DIARY 2006年10月


10月1日 「4 to 3」あるいは球技なんて以下略

30日は素晴らしき小川美潮さんの歌唱を鑑賞する会。言い出しっぺはつい先週カラオケで一緒だったXさん、ついきのう整体で一緒だったK.K.さん。なのになぜか我が家に6人が終結することに。ピザをつまみながら傑作「4 to 3」時代に作られた市川準監督のイメージビデオを見た。メガネをかけて古い映画館のもぎりを演じる美潮さんに「萌え」の声も。
 True People 's Celebrationの映像でみんなおかしくなり、美潮さんも参加しているはにわオールスターズのビデオに興奮。日本を代表する超豪華なミュージシャンを50人くらい同じステージに載せて、仙波清彦さんの扇子に合わせてガツンと音を出す。ユニゾンの快楽、そしてソロ回し、崇高さと笑い。渋さ知らズの猛烈に上手いバージョンといえばイメージが伝わるだろうか。

部屋の中はバランスボールで飛び跳ねる人まで出てきて大変な騒ぎ。K.M.氏の自称「エスプリの効いたギャグ」と猛烈に上手いスパゲッティも飛び出した。
 クールダウンしてからは篠田昌已さんの追悼用に編集したというビデオを。ファンクからジャズ、チンドンに至るまであまりにも幅広い活動に驚愕、でもその全てが間違いなく篠田さんのサックスだった。病院で育った幼少時代、梅津和時さんとの交流など、いい話をいっぱい聞いた。そしてLittle Creatures19歳のリハ風景。なんなのこの気持ちよさ。彼らが出てきたとき、同世代として嫉妬したことを思い出す。そしてMannaのライブ! 梶原もと子さんかわいいな。Pizzicatoより100倍好きだった。

やがて横になって寝入る人、ハチクロ怒濤の後半戦に泣き入る人などちらほら。みんなが好き勝手にくつろいでる景色を眺めるのは好きだ。ブラウン管は東京シャイネスの映像に。東京公演は正直ひやひやしながら観てたけど、京都・福岡公園は素晴らしい演奏だったみたい。そして6時過ぎに散開。
 ところでバランスボールは「球技」だろうか。

10月3日 SENSUOUS

ザ・ワイドがマヒナスターズの三原さと志さんの告別式の様子を伝えているのを見るともなしに見ました。往年の友人たちのインタビューが次々と流れる中で、「息子さんが忙しくてスケジュールを縫うように現れて、僕がわかる? わかったら握り返して」って手を握りながら看取られた、とのエピソードが。忙しい息子さんとはもちろん小山田圭吾さんのこと。ちなみに小山田の出演は出棺のシーンの計7秒ほど (テロップなし) 。
 番組の中では60年代のムード歌謡がいかに素晴らしかったか、それに比べて今の音楽がいかに胸に響かないかが散々語られていました。いやいや小山田圭吾の音楽は僕の胸にバクバク響いてるから。何百万枚売れなくてもちゃんと届いてるから。喪主お疲れでした。僕もやったからわかる。

いつか小山田圭吾と嶺川貴子の息子、米呂くんがデビューした時、ご両親の音楽はよかったんだけどなって言ってしまいそう。

10月4日 (Nothing But) Flowers

街の中を花の香りが漂っています。ここ数日は窓を開けて寝ています。たぶん金木犀の香りだと思うんだけど、花なんてヒマワリとチューリップしかわからない!

10月5日 本日の偽善

国会議員の皆さんはいつまで赤い羽根をつけてるのかな。家に帰ってスーツ脱ぐ時に取ればいいじゃんね。

10月6日 嵐が丘

ガホゲホッ。台風並みの嵐の中、激しい目眩と咳をこらえて猫たちのトイレの砂を買いに出るパパとしての僕だ。動物と暮らすのは楽しいけれど、自分だけの体じゃなくなるのが辛い。奴らだって腹も減るしウンコもする。
 秋雨前線が去ったら本気だす。今日は寝る。

10月7日 いい言葉もっとちょうだい

「さんまのまんまスペシャル」観た。笑いにはうるさいさんまさんとは思えない体たらくで、長澤まさみさんにひたすらデレデレする様子を全国に晒してしまった。そんな公開セクハラに対してまさみさんは会心の一撃を放った。
さんま「『大嫌い』って言って、『大好き』のつもりで!」
まさみ「そんなこといったら『大好き』って言っちゃいますよ」

大好きって言っちゃいますよ...大好きって言っちゃいますよ...大好きって言っちゃいますよ...。身悶えるさんま。コロコロわらうまさみ。僕も手のひらで転がされたいです。

整体の先生に、そろそろ短パンはやめたらって言われてしまった。足が冷えてるって。そうかー1年中短パンを履いていいのは勝俣州和とカジヒデキだけなんだな。

10月9日 カクカクさん

助さん格さん核拡散。
 核兵器についての知識を全く持ち合わせていないんですが、地震の規模がしょぼかったんでしょう? 不完全燃焼で放射線物質が漏れたりってことはなかったんでしょうか。

10月10日 To drink or Not to drink......that's the question!!!

9日は、村松邦男さん (EG) と安部王子さん (B) のユニットR-O-M-A1/2と、一色進さん (AG) と河合徹三さん (AG) のユニット13 (ワンサン) のライブに行ってきました。会場のLa Canaにはフードがないんで下北駅前の定食屋でご飯を食べてたら、窓の外から手を振る人が。偶然通りかかったXさんだ。オーよく見つけたな。
 最初に登場したのはR-O-M-A1/2。村松さんが歌うのかと思ったら安部さんが歌い出してびっくり。交互にボーカルをとっての11曲。村松さんのギターが素晴らしいのは当たり前だけど、60'sテイスト溢れるソングライティングとスウィートボイスにクラクラ。それに比べて安部さんは飄々と自虐ソングを歌う。変なユニット! 友田真吾さんがミニドラムで参加してからの演奏は、R-O-M-Aのバンドとしての完成度を伺わせるに充分でした。大満足。やっぱりSugar Babe出身者では村松派の僕だ。

続いて13が登場。正直、前に別ユニットで聴いた一色さんのよれたボーカルは、曲のよさを覆い隠してるような気がしたんだ。アコギ2本の「フォーク」スタイルで歌われる13のステージは、日本独自のそれとは違った洋楽のフォークのようでした。1曲目は高田渡さんの「ウィスキーの唄」で、店のオーナーにウィスキーをねだった。結局オーナーと麻田浩さんから差し入れがあった様子。Kinksの「Hot Potatoes」を石焼き芋の歌に替えて歌ったりもしてました。「ギターのチューニングが合ったら歌のピッチがずれてるのがバレるからさ」。
 最後はR-O-M-A1/2と合流して日本語まじりの「Mr. Tambourine Man」、「ハイそれまでヨ」。アンコールの拍手はいつまでも鳴り止みませんでした。

最後のカクテルを注文したら、オーナーから「よく飲みますね」って言われてしまった。カクテル5-6杯だったんだけどな。実はその前の定食屋でもコップ酒を飲んだ。
 主催者の川村恭子さんから打ち上げのお誘いが。躊躇しつつもお邪魔することに。出演者、関係者の皆さん、そして美女のいるところならどこへでも来る大物ミュージシャン、中川五郎さんが合流。中川五郎さん、男の顔は覚えないよって聞いていたので意地悪して、「僕のこと覚えてますか」...ほんとに覚えてないんだなー。普通のファンなら1次会で失礼するところだけど、酒のあるところからは離れられず、川村さんのご好意に甘えて2次会へ。4時頃まで飲んでたのかな。ありがとうございました。いい音楽といい酒があればなんとか生きていける。

10月15日 5th Season.

涼しくなってきたね。これくらいの季節が一番好きかも知れない。皆さんいかがお過ごしですか。僕は (遊びで) 忙しい週末でした。

13日は辻睦詞さんが出演するオールナイトイベントに行ってきた。DJ陣は皆さん青春スーツを着用、オザケンとかFishmansとか電気の「虹」とか10年くらい前の邦楽をかけてた。あの頃輝いてた僕たちって感じだろうか。その中で二階堂和美はやっぱり21世紀の光を放ってました。
 辻さんのライブは透明な声と絶妙な息の抜き加減にうっとり。とっても丁寧に大切に歌う人だ。季節の描写が多いのは地方出身者ならではなのかな。サポートのアコギの方はベースラインをなぞるような音数の少ないプレイで、それでいて辻さんの不思議なコード感をしっかりと感じさせてくれる。トークも冴えまくり、危な過ぎてここには書けません。終演後ご挨拶に伺ったら、「おー来てくれたんやー体調よかったんやな」。最近どこ行ってもミュージシャンに体調の心配をして頂く。逆、逆、ファンがミュージシャンを支えないと!

翌日はダラダラしてたらT夫妻からジンギスカンのお誘いが。ちゃんとしたジンギスカンって初めて食べた。ウママママーッ! スペアリブも最高。お酒も喋りもすすんだ。しかしT.A.に財布の心配をされるようになるとは。ちょびっとしか払わなかったけど大丈夫だったんでしょうか。逆、逆、先輩が後輩に奢らないと! 深夜、ヌカタシが来て壊れたデジカメをみてもらった。ケースがボタンを圧迫してるだけかと思ったら、中が断線してたらしい。新しいの買うか...。次は何を置いても頑丈なやつが欲しい。
 今日は母方の従姉妹から「みんな集まってるんだけど」。えっ急いで行く。土瓶蒸しを食べた。キタチョーセンから松茸が来なくなるのは個人的には残念だ。君たち食べないならノドンとかテポドンで撒いて欲しい。姪っ子がますます成長してて驚いた。亡父母が彼女にとって祖父母に当たるという実感がまだわかない。生きてたら溺愛したろうな。

我ながら他力本願な人生だ。

10月16日 カンタービレ

ドラマ版「のだめカンタービレ」見ました。最初は違和感あったけど、だんだん「のだめ」のドラマ版を見ているような錯覚に...いいんじゃないでしょうか。特に上野樹里さんの弾けっぷりが、のだめの鬱陶しさを体現しているような気がしました。「ぎゃぼー」があれほど似合う女優さんはほかにいないんじゃないか。

10月22日 好楽さん

上手いこと言うんだけどなぜか面白くない好楽さん。

10月23日 君は太陽

激しく昼夜逆転の日々。行きたかったライブを3本逃し、病院にも行きそびれ、そんなダメ人間を暖かく見守ってくれるのが「めざにゅー」の杉崎美香キャスターです。「これからお休みになる方も、そしてお目覚めの方も、4時になりました」。これから寝る輩に声をかけてくれるなんて、太陽を知らない僕らの君は太陽だよ。
 そんな美香さんがビストロスマップに出演。彼女の食べっぷりや飲みっぷり、そして「美味しい」の顔は実に素晴らしい。なんで今まで呼ばれなかったのか。「恋のから騒ぎ」で、好きな男性の前では小食のふりをする、という女性がいたけど、僕はいっぱい食べる女性が好きだ。「残り食べて」って言われてもこっちだってお腹いっぱいなんだよ。自分が注文したもんは責任持って食べろ。

10月24日 Do You Love Me Like You Say?

佐藤栄佐久氏逮捕のニュースの裏で、佐藤B作さんが浮気の顛末を楽しげに話してました (それがどうした) 。モー娘っていまだにメンバー募集やってんですね (それがどうした) 。
 最近の日記はテレビの話ばっかり。鬱なんです。ベッドの中にうずくまって、インプットがショートしてる。たまに気分があがるとテレビだけは受け入れられる。のでテレビの話を日記に書いて、また横になる。音楽も映画もマンガも本もダメ。声を出す気力がある時は猫を呼ぶ。たいてい誰かが顔を覗きに来て、鼻の頭をザラザラ舐めては添い寝してくれる。猫の尻尾を掴むとちょっとだけ安心する。「メイー、メイは僕のこと好きかなぁ?」「にゃあ」「お前は何言ってもにゃあだなぁ」「にゃあ」30代独身男がこんなことしてるんだよ。キモいだろう。

10月25日 男前

秋山羊子さんに参考資料CDを渡す日。お気に入りのエンジニアのアルバムと、女性SSWのアルバムをたっぷりと。重くなかったかな。そんで渋谷の韓国料理屋で食事。井の頭線方面で待ち合わせた時はよく使うお店です。素朴だけど美味しい。大抵気に入ってもらえる。もちろん僕もお気に入りです。海鮮パジョン最高! マッコリがぶがぶ。
 ところが僕がトイレに立ってるうちに、秋山さんがお会計をしてくれちゃった。男前だな! ちょっとはお返ししたけどさ、僕の方ががぶがぶ飲んでるし。スマートにお支払いができる男になりたい。4キロ痩せて半年キープしたらスペシャルなプレゼントをくれるって。俄然やる気が出た。体調がいい日はプールに行きます。たぶん!

いま思えば、前に住んでた街では医者との信頼関係が (いまよりは) 築けてたし、なにかと出掛けがいがあった。中古レコ屋はあったし本屋はあったし図書館はあったし安い居酒屋はあったし安いスーパーはあったし。今はなんにもない。ので家に籠ってぶくぶく太る。

10月27日 MOON OVER the ROSEBUD

Moonridersの新譜聴きました。第一印象はとてもいい感じ。「火の玉ボーイ」的な色気や、「AMATEUR ACADEMY」的な冷ややかな感触や、「dis-covered」的なバンドの生々しさがある。間違いなく今のライダーズなんだけど、これまでの美味しいとこ取りみたいな印象を持ちました。
 ただミカバンドとこれを続けて聴くと、いまこの時代にロックバンドでいることの意味みたいの? それも若さの発露じゃないおじさんロッカーの難しさを感じます。幸宏さんは細野さんの口添えとはいえ、上手くシフトしたよね。でもミカバンドでは30年前より衰えたドラムを叩いている。で、結局トレーの上には「SENSUOUS」が乗っているという。サンレコ11月号のCorneliusのスタジオの写真に「毎日の環境学」が写ってます。ちょっといい話。

今日もライブを見に行きたかったんだけど、心が辛くてさっきまで動けなかった。これ書いたらまた寝ます。

10月28日 想像してみよう

田中真紀子が歌うユーミン。

10月30日 わたしカンタービレ、あるいはオチのない夢の行方

夢を見た。のだめのドラマの千秋役に抜擢されたって嘘をつかれて大わらわで準備する様をみんなに笑われる夢。だけど実は僕もドッキリだって知ってた、ホントにホントに千秋役なんだよっていう2重ドッキリの夢。早くドッキリをばらしたい、でも目が覚めそうだな、オチをつけないとこの夢は完結しない、と思って3度くらいは頑張ったんだけど4度目で起きてしまった。オチなし。
 たまに夢の中に客観的な自分が出てきて、ちょっとまて、このシーンに相応しいBGMはどんなかなとか、ストーリー的にもう一捻り欲しいなとか、せっかく夢なんだからもっと図々しくていいんじゃないの、なんて考える。テレビつけっぱなしで「水戸黄門」やっていたので、千秋のセリフ回しが時代劇調になっちゃった。「拙者」とか。その辺の演出がこれからの夢見の課題と言えよう。

起きて本物ののだめドラマ第3話見た。上野樹里さんはこんなハマリ役に出会ってしまってこれから大丈夫なんでしょうか。実写版でのだめに見えるっていうのはすごいことだと思います。キャスティングの勝利なのか、あるいは役者魂なのか、次の作品で問われるだろう。竹中直人さんは白ヒゲと髪をつけると大竹まことさんにそっくりであることもまた興味深い。

ハロウィンらしいこと何もしてないな。毎年してないけどさ。弟の家のそばでは地域ぐるみでハロウィンやってるんだって。お菓子を用意してる家マップみたいなのがあって、子供たちがトリック or なんとかー!ってやってくるらしい。欧米か! 子供は楽しそうだけど親はご近所付き合いめんどくさそう。