DIARY 2006年11月


11月1日 中村獅童のブルース

中村獅童のブルース
作詞・作曲 : 山下スキル


ランラララン離婚、ランラララン離婚
セリフ「いやあ女遊びしすぎちゃったなあ」

中村獅童と竹内結子さんがついに離婚するという。僕の竹内結子さんに対する愛についてはこちらに詳しい
 それほど深い愛情を抱いているなら彼女の幸せな結婚を祈るべきなんだろうけど、心の底からは祝えなかった。獅童を男として認められなかったからだ。結子さん、辛かったんだね。やっと幻想から醒めたんだよね。僕が全部受け止めてあげるから。という気持ちではいるのだが、はたして獅童の息子を心の底から愛せるだろうか、と問われるとまだまだだなあと思う。朝から悩んでます! 努力するよ。これからの僕を見てよ。

今日はレムスイム / いとうまさみ@下北沢leteを見に行く予定。その前にデジカメ買えたらいいな。丈夫で高感度で、できれば安いやつ。レムスイムの大久保由希さんも参加しているMoonridersのニューアルバム、だんだん体に馴染んできました。名盤じゃないかしら。

11月2日 Camera! Camera! Camera!

ずっと欲しかったカメラ探してた手に入れた。3代目のデジカメを手に入れました。前の2台は壊れちゃった。オーパッキャマラードーパッキャマラードーパオパオパッパッパ (フランス語で、友よ一歩一歩進んでいこうって意味らしいよ) 。
 選んだ条件は、暗い場所でも撮れるようにISO1600以上、生活防水、もちろんちっちゃくてかわいいこと。結論、OLYMPUSμ750。予算をオーバーしちゃった。さくらやの営業さんさすがにお薦め上手。それからメモリーが前のと互換性がないのだよね。古いカード、ヤフオクにでも出したいけど、保管状況がよくないので不良品でトラブルになったら面倒だ。誰カー、スマートメディアありますよ。もう使ってる人いないか。

それを持ってレムスイム / いとうまさみ@下北沢leteへ。途中マックに寄ってデジカメの箱をあけてマニュアルをざっと読んだ。そんで下北の街をパチパチ。いずれアップします。leteは僕が知る範囲では日本一小さなライブハウスだけど、雰囲気がとても好きだ。レムスイムもいとうさんも、その雰囲気を完全に自分のものにしていた。
 まず登場したいとうさん。トイピアノ3台、ミニスティールパン、ウクレレ、鈴、リズムボックス (大変かっこよい) 、iPodをコックピットのように並べた。トイピアノの鍵盤が小さくて弾き難そうだったけど、あれでジャジーなフィーリングが出せちゃうんだから凄い。ほかの楽器もボーカルも、インドアポップスのお手本のようなファニーで優雅な感触でした。

レムスイムは大久保由希さんG、okyonさんPerという編成。いとうさんとは対照的に、マイクを使わず生の息遣いで、ファンキーな演奏を繰り広げた。みんな息を飲んで音の隅々にまで意識を集中させてた。ギターの心地いいカッティング、日常の風景をユーモアに昇華する視点。okyonさんはコーラスでも活躍でした。3人に共通していることは、自分が音を楽しんでいること。そうじゃなきゃ聴いてて楽しい音楽にはならないね。
 leteで皆さんとお喋り。今度カラオケ行こうぜって言ったのは冗談じゃなくて、現実的なプランとして考えてますのでよろしくお願いします。帰りはヌカタシと居酒屋で体に悪そうなものを食べた。下北で遅くまでやってるいいお店の情報がありましたらよろしくお願いします。

11月3日 冬の匂いをみたんだ

いまうちの前を焼き芋屋が! 焼き芋屋の歌って民族音楽的に魅力的なメロディだと思う。アンビエントハウスが流行ってた頃にカバーしようとしたんだけど、当時は僕も仲間も若かったんで、あのしわがれた声の持ち主がいなくて断念しました。その後Enigmaが台湾の民謡をサンプリングした「Return To Innocence」を大ヒットさせた。あんなイメージだったんだ。
 きのうは竹田裕美子先生の整体。頭の中がすっきりしてきたんじゃない? ハイ未来に希望も絶望もなくなりました。最近大食いしたでしょう? ハイしました。お酒も飲んだね? ハイたらふく飲みました。この季節の異様な食欲は足の冷えから来てるんだって。それからお酒を飲むのは構わないけど、飲んだら右の足首をグリグリ回すこと。これで二日酔いもだいじょうヴィ。あとお酒を飲むと、体の中は乾くらしい。チェイサー的に烏龍茶を飲みたくなったり、お茶漬けやラーメンを食べたくなるよね。

11月5日 夜空ノムコウノハイツノ4階

我が青春の共有者、くまさんのうちに行ってきました。もっとしょっちゅう会って話したいんだけど、なにしろ森に住んでるから遠い。
 くまさんには家庭があって、宝塚のオスカルになるか「車車車、車3つで轟です」になるかで迷ってる娘と、頭の中の95%は機関車トーマスで出来てる息子がいる。到着して家族みんなでカラオケ大会。母、デジカメの被写体ブレ低減モードが効かないほど踊り狂ってた。子供達はアニソンにオリジナルの歌詞をつけて。笑った! ギャグセンスは親譲りかも。子供たちが撤収してからは想い出の歌をしんみりと。

帰って夕食。ご飯が出るっていうのは素晴らしいことだ。「十時軍」に怯える子供たちが寝静まった後はサシでワイントーク。くだらない話、真剣な話、懐かしい話、最近の話。
 くまさん、家庭の素晴らしさについて切々と語ってた。僕の交友範囲では結婚しない人、してた人、してるけど子供がいない人が殆どなんで新鮮だ。いわく、若い頃は人生の充実感はごく一部のステイタスを持った人だけしか手に入れられないものだと思っていた、でも家庭というチームを結成して全面的に信頼されてる実感を持つのは無上の幸せだと。「好きな人とかいないの?」「メイくらいかなあ」「それ猫じゃん」。猫だけど体調悪くて寝てる時に「にゃあ」って顔を覗き込んで添い寝してくれるんだよ。

それから食器洗浄機の素晴らしさについて。いわく家事の中で食器洗いだけが電化から取り残されてる、いまだに洗濯板で洗濯してるのと同じだと。食器洗浄機は贅沢品じゃない、食器を手で洗うのは拷問だと。実はいま洗ってない皿がシンク一杯たまってるんだよね。ずっと「男の一人暮らしとは思えない」と言われるくらいきれいに住んできただけに屈辱だ。でもどうにも台所に立つのが辛くて。食器洗浄機カー。デジカメ買っちゃったばっかりだからなあ。
 そんで他人の家で12時間寝るという記録を樹立して、起きたらまた夕飯だ。ダメ人間ですいません。子供たちに「えー帰っちゃうのー?」なんて嬉しいことを言われて、へーこら帰ってきた。で、風呂入ってぐてっとしてパソコン開いたとこ。

mixiが携帯で登録できるようになりました。パソコン文化じゃない人たちが、機種依存の絵文字と共にどかっとやってきそう。どっちに転ぶかね。

11月6日 Lesson 4

ドラマ版のだめLesson 4、不覚にも感動してしまいました (コタツ入り浸り生活-プリごろ太-Sオケ公演の辺り) 。プリごろ太、クオリティ高すぎ! Sオケのパフォーマンス、実写だとああなるのか。クラシックは苦手だけど、あんなコンサートがあるなら行ってみたい。
 内山田洋さん死去。全員集合によく出てました。合掌。「内山田洋とクールファイヴ」のリードボーカルはとうぜん内山田洋さんだと思ってた。あれ前川清さんだったのか。ってことは後ろでワワワワーって言ってたうちの一人が内山田洋さんなのかな。

11月7日 ウサギは寂しくても死なない

うさぎうさぎ誰を待って泣いた、みんな君のこと忘れてるとき。動物行動学的にみて、ウサギはコミュニケーション不足がストレスの原因になることはあるけど、寂しさが直接の死因にはなることはない。僕は寂しいと死ぬかも知れん。空っぽのメールボックス、楽しげなみんなの日記。誰カー!
 起きたら台所の窓が開いてた。居間の窓のカギも開いてた。泥棒だろうか!! 猫はぜんぜん番猫にならない。何かを盗られた形跡はない。もともと盗るもんなんてないからね。泥棒じゃなかったらうちのカギを持っている、隣に住む仲の悪い父方の祖母なんだけど、例え孫が泥棒にあおうとどうせ3秒で躱して、自分のコーラスの発表会の話をしたがるような人だからなあ。

11月9日 アルコオアルコオワタシハゲンキ

体力維持のために医者に散歩を薦められてる老人のような僕です。コンビニに行くだけでも消耗して、なかなか散歩と呼べるだけの散歩が出来ずにいた。でも今日はなんだか天気がいい。心なしか体調もいい気がする。何より新しいカメラがある! という訳で散歩してきました。散歩進んで二歩さがるぐらいの感じで。
 子供の頃から歩いてる道をもう1歩入ると、迷路みたいな路地があったり大きなお寺があったりで、予想外に楽しく歩けました。神社ではお参り。御縁がありますように。思いのほか神社が多くて5円玉が尽きて、3円がありますようにとか10円がありますようにとか。楽しかったので習慣にしよう。そして痩せる。

11月11日 はらたいらさんに全部

はらたいらさん亡くなったんですね。おおよその同世代人にとって、インテリなるものの原風景ははらさんではなかったかと思う。少なくとも篠沢教授じゃなかったはず。合掌。
 散歩以来体調が悪い。たまに外気に触れただけでこれだもの。みつを。鼻と喉がいかんともしがたく、秋風邪か秋の花粉症か見極めてるところです。今日から4日連続で外出の用事があるんだがな。

11月13日 NEUROMANTIC

最近の読者の方はご存知ないかも知れないけど、僕は病気療養中の身でして、4日連続で外出の用事を入れたのはほんと久しぶり。いや大変だ。
 まずは11日。父方の祖母のコーラスの発表会に行ってきました。いちおうスーツを着なきゃと思ったんだけど、ズボンのボタンが締まらない。伸縮素材のやつを発掘してことなきを得た。花束も持って行った。コーラスグループは財界の奥様方が中心。みなさん気のせいか悪そうな顔してました (うちの祖母は財界人じゃない) 。金にあかせて連れてきたゲストが、主役の演奏力のなさを引き立たせるという辛い展開だった。祖母は打ち上げへ、僕は十数年前に脳腫瘍をやった親戚のおばあちゃんの手を引いて帰宅。疲れ果てた。

12日。カーテンをばっと開けたら弟一家が立っていた。びっくりした。姪っ子の七五三の帰りに、うちの隣に住む父方の祖母に挨拶に来たんだって。
 夜は母方の祖母の家で七五三のお披露目と、姪っ子の3歳の誕生日祝い。そういうイベントだって知らなかったんで、何のプレゼントも用意してなくてすみません。その代わりと言ってはなんだが、にゃんこのメイを連れてった。瀕死の捨て猫だったメイの第一発見者が祖母なんで、大きく育ったところをいつか見せたかったんです。写真は姪っ子が撮ったメイと僕。元の写真は縦型で、サイトに載せるために横型にトリミングしたけど、元の構図もばっちりだった。写真のセンスがあると思う。

今日、13日はこれから秋山羊子さんのライブを見に行って、明日は整体で疲れを取る予定。外出が続くと睡眠時間が滅茶苦茶になって、午前3時に目が覚めて眠れなくなったり、かと思ったら十数時間も爆睡したり。その合間を縫ってパズルのように外出するスリリングな日々。あと2日か。
 はっとするような言説や笑える小ネタのない日記ですみません。

11月14日 紡ぎたい紡ぎたい、僕らの歌

地球の自転と関係なく、寝たい時に寝て起きたい時に起きる。どこからどこまでを1日と呼んでいいのかよくわからない、日記を書くタイミングもわからないけど書きます。
 13日は秋山羊子@晴れたら空に豆まいてを見てきました。最近覚え難い名前のライブハウスが多いよね。秋山さんは「豆」って呼んでる。今回はサポートなし、ピアノ1台勝負、選曲もポップ寄りでお客さんのウケもよかったみたい。彼女がSigur Rosにのめり込んでる時に作ったっていう「いたい」みたいな実験的な曲も僕は好きなんだけどね。新曲「ピラニアの棲む湖」はソウルフルな佳曲で、全くどこまで広がるんだこの人の音楽世界は。

終演後、秋山さんたちと飲み。お酒も進んで楽しいお喋りができた。初めて秋山さんのライブを見たときの感激、2003年11月24日と26日の日記を辿って読んで欲しいな。音楽って演奏技術の発表会じゃなくて、胸を打ち抜くサムシングなんだ。秋山羊子はみんなに届くはずの音楽家だと思う。そんな話をした。
 コアな秋山羊子ファンにも知られてないんだけど、いま公開中の映画「銀河鉄道の夜」の音楽プロデュースが梅津和時さんで、主題歌・挿入歌が秋山さんなの。秋山さん・梅津さん・四家卯大さん・田ノ岡三郎さんの即興一発録り、素晴らしい演奏です。映画のサイトでサントラの通販をやってるけど、手数料・送料が結構かかるんで、秋山さんのライブを見にきて直接買ったらいいよ。音楽愛好家生命を賭けてお薦めします。

それからAmazon禁止ダイエットってアイデアを貰った。クリック一発で買えちゃうCDって、愛着がわかなくて封も切らないでほっておいたりするんだよね。検索と閲覧って違うから、信頼できるバイヤーのいるお店の情報量にはかなわない。現場感覚って大事だと思うんです。だからAmazonをやめて、音楽を欲する気持ちのままにレコ屋巡りをしたらダイエットになるんじゃないかって。オー。
 14日は竹田裕美子先生の整体。「山下さんは時間にしばられないんだから、体が欲する睡眠をしたらいいよ。3時間で目が覚めちゃった時は体がそれでonなんだから無理に二度寝しようとしない。10時間寝ても気にやまない。そのうち眠りの質がよくなってくるから」って言われた。オー。

11月17日 一行の詩、残せたら

今日は堅苦しい日記だけど読んで欲しいな。ここ最近、ネットコミュニケーションのあり方について話し合うことが多い。シンクロニシティとでも言うのかな。不思議だね。僕のスタンスは日記を書き始めた1998年から変わってません。一番最初の日記にはこうあります。

1998年3月30日 世界を目指しません
自分のページを作ると言い続けて早5年、ついに本当に作ってしまいました。僕が初めてWorld Wide Webというものに触れたのは93年の秋。その頃に公開していれば個人ページの先駆者になれたのかも知れないけど、当時はそんなに面白いと思わなかったんです。「世界に向かって情報発進」とかいう鼻息の荒さがどうも。このページは世界を目指しません。個人的なメモ書きに徹します。従って、飽きてほったらかしにするかもしれないし、間違ったことを書くかもしれないし、いきなり消しちゃうかもしれません。

つまり、押しつけがましい日記にはしたくなかった、エキセントリックな話題で煽って、アクセス数の競争に巻き込まれたくなかったんです。当時のWWWは新しい技術で、みんなこれを使って「自分を見て!」っていうのに必死だった。それ自体は悪いことじゃないんだけど、それで背伸びをするのはかっこ悪いと思ってた。だから5年も様子見をして、あるとき日常の生活をふっと囁いてみた。小さな声が届いたら、それは本物だ。やってみたら意外と繋がるべきところには繋がっちゃった。
 あのね、本当に好きなものにはいつか繋がるような気がしてるんです。いまマイミクさんの中に、10代の頃から心酔してたミュージシャンがたくさんいらして、本当にありがたい、幸せだなあと思う一方で、あれだけ影響を受けたんだから繋がるのは必然だったとも思ってる。図々しい言い方に聞こえるかも知れないけど。もちろん (いまは) 無名の素晴らしい友達にもたくさん出会えました。

ところがあるとき海の向こうからブログなるものがやってきた。もともと時事ネタに対して自分の意見を言うメディアだと解釈してる。僕には「言説」や「自意識」を、メガフォンで叫ぶ場に見えた。リアクションよこせ、トラックバックいっぱい貰ったやつが勝ちだと。そのマッチョイズムに反発を覚えた。ツールとして優れてるのはわかるんだけど、コミュニケーションの量に右往左往するために書いてる訳じゃないんだ。もちろんブログを使って、慎ましく素敵な言葉を綴ってる人がいっぱいいることも知ってるよ。
 もうひとつブログに馴染めないのは、話題と発言者のスタンスが遊離してしまうこと。書き手の僕じゃなくて、1つの話題に対してコメントがつく。そしてその話題が流れてしまったらコメントも過去のものになる。スタンスの長い対話が出来ないんです。SNSにもそういうところがあって、いま悩みどころなんだ。こないだも僕の発言のごく一部を捕まえて、揚げ足を取る人がいた。言葉のカケラから僕という人格そのものまで否定されてしまった。そういう危険性をどう回避するかがもっぱらのテーマです。

どんな反応があるのかちょっと怖い。でも言わなくちゃね。

11月19日 swimmin'

スウィミンをすごくとっている。薬を飲まずに14時間、途中メール休憩あり。きのうはライブに行く予定を逃してしまった。別に忙しいとか散歩に勤しんでるとか水泳に励んでるとかではない。スウィミンをとっていたのです。
 べつやくれいさんのデイリーポータルZの連載をまとめた「ココロミくん」読み終えました。はーくだらない。写真は「猫ふんじゃった」の件で猫に謝るべつやくさん。理想の女性ナンバーワンです。なんだかんだ言って笑いの相性が一番大事と思う。結婚してるって本当ですか? あと別役実さんの娘って本当?

高田純次さんの「適当手帳」が欲しすぎる。

寝よ。

11月21日 希望の光なんてなくたっていいじゃないか

今日はいい天気、お散歩から帰ってきてお昼寝。どこのお姫様だっつうの! おじさんとしての自覚を持って生きて参りたい。きのうも今日も行きたいライブがあったんですが、まあそんなペースで。デジカメ持って散歩に出掛けるのは楽しいな。カメラを替えてから画像サイズがでかすぎて、パソコンのハードディスクがムリムリムリムリ言いながら仕事してます。711万画素もいらないのだよ。みんな画素数にこだわりすぎ。それよりレンズとCCDの性能の方が大事だよ。
 ところで「メガネロック」が現代用語の基礎知識2007年版に載るそうです。「メガネロック」コミュ管理人としては静観しがたい。でも「はてな」で流行ったキーワードから選んでるそうなので、コミュの力は3%くらいあったかも知れない。

数日前のコメント欄にチャットモンチーのことを書いたら、実は僕も私も好きでしたっていう告白が寄せられた。我々は声を大にして言ってもいいんじゃないだろうか。チャットモンチーいいよね! デビューアルバムの帯にいしわたり淳治さんが書いてるんだけど、「普通の女の子が普通に音楽をつくってならしている。ただそれだけのことに宿る魔法。彼女たちはそれを体現している」。
 そう! それなんですよ。普通なのがいい。でも高度にプロデュースされてると思います。下手するといきものがかりになっちゃうところをロックにまとめてる。あと上手いよね。僕は21世紀のナーヴ・カッツェ、ゴーバンズだと思ってます。今度のシングルはタイアップつきでメディア露出も俄然増えてる。売れちゃえばいいのに。

11月22日 るーるる↓るるっるー↑

今日もいい天気。1時前に寝て7時過ぎに起きました。普通の人みたいじゃんか。と思ったら朝ご飯食べて眠たくなってお昼寝。どこの仔猫ちゃんだっつーの!

デートの約束や飲みの約束がバタバタと決まって嬉しい。「スキル亭でお茶会」コミュの皆さん、鍋会の概要が決まりました。ご確認ください。今回のテーマは
 1 K.M.氏の手を (あんまり) 煩わせない
 2 明朗会計
 3 禁煙

非常に感じ悪いですが僕が玄関で会費を徴収致します。いつも被ってくれてるのは僕じゃないので。内容のない日記だな。明日はみんながオー!ってやつを書く。

11月23日 君と食べたwatermelon

「明日こそはすごい日記を書く」って言っといてなんだけど、今日もまたごく普通の日記を書きます。きのうは初めてsuicaというものを使った。緊張した。かざすだけで改札通れちゃうんだぜ。21世紀だよな。最初はパスケースから出しておそるおそる、2度目からはパスケースに入れたままで。いつか仲間由紀恵さんみたいにスムーズにこなしたい。
 行った先はmayuluca@代々木Bogaloo。すごいよmayulucaさん。大発見かも知れない。アコギ弾き語りで、アンチクライマックスとでも言うべき静かな歌を歌う。フォークトロニカのフォーク側からの回答か、あるいは心のやわらかなJoni Mitchellか。ギターもボーカルもアイデアに溢れて、聴き手の予想を裏切り続けて飽きさせない。ぱんぱんぱんぱんたつたつたつたつ。自由で楽しくてやわらかでちょっと冷たい、冬の雪のような、あるいは夏のsuikaのような音楽でした。

この日は対バンもよくて、びっくりしたのがウクレレ1本でインストを奏でる高橋重人さん。僕もウクレレ愛好家の端くれとして色んなウクレリストを見てきたけど、この人はまじで上手い。ハートがある。なにより楽しそう。1台でインストとして成立させるにはタイム感が絶対と思う。もうね、ばっちりでした。
 星子健太郎Bandは、Super Butter Dogをアコースティックにして、フィラデルフィアソウルの香りをつけたみたい。アキタノブオさんは堂島孝平さんみたいな黄金ポップス。AG、Dr.の編成でベースレスなのにあの疾走感はなに?

帰りにmayulucaさんをナンパして食事。ほぼ初対面なので腹の探り合いでした。次回はもっとざっくばらんに参りたい。池ノ上BobtailにいつもいるHさんの話とかした。Hさん、Bobtailに「必ず」いるのに別のライブハウスでもお見かけする。不思議でならない。どっちにしろこの界隈のセミプロ音楽シーンに一番詳しいことは確かだな。いつか鍋会にご招待してみたい方の1人です。

11月24日 Jim O'rourke drank C.C.Lemon

Moonriders@C.C.レモンホールに行ってきました。C.C.レモンホールってどこだよ! シブコーのことです。開演前、同行者を探していたらなんとJim O'roukeを発見しました。もうちょっと勇気があれば「一緒に写真を撮ってもらえませんか」って言えたのに。あっ英語で言わなきゃなのか。
 ライブ前半は、スクリーンの映像と曲間のSEを巧みに使って「MOON OVER the ROSEBUD」の世界を再現した。慶一さんのボーカルは若い頃とすっかり変わって、景色がよく見える深い声になった。「琥珀色の骨」や「Cool Dynamo, Right On」、「腐った林檎を食う水夫の歌」は歌い継がれる名曲に育つ予感。「ラムの大通り」のカバーを挟む構成にはやられた。Francois De Roubaix大好きなんで。意表をついた「シナ海」、あんな洒落た曲だったとは今日まで気づきませんでした。

中盤でバっとスクリーンが落ちて、ここからはダンスタイム。でもみんななかなか立ち上がらない。「トンピクレンっ子」「工場と微笑」あたりでようやく動き出した。大好きな「ダイナマイトとクールガイ」、矢部浩志さんの生ドラムが気持ちよかったです。アンコール1回目は「ROSEBUD!」って叫んで10秒で撤収、2回目は「Beatitude」「Don't Trust Over 30」「Who's Gonna Die First」と定番で締め。お疲れさまでした。そういえば慶一さんと鈴木博文さんの間に立つ遮音壁が気になった。兄弟の亀裂の象徴だったら嫌だなあ。
 終演後はいつもの韓国料理屋で海鮮パジョンとマッコリ。いま非常にニンニクくさい我々です。Jim O'roukeは極東のカルトバンドをどう見ただろうか。明日は隣のNHKホールであっこちゃんだ。寝なきゃ!

11月25日 えがおのつくりかた

3日連続でライブ鑑賞日記。今日は矢野顕子@NHKホールでした。あっこちゃんのライブを見ると、もう今年も終わりなんだなあという感慨を持つ。
 今回はAnthony Jackson (B) 、Cliff Almond (Dr) のトリオ編成。いつものルーズな感じとは違って、アレンジから照明までかちっと組み立てられたライブだった。1曲目は最新シングルの「Presto」、そして2曲目は1stアルバムから「電話線」。30年の軌跡が無理なく繋がるのが凄い。昔の曲が懐メロじゃない、今のポップスとして進化してるんだ。おなじみ「David」に続いて聴きなれない英語のナンバー、なにかと思ったらEllegardenのカバーだって。そういえばRei Harakamiさんとの交流も続いているようで、現在両目ともものもらい中とのマメ情報も。ほやほやの新曲「きよしちゃん」は忌野清志郎さんを讃える歌。

やがてAnthonyとCliffが去って弾き語りタイム。「中央線」や「ごはんができたよ」をやった。実は「中央線」をやる時に、「塀の上で」とどっちがいいかお客さんの拍手で決めたのだ。あっこちゃんファンでも殆どが宮沢和史を取るのか、と思いました。「慶一ゴメン!」って言えちゃうのは長年の信頼関係あってこそ。
 AnthonyとCliffが戻ってきて後半ますますアグレッシブに「Greenfields」や「ばらの花」、「ラーメンたべたい」をやった。Cliffのドラムは金物が多すぎて趣味じゃないんだけど、バンドのグルーヴとしては気持ちよかった。アンコールは「ひとつだけ」で大団円。質がいいことが全てじゃないとも思いながら、上質のエンターテイメントを見た。満腹太郎です。

11月27日 ピンクのモーツァルト

ドラマ版「のだめカンタービレ」の日。34のおじさんが楽しみにしてる場合でしょうか。のだめは原作ではいわゆるかわいそうな子だと思ってたんだけど、ドラマを見ているうちにだんだん愛おしくなってきた。ハリセンに負けるな。ハリセン役、豊原功補さんの踊る「おなら体操」は誰かYouTubeに上げて欲しい。
 そのままNHK「プレミアム10」見た。「Bridge Over Troubled Water」が歌い継がれてきた経路を緒川たまきさんが辿っていくという、Paul Simon好きでたまきさん好きの僕が見なくてどうするって番組。「Sail on silvergirl」以下の大切な歌詞がスタジオで書き加えられたこと、9.11後のアメリカで放送自粛になってたこと、アパルトヘイト下の南アフリカでヒットして今はゴスペルとして歌われてること、全然知りませんでした。たまきさんが衰えないのはSK-IIのおかげだろうか。

11月30日 僕のことダメな人って叱りながら愛してくれ

麗しの人妻、マユコとデート。西麻布のイタリアンレストランで! こうやってデートだのナンパだの日記に書くからただでさえモテないのがますますモテないのだと言われても、僕にとってはデートだしナンパなんだからしょうがない。
 料理はお任せコースでハウスワイン飲み放題で、たらふく食ってたらふく飲む僕らにはお手頃なお値段でした。男女の友情、なんて恥ずかしい話から、僕の理想の女性像は実在するか、なんてもっと恥ずかしい話へ。山下さん幻想見すぎ、だから彼女が出来ないんです! って叱られるのもまた心地いい。年下の女性から叱られるフェチをなんとかしたいと思う。もっと具体的にあそこがいけない、ここがいけないと叱られたような気がするけど、叱られてるシチュエーションに酔っていたので覚えてない。また叱ってください。