
 軽くキスしたり 何か楽しいことしたいの 抱きしめてほしいの
むずかしいあの人は むずかしい犬を飼ってる 吠える
 少し疲れたし 今日はサヨナラをしましょう
 愛はたしかに 少しむずかしいものだけど

6月23日 アクチン・ミオシン

今日は村松邦男さんや安部"王子"隆雄さんのバンド、R-O-M-Aの初ワンマンライブだった。僕はSugar Babe出身者で誰派かっって言えば圧倒的に村松邦男派なのです。DJイベントで1発目にかけたこともあるよ。Sugar Babeのアルバムでは確かに存在感が薄かったかも知れない。ソロを、ベスト盤でいいんでぜひとも聴いて欲しい。彦麻呂風に言うなら「甘酸っぱいポップスの宝石箱やぁ」。そして安倍王子さんと言えば岡田徹一派には欠かせないベーシスト、10代の頃から聴きまくってました。人生初デートで行ったライブでベース弾いてたのもこの方。
 しかしんん、新中野カー遠いな、と思ってるうちに開演時間を過ぎてしまった。最近はこんな風にしてライブを見逃す。

夜になっていつもの公営プールへ。23時まで営業ってのがいいね。実にいいね。夜のプールはロマンチックだ。黙々と泳ぎ、歩いた。アクチン・ミオシン・アクチン・ミオシン。息が切れると我ながら酷い顔になる。

6月24日 パパパパ

「パパパパPUFFY復刻版」を見るともなしに見てしまった。Puffy変わってねえな。「渚にまつわるエトセトラ」や「海へと」好きでした。奥田民生さんがPuffyのヒットのご褒美に作らせてもらったというミニアルバム「FAILBOX」も好きだった。
 枕元で猫がむこう向いて寝てたの、寝返り打ってこっち向いてくれると幸せだにゃあ。今日はそんな一日。Puffyが出てきたときダラダラって言われてたけど、今の若いバンドはもっとダラダラだよね。往年の「パパパパPUFFY」ではPuffyが相川七瀬に「ロックなんだからしゃきっとしなさい」って言われてて、いやロックなんだからダラダラでいいんじゃないの? と思った。

6月25日 TAIYO-SUN

20:00の待ち合わせに「寝坊で」30分遅刻。地球に生きる人として、太陽さんともう少し仲良くしたほうがいいと思った。

6月26日 本日の引きこもり

本日の行けなかったところ。「細野晴臣の映画音楽堂」@ユーロスペース。僕の名付け親、鈴木惣一朗さんのトークショーがあったんですが、惣一朗さんと最後に会ったのは今は亡き青山CAYだからもう何年前だ? その時「まだその名前使ってんの?」って言われたんだ。あのね、僕は頼んでないのに惣一朗さんが勝手につけたんですからね。ずうっと名乗っていきますよ。
 引きこもり生活は続く。ぼんやりテレビをザッピング。NHK教育「モニカのエアロビクス教室」って番組にリズム感の悪い黒人が出てた (写真) 。黒人は100%ダンスが上手いとは思ってないけど、彼がエアロビクス番組に出演するに至った経緯など妄想した。

6月28日 The Essence Of Pop-Self

金髪で精神科に行ったら薬ふやされた。

マイニクさんが紹介してた名越康文キャラ分析をやってみました。携帯でマイメニュー登録しないとできません (別途料金が発生する) 。尻の形とか聞かれてもわかんないよ! と思いつつ無理矢理答えたら面白い結果が出た。僕のタイプは「ポップ (感情陽性タイプ) 」。天真爛漫で子供の心を持った、でも傷つきやすい性格なんだそう。少年の心を持ったまま育ったおじさんの自負はある。いろんな意味で。
 ほかには「頭脳タイプ」「感情陰性タイプ」「行動タイプ」「夢想タイプ」「競合陽性タイプ」「競合陰性タイプ」「集中タイプ」「博愛タイプ」がある。このなかではまあポップかな。

亀田なんとかいう若いボクサーが、具志堅用高さんの苦言に反論したという。ニュースのタイトルは「亀田が具志堅氏の苦言にクールに対応」。クールって...。記事の内容も偏ってる。具志堅さんの発言には殆ど触れずに亀田の言い分だけを載せている。「別に好きなことを言えばええやろ。なんぼでも言えば、ええんとちゃうの。言われた時点で、オレもトップになったということや」ってお前どんだけ天狗なんだ。みんなどんだけ亀田が好きなんだ。僕は大嫌い。
 最低限の礼儀を守ること、自分をわきまえることが出来ない人は格好悪いし、本当にダメと思う。具志堅さんに対してもそうだし、インタビュアーに対してもそうだ。別に僕が具志堅さんのファンだとかじゃないよ。どんな職業でもそうだ。子供だってそうだ。

木村カエラVo.の「タイムマシンにおねがい」がちょうど今日からネット配信を開始しました。mixiミュージックもちょうど今日から全体公開に。すごい再生数になってるだろうなあと思ったら全然なってない。CMが話題になってからずいぶんたっちゃったもんね。カエラちゃんのボーカル実にいい。敢えて難を言うなら「アハハン」のところは可愛く「アハハン」と歌って欲しかった (ちょっと気取って「オホホン」みたくなってる) 。
 夜はプール。いいペースで行けてる。入り口のそばに黒い子猫がいた。5ヶ月くらいかな。可愛いなあオイ! ジジだジジ。カメラ持ってきゃよかった。

6月29日 つまらない男

「話のつまらない男に殺意を覚える」コミュより「マイミクでマジレスしか出来ないつまんねー男」読んだ。君たち怖すぎですよ!
 「こっちはネタなんだよ空気嫁」っていうのが主旨と言えば主旨なんだろう。ここでジェンダー論になっちゃうとついていけないんで、あくまで僕の漠然とした印象として受け取って欲しいんだけど、男性は一般的に自分、あるいは話題の主人公をさげすむことによって、「話し相手に」笑ってもらおうとする。このトピに投稿してる女性たちは、話し相手が喜びそうな嘘をつくことで、「自分が」嘲笑ってるような気がする。それが彼女らの言う「ネタ」であり、「マジでレスするな」なのだ。そういえばずいぶん手のひらで転がされてきたような気もするこの半生。

恋にときめくおじさんとしては、アニメ版「ハチミツとクローバー2」は見逃せない。パート1を殆ど見てたので、演技や演出にも慣れて安心して見ることができました。声優独特の演技ってどうも苦手で、巷で話題の「涼宮ハルヒの憂鬱」も作品の本質に辿り着く前に声でギブアップ。あれもずっと見てれば面白くなるのかな。ハチクロはまだ単行本になってないエピソードがいっぱいあるそうで、それは原作を先に読んでおきたい。
 っていうタイミングで、ローマイヤ先輩がローマイヤハムのポスターになりました (本当) 。アニメ版ではカットされてたマニアックなキャラなのに、よく起用したな。これからはハムはローマイヤにしようと思う。