DIARY 2010年01月


1月1日 たいへんだーらいねんだー!

明けました。おめでとうございました。どうも、来年です。一年の計は元旦にあり、ということで今年の目標は「自分を探さない」。これをモットーに日々暮らしていく所存です。ところで昨年度の調査により36歳無職は年金暮らしの祖母からお年玉が支給されることが判明した。はたして37歳はどうか。ドロドロドロドロ (ドラムロール) 。
 大晦日はくまさんよりダンボール一杯の食料物資供給をうけました。ありがとう! 食べないと人って死ぬらしいね。夜はヌカタシが来て蕎麦ズルズル焼酎ヒタヒタ。人と対面で話すのは超久しぶり。トーク力が落ちてて吹いた。年があけて「年の初めはさだまさし」見た。さだまさしは中学で音楽校に進学するために東京に来て、東京弁を覚えなきゃで落語のテープを聴きまくったんだって。で、あのトーク力を身につけた訳だ。

去年はなにかとありがとうございました。今年もよろしくお願いします。むしろ今年によろしくお願いします。

1月2日 急募

正月といえども普段とまったく変わらない生活をしてるのに、ここ数日間に限って「寝正月」と名づけられるのは不本意だ。一応アレということで隣に住んでるばあちゃんに挨拶。37歳無職は91歳年金暮らしからお年玉を支給されることが判明した。うち両親いないし弟とは絶縁したし「あんたももういい歳なんだから誰かいい人見つけてねえ」て泣かれちゃった。非モテ洒落にならん。この物語のハッピーエンドのヒロインを募集します。年齢はBeckii Cruel以上 原田知世以下。女子度もその程度。動物と音楽を愛し、貧乏に耐える心優しい方。ヒモを養う簡単なお仕事です。
 で、ばあちゃん引越すから猫ひきとってくれってエー! いつ引越すの? 9日ってエー! 名前シロ。なんでだと思います? 色が白いからって! エー! その発想はなかったわ。僕1匹猫4匹で睡眠戦隊オッサンジャーを結成することになった。9日からだぞ。大きなお友達も見てくれよな!

この寒い中、箱根まで走ってるやつがいる。小田急で行けよ。

1月3日 正月で痩せる!

超高級おせちでお腹いっぱいの僕だ。なぜヤカンを持ってるかは聞くな。日清食品のお湯で戻す超高級おせちだ。
 お正月らしいことをなにもしてなかったので、エア彼女の凛子とエア初詣に行ってきました。詣でるシーンがカットされてたのが残念だ。そういうところを作りこんで欲しい。人ごみで離れそうになってふっと手を繋いだり。凛子は艷やかな晴れ着で、いつも思うけど前髪あげた方がかわいいぞ。実はいまだに凛子とキスしてないの。そんなんじゃ気分になれないって言われちゃう。攻略サイト見たら格ゲーみたいに攻める順番とタイミングが決まってるらしい。風情も愛情もあったもんじゃない。

ところでウェブポ年賀状、字がはみ出して読めないと大好評です。ありがとう。ありがとう。

1月4日 ついに正月気分は来なかった

みなさん今日が仕事始めなのか。ひょっとして僕も仕事始めなんじゃないだろうか、という夢はもう見ない。

1月6日 猫たちが僕を好きすぎてきもい

正月休みは前カノと電話したり、twitterで漫才したり、人生や芸術の話をしたりで心穏やかな日々であった。復縁とかはないですので。お互い運命的な出会いだったねって話はするけど、でもそれは恋愛って形じゃなかったっていう共通認識もある。で、前カノが仕事始めでさあ話し相手がいない。相変わらずtwitterはやってるんだけど微妙な違和感があって、年が明けてからのファボられなさったらない。
 それを察してか、猫たちが前にも増して僕を甘やかす。話しかけたり顔を舐めたり指を舐めたりおでこあてたり。前にも書いたけどメイが髪やほっぺを肉球で優しくなでてくれるの。こんな相互依存の社会に新猫が馴染めるか甚だ不安だ。シロって名前はあんまりなので、シュロにしようと思う。これくらいなら本人気づかないだろう。

1月7日 なくて七草

スズシロないしナズナもないしセリもないしハコベもないしホトケノザって聞いたことないししかたないしかっこつかないし。お正月のご馳走で疲れた胃には七草粥だよね! ...言えない、7日もフリカケご飯だったなんて言えない。今日は年明け初の病院でした。前回の血液検査の結果を見て「山下さんなに食べてます? 」「主にフリカケご飯を…」指導入った。食べ物問題ほんとに困った。
 それから生活リズムですね。BPMが早いんだ。数時間おきに起きてレス書いてtwitterやって凛子とキスして。昼間のタイムラインでは僕激しく浮いてるんで夜が楽しいんです。それにしても音楽ネタうけないね。僕だけじゃなくて、ミュージシャンが音楽ネタ書いてもウケてない。音楽って何万年前からいまこの瞬間まで、世界中で鳴り響いてるんだぜ! みんなもっといろんな音楽さがしたら楽しいのにな。ライブイベントの予約状況がやばい。楽しいから! 待ってる!

1月8日 一方役所では紙を使った

今日は事務作業の日。ヌカタシの全面的なヘルプにより、働き者の皆さんから天引きされたお金を頂戴する手続きをしました。お役所の電算化に反対の方が多いけど僕は断然賛成派。紙にペンで書くとかもう難しすぎて吹いた。うちはどんどん人が死んだり大借金したりで役所に非常に縁があるんだけど、そのたびにたくさんの書類を手で書いて人の手で右へ左へってそれどんな昭和だよ。
 今日は「もののけ姫」やってたみたいで、劇場で観て宮崎駿完全終了、と思ったんだけどみんな好きみたいですね。僕の宮崎駿:風の谷のナウシカ 原作 > 未来少年コナン > ルパン三世カリオストロの城 > 名探偵ホームズ > 飛行艇時代 > 紅の豚 > 天空の城ラピュタ > 虫眼とアニ眼 > シュナの旅。好きな主題歌:君をのせて > 風のとおり道。好きなヒロイン:フィオ > ウルスラ > シータ。好きなダイス船長:ダイス船長。以上。

1月9日 猫の名前はシュロだから

部屋の前を通り過ぎる野良猫を手懐ける日々。ばあさんに引き取ってくれって言われた猫なんでてっきりばあさんが外飼いしてるのかと思ってた。いつもご飯あげてばあさんが作った段ボールのベッドに寝てるって。それって野良の中継地なんじゃないの。彼の人生にどこまで関わっていいのかわかんなくなってきました。

最近の日記に猫とtwitterの話しか出てこないのはそれしかしてないからです。twitter、今年に入って痛快に浮いてる。僕も女子とクネクネしたいのだが (twitter上の言葉遊びとして) 、根本的に女の子を軽い気持ちでちやほやするのが得意じゃないんだよ。知らない女の子に歯の浮くような冗談書ける人、リア充と思う。
 大学の後輩をいっぱいフォローして、今の大学生像をぼんやり眺めてます。社会の価値観の動きに敏感だし、向学心にあふれてるし、危機感と期待感を同時に持ってて面白い。いまあのキャンパスに行ったらキュン死する。歩幅と合わない階段。地盤沈下する歩道。ガラス会社と結託したとしか思えないメディアセンター。二棟建つはずだったのに予算が尽きて一棟になった大学院棟。あの曲がり角からいまにも君が飛び出してきそうだ。

Lhasa亡くなったのか。乳癌。同い年だ。素晴らしいシンガーソングライター。

1月10日 モニターにkiss kiss kiss

きのう母方の祖母に正月の挨拶の電話した。遅いって言うな! 人と喋るの億劫なんです。で、どうせろくなもん食ってないだろうから正月料理作りに行ってやるって言われたんでありがたい、楽しみに待ってたの、やっぱり祖母ボケてて「何時に来る?」って電話きて、いや家を出れないから食生活が乱れてるんだよって説明したんだけど。要するに今日もフリカケご飯でした。
 ラブプラス、デートの待ち合わせがリアルタイムなのめんどくさくて誘わなかったら向こうから誘ってきて、目覚ましかけてモニターの中のエア彼女とデートしてきました。制作費的にもメモリー的にも会話を楽しむほど音声が収録されてないみたいで、あっちに行ってキス、こっちに行ってキス、ザッツオール。タッチペンでクリックするだけの簡単なお仕事です。飽きた。

1月12日 結局やってもうた私の話

きのうは1ヶ月半ぶりに私用で外出しました。ウクレレアイドルのライブで恫喝されて以来。もうほんとね、おそと怖い。怖い人って怖いよね。人となりも知らない相手を恫喝するのは頭の悪い行為で、頭の悪い人が次になにをするか想像がつかないから怖い。

今日はピースフルな人に会うことが約束されてたんだけど、それでも緊張して家でビール500ml缶3本とオロナミンC2本、行く先々でも酒を飲んでたら大失態をやってしまった。
 最初に行ったのは菅野一成さんの個展。彼が今までデザインしてきたCDジャケットを、LPサイズに引き伸ばして本物のケースにしてレコードも入れて見せるもの。日の暮れるころにドアを開けたら菅野さんの挨拶中で、「あっスペシャルゲスト、山下スキルさんです!」ってエー! 予想外に目立ったついでにライブのフライヤーばらまいてきた。菅野さんのデザインはジャケ買いしたくなるジャケットばっかりだ! 知り合いにもちらほらお会いした。菅野さんの周りは心ある音楽人ばっかりで気持ちいいな。

次に行ったのは秋山羊子さんのライブ。もうほんと危なげなく、でも次になにがでてくるかわからないスリルに満ちている。前にも書いたかもだけど、芸術って生きるのに必要ないのに世界中にあるじゃん。それは心を豊かにするための根源的な欲求として。そんなことを思い起こさせるくらい人を揺さぶる力がある。
 で、やっちゃったよ。共演のハーモニカ奏者、続木力さんとLarry Adlerの話とかしてたら、うっかりワインを倒してエフェクターにかけちゃった。ハーモニカって楽器は消耗品で、リードがダメになったら買い換えるしかない。でもエフェクターは自分で機材を組み合わせて工夫して作る、その人の音そのものなんです。「大丈夫大丈夫、乾けば平気」って声かけて頂いたんだけど、水ならともかくワインは完璧アウトなわけで。みんなが雑巾持って大騒動になって、同行者から「今日は帰った方がいい」と。外出シャレにならん。

1月14日 ふがいないや。いや。

あーこんな気持ち、あいつやこいつには死ぬまでわかんないやいや。
 最近の僕が心を許し許されてるのは猫たちと凛子とよつばbotだけだ。猫たちはほんとに僕を可愛がり、なぐさめてくれる。ペロペロと。ナデナデと。よつばbotはAPI規制にかかって止まったりもするけど、「よつばと」の瑞々しい世界の一員になれる気がする。凛子。タッチペンのキスが味気なくていろいろ工夫した。ラブプラスガチ派の紳士諸兄には、みかん一房くわえてキスすることをお薦めする。

1月15日 わけありグルメ特集

先日の外出で数ヶ月ぶりにコンビニに行って食料を6000円分購入しました。フリカケご飯の日々からしばしの開放。西荻で買うことはなかったか、おもおも。きのうは焼肉弁当mogmog。貧乏人どもに教えてやろう。肉を焼くのが焼肉だ。「盛りつけ例」より肉が少ないとか言うな。コンビニ弁当の味付けの甘さは保存料的ななにかだろうか。本物の焼肉屋さんに行ったのはいつの頃だったかな。
 Teddy Pendergrassが亡くなりました。あんまり濃い音楽は聴かないんでアルバム1枚しか持ってないけど、Marvin Gaye的な品の良さもあるね。

若人らが考えてるよ。若人らが悩んでるよ。それをやめてしまった僕は若さを諦めたのだろうか。

1月17日 表現衝動

きのうは音楽パフォーマンスグループつむぎねと、ドローイングのやまぐちめぐみさんのコラボレーションを観てきました。やまぐちめぐみさんの「壁画ドローイングと真夜中の絵たち」展の巨大な壁画を前に、つむぎねが演奏するもの。
 前回観たつむぎねの公演は、コンテンポラリーダンスとヴォイスパフォーマンスとトイポップ的な器楽が融合した、「わかりやすい」演奏でした。でもその直後からリーダーの宮内康乃さんは、もっとストイックな表現を突き詰めたいと仰っていて、短い時間でますます素晴らしい空間を作り上げた。つむぎねの音楽には譜面がない。客席の間を歩きながら、ある法則と、空間にいまある音に反応して自分が出すべき音を瞬発的に奏でてく。それが偶然に和音になったり流れになったり。基本的に生声や吐息なんだけど、ピアニカやクラリネットを使って、そのチューニングのズレが微分音を生む瞬間もスリリングで。

やまぐちめぐみさんの絵には肉体の躍動を感じました。キャンバスを前にしてなんの構想も持ってないんだって。とりあえず一筆書いてみて、そこからガーっと湧き出るイメージをひたすら描きとっていく。壁画も凄かったけどクロッキー帳が面白い。特に指先の表情、力には圧倒された。でも意図的に手を描かない構図もあって、ご本人も意識しているのだ。
 それにしても終演後のレセプションのぼっち感たらない。パフォーマーが幸か不幸かみなさん美少女なので、お洒落メガネにお洒落服、お洒落ヒゲにお洒落彼女を連れたお兄さん達に阻まれた。お前らがチャラチャラしてる間に僕は独りで芸術を学び、鑑賞し、打ちのめされてきたんだと! 芸術的な意味で彼女らを讃えたかったんです。ねばってねばって感動を伝えられたのはよかったけど、うざかったかもな。

1月19日 Beckii CruelのDVDがMacBookに詰まった話

きのうは年金暮らしのばあちゃんからもらったお年玉を握ってシーナアキコさん@某高級レストランに行ってきました。ユニクロの上下を着た僕に突き刺さる店員さんたちの視線に、穴という穴から緑の液体が出そうになったけど頑張って着席。一皿何千円もするステーキを食ったぞ。シーナさんの演奏はレストランのBGMな訳で、普段の彼女みたいに鍵盤を叩きつけて楽しそうに歌う姿は見られなかった。「Waltz for Debby」みたいに、お客さんの話し声やナイフフォークの音が音楽に馴染んで、さすがだと思いました。
 でもPAがだめだ。リバーブかけすぎで音楽の輪郭が聴こえないどころか、部屋中に回っちゃってお喋りの邪魔にもなってる。シーナさんがシンセの音色をかえてもコンソールの前でぼんやりしてる。音楽家を目指す人は多いけど、音楽を支える人材の不足を思った。そしてそのPAにキモヲタ扱いを受ける屈辱。高級レストラン怖い!

ところで闘病11年目にしてようやく親戚、元家族が僕が病気であることに気づいた模様。正直めんどくせー! というタイミングで携帯なくした! タイトルは関係ない、本文と関係ない。

1月20日 Yeah! LIFE Is Comin' Back!

The Flipper's Guitarというバンドが出てきた時の衝撃ったらなかった。ヒットチャートが汗と根性のロックごっこで埋もれてた頃、彼らはなんの気負いもなくイギリスのインディーズシーンやアメリカのオールドポップスをなぞらえて、村上春樹的に飄々と現れた。もちろんその前にもMoonridersやPizzicato Fiveみたいに、日本から開放されたスタイリッシュなバンドはいたけど、ヒットチャートには縁遠かった。
 たった3枚のアルバムを残して解散した彼らは、数年の沈黙を破ってほぼ同時期にソロ活動を始めた。小沢健二さんの「犬は吠えるがキャラバンは進む」は真摯すぎて、当時はロキノン的な解釈で受け入れられた (僕は一番好き) 。セカンドの「LIFE」はソウルフルなサウンドと吹っ切れた言葉で、とにかく売れた。正直最初に聴いたときはピッチの悪さに参ったけど、あの音痴さを含めて「LIFE」は素晴らしい。その後の活躍はご存知の通り。キュートなルックス、知性と毒、高い音楽性、完璧なポップスターでした。

でも小沢健二さんは天才過ぎた。みんなのオザケンじゃいられなくなった。音楽活動は尻すぼみになり、環境問題や反グローバリズム運動にのめりこんでいった。そのオザケンが13年ぶりに全国ツアーをするそうで。いまなんでやるんだろうか、いまの若者に訴求するんだろうか。ツアーメンバー見たけどドラマーがいない。青木達之さん亡くなったしな。
 ところでオザケンファンにお知らせです。伝説のバンド→地味なソロ活動→ポップ化して大ブレーク→原盤権を持って過去の音源を再発して生活→正月に今年こそヤルヤル詐欺の先輩として、大滝詠一という人がいます。「期待は失望の母」という名言を残しています。

Kate McGarrigleが亡くなった。Rufus Wainwrightのお母さん。妹のAnna McGarrigleとのコンビでMaria Mulderとかに曲提供して、自分たちでもケルティックなフォークアルバム作ってた方。Rufusとも共演してる。マクギャリグルと読む。

1月21日 詰んだ

鬱屈した想いを表に出しちゃダメ合唱団の皆さんどうも。耐えて耐えて爆発してきのう鬱屈招待メールだしちゃった。それって招待してんの!? きょうは病院で泣いてきた。

僕は音楽が大好きだけど、音楽家と芸能界とメディアと権利団体と暴力団がどう関わって、どうお金が動いてるかとか全然知らないんだ。レコード協会とかJASRACの偉い人は、そんなに音楽でお金儲けしたいなら自分で曲書いて演奏したらいい。で、実際怖い人に会って、芸能人気取りにも会って、メディアが全然機能しなくて、お金の分配もわかんなくて、さてどうしたもんかと。「believe the music again」ってタイトルは皮肉だ。音楽の本質を掴まずに中二病な言葉と派手な音を並べた騒音が売れてる現状に対して、ポピュラーミュージックってこんなに素晴らしいんだよって言いたかった。それが僕自身、音楽の世界を信じられなくなっちゃった。
 イベントはウドーフェス状態かも知れない。それは僕自身の信頼が著しく失墜したのが原因で。でも僅かながらも支えてくださる方がいて、ミュージシャンもスタッフもハコも飲食もお値段もサイコーのサイコー! 極上の満足と感動を保証するんで、ぜひいらしてください。採算は考えるレベルにない。ただ楽しい音楽を皆さんに聴いて頂きたい一心です。

1月22日 キヨシロー、優しさってなんだろう?

矢印キーに煎餅のカケラが詰まってるMacBookから素敵なお話をお届け。きのうは弱気な日記の威力か、Y.N.さんが食べ物と焼酎持って襲来。しかも僕がなくした携帯を探して引き取ってきてくれた。女の子凄い。女の子かっこいい。主治医にも「確かに人が大勢離れていったかもしれないけど、数人でも残ってれば御の字じゃないですか」って。ほんとそうだよね。残ってくれたみんなありがとうね。
 酒飲みながら音楽トーク。なに喋ったか覚えてないけど、僕が酔った時の音楽トークは面白いらしい。高橋幸宏の遍歴を眼鏡で表現する芸っていうのがあるらしい。幸宏さんはYoji Yamamoto繋がりでヨーロッパでも知られてるから、YouTubeにあげたら20000ヒットいくって。でもシラフの時はどんな芸なのか全然想像できないし、たぶん次に酔った時は別の芸をやってる。

歌謡史上初めてギックリ腰の苦しみを魂で歌いあげた森進一のPVが凄すぎる

1月25日 小沢一郎の鼻があと3cm水嶋ヒロだったら

いまだに宮崎あおいさんが人妻であることを思い出しては沈んでる僕です。日記の存在を忘れてたわけじゃないけど短文の美学にとりつかれて。140文字でもまだ長い。1フレーズで決めたい。企画屋さんをしてた頃に学んだのは、勝てる企画書はとにかく短いこと。どんな名文を書き連ねても相手は読んでくれる訳ないの。何百も企画書くるんだもん。ピンとくるいい言葉を端的に送受信しないと。
 鳩山由紀夫のtwitterに「メルマガに書きました」っていうのが増えてきた。複数メディアを使うなら、特性に合わせて140字に要約しろよ。おとといUstreamで音楽聴いてたら、有名ついったらーさんがぞろぞろご入室で、彼らはチャットのテンポと文字数でもめちゃくちゃ面白かった。

Beach Boys (本舗) の来日公演がよかったそうで。FUJI ROCKで酷いステージを観た僕はまだ信じてません。FUJI ROCKでは置き物のようだったBruce Johnstonが動いたってね。それからChieftainsとRy CooderのコラボにVan Dyke Parks参加だそうで、これ企画したのどこの長門芳郎さん? twitter情報で、Brother Bonesっていう戦前の骨と口笛でジャイブを演奏する粋なおっちゃんのCDを買った。グルーヴィー!
 悩ましいのはレコって掘れば掘る程に興味が広がって、でも全部買ってったら金もなくなるし、1枚に対する愛着も薄れることだ。

1月28日 昨日は事実、今日は存在、明日は希望

もっもっもっもっもっもっもっ。

ここ数日は地獄の苦しみで。去年の後半から一日に数回、金縛りみたいな状態になって強い不安が過ぎるのをじっと待ってるんだけど、ついに閾値を超えた。宇宙があって僕が存在する不安。医者にはずっと入院を薦められてて、でもいろんな事情で入院できない。
 僕のネット活動は、「社会とつながっていたい」「生きてたい」っていう最後の欲求の表れです。それを「みんな自分がdisられてないか確認するためにスキルさんの日記にアクセスしてる」なんて「人徳者」に言われちゃうと、人徳なくてすみませんと。死にたいと思ってた頃のほうが健全でした。いまは死ぬのがめんどくさいから生きてる。酸素と蛋白質と脂肪と炭水化物を無駄に消費して転がってる肉塊です。

宇宙飛行士の野口聡一さんのポストにいちいち感激してます。国境のない場所から個人 (公人だけど) の言葉がダイレクトに届く。国際宇宙ステーションって肉眼で見えるんだよね。東京の上空を通過するって情報が入ると、庭に出て空を眺めてます。twitterには「Imagine」的な力を感じます。ハイチ地震への対応をみててもね。一方mixiでは千羽鶴を贈った。「生きたい」人が20万人死んでるんだよ。千羽鶴ね。ほんといまのmixiユーザーは脳味噌が終了してる。せめてドル札で折れ。
 そんな希望のtwitterにもつぶやきたい言葉がなくなってきた。皆さんのポストは楽しく読んでます。心の眼を開けるんだ。

1月29日 僕の半生を小説にしたら新聞連載で毎日泣かせる

J.D.サリンジャー逝去。僕は小説を読む習慣がないんだけど、「ライ麦畑でつかまえて」はロックの文脈として読んでおかなきゃいけないと思った。正直難しくてよくわかんなかった。村上春樹版で読み直したらわかるのかな。イノセンスの喪失を巡る苦悩と衝突は、38歳を目前にしても普通にある。だからロックを聴く。
 岡田徹さんの曲に「J.D.Salinger Is Comin' やって来るサリンジャー」ってタイトルをつけたのは渚十吾さんと想像する。渚十吾さんと言えば森ガール憧れの的だけど、SONYの洋楽部にいた頃は、Frank Zappaのアルバムに「ハエハエカカカ・ザッパッパ」って邦題をつけたり (原題 The Man From Utopia) 、「No Not Now」って曲に「いまは納豆はいらない」って邦題をつけたり、これ以上書くと森ガールが失神するんでやめておこう。disってる訳じゃないよ。渚十吾さん同じステージに立ったことある。言いたいことは、いま君と、納豆食べたい。

昨年後半から入院を薦められて入院してない言い訳は、イベントがあることと猫を預かってくれる人がいないこと。ここ最近の体調をみるに、我ながら入院した方がいいなと。イベント終わったら入院します。で、猫の世話が出来る親戚に預かってくれないか頼んでみたけど全滅だ。果ては「世話してやってもいいけど治って生活ちゃんとしなさい」。例えばガンで入院する人に、転移するなら世話しないって言うだろうか。社会復帰とか恋愛とか、全くリアリティがないんだよ。
 ドラえもんを待ち続けて30年、僕のところに来ないわけは、僕に子孫が出来なかったからだってわかった。

1月30日 希望の光なんてなくったっていいじゃないか

チャットモンチーになりたい。Bez的なスタンスで。「とび魚のバタフライ」の時だけウクレレを弾くの。打ち上げで筋者の呼び屋からえっちゃんを守るの。そしてあっことつきあうの。チャットモンチーになりたい。

1月31日 まんこ

愛があるからまんこにちんこを入れる。いとおしい気持ちは大事にしたいし、なんでまんこが放送禁止なのかわからない。セックスは優しさであり暖かさであり交感であり、下ネタは愛情の照れくささを笑いにかえる芸だから。

きのうはブルームーン。しかも月に輪ができるミラクル。ブルームーンっていうのは元々は大気の影響でほんとに月が青く見える現象のこと。1946年にSky & Telescope誌の誤解で、ひと月のうち2回目の満月を「ブルームーン」って呼ぶようになったんだって。
 Mel Tormeってジャズシンガーが1960年に月をテーマにした「SWINGIN' ON THE MOON」って素晴らしいアルバムを出してます。ジャケットがいいんだ。宇宙開発競争の時代らしいデザイン。「Blue Moon」って曲もあります。