DIARY 2012年9月


9月2日 全休符

What the world needs now is love, sweet love...Hal David亡くなった。本当かい?

3日ぶりの日記。きのうはバンドの練習。30日にベース担いで都内に出て、まじで死ぬと思ったんでこの日は見学。バンマスが見学...。バンドの中でもどんどん次に行きたいメンバーと、1曲マスターするのも大変で離れてくメンバーがでてきた。とりあえず今の持ち曲をブラッシュアップしたいし、ブラッシュアップどころか1度も合わせてない曲ある。夏は辛い。おそとは辛い。変わり果てた姿で無言の帰宅、20時間睡眠へ。早く氷河期こないかな。
 遥か加計呂麻島に住むバンドメイトの家、台風で屋根が吹っ飛んだ。本人も猫も怪我がなくてよかった。電気も水も復旧しないという。洗濯は川で。川上からドップラー効果が→ドンブラコー→。再建は困難なんで、素敵な古民家に引越すことになったらしい。

店頭のCDを見せずに聴かせたら売上が4倍に伸びたっていうコラム。試聴機にサンプルCD-Rを入れて、情報を伏せて聴かせたという。自分が心地いい音楽を探すのに、先入観がいかに邪魔してるかって実験だ。おおよその人は「ジャンル」的に興味ない音楽は試聴する気も起きない。売り手の都合でつけられた「ジャンル」や、作られたパブリックイメージから開放されて、音源だけを聴くと、自分の嗜好があらわになってどんどん手が伸びる。
 僕はかつて、誰でも知ってるスープ屋の社長と自称音楽通の営業部長に、お前がやりたい「ジャンル」は何かはっきりしろ、マスを相手にしないと商売は成立しない云々言われたことがある。その後雨と休日残響shopみたいな慎ましいお店が出てきて、マスを相手にマーケティングしてたお店やバンドは下火になった。音楽ダメになったって言ってるのはタイアップで100万枚売れた時代に甘い汁を吸ってた人々で、音楽そのものは開放されていい状況。これは世界的にそう。

猫に「キーボードの上は歩いちゃいけないんだよ」って教えたらびっくりするだろうな。「まじで!?」って言うだろうな。

9月3日 ポケットの中にも空がひろがり、ポケットの中にも雲がながれる

Happy Birthday ドラえもん (-100歳) 。きみたちの夢と冒険と科学と風刺とエロティシズムに僕は夢中でした。

今日も寝てた。書くことがないのでボツネタをかき集めて新譜みたいにリリースするやつをやる。
 次の予定は6日、韓国のエレポップ女子Trampaulineのライブに行く。チケット買ったら整理番号1番だった。大丈夫か。音楽に嫌韓とか関係ないからさ、一緒に行こうぜ。ロシアの女性パンクバンドPussy Riotが、ロシア正教会でプーチン政権を批判するパフォーマンスをして実刑2年の判決を受けた。言論の自由の是非と、もうひとつは政教分離の是非の問題が絡んでると思う。The Olivia Tremor ControlのボーカルのBill Dossが亡くなった。43歳。最近ではまたOTC名義でのライブや配信があったんで楽しみにしてた。Elephant 6と呼ばれるあの周辺の音楽サークルに憧れてた。
 今日のスマスマにBeach Boysが出たらしい。TLからわかったことは、SMAPと一緒に歌ったこと、ブライアンの眼が死んでたこと、一瞬で出番が終わったこと。なに歌ったんですか? 「スマハマ」?

家にこもって行き詰まってる。漠然と遠くに行きたい。本拠地をどれくらい離れるかってことは、大雑把に心をどれだけ広げられるかに繋がるって妄想を抱いてる。猫もつれてく。酒のみたいな、妻と飲みたい。
 大学時代の恩師が名前を明かして自分のゲノムを公開した。面白い。自分の可能性をゲノムからシミュレートしたい。努力すればなんとかなったのか、それとも努力を司る遺伝子があるのか。集中力のない人6の特徴って記事を読んだ。これ6つとも当てはまる。特に妄想癖が酷いんだ。こんなサイトに指摘されてる場合じゃない。誰か科学的に証明してくれないかな。

米ボルチモアの奇才エレクトロニック・アーティスト、ダン・ディーコン。奇才エレクト・アーティスト、ダンコーンに空目した僕はもうだめだ。

9月5日 太陽と土と水を

「太陽と土と水を」を作詞作曲した中村八大さんが歌ったバージョン。1971年にこの歌詞は凄い。「Imagine」がリリースされたのはこの年の暮れ。田中角栄の「列島改造論」が1972年。まさに力と金の時代に、太陽と土と水へ悲痛なまでの想いが染み入る。
 坂本九さんの「太陽と土と水を」は朗らかで希望に満ちた歌唱。八大さんの夢見た世界にもう着いたよ、こっちは素敵だよって歌ってるみたい。九ちゃんは同時代の世界に目を向けて、Elvis PresleyやBuddy Hollyの歌唱法を研究したけど、それ以前に人柄から湧き出る朗らかさがあって、ちょっと風刺の効いた歌でも希望の歌にしてしまう。だから仮に「スキヤキ」と呼ばれた日本語の歌でも大ヒットした。九ちゃんがアメリカのテレビに出て、日本語で喋って大爆笑とったって話、すごく納得できる。
 それにしてもいい歌だな。いまなら奇妙礼太郎トラベルスイング楽団にカバーして欲しい。Jhameelがカバーしても面白そう。いっそうちのバンドでやるか。

iTunesで購入した曲は、実は自分のものになったわけじゃなくて、「許諾に基づいて借用している」んだって。でも「購入」ボタンで決済してるよね。「貸与」ボタンを押した記憶はない。Bruce Willisが、このことについてアップル相手に法的処置の準備をしてる。つまり自分がダウンロードした楽曲を、家族に相続させたいと。もっともだ。

藤岡みなみさんのブログには毎回感銘を受ける。新しい視座を得て言葉を失う。ものすごくクレバーなんだけど、それを感じさせないようにありあまるお茶目さでコーティングしてる。クレバーの使い方、自分の役割を知っている方。普段のブログ「熊猫百貨店」、もっと突っ込んだテキストサイト「パンタ論」はこちら。twitterも面白い。

独立行政法人産業技術総合研究所ってところが死ぬほどつまんない研究してる。曲の構造を分析して、サビやコードを視覚化する。で、サビ出し機能で聴きたいところを聴く。「太陽と土と水を」をサビだけ聴いたら。「Witch Tai To」や「One Note Samba」を分析させたら。ジャムセッションやテクノやコンテンポラリーミュージックの喜びは。

竹島や尖閣諸島は爆破して「なかったこと」にしたらどうかな。中国は「沖ノ鳥島は島じゃなくて岩だ」って言ってる。僕も岩だと思う。

9月6日 Trampauline Girl

韓国の宅録女子、Trampauline観てきた。いやーよかった!! ライブではギター女子がサポートにつくって話だったけど、ギター男子、ベース女子、ドラム男子のバンドセットでフィジカルに攻めてきた。ベース女子はちっちゃくて可愛くて、でも網タイツって反則技できた。アンニュイな歌声と生々しいリズムに気持ちよく体が揺れた。
 Trampaulineことチャ・ヒョソンは、髪にパーマをあてて快活なイメージ。PVでみた独特のリズム感の延長で舞い踊り歌う。つま先に体重をかけた独特のステップと、キーボードをさっと外す弾き方。あそこに注目した日本盤ジャケは秀逸。宅録然としたクールなキャラクターかと思ったら、お茶目な仕草で汗を振りまき「ここはラブホテル街って聞いたからみんなMake Loveして帰ってね」なんていたずらっぽく笑う。「ぜひ君と」って言いたかったけど国際問題に発展したらめんどくさいのでやめた。

あんな素敵なステージなのにNestが半分しか埋まらないのか。嫌韓どものタイミングが悪かったかな。かといって日本向けにマーケティングされた韓流でもない。どっちも関係ない、彼女の眼はとっくに世界に向かってる。竹島あげるからうちのバンドに入ってください。ゆくゆくは嫁に。

9月8日 君や僕に、ちょっと似ている

横浜美術館の奈良美智展に行ってきた。奈良作品、ポップでかわいいことは誰もが認めるとこだけど、それをアートってフィールドで展開することに疑問を抱く人もいるかも知れない。僕もその想いがなかったでもない。本物を観て、なにかが降りてきた。存在そのものの大きさや質感、なによりヴァイブレーションみたいなものが出てるのだ、真摯な表現からは。もう表現者は真摯でいることしかできないし、すべての人間が真摯でいることしかできない。奈良さんの描く女の子がときおり放つ少し哀しげな表情も、どうしようもない憤りの表情も、そのままロックに繋がっていた。そう、奈良美智はロックだった。ロックな作品を意図的に集めた部屋に、僕はずっといたかった。ヴァイブレーションは共鳴だから、考えずにピンときたものを観るのがいい。
 ところで前から疑問に思ってたんだけど、美術館はじじばばばっかりだ。65歳以上無料だからっていうのもある。あの世代は金持ってる。もっとさ、未来を担う美大生に安く開放して、模写させればいい。いいものに触れて模写するってすごく大事。

Free Hugs for Korea-Japan Peace (日本人が韓国でフリーハグをしてみた) 。日韓の関係が悪化しているいま、個人レベルでの友情と平和を、僕はお布団の中でこうして日記に書いてるけど、韓国に行ってフリーハグしてきた男がいる。そのドキュメント映像。リンク先の裏話のサイトに、現地での葛藤や実情を書いてあるんでそっちもぜひ読んで (広告の音が出るから気をつけて) 。
 ドイツの田舎町。5歳の男の子が女の子のファッションに興味を持ち、スカートをはきたがった。お父さんは悩んで考えた。息子が堂々とスカートをはけるように、自分もスカートを履いて一緒を歩くことにした。「私はただ我が子を公平に育てたいのです。口では男女平等を偉そうに語りつつ、実際は家で『男はこうあるべき』『女はこうすべき』などという態度でいる父親にはなりたくないのです」

ギタリスト、シンガーソングライターのJoe South逝去。本人は70年代にドラッグに溺れて復帰することはなかったけど、その楽曲はElvis PresleyやBryan Ferry、Coldcut、Johnny Cash、Andy Williams、なぜかDeep Purpleまでカバーした。

でで。明日久しぶりにUstreamやろうと思ってるよ。聴いてほしい音楽がいっぱいあって、選曲や下準備にいつも3日かけてる。そのご褒美は皆さんがみてくれること、ここ最近あまりにも需用がなくて辞めようかと思ってたんだ。でもさ、聴いてほしくてかけてんだからささやかな趣味として続けます。選曲は最高。お喋りはつたないけど頑張って喋るよ。喋らない方が聴きやすいのはわかってる。あくまで音楽っていう大海の入り口でいたい。次の糸をたどるために説明をする。僕の音楽へのささやかな貢献。
 明日は22時から3時間、全部今年の新譜から。次回があるなら旧譜からもかけたい。よろしくね。

9月10日 猫と酒と音楽と、ほかになにがいるだろう

睡眠だ。女子もいるとよい。デート的なものはときどきしてるけど、たぶん30代の男性に求められるものと40代では違って (いや具体的な境界線がそこかはともかくなにかを踏み越えて) 、いま自分に求められてるものを提供できてない。誰かありのままの僕を受け止めて。そんで後ろからぎゅってして。
 いまんとこ社会的な立場的に結婚は難しいけど、群れをなす生き物として同棲はしたい。昔の同棲の思い出は、いろいろ辛かったはずなのに楽しいことばっかりだ (相手がどう思ってるかは知らない) 。仕事をすることとお金を稼ぐことはわけて考えるといい。それから会社なり組織なりに所属する仕組みも考えなおすといい。そろそろ無理がきてる。あと何十年かで崩壊する。プロジェクトごとに集合→解散したらいい。その土壌や技術は充分にある。あとは人の意識だけ。

きのうは音楽Ustream「おふとんの中からお送りするbelieve the music again」やった。観てくれる方が減るばかりで辞めようかと思ったんだけど、顔を覚えてもらってツイッターで「どこどこでお見かけしましたよ」なんてことを言ってくださる方がいて、そういうのは何かに繋がるかなって。リスナーの間口を広げたいっていう直接のモチベーションとは違うけどさ。好きな音楽をかけながら猫もんで酒のんで、それをだらだら中継してもいいじゃんか。敢えて辞める必要はないじゃんか。
 きのうは3時間スペシャルで新譜だらけ。自慢のまことちゃんパーカーを見せびらかした。久しぶりに気持ちよく酔っ払った。やっぱり好きな音楽聴くのは体にいいな。はーもう来年のFUJI ROCK行きたい。

大正時代に建てられた小学校が全焼して、そこでよくロケをしていた大林宣彦監督がインタビューに応えてる。建物にはそこで過ごした人の記憶が染みこんでる、それが文化っていうものだと。日本の (アメリカに教えられた) スクラップアンドビルドの発想にアンチを唱えている。街や文化を生活の一部として守ることは、いわゆる保守思想じゃなくて温故知新、新しいものなんだよっていう意識が根付くといい。

星出宇宙飛行士、一回目の船外活動でボルトにトラブルがあったの、二回目の船外活動では歯ブラシでボルトの汚れをとって無事に任務を終えたそう。アポロ宇宙船のコンピューターの性能が初代ファミコン以下だったり、宇宙開発のそういうプリミティブな側面を知ると驚いちゃうね。ほんとに命がけで綱渡りの冒険だ。

9月11日 サンマ食べたい (欲求の吐露)

震災から一年半。いまさらだけど、福島第一原発のセシウム放出量は広島型原爆の168倍じゃなくてほんとは4023倍、チェルノブイリ事故の4倍で世界最悪の事故だったってことを東電が認めた。それについて日本語で報道しているメディアはまだない。朝日新聞の「日本のテレビ局はなぜ反原発の動きを報じ損ねたのか」って記事を組んだ。損ねたんじゃない、怖くてしなかったのだ。それでも経団連の会長は「原発ゼロをマニフェストに掲げるのは選挙目当てのパフォーマンス」だなんて批判してる。近視すぎる。インドの反原発デモでは警官が発砲して一人亡くなった。世界が終わっちまうなんて嘘だろ!? うーそーだろ!?
 もうひとつ、しらっと批准されたこれやばい。ACTA反対 - クラーケンを止めるんだ。ヨーロッパでは大きな反対運動があって失敗、なにも知らされてない日本で通してもう一度世界に広げるつもりらしい。

ところでそこの君よ、結婚しようぜ。僕はプーだけど。招待状がそのままソノシートとプレイヤーになるっていうこれ、これをやってみたいから結婚しようぜ。
 uh そもそも恋してないよ。出会いがないよ。ある女の子がエラーくんに恋が実る呪文を聞いた。エラーくん困って「アチュリンドン」って応えた。その子デートのとき心のなかで「アチュリンドン」てなんども唱えたら、恋実ったらしい。アチュリンドン アチュリンドン アチュリンドン...。

9月14日 だいたいねむいし たいがいねむい

う...う...う...。

9月15日 mute

寝ても寝ても眠くなり、メガネも外さず寝落ちる。こういう症状をナルコレプシーという。バンドの練習に続いて、ついに個人レッスンもドタキャンしてしまった。貴重な時間を割いて頂いてるのにな。精神的に参ってる訳じゃないけど、予定が立てられないのは申し訳ない。気温がさがったらレッスン受けられるかな。その頃には呆れられてるかな。
 暑い。南極の氷が溶けると、閉じ込められていた微生物が蓄えたメタンガスが大量に放出されて、温暖化への加速が止まらない。氷河期へのシナリオはあんまり聞いたことない。いま沖縄に向かってる台風16号は900hPa。なんだよそれ、もうやばい。この星はやばいし僕もやばい。

iPhone5が発表された。僕の周りの人々は殆どiPhoneを使ってるけど、世界のシェア的には圧倒的にAndroidだって聞いてびっくりした。だって僕最初にiPhone買ったとき、Androidって知らなかった。iPhone5の一番いいところは、ドックコネクターが表裏どっちでも刺さることだな。あとは良きにはからえ。みんなテザリングとかMNPとかLTEの概念ってどこで仕入れてるの?
 【質問です】2011年5月にsoftbankでiPhone4を買いました。水没のためホームボタンがやばい。auに乗り換えるべき? softbankで買い換えるべき? サービス体系や電波状況についていろいろ読んだけどまるでわからないので、よかったらアドバイスください。

どこの話か知らないけど、余命僅かな女性のために、病院が唯一の家族である猫と面会させてあげた。猫と暮らしてる人は、この特別な生き物に触れることでどんだけ救われるかわかるだろう?
 東京都千代田区は「猫の殺処分ゼロ」を2010年3月から続けてる。ボランティア団体と動物病院の協力で実現してる。本当はすべての猫にパパやママができるといい。でもそれは難しいから、不妊・去勢手術をして「地域猫」として元いた場所に戻してあげる。

ときどき自分がタイムラインにいるのか疑わしくなる。この世界にいるのかも疑わしくなる。声をください。あなたの声だ。くだらないのがいい。
 子役時代のナタリー・ポートマン「大人になっても人生は辛い?」ジャン・レノ「ああ」。大人がこんなに傷つきやすくて寂しい生き物だとは思わなかった。

9月17日 ルサンチマン

結局この日記は14年間、ルサンチマンについて書いてきたのかも知れない。ルサンチマンは嫉妬の感情で、その相手は社会的な強者、もっと広げると社会全体になったりもする。
 資本主義社会の仕組みからはじかれた、僕の日々の喜怒哀楽は、ずっと活き活きしてる (もちろん鬱病の症状なんだけど) 。こっちのほうが素直な生き方のような気がして、資本主義社会の限界について文章にしたりもした (バブル世代はあの頃を「日本が輝いてた、若者に元気があった、またあの頃に戻りたい」と思ってることに驚愕した) 。

人間という生き物の群れのあり方として、こんな社会もあるのかって驚いたのは、NHKが深夜に放送してたアマゾンのヤノマミ族の暮らしだ。彼らは基本的に頑張らない。その日に気が向いた人だけ、自然の恵みを頂きに出て、その日に寝てた人にも普通にわけ与えられる。村全体で笑って泣いて、感情をむき出しにして解決して、怨念を持たない。

僕は幸か不幸かヤノマミ族には生まれなかった。与えられた社会の中で、大人になったら感情をもう少し上手にコントロールできると思ってた。でも大人になっても傷つくし、大人になっても寂しい。もう自分の心も誰かの心も痛めたくないけど、本気で笑って泣いて解決することはどうやらできない。人を傷つけることでしらっと逃げきる人を許せない。というルサンチマンにまた引き戻されて、いつまで経っても前に進めない。
 大人になっても「ユリイカ!!」って瞬間はたぶん訪れない。だんだんルサンチマンを表明するのが憚れるようになるだけ。きっとみんなそうして生きてる。僕は「王様は肌だ」って言い続けよう。それがこういう資質に生まれた者の役割だから。

我が愛するBeach Boysに「Sumahama」って曲がある。怪しい日本語で「スマハマ」について歌う。この「スマハマ」がなにを指すのか、長い間ファンの間では話題だった。「探偵ナイトスクープ」がやってくれた。本人への突撃取材。ピリピリしたスタッフの中でおおらかで気さくなメンバー、この曲の作者であるMike Loveは日本語で一節うたって真相を語ってくれた。素晴らしいレポート。Mike Loveいいやつ。ぜひ見てください。
 ちょっと前のことだけど、横森良造さんが亡くなった。テレビの歌謡番組でアコーディオン弾いてるイメージで、最近もももクロのライブにゲスト出演した。この演奏を聴くと、確かな演奏力があるからこそ、テレビから流れる音楽の質の向上に取り組まれたのだとわかる。のど自慢で歌い手がキーを探してると、横森さんの方から転調して合わせていったそうです。

どんどん新しいバンドを発掘して「今年は豊作だな」なんて、たまに昔の音楽を聴くとやっぱいいなあって思う僕の出費が止められない。

iPhoneの買い替えについて、たくさんのご意見を頂いた。納得したお答えは、「携帯屋は電気や通信じゃなくて、金融業だよ」っていうの。本体がいくら、電波がこれくらいでいくらじゃなくて、単純に比較できないコースを並べ立てて判断できない状態に囲い込む。いちばん参考になったお答えは、「売り場のお姉さんで選んだらどうでしょう」っていう。ああ、大切な評価軸を忘れてた。

猫元気。チャイは仕草が犬っぽい。メイはルンバ動かして乗ってる。飽きたら自分で止める。おっぱい揉んでも女の子は気持ちよくないんだってね。猫の腹のぷよぴよを揉んでも猫は気持よくないんだろうか。

9月18日 チャーハン食べたい

遠くでアスファルトを固める音がする。猫が追いかけっこしてる。トムとトムになってる。うるさい。脳にはフィルタリング機能があって、関心がない音は大脳皮質が処理してくれる。機能が働かなくなるのは例えば酒に酔った時、厨房の音や周りの喋り声にまみれて、つい自分も大声になる。それから例えば鬱の症状が酷い時。遠くの工事の音なんて普段は聞こえない。猫だって毎日走ってる。そんなことが気になる。

音楽に国境はあるのかな。僕は洋楽をよく聴く。それはひとつは、洋楽のほうが市場に出ている音源のバラエティに富んでるから。もうひとつは幸か不幸か言葉がわからないんで、意味に引きずられることなく音そのものを素直に楽しめるからだ。中国や韓国では長いこと日本語の歌を公共の場で聴けなかった。でも20年前に中国に行ったとき、みんな「北国の春」を知っていた。僕らは「大海阿、故郷」という中国の歌を覚えた。大林宣彦監督の映画「北京的西瓜」でも印象的に使われた国民歌だ。

中国が「練馬区は中国の領土」って言い出したらびっくりするけど、尖閣諸島は日本人と中国人が古くから住んだり住まなかったり、立ち寄ったり立ち寄らなかったりした島だ。海底に天然ガスが見つかって、両国が欲しがるのは当たり前。領土問題はないって前提で話をするのはおかしい。いま起きてるのが領土問題じゃなかったらなんなんだ。
 中国や韓国が、ほかにアジアを侵略した国と比べて特に日本を非難する教育をしてるのは本当。何度も書いてるけど、おおよその国は隣国と仲が悪い。人と人も、国と国も、理解しあうのは大変。憎しみあうのは簡単だ。中国で反日デモが起こってるのも本当だ。だけど暴力に訴えずにシュプレヒコールを挙げてる人が殆どだし、そもそもデモに参加してない人が殆どだし、暴動を怖れてる人が殆どだ。今回の直接の火種は石原慎太郎と野田佳彦の暴走で、どっちかというと日本に非がある。日本のメディアは反日デモを報道しすぎる。まるで何かから目をそらせようとしてるみたいだ。

「HEY! HEY! HEY!」って歌番組が終わる。日本の歌番組はコメディアンが司会して、トークができないと出られない。例えば料理人が司会のお笑い番組を作って、大根の桂剥きができないコメディアンは出れなくしたらどうか。番組の半分は芸人が黙々と桂剥きしてるの。失敗しても面白い音とか流さないで、滑った空気にする。で、最後にちょっとだけネタをやる番組を、僕らは楽しく見るだろうか。
 YouTubeで見る海外の音楽番組は、司会者が音楽や音楽家に理解があって、インディーズのバンドも出演して生演奏してる。日本ではAKB48が全員マイク持つけど、SENNHEISERのワイヤレスマイクは最大39chまでしか受信できない。そんでテレビ番組にはレコード会社ごとの枠があって、誰を出すかレコード会社主導で決める。小林幸子さんが1月から紅白の装置作りに入れるのは、1月には決まってるのだ、コロムビアからは小林幸子を出しますよと。いまコロムビアと揉めてるから、今年の紅白には小林幸子さん出ないかも知れない。枠を持ってないインディーズレーベルからは当然出ない。で、いま本当に面白いバンドは、おおよそインディーズにいる。

すごい話が飛ぶけど、最近の研究でワープ航法がずっと現実的になったらしいよ。理論上できる、からまじでできるかも、くらいの飛躍らしいよ。
 さっきまで追っかけっこしてた猫たちネタ。部屋がずいぶん静かになった。Guy Lombardo & His Royal Canadiansの甘い音楽が流れてる。おじさんもネル。

9月21日 セーノのリズムで

全裸で猫揉んでる。ほどよく弾力のある猫の胸を、後ろから抱きしめて揉んでる。イタリアではおっぱいのことをseno (セーノ) という。日本人が重たいものを持ち上げる時に「おっぱい!」って声を合わせるのが、イタリア人には面白いらしい。

おとといはイラストレーターのY.H.さんと飲んだ。不要になったアナログプレーヤーを差し上げついでに、新宿三丁目の古き良き居酒屋あいうえおにて。久しぶりにヒトと会って久しぶりに酒を飲んで、しこたま酔っ払った。携帯がなかった頃の大学生の生活とか、江戸から東京へと夜が明けるたびに燃え尽きて変貌していったこの街のことなど話した。たぶん。たぶんな。さっぱり覚えてないけどたぶんな。
 携帯の履歴によると、途中で電車がなくなって途方にくれたのち、死ぬほど金を払ってタクシーで帰ったっぽい。「いまの俺最高のラップムシプレイヤーかかってこいや!」とかツイートしてる。40のおじさんが猫2匹を相手に、ラップムシのプレイに陶酔してたのである。はよねろ。

これ→は中国版twitterで15000回リツイートされた、日中ハーフの学生の写真。「明日へつなぐ思い (心懐梦想走向明天) 」。
 世論調査では中国人の83.5%が、尖閣諸島問題を「日本政府が侵略戦争を反省していないことの表れ」と考えている。たぶんいまの普通の日本人は、尖閣諸島をきっかけに侵略戦争を進めようとは思ってない。これは世界的には珍しい感覚だそうだ。日経ビジネスによると、中国でもネットを使える層は理性的に行動してる。そういえば僕の知っている中国の人々はインテリ層だ。でも世界の情報を受け取って考える余裕のない多くの人々は、厳しい暮らし向きや貧富の差が鬱憤の種にしかなっていない。反日教育の曲解か、もう一度日本と戦争して勝てば生活が楽になるんじゃないかって妄想してる人もいる。っていう状況を、日本人は慮る必要がある。中国が特殊であると同じくらいに、日本の平和ボケもまた特殊なのだ。

iOS6にアップデートした。概ね好調。ただ、いままでGoogleから供給を受けていた地図をAppleが自作したんだけど、これが酷い。日本では青梅線に「パチンコガンダム駅」があったり、羽田空港が王子製紙の敷地内にあったりする。アメリカではブルックリン橋が落ちてマンハッタンに渡れない。試作品を渡されて「こんなもん使えるか」って壁に投げつけるリーダーが、Appleって会社からいなくなったのは困っちゃったね。GoogleはGoogle Mapをアプリ化して販売する用意がある。でもApple Mapはほかの機能との連携が売りだったわけで、修正を待とうと思う。泣かないで、docomoの地図はもっと酷い。
 当面Google Mapを使うにはこうすればいい。そう、iPhoneならね。

産総研の、おしゃべりなやつを黙らせるっていう研究がイグ・ノーベル賞を取った。どう黙らせるか。発言者の声を数百ミリ秒遅らせて本人に聴かせる。人は自分の発した声が意外なタイミングで返ってくるとうまく喋れない。日本の研究者はなかなかノーベル賞をとれないけど、イグ・ノーベル賞は取る。
 文学賞を取ったのはアメリカの政府説明責任局。「報告書に関する報告書についての報告書に関する報告書を準備することを勧める報告書についての報告書に関する報告書」を発行したことについて。イグ・ノーベル賞の選考基準には、お役所への皮肉が込められてるのかも知れない。だから日本よく取る。

きのうきょう、ちょっと涼しい。夏が過ぎ風あざみ。「風あざみ」は井上陽水の造語らしい。「あざむ」って古語がある。傷つくとか驚くとかいう意味。あざみの花は茎がトゲトゲだらけだからそう呼ばれる。風あざみは、初秋の風が肌にさすことなのか、あざみの花が風に揺れることなのか。

女子中学生4人が夜のプールに金魚500匹を放流して一緒に泳いだんだって。きれいで楽しいだろうって。結局夜すぎて金魚は見えなくて、不法侵入と器物破損で送検されちゃった。台風クラブ的な青春の狂気。
 日本は「萌え」とかやってないで、普通の女の子の佇まいを売りだせばいいのに。アジアの普通の女の子は魔法だよ。男は冴えないけど。

9月22日 領土問題も解決できる、そう、iPhoneならね

寒い。もはや寒いと言っても過言ではないのではないか。秋の虫たちがしらっと鳴いてる。お前らきのうまでどこにいたんだよ。秋雨の季節は好き。朝霧ジャム用の寝袋届いたウハウハ。

この話、ソースは不確かだよ。沖縄のヤンバルクイナの住む森が伐採されてる写真。補助金目当ての開発事業だそうだ。写真を撮った方が森林組合や村役場に問い合わせをしたら、動植物に対する意識が驚くほど低かったそう。ほかにもたくさんの生き物が暮らす森。
 どう思う? 僕は人間っていう近視な生き物の、群れの内輪でしか通用しない欲望のために、壊していい自然っていうのはあんまりないと思う。そんなに偉くないよ我々は。僕の原発に対する考えも全く一緒。人間の内輪の欲望のために壊していい範疇を超えてるから、できるだけ早く辞めたほうがいい。実は宇宙開発に対しても微妙な感情がある。昭和の子供として火星探査にはわくわくするし、よく日記にも取りあげてる。でも火星に、本来いるべきでない地球の微生物をばらまく恐れはないんだろうか、なんて思う。

メイって子供の頃から毛玉を吐かない猫だったんだけど、チャイがきてからチャイの色の毛玉を吐くようになった。毛繕いしてやってんだな。動物は多頭飼いがいいよ、社会ができる。

きのう「酷い」って書いたiOS6のAppleMap、尖閣諸島を検索してみ。おんなじ島が2つづつある。これでわけっこしたらいいじゃん。地下資源も半分こしたらいいじゃん。

9月25日 猫が虫の音を聴いている

真の文化を持つ暇さえない現代文明人の少々ばかげた忙しさは、動物には全く縁がない。
勤勉の象徴であるミツバチやアリでさえ、一日の大部分を何もせずにすごす。
- ソロモンの指環

数日前まで暑くて死にそうだったこと覚えてるかい。僕にとっては知識として知ってる歴史上のできごとみたいになった。秋は大好きな季節。涼しい夜風と虫の声、ときおりそぼ降る鈍色の雨。散歩にもいい季節だ。転居2年半にして、ちょっと頑張れば多摩川まで歩けることに気づいた (まだ試してない) 。

寝てる。一日12時間熟睡して、その後6時間断続的に寝るっていうリズムができてる。このリズムを前にずらせばいいのに、そう簡単じゃない。眼が覚めたらだいたい20時頃で、今日も無駄に過ごしたかって焦ってさ、ネット巡回して情報を仕入れて気づけば午前4時だ。つまりここ数日は、起きる間を削って日記を書けなかったのだ。
 ベースの練習も起きる間を削ってなかなか進まない。相変わらず同じとこで突っかかる。バンドのメンバーが忙しかったり遠かったりで、なかなか揃えない。次回の練習はベースとドラムスのおじさん2人になりそう。僕のベースはルートを追うのに必死な段階で、もうちょっとリズムセクション的なあれをこれするいい機会かも知れない。

23日はMax Tundra観てきた。パルコに移転したばっかりの2.5Dは、歴史を刻んでない軽薄な空間の中に機材がコードを引きずって、そかはかとなく漂うSFC感に郷愁を覚えた。最初に登場したのはChlorine ver.2+ビットールオカダ。Chlorine ver.2が人前に出るのはこの日が2回目。PVでは中学生っぽかったの、お喋りは初々しかったけど顔つきがぐっとプロらしくなってた。ひとり大昔の彼女にそっくりな娘がいてどきどきした。岡田徹さんは保護者的なスタンスで。
 次のDJユニットはチャゲアスみたいな格好で口パクしてた。きもかった。その次のtomadは、Max Tundraの「Which Song」を元ネタにした「ナチュラルに恋して」や、いまこそのアンセム「水星」、聴きたい曲をMacBookを駆使して自在に操る素晴らしいDJ。楽しかった。

ついに現れたMax Tundra、パクられた「ナチュラルに恋して」を一節弾いて、圧倒的なリズムの海へ。基本トラックは打ち込みで、ラックにはエレピからMIDIキーボードからカリンバからグロッケンからピアニカからアンデスから縦笛まで並べてソロを弾く。ラックが2台あるんだからそれぞれにボーカルマイクつければいいのに、大急ぎで真ん中に戻って歌い、また次の楽器へ。その合間に精神病院脱臼科みたいな狂ったダンス。腕をまくり胸毛を見せ、ハゲアピールで笑いを取る。
 マッドサイエンティストのフリークショーみたいなステージングなんだけど、曲はもの凄くいいんだよ。Beatlesに始まるイギリスの変態ポップの系列にぴったり収まる。声の優しさ、ファルセットの美しさは特筆もの。KLFやProdigyを使ったサンプリングセンスも最高。

領土問題が一向に収まらない。中国の反日デモは共産党が仕組んだ芝居だっていう報道もある。政府への不満を逸らすための道具として。それとは別に、尖閣諸島は中国にとって、かつての日本の侵略戦争の象徴的な島でもある。日本でも酷いことが起きている。新大久保のコリアンタウンで反韓デモ。「日本から出ていけ!」「皆殺しにする!」「火の海にする!」中国や韓国のデモと比べてもあまりにも程度が低い。
 尖閣諸島も竹島も、関係諸国が「海底資源の開発をしません」って約束したらどうだろうか。海底資源がなければ、トラブルにする価値もない絶海の孤島なわけで。世界中の海底資源を一括して開発、分配する国際機関ができたらいい (すごい汚職の巣窟になりそうだけど) 。

チャイがシャッター音を嫌うんで、超微音カメラってアプリを導入した。いい写真が撮れるようになった。シャッター音を消すのはなにかの違反なのかな、よく聴くと隣の部屋で針が落ちたくらいの超微音がする。いやバードウォッチング用のアプリですから!! でも画面を正面に向けると撮ってるのわかっちゃうんで (鳥に) 、レンズにつけるミラー的なものの開発が待たれる。
 もう終わっちゃったTOKYO STATION VISIONが美しい。YouTubeでここまで感動したんだから本物観たら泣いてたな。映像表現の新しい地平だ。

寒いの飽きた。

9月30日 君よ、バンドやろうぜ

台風がきている。ここ夕暮れ団地でも潮の香りの風が吹いてる。

きのうはバンドの練習。ベースとドラムの二人だけで。ドラマーO.T.さんがギターを持ってきてくれて、ギターとベース、ドラムとベースで演奏した。個人的には、いままでいかに人の演奏を聴いて演奏してなかったかを痛感した。がっぷりよつだもんな (がっぷりよつの意味はよく知らない) 。
 ほかのメンバーは忙しかったり遠くにいたりで参加できなかった。僕も大昔、まだ恐竜がいた頃にもの凄く忙しかったことがある。コントみたいに両手に受話器を持って、休みはほとんどなしで。でもその小さな会社の社長さんは、時間をぬって音楽活動してた。そんなふうに、気分転換のために人間性の回復のために、気軽に参加できるバンドでありたい。完全アマチュア志向っていうのはそういう意味もある。

でで、またメンバー募集をするよ。当方ベース、ドラム、ギター1 (エフェクトキラキラ、多忙) 、ギター2 (アコギジャカジャカ、加計呂麻島在住) 、ギター3 (お会いしたことない、春日井市在住) 、グロッケン (多忙) 、ヴィオラ (多忙) 。ドラマー氏もお忙しい中熱心に参加してくださってるので、あとはコード楽器とボーカルがいるといい。で、ギターは0人から3人の可能性がある。キーボード弾いて歌える女子を大歓迎する。男子もしぶしぶ受け入れることとする。そうでない楽器もガジェットもおもちゃもダンスもコーラスも、ぜひ参加してください。僕もこのバンドで初めてベースに触ったんで、初心者でも全然いいよ。いまのメンバーもネットで集まったよ。
 レパートリーはYo La Tengo、Talking Heads、Blur、Velvet Underground...。いずれはオリジナルもやりたい。僕は轟音トイポップと呼んでいる。アマチュアイズムとユーモアと、魔法を一振り。そんな感じよ。

練習から帰ってきたら、加計呂麻島在住のA.K.さんから甘酸っぱい近況が。彼のここ1-2年の日々を思うと、すべてはここに辿り着くまでの運命だったのかもって気がする。僕の中では映画化決定なんだけど、たぶん「そんな話できすぎてる」って却下食らう。
 薬を替えて、惰眠がずいぶん落ち着いた。でも体の硬直は治らなくてマッサージ屋さんへ。あの人にやってもらうと特に調子がいいなって方がいて、実は指名制度があるんだけど、その方が素敵なお姉さんなのでシャイな僕は躊躇っていた。あまりの腰痛についに指名してしまった。わはは。

僕が移動すると猫たちがついてまわるのでいつも部屋の隅っこに固まってる (*´∇`*) 布団にも入ってきてもぞもぞしてる。あくびは動物にもうつる。あくびには脳の温度を下げる働きがあって、誰かがあくびをしてると「あいつ頭がぼーっとして注意力散漫になってる、みんな脳の温度を下げないとやばい」って本能でうつるらしいよ。
 僕の動物好きは子供の頃から足元に犬猫がいたからだけど、「世界名作劇場」に必ず動物がでてきたってのもある。原作にいなくても、アニメの主人公は必ず動物と暮らしてる。いまチャイやメイと暮らしてるのは本当に奇跡で、「神様ありがとう僕に友達をくれて」感ある。こいつらいなかったらどっかのタイミングで飛び降りてたと思う。ロンドン大学の研究によると、犬には全く見返りを求めない愛情というものがあるそうだ。猫にもあるよ。ある。

40年間ドアストッパーの使い方を間違ってた。風向きと関係なく内側にはさんでた。風に押される側にはさんだら...ドアが止まってる。なにこれすごい。

Andy Williamsが亡くなった。84歳。60年代にスタンダードをいっぱい歌ったけど、70年代のアルバムもソフトロックぽくてサイコーです。

そんな日々でした。もう少し頻繁に日記を書きたい。

アベシッ イシバシッ