5月8日 happy?
■
happy?
5月10日 鍵つきハート
■
メールユニット「続・おつかれっす」で日記の話題になった。僕はおつかれっすに書いてることも日記に書いてることもあんまり区別してない。って書いたら「エエー」って驚かれた。自分の赤裸々を人に見せるどころか自分で読むのも恥ずかしいと。ネット日記に限らず、鍵つき日記帳なんてものもあるらしいですね。なんでかね。僕は思考や経験や記憶のバックアップとして日記を書いている。別にあなたのために書いている訳ではない。でも人見知りなので、日記を通じて自分を知ってもらいたい気持ちはある。
■
晩ご飯は冷凍食品の豆腐ステーキにしました。ステーキの定義とは。グンナイ。
5月11日 行け! 池ノ上
■
mayuluca@池ノ上Bobtailに行ってきました。mayulucaさんからのメール、「Go! 池ノ上ナンバーワン! (5月11日の覚え方) 」って書いてあって笑った。本人的には不本意だったみたいで、出してから後悔したそう。いやいや、そういうところがあなたの面白さだから。5月の風みたいに自由に弾けるスキャット、サポートギタリストの前原孝紀さんとの点描画みたいなギターの掛け合い、緊張したって言ってたけど久しぶりに伸びやかなmayulucaさんの音楽を聴いた。「おかえりなさい」名曲!
対バンのNillaさんは日本人の、特にセミプロシーンでは珍しい乾いたサウンドを奏でるミュージシャンで、ソウルフルなアコギと素朴な歌声にやられた。
5月13日 運命の君よ
■
ボンボン1個でそこまで盛り上がれる君よ。楽しそうでいいな。僕は生まれかわったら猫になって僕に飼われたいよ。
5月16日 君がよー、僕はよー
■
日本って国名の響きでだいぶ損してないかな。「ジャ」って邪道とかじゃりんことか冴えないイメージがある。たぶん他所の言語でも冴えない単語に使われていると思う。それに「パン」っていう間抜けな語尾がつく。「パンなんとか」ならまだ救いがあるけど、ジャパン (終了) というリズム感の悪さ。同じジャの仲間でも、ジャマイカとはだいぶ違う。
僕が子供の頃好きだった国は、アイルランド、アルジェリア、ナイジェリア (あるのかないのか) 、イギリス、オランダ、シンガポール、スイス、ニュージーランド、ベルギーあたり。国家の実情に関係なく、爽やかそうな響きが好きだった。逆に好きじゃなかったのは、申し訳ないけどカンボジアとか。ジャパンもどっちかと言ったらカンボジア組のような気がする。
■
それに加えてあの気の滅入る国歌。たぶん国旗国歌法が制定された時にも日記に書いたような気がするけど、「君が代」はもともとイギリス人のなんとかさんによって作曲されたんだけど、日本人の音階に会わなかったために、無理矢理ペンタトニックに置き換えて、その上にドイツ人のなんとかさんが西洋音階のコードを乗せたという経緯を持つ。オリジナルを聴いてみたい。もし名曲だったらみんなこんなに反対しないんじゃないか。
僕が偉い人だったら「上を向いて歩こう」を国歌に制定する。
5月18日 ながくてみじかくて
■
天候のせいか、きのうから目眩がする。
■
メイが馬鹿みたいにテンション高い。
■
ノッポさんに関わる夢を見た。詳細は忘れた。
■
きのうの夜、突然ウゴウゴルーガやってた。
■
長くて、短くて、切なくて、愛しくて。長久手の元暴力団員の立てこもり事件、犯人は組をとっくに破門にされてる訳だし、要するに夫婦喧嘩でしょう。おおごとになっちゃって焦ってるんじゃないか。大昔、テレビのチャンネル争いから立てこもり事件になっちゃったことあったよね。
5月20日 ロマンティック
■
きのうは日本酒をいっぱい飲んだ。おんなじ注文を2回しちゃうほど。こんな素敵な日々がずっと続くとよい。
今日は梅津和時@桜木町DOLPHYに行ってきました。梅津和時さん、四家卯大さん、田ノ岡三郎さん、秋山羊子さんっていう、映画「銀河鉄道の夜」のメンバー。まずは田ノ岡さんとのデュオ、「今夜はこんな風にロマンティックに行きます」って言っておきながら、2曲目にゴリゴリのインプロやった。笑った。キーのカタカタいう音から譜面のパサパサいう音までなんでも鳴らす! やがてメンバーが次々と参加して、あーやっぱりロマンティックなんだと思いました。それぞれの体の中から音楽が溢れ出して、それぞれの方向に伸びやかに広がって、でもひとつの音楽としての火花を放っていた。秋山羊子さんが「銀河鉄道の夜」に書き下ろした曲はどれも素敵です。サントラお薦め。
5月21日 Syd Barrettを自らと思い込んでた
■
音楽業界の最前線が肌に合わなくて、精神を病んでひっそりと余生を送っていたSyd Barrett。晩年は質素な身なりの写真が公開されてファンを心配させたけど、兄姉に170万ポンドの遺産を遺してたらしいよ。お金が全てじゃないけど、なんだかホッとした。生活に困るでもなく、望んで静かな生活をしてたんだね。よかった。
5月21日 岩井ジョニ男
■
K.K.さんと経堂でカレーの待ち合わせ。ぼんやりして明大前まで行ってしまった。「すみませんのりすごしちゃった、ちょっと遅れるカモ」のメールに返信が来た。「えっ明日だよカレー曜日は!」。あっ!と岩井ジョニ男のポーズで我に帰る僕。ぼんやりもほどほどにしたい。
この日記が将来「古くさい」になるか「わからない」のままかは岩井ジョニ男の今後の活躍にかかっている。岩井ジョニ男、ある意味昭和のダンディズム。2007年5月現在ブレークの気配なし。
5月24日 結構Kだらけ
■
K.K.さんともうひとりのK.K.さんとK堂のカレー屋さんガラムマサラでランチ会。うららかな春の日ですねって話をする。詳しくは書けない書けない。
いったん解散して、夜はまたしてもK.K.さんともうひとりのK.K.さんとK祥寺の曼荼羅にてSweet R-O-M-A観た。Sweet R-O-M-Aは村松邦男さんと安部王子さんを中心とするR-O-M-Aの変則形で、女性のパーカッションとピアニカ、コーラスが入る。王子様、ちゃんちゃんこみたいなの着てました。僕の大好きな村松さんの「Boo Doo Child」やってくれた。安部王子は「天国ぢゃ」だね。ロケンロールが最後の砦!
■
続いてR-O-M-Aの二人がネットでオーディションしたという若手バンドが登場。ボサノヴァのデュオは、男性の低く甘い声が素敵なのに、フルート吹きすぎ。情念出てる。続くカミナリグモがよかった。初期のFishmansにワタナベイビーの歌い回しとソウルをひと振り。Vo.G.の人もよかったけど、左手でシンベ、右手でJohn Simonみたいなフレーズを弾くKey.が光ってた。トラのドラマーがまたいい。彼らに言わせるなら「サポーティヴなプレイ」。なんだかんだ言って青春ど真ん中路線は大好きです。最後のバンドはアコギで歌う原田真二さんって感じ。洒落たコード進行や、WbとDr.との絡みはジャジーでダンディ。
早めに店を出て、K.K.さんともうひとりのK.K.さんと中華。旨かった! 酒と飯と音楽があれば大抵のことは乗り切れると思った。
5月26日 運がよけりゃFUJIYAMAが見える
■
35年の人生で一番ふざけた電車に乗った (電車ですこれ) 。その後、もっとふざけた乗り物に乗った。ま、ええじゃないか。
5月27日 狂気の函館物産展
■
K.M.氏函館からの帰還記念に、函館物産展第2弾を敢行。ウニだのイカだのカニだの食べるかにーっていうそれだけの飲み会だった。
前半のトークをリードしたのはM.H.ちゃん。男のマニアは女性の有名人を異性として意識するには顔がよくないとだけど、女のマニアは相手がブサイクでもあわよくば彼女になりたい、妻になりたいと思うものだと、それを「心の目で見る」と表現した。あと「プログレって結局でででででーボエーって感じですよね」って発言も、我々アンチプログレ派にとっては胸のすくような思い。後半はT.P.さんが快調に飛ばした。意味不明ギリギリの核心を突く発言の数々にびびった。僕は発表することなどあり緊張気味でした。受け入れられたと思っていいのかな。結論としては、函館はやっぱり旨いなと。どうして旨く生まれてきたんだ君たちは。
5月29日 猛禽類
■
ジャガー横田と北斗晶の区別がつかない。つかなくても僕の人生になんら支障はないのだが。
5月30日 電脳のいる・こいる
■
NHKでやってる「電脳コイル」ってアニメが面白い。ってテレビじゃなくってネットで観たんですが。電脳世界 (って言葉は恥ずかしいほど古くさいけど) の未知感、魔法の石 (チップ) でコントロールされてる感じが、子供たちの世界の都市伝説の危うさと絡んでいくあたりは、「No Life King」に近いジュブナイルだしサイバーパンクなのかな。とにかく今からでも観た方がいいです。
恥ずかしながら「らき☆すた」のオープニングテーマ「もってけ! セーラーふく」を買ってしまった。オリコン2位だってね。「らき☆すた」は観たことありません。ネット上で日々公開されるパロディを観ているうちに、あのハイテンションなサウンドと映像のグルーヴ感に洗脳された。僕はオタではない。オタになれるほど賢くないし。