DIARY 2015年9月


9月1日 クラゲの海

今日書きたいことはひとつ。10月から始まるマイナンバーの通知は、住民票上の住所宛に届く。DVを受けたりで住民票を移してない人、加害者の方に届いちゃうよ、9月25日までに役所に届けないと!!
 それから個人番号カードは身分証明証にもなる。けど番号は見せちゃだめだよ。なんやかんやで番号を盗みだそうとする詐欺サイトが子供たちを騙すだろう。

9月。「2学期」や「席替え」ってタームを3億年ぶりに見た。僕は夏休みの宿題を慌ててやるタイプ、じゃなくて提出しない子だった。池田智子さんのラジオを聴いてたら、あの真面目そうないけもこちゃんも提出しなかったんだって。「池田さん提出してないよね」「はい!!」。素行がいいと、割とそれで流されちゃうもんだよ。
 日曜日は「藤岡みなみのおささらナイト」。「当たりクジをいっぱい引いてる人ははずれクジもいっぱい引いてる」って言葉にドキッとしたけど、「ほんとははずれクジなんてないのかも知れない、サイコロみたいに運がよかった時は6が出た、でも運が悪かった時も1マスは進んでるはず」って言葉に、もっとドキッとした。

31日は癒しの訪問看護師さんと楽しくお喋り。性格の良さが表情に、仕草に、言葉の端々に滲みでて、週に1度の楽しみだ。喩えるなら、奈良美智さんが絶賛してたこの娘に通じる。見とれるほどの美人じゃないけど、いいオーラを放ってる。訪問看護師さんはもうちょっとテンション低くて、子供の頃から自己嫌悪の塊だったけど少しずつ自分を誉めるようにしてるんだって方だ。
 夜はヌカタシが様子を見に来てくれた。あったかい素麺を食った。いままでの人生にあったかい素麺って発想がなくて、斬新だった。美味かった。ヌカタシが来る時は、実は殆ど会話がない。あるいは僕が酔っ払って、何度もおんなじ話を繰り返す。この日は飲まなかったんで、ひたすらいろんな音楽を聴いた。それが心地よく成立する関係が親友なのかもな、とも思う。

今日は体のメンテナンス。バス停で待ってたら野良猫が駆け寄ってきた。野良猫とのつきあいにはいろんな考え方があるけど、僕はおやつはあげないことにしてるんだよ。かまって欲しかったのかな。嬉しいね。マッサージは心と体のリラックス。鍼はもっと切実な治療。もう腰が本格的に痛くてだね、鍼師のお姉さんに「針山状態ですよ、次はこうなる前に来てください」って言われちゃった。
 ダイエット的なメンテナンスも見直したい。冬に太り夏に太り。みたいな歌を小田和正さんとか財津和夫さんが書いてないかしら。メンタル面は安定してると思う。ジェーン・スーさん、気分が塞ぎこんだ時、泣いてはいけない時、怒ってはいけない時、感情に飲み込まれそうな時は「おちんぽまんじゅう、とはっきり口に出し言ってみてください。まだ気分が沈むようならリズミカルに口ずさみ振り付けを考え踊ってみてください」。魔法の呪文だ。

ここんとこ夜更かしが酷くて、もう夜更かしっていうより午前8時とかに寝る日々なんだ。ちょっと前に、夜半を過ぎてやっと頭が回転し始めて、寝るのが寂しくなっちゃうって書いた。寂しさのもうひとつの理由は、真っ当な生活リズムで暮らしてる人より、夜中にタイムラインにいるようなはずれ者の方が圧倒的に面白いってこともある。田廻弘志さんと、グルーヴの正体ってなんだろうって話をしたり、たなまさんのツイキャスをずっと聴いてた。
 みんなが仕事につく頃にようやく眠る。うちのお布団はセミダブルなんだけど、あわよくば女の子を連れ込んであれこれしようって企みじゃないんだよ。猫たちが真ん中に堂々と寝て、僕が隅っこでやっと眠れるサイズがこれなんだよ。それでも猫と暮らしたいんだからしょうがないじゃないか。

油井亀美也さん「この広大な宇宙に人類以外の知的生命体の存在を尋ねられれば、私は自信をもって『いる!』と答えます。でも、その生命体同士が出会えるかは別問題。何といっても宇宙の空間は巨大で、時間軸も長いですからね。出逢う為のポイントは、如何に互いの活動の場を広げ、長く存在することが出来るか?です」。夢のある話だ。
 猫だって人類以外の知的生命体だよな。

池澤夏樹さん「筋交いがない日本という家は潰れる」。日本人のそもそもの素養から、明治時代の富国強兵論、根拠もなくそこに戻ろうとしてる安倍政権についてわかりやすく語ってる。
 スマイリーキクチさんが、ネット上の中傷対策をまとめた動画を公開した。ご自身の経験から、実践的な知識がいっぱい盛り込まれてる。動画はここ

9月の歌と言えば「9月の海はクラゲの海」。ザ・プーチンズの「すしてるみん」が一夜にしてタイムラインのヒット曲になった。辻林美穂さんが新曲「きみととく」を公開した。宅録で荒いけど曲のクオリティは相変わらず高い。Ron SexsmithがABBAの「Chiquitita」とKinksの「Shangri-La」をカバーした。このシリーズ楽しみにしてる人どれくらいいるのかしら。
 ジェーン・スーさんが「Meguちゃんはビューティー確変に入ったな」ってツイートしてたの、ほんとわかるわ。なんだか、輝きが、違う、のだよ。天川宇宙さんって方が非常に面白い。と思ったらやっぱりミスiD出身なのか。

猫がパソコンの上を歩くと、ふと忘れていた曲が流れ出す。ふだんシャッフル聴きをしないんで、偶然の再会にドキッとする。

9月3日 俺43だけど、あの娘をプロムに誘いたい

9月になると今年も残り3ヶ月かよ!! って焦るけど4ヶ月ある。

調子悪いよ。理由はいっぱいある。天気のせいかも知れない。体力的な問題かも知れない。何かに焦ってるのかも知れない。人は生きる意味を考えて考えて、仏教ではそんなものは「無」とするけど、やっぱりなにか生きた痕跡を遺したいじゃんか。
 「本当にモテない人間の発する『モテない』は『複数の異性から同時に言い寄られたい』とか『恋人が欲しい』とかではなく、『人権が欲しい』くらいの意味だったりするので、『お前はモテる努力をしたのか云々』みたいなよくある説教をぶつけるのは勘弁してほしい (つかんぽさん) 」。心を許せる話し相手が欲しい。茶飲み友達みたいなのがいい。秋になると、そういった類のことを想う。

もっと具体的なとこでは...ライブイベントの最初の一歩で躓いてるんだ。僕は別にイベンターじゃないんで、自分が観たいライブができないんなら、無理に企画を進める謂れはない。ただ現状それ以前の段階で、想いがまるで届いてなくて、精神的にすごくきつい。一番に無慈悲なのは「無視」だ。

きのうはカウンセリングに行って、そんな話をした。今日は予定をキャンセルしちゃった。不毛な一日だった。お風呂にはいつもの入浴剤じゃなくて、頂いたハーブとアロマなんとかのアレを入れた。いま自分から女子的ないい香りがしてる。
 猫と遊んでるだけの仕事ってないかな。ドモホルンリンクルを眺めてるだけの仕事があるくらいだから、広い世の中にはあってもおかしくないんじゃないか。

やっと「バケモノの子」を観た。娯楽映画としては賛否両論だろうな。またリアリティがないって言われちゃうと思う。僕は面白かった。事前に父と子の物語って聞いてたけど、師と弟子を父と子に喩えた物語で、蓮の本当の父親は影が薄かった。孤独や心の闇や、不器用な愛情に想い入れるところが強かった。それ以上の言葉にするには、もう何度か観ないと。自分自身の人生経験と照らしあわせられる部分が、あんまりなかったから。
 僕は家でDVDを観た方が、映画の世界に没頭できるのかも知れない。いままで細田守映画はDVDで観てきて、その時に感じた「打ちのめされた」感覚が今回はなかった。安くない鑑賞料ぶん楽しまなきゃっていうさもしい雑念が、映画を受け入れる感覚を邪魔する。もっとうんと値段の高い音楽のライブは、全身で楽しめるのにね。

何度か書いては消してきた話を書く。東京オリンピックにまつわるいろんなことが、嫌な空気に包まれてる。原因はたぶんみっつある。ひとつは森喜朗氏と大会組織委員会の実行力・責任感のなさ。もうひとつはネット世論の怖さ。これはオリンピック問題に限らずだ。
 ネット世論が、反撃されないところから「素人の判断で悪そうに見える方」を完膚なきまでに叩き潰す力を持ってしまった。本来は裁く権利も能力もない人々が、「あいつが悪い」って時流に乗って、大義名分の心地さに酔って暴走する。「みんな人を悲しくさせる事簡単にネットに書きすぎでしょ (天川宇宙さん) 」。
 みっつめは、そもそもオリンピックってまだやる必要あるの。2000年も昔の、たかが運動会だよ。評判のいい招致ロゴを本大会に使えない理由はIOCの規定にあって、つまりはライセンスビジネスの問題だ。果てしなくくだらないな。

Elliott Smithのドキュメンタリー映画に、未発表曲がたくさん使われて、サウンドトラックとして発売されるんだって。さよならポニーテール「夏の魔法 feat.曽我部恵一 + ザ・なつやすみバンド」、もう何もかもが魔法すぎる。

9月4日 軽くあしらわれたとしたら / しても

愛とか誠意とかいう概念に対する認識が、世間と非常に乖離してるなって感じる。今日に始まったことじゃないけどさ。

ここしばらく、2つの事象に打ちのめされてる。ひとつは社会的なアレで言いたいけど言えないこと。もうひとつは恥ずかしくてあんまり言いたくないこと。カウンセリングは頼りにならないんで訪問看護師さんに相談するしかないんだけど、相談しても心が軽くなるだけで問題が解決するわけじゃない。
 団地の猫たちと仲良くなった。特に1匹は異常に擦り寄ってゴロゴロ言ってくる。猫って触ってもらうのが好きなんだ。もちろんうちの猫たちも擦り寄ってくる。いつも揉んでる。団地の広場に佇む薄汚れた彼を、触ってやる人はほかにいるのだろうか。バス停までの道のりなんで、僕が相手できるのも1日に5分や10分なんだ。みんなによく触って貰ってた犬、新代田FEVERの看板犬リーバが亡くなった

深夜から早朝、辻林美穂さんのツイキャスを聴いた。溢れんばかりの才能とユーモアの人、と思ってた辻林さんの苦悩を知った。僕のSoundCloudのプロフィールを見てもらうと、好きなミュージシャンの名前がずらずらずらっと出てくる。辻林さんの名前もある。
 今日は東京のあちこちでゲリラ豪雨が降った。傘持つととたんに荷物増える。傘地蔵みたいな傘がいい。手が空くし、晴れたら日傘になる。でもいま都内で傘地蔵の傘かぶる勇気はないんだよ。誰かファッションリーダー的な人が、傘地蔵かっこいいって言わないかな。

9月6日 痩せる努力をしないで痩せたい

ぺっぺぺぺぺぺぺぺっぺっ (猫がキーボードの上を渡った時のMacBookのエラー音)

きのうは行きたいライブがいくつか重なって (なんでいつもそうなるかな) 、最初にLilyさんと約束したんでRuby*@下北沢MOSAiCに行ってきた。前のライブも良かったけど今回ますます良かった。Lilyさんやっぱり魔法の声の持ち主だな。バンドも締まったいい演奏だった。楽曲も最高、VUの「Sunday Morning」や、映画「バケモノの子」でも使われた「Mayday」が圧倒的にキャッチーだ。
 打ち上げに誘ってくれて、黒歴史時代のライブ動画を観せて貰った。わはは。声が個性的なんで、なにをどう演出してもRuby*の世界だった。楽しくて、のーみーすーぎーたー!!

今日は頭にアルコールが詰まってぼけーっ。言葉も音もなんにも降りてこない。体のメンテナンスに行ってきた。いくつになってもバスの「降ります」ボタンを押すのは胸がときめく。団地の猫たちの全貌がなかなか掴みきれない。よく人違いをする。
 半年以上の長い長い停滞期を経て、ついに体重が動き始めた。上に。もう完全に心折れたわ。食事制限も運動もしたくない。先生によると、呼吸が浅くて循環器系がアレみたい。深呼吸の習慣をつけるだけでも痩せやすい体になるって。それくらいなら出来そうな気がする。

エレクトリックリボンをきっかけにアイドルへの扉を開きつつある昨今、中嶋春陽さんのファンになっちゃった。CHEERZで見せる気品と透明感はもうなんだろうな。暗黒の男子校を経験した者としては、クラスにあんな娘がいたら、きっとひとことも喋れないだろうけど、クラスメートとして認識もされないだろうけど、毎日が楽しいだろうなって。ライブ写真の満面の笑顔がまたいい。家紋や美術への造詣とセンスもいい。なにより、しっかり自分を持ってるとこに感銘を受けた。
 ミスiD系出身か。小鳥遊しほさん、水野しずさん、近藤那央さん、天川宇宙さん、最近気になる女性タレントはたいていミスiD出身だ。事務所が仕立てあげたお人形さんじゃなくて、アイデンティティが求められてるんだろうな。僕の若い頃を思い返すに、果てしなくバカだった。いまだに自分も周りもなんにも見えてないよ。普段出会う若い人たちにも敬意を抱いてる。優れた表現者は尊い。

でで、これは別にロリコン趣味じゃないのだよ。鈴木慶一さんがいまの僕の歳くらいの頃によく言ってた、女性は25からっていうのすごーくわかる。いや30からだな。
 高校生の僕だったら気づいて貰えなかっただろう春陽さんみたいな娘に、リプやファボを貰えたのが本当に嬉しかった。男子校に馴染めなくて、ひたすら苦悩してたあの頃の僕に教えてあげたい。そんな気持ちで応援してる。本人はtwitterはアイドルとして「ごめんね案件」、つまりリプやファボを「武器」にしたくないって書いてたけど。

手の上にカエルが乗っても気にしない猫、気にする隣の猫、理想的な猫動画だなー。
 シリアの内戦で歴史的な建築がどんどん破壊されてること。難民がヨーロッパに押し寄せてること。

Ron SexsmithがGeorge Harrisonの「Give Me Love」、Wingsの「Warm And Beautiful」、Paul Simonの「Kodachrome」をカバーした。Sexsmithって本名なんだな。
 明日は高木りささんのライブに行く。バセドウ病の治療のために今月いっぱいで活動休止するそうで、知ったばっかりなのに残念。ゆっくり元気になって欲しい。Vashti Bunyan、Sam Prekop and Archer Prewitt、Orwellのチケットを取った。楽しみ。

9月8日 If you like water, you already like 72% of me.

若い頃は雨が苦じゃなかった。水を浴びて植物がぐんぐん育ってくイメージ、道に弾ける音や寂しそうな公園の風景も素敵だし、なにより運動会が中止になった。雨の日のためのMix CDを作って配ったこともある (あれはリメイクしてまた配りたい) 。いまは気圧が下がると、気分が沈んで眠たくなる。
 きのうは素敵すぎる訪問看護師さんと音楽の話をした。癒やされた。ハー嫁にするならあんな娘がいい。誰かが言ってた、結婚したいっていうより結婚できる人間になりたいってのわかるわ。恋人が欲しいなんて贅沢を言う以前に、人権が欲しいレベルの話だ。

夜は高木りさ@代官山 晴れたら空に豆まいてに行ってきた。開演時間を勘違いしてたわ。慌てて特急に乗ったけど特に急いでない。気持ちばっかり焦る。結局1組目の途中で到着、ここって全面畳敷きだったっけ。間違いのないブッキングで、楽しい時間を過ごせた。特に松尾竜平さんって方の、朴訥とした風貌とハスキーなハイトーンボイスが良かった。気持ち良すぎてうとうとしちゃった。
 高木りささん登場、ギターを機関銃みたいに抱えた瞬間から、ピリッと引き締まった空気になった。乾いたギターの音色と、独特のコブシが気持ちいい。無駄を削ぎ落とした楽曲からは、夜の風景が浮かびあがってくる。いろんな音楽を聴いて咀嚼してきたことがよくわかる。素晴らしいミュージシャンだ。残念だったのは...PAさんとの相性で、リバーブ強すぎたな。声やギターのニュアンスを聴きたかった。

今日も雨。台風が近づいてる。15時間ぐっすり寝たけどまだ眠い。そんで猫ひっつきすぎで狭い。すごい食べるって猫飼いの間で話題になってるスープ状のおやつ、CIAOボーノスープ (動画) 。僕もなんかホワイトソースを使ったあったかいもん食べたい。猫が夢中で遊んで、急にスッ...と飽きる瞬間を「猫の後味」って言うんだって。
 ところでこの段ボールで運ばれてきたのはそばつゆ2本で、誰かAmazonに段ボールの使い方を教えないと、遠くない未来に段ボールは絶滅するぞ。

タイムラインで読んだ精神科医の言葉。「君の中に幼いキミがいて、幼いキミはずうっと叱られてる状態だ。できると思ったことができなくて、やりたいことがうまくいかなくて、大人の君が叱り続けている。キミを救う最後の砦が敵になってはいけないよ」。こんな先生にかかりたいな。今の主治医は軽薄すぎる。
 飼育員さんに水泳のレッスンを受けるカナヅチのペンギン。で、猛特訓して泳げるようになったってニュース

コンクールみたいなところに出てくるピアニストってみんなうまいでしょ。でも、その音楽を好きでやってるのかな、って思っちゃうところはあるな。『ここが腕の見せ所』って感じでやってる人が多い気がするよ (細野晴臣さん) 」。
 たまたま楽器を習ってたから歌ってるけど特に音楽を愛してない人、よく見かけるよね。プロにもいる。

9月10日 大洪水の夜に

台風がやってきて、多摩川が氾濫寸前とか鬼怒川が氾濫したとか。テレビでは、屋根に取り残された老夫婦と犬が救助された様子が中継されたみたい。一緒に暮らす動物は立派な家族で、災害に見舞われた時には一緒に避難させるように環境省で推奨されてるし、避難所にも受け入れ体制がある。その犬は助かって良かったけど、タイムラインは犬が流されてきました、猫が流されてきましたって情報で溢れた。無事に戻れますように。団地の野良猫たちはどこで雨宿りしたかな。
 追記 : 犬の避難を推奨してるのはあくまで環境省、自衛隊は別の法律に縛られて、犬を救助するのはルール違反らしい。今回は隊員が機転を利かせて、「ご家族の方ですよね」って救助したんだって。被災地への救援物資の輸送や、亡くなってる被災者の捜索もルール違反。東日本大震災の時も、津波で流された写真を現場の隊員が「ご家族を救助する」と言い張って丁寧に探して返したんだって。

気圧のせいか、ひたすら眠い。ここ3日間、1日10時間以上寝てる。きのうの予定はキャンセル、今日の予定はぐっすり寝過ごして、かかってきた電話で起きた (そんでまた寝た) 。申し訳ない。明日も明後日も予定が入ってるんで心配だ。
 朝の眠みを夜に、夜のテンションを朝に持ってこれないかな。人間の生態はこの星の自転速度と噛み合ってないんじゃないか。夜になるとツイキャスを開いて、独りの部屋の歌声を聴いてる。

Yahoo!ニュースに深津貴之氏の「よくわかる、なぜ『五輪とリエージュのロゴは似てない』と考えるデザイナーが多いのか?」って記事が載った。たぶん削除されるんで、要点を書き残しとく。
 まず記事は、ほかの盗用問題や、ロゴの良し悪しや、作者の人格や、審査委員会そのものについては扱ってない、と前置きをしてる。で、「漢字の『井』は、番号記号である『#』のパクリでしょうか?」って問いかけた。もちろんパクリじゃない。って言えるのは、日本語と英語の知識があるから。デザインについても同じこと、たまたま似てるけどパクリじゃないって判断するには、文化的背景の知識がないといけない。その点についての説明がなかった。

リエージュのロゴは、ステンシル書体のTとLを合字にしたもの。オリンピックのロゴは3×3のマスメ上に図形を配置したもの。そのモジュールの組み合わせで、ポスターも壁面も服も作れるっていう点が評価されて採用されたと思われる。
 深津氏は、「1. 大衆によるデザイン判断は、外見やキャッチーさに集約されてしまう 2. 多面的にジャッジするためには、デザイナや弁護士など専門家への信任が必要 3. デザイン業界は説明とコミュニケーションを怠り、盗用騒動もあいまって信任を得られなかった 4. 信頼を取り戻すには、業界全体で丁寧な説明やコミュニケーションを積み重ねるしかない」ってまとめた。わかりやすい。

シリアから逃げてきた難民をカメラマンが蹴った
 シリアに住んだ経験もあるヤマザキマリさんは、「内戦という名の国際代理紛争に巻き込まれ、命からがら逃げて来た何の悪気も無い難民の人達の必死の様子を映像で撮りながら、蹴りで迎え入れる人間の存在する現実」ってツイートした。遠い国のできごとかもだけど、人間って生き物の尊厳にかかわる問題だ。

Mount KimbieとJames Blakeの2009年のコラボ音源が公開された。胸アツ。この音源が放送された、オンラインラジオ音源もある。
 藤岡みなみのおささらナイトのpodcastがiTunesのテレビ番組 / 映画カテゴリで1位になった。北海道のローカル番組、ちょっと前まで番組サイトのアクセス数がSTVの中で何位になったって騒いでたのに、一気に全国区かよ。遠いところにいっちゃったな。

9月12日 WATATTA

鬼怒川を氾濫させた台風 → 低気圧は東北地方に停滞して、宮城県の渋井川って川が決壊した。亡くなった方や行方不明の方もたくさんいらっしゃる。ほんとに大水害になっちゃったな。もう雨雲は去ったけど、今度は感染症や伝染病の対策が必要になってくる。福島第一原発の汚染廃棄物を入れた大きな袋が240個も流されて、113個は回収したけど破けて中身が空になってたものもあった。鬼怒川が決壊した時、安部首相は延々と安保法案の会談を続けて、やっと水害対策の閣僚会議を開いたかと思ったら10分で終えたんだって。「国民の生命を守る」って言葉が虚しく響いてるよ。
 でで、浸水後の片付けをする方々、保険の請求に必要になるんで、どんなものでも捨てる前に写真を撮っておくといいそうです。

きのうの東京は久しぶりに晴れた。気圧の乱高下で体調を崩して、晴れても頭が痛いし気分があがらない。結局4日連続で予定をキャンセルしちゃった。ずうっと寝てた。
 今日はエレクトリックリボンのライブに行くんで8時30分に起きなきゃなんない。普段そろそろ寝るかって時間だよ。早寝したくても眠れなくて、いくつかツイキャスを観た。ツイキャスってメディアは好きだ。音楽と一緒に生活の気配が伝わってくる。で、やっと眠りについたら地震だ。隣の調布市では震度5弱を記録した。水害の酷かった地域も揺れたみたい。猫たちが「怖かったのぅ」ってひっついてきた。

でで、奇跡的に8時30分に起きた。ちょっと前まで、対バンライブにアイドルが出てくると、オタ芸の空気が居心地悪いとかツイートしてたのに、まさかアイドルイベントのためにここまで頑張るようになるとは思わなかった。この日はericaちゃんの生誕祭で、お世話になったからお祝いしたいし、やっぱりエリボンは曲が好きなんだよね。この日に発表される新曲を聴きたかったってのもある。
 4日ぶりの外出で、バス停まで歩いて既に疲れた。地震で遅れてる電車を乗り換え乗り換え、代々木Zher the ZOOに着くと、周りのオタクの人たち仲良さそう。どうしたら輪に入れるんだろうか。いわゆる光る棒をお借りした。結局振ることなくお返しした。

O.A.はDJ四捨五入 (=erica) 、続いてラッパーのあっこゴリラさん。秀逸な芸名。パロディもセンスよくて楽しかった。そして校庭カメラガール、やっぱりラップをフィーチャーしたアイドルグループ。そして、エレクトリックリボンの登場。
 最初から新曲「無敵ガール」を披露した。かっこええ。代表曲を何曲か歌って、短すぎるライブは終わった。そういえばエリボンのライブでは、ステレオタイプなオタ芸はないように思う。その辺の用語を把握してないんでなんとも説明できない。そんで恒例らしい顔面ケーキ投げ。酷い、大笑いした。オタクの人たちの準備と片付けの手際のよさにもびっくりした。だんだん場に馴染んでる自分が怖い。清志郎っぽく言うなれば、俺は川を渡った。

11月3日がレコードの日に制定されて、邦楽を中心にアナログレコードが大量に発売される。胸アツなラインナップ。サード・マン・レコーズが子供向けのアナログプレーヤーを発売するんだけど、これがなかなかそそるアイテム。おさまれ物欲よ。
 アンディー・ウォーホールの作品が偽物にすり替えれられて、数年間誰も気づかなかったらしい。そこまで含めたコンセプトアートとして面白い。夫がパンツ一丁で犬と踊ってるところを妻が盗撮。一人暮らししてると変な遊びや習慣が身について、同棲したり結婚してびっくりすることもおおいだろうね。

訃報ドットコムってサイトを見た。僕、カフカやアラン・チューリングより年上、坂本九や植村直己と同い年だわ。若くしてなにかしら成し遂げて死んでいった人のおおいことよ。凹むな。

9月14日 アイドル≒菩薩論

もう9月も中旬かよ、こうして時は過ぎゆき秋も深まり年の瀬を迎え年齢を重ね老いて死にゆきビッグ・クランチへ。

ちょっと前までは考えられなかったことだけど、ここ最近の日記はアイドルの話ばっかりで申し訳ない。まだアイドル文化にしっくりこなかったところがあって、でもきのう中嶋春陽さんのブログを読んで見えたんだわ。アイドルの目指すところは菩薩なんだな。
 ちょっと前に春陽さんが、「とにかくひとりでも少しでも多く、楽しい気持ちになって笑顔になる事につながりますように」ってツイートしたんだ。で、きのうのブログ。その場の楽しさや充実度を伝えるのは絶対として、あとに残るものにしたい。「誰かに。だけではなくて、そこにいる全ての人に」。「伝わっているところにはつたわってる。で、満足しちゃいけない」。これびっくりしたんだ。

僕がいままで関わってきた表現活動は、既存の価値観や美意識に対する挑戦で、それを受け取るには文化的・社会的教養と、鑑賞するための鍛錬が必要だった。僕にも、最初はピンと来なかったけど、ある時「伝わった」作品がたくさんあるよ。それは表現者の意識に自分が追いついた瞬間なんだよ。誰にでも伝わる表現は、商業主義に走っただとか、凡庸だとか言われちゃう。表現者は常に先を先を観て、それを形にするシャーマンだから、そういう価値観があっていい。
 でも春陽さんは、全ての人に伝えたいという。彼女がしているのは表現っていうより、救済なんだ。だからそこにいる全ての人を救わなくちゃいけない。全ての人を笑顔にしなくちゃいけない。修行して教え導く菩薩なんだわ。「アイドル」とはよく言った。いわゆるオタ芸がああいった形を取るのも、ライブを鑑賞するっていうより信仰する、祭事なんだと思えば納得がいく。

きのうは美容室。お気に入りの美容師さんが今月いっぱいで辞めちゃうんでこれで最後だ。たくさんお喋りした。一緒に写真撮ってもらいたかったけど、言い出せなかった。市内に猫しか友達がいないんで、猫のいる道を選んで帰宅。そして寝落ち。
 「藤岡みなみのおささらナイト」を聴いた。いつになく熱い回だった。話題は絶滅危惧種のこと。地球上の生物の9割が既に絶滅してる、絶滅って自然の摂理なんじゃないか。それがたとえ人類のせいだとしても、守ろうだなんておこがましいんじゃないか。って考えてたけど、パンダの保護区に行ったら、パンダの繁殖だけじゃ絶滅は防げない、環境を整えなきゃいけない、保護区の自然がびっくりするほど美しくて感動した。人間が自然環境を保護することも含めて自然の摂理なんじゃないかって話。「メールどしどし募集してます」が「ボシュボシュ」になっちゃって、最後でいい話がだいなしになった。笑った。

今日は訪問看護の日。素敵な30代女子に癒やされた。「今日告白して付き合い始めると、100日目にクリスマス、5ヶ月目にバレンタインデー、半年目にホワイトデーだそうですよ」。ひょっとして、告白しろよって煽りだったのか...!? (ないない) 。
 そんでCHEERZをぽちぽち。タレントさんって、携帯をインカメラにするだけでこんな映像が見えるのかってびっくりする。それがコンテンツになるんだもんね。僕がインカメラにしても、キモいおっさんの顔しか見えないよ。猫を見あげる写真を撮るときしか使ったことないよ (インカメラにして猫の下に差し込む→撮る→かわいい) 。

阿蘇山が噴火した。諄いけど太平洋プレートの活動が活発化してる。猫のゴロゴロ音を生成するジェネレーターFurry Friend。猫すごい反応するよ。雨や波の音も作れる。
 はぁ衣替えカー!! 果てしなくめんどくさいな。

9月16日 さよならアメリカさよならニッポン

最近午前中に起きてる。偉い。きのうは体のメンテナンスから、CTO LAB.@高円寺HIGHへ。普段ライブハウスで見かけない客層にびっくりした。O.A.のバンドがアニメの劇伴をやってるせいかな。新・チロリンが登場した頃にはだいぶ中和されてほっとした。
 80年代の伝説的ガールズバンド、チロリンの10年代バージョンとしてデビューした新・チロリン、辞めそうな印象だったメンバーが残って辞めなそうな印象だったメンバーが辞めて、Ver.3.0になったんだな。往年の名曲「こんなじゃダメ神様 (リンクの音源は1.0 Ver.) 」や「途中にしてね (リンクの音源は2.0 Ver.) 」も演奏して、プロデューサー岡田徹さんの一連のチロリンプロジェクトへの想い入れが伝わってきたけど、そろそろメンバーの自我を開放してあげたい気もした (江口寿史さん画のトートバッグは即効買った) 。

岡田徹さん、イマイケンタロウさん、PolymoogさんのCTO LAB.は、ジーニアスから2人のダンサーと横山宏さんのライブペインティングが加わって、眼にも楽しいステージ。ミューアルバムで特に印象的だった「THE ELEMENTS」に始まり、「いとこ同士」や「いいパパいいママ悪いパパポルカ」のセルフカバーも演奏した。岡田さんのカラーが前面に出ながら、イマイさんがフロントマンとしてボーカルを取って、Polymoogさんがガジェット趣味を振りまくっていうバンドのバランスがよく見えた。もうひとりのスペシャルゲスト、江口寿史さんは、大方の予想通り来なかった。笑った。Special Thanks Ms.L.
 終演後、ヌカタシと抱瓶で飲み食い。ゆうきまさみさんの「究極超人あ〜る」プレミアム読切をめあてに、久しぶりにスピリッツを買った。まぎれもないあ〜るの世界だった。大戸島さんごはその後の僕の理想の女性像に大きな影響を残したな。

今日は起きた時から自律神経がおかしい。気温は低いのに変な汗をかきながらカウンセリングに出掛けた。No Replyにダメージ受け過ぎな話をした。挙動不審に気づかれたかな...。今年最初の金木犀を感知。ブルース・ウィリスのそっくりさんにそっくりな人いた。
 待合室で久しぶりにテレビを見た。安保法案についてゲストは自民党からの2人だけで、これまでの失言をひとつひとつ言い訳してた。ほかの視点がまるで入ってない。こんな感じなの? 今のテレビって。

SEALDsの奥田愛基さんの国会での意見陳述は、まっすぐに筋が通って痛快だった。それでも安保法案は可決するだろう。
 内田樹さん「安保法制の成立になぜ安倍首相は異常に固執するのか。違憲立法であり、法的安定性を損ない、歴代内閣の憲法解釈を覆し、立法事実をついに提示できず、国民世論とこれほど乖離しながら、なおこだわる理由は一つしかありません。『夏まで成立させる』と米議会で誓言したからです」。アメリカの従属国ニッポンの悲劇だ。さよならアメリカさよならニッポン、か。ハッピーエンドはどっちだ。奈良美智さんによると、2011年以降の日本政府の動きで、ドイツでの日本への好感度はぐっとさがったそうだ。ほかの国ではどうなのかな。

楽しい話をしよう。羽海野チカさんの「3月のライオン」に出てくる架空の和菓子屋、三日月堂が、期間限定で西武池袋店にお店を出す。ものすごい混みそう。通販に期待。あの美味しそうなお菓子が本当に食べられちゃうなんてな。
 TBSラジオで新しい音楽番組が始まる。鈴木慶一さんの日は聴きたい。録音手段を研究しなくちゃだ。Happy Mondaysがパナマのエンベラ族の人々と作った新曲「Ooo La La To Panama」がかっこよかった。DL配信して、すべての利益がエンベラ族に寄付される。Beatlesの初めてのミュージッククリップ集がリリースされる。抱き合わせ商法でも買うしかない素晴らしいクオリティだわ。完全に足元見られてる。

すっかり日本の人になったJim O'Rourke坂田明さんとミジンコの研究してるらしいよ。

9月18日 女の子は宇宙

気温17℃だけど、ひっついてる猫たちの体温38℃ (平熱) だからね。

GYM作業をためてたんだ。これきっとめんどくさいこと書いてあるなって開けてない封筒が何通か。えいやって開封の儀を執り行った。手遅れになって受けられるサービス逃すのもアレだしな。そんで提出するべきところに提出。役所はなんであんな不便な場所にあるのかよ。果てしない階段を登った。偉い!!

夜はCharlotteさんのレコ発ライブ「女の子は宇宙」@新宿Motion。ライブを観るのは2回目。圧倒的に曲がいい。いろんな音楽を聴いてきた方の音楽だ。バンドもタイトで宇宙だった。Charlotteさんとギターのイザワシュンスケさんは、エフェクターをずらっと並べてこだわりの音作り。最前列に陣取ったら返しの音が聴こえてきて、Charlotteさんのカッティングのかっこよさが際立って伝わった。
 対バンの日本松ひとみさんは、東京カランコロンのせんせいって言ったほうが通じやすいかも知れない。バンドとは違った緩やかな空気を纏って、笑いながら喋りながら楽しそうに歌う。喜びや楽しみを表現できるミュージシャンって素敵だ。

きのう安保法案が参議院特別委員会で可決された。それは自明のこととして、次の選挙でなにが起きるかだ。16日の横浜での安保法制地方公聴会の写真、大きな力が伝わってくる。チリ沖で地震が起きた。太平洋を渡って津波が来るかも知れない。「津波警報あほくさい」ってツイートを発見してびっくりした。忘れるの早すぎないか?
 大阪の医師、木俣肇さんが、キスをすることで皮膚のアレルギー反応が低減するって実証して、イグ・ノーベル賞を受賞した。僕10年代に入ってから、猫としかキスしてないわ...。

去年大きく体調を崩して、今年はその残務処理に追われて、なんにも発信できないことに焦ってる。要因のひとつにtwitterがある。自分が受信・発信できるキャパシティをtwitterに向けすぎた。
 僕はよくファボるしリツイートする。基準が難しい。「そのツイート広めたいけどみんなのタイムラインが重たくなるのはどうかな、でもファボるって類の話題でもないんだよな」っていうあなたの言葉、ちゃんと読んで受け取ってるよ。twitterを始めて6年、いまだに使い方に迷ってるし、だから面白くもある。

Bibioが自然音をサンプリングして曲を作るパフォーマンスしてる。「Sampling in the garden...」「Saturday Evening Choppage」。わーこれ面白いわ。やってみたいことがたくさんあるよ。でも集中して音楽を聴けるキャパシティが、いまライブ鑑賞に向きすぎてる。耳が疲れちゃって持ってる音源をなかなか聴けてないし、ましてや創作もできてない。意欲に体力が追いかなくてもどかしいよ。元気になりたい。
 朝霧JAMの出演者とタイムテーブルが発表された。Flo Morrissey、Sam Prekop with Archer Prewitt、Rafven、MALA & COKI、THE GO! TEAM、!!!がアツい。でも知らないバンドと出会えるのが朝霧JAMの大きな魅力のひとつだ。壮大な富士山を眺めながらミルチュー飲んで踊りたい。晴れるといいな。

9月21日 SIDE-A 君に伝えたい、僕がここにいるってことを

秋になって明らかに体調が悪化した。果てしなくだるくて眠い。基礎体力が落ちてるのか、何か新しい病気を持ったのか。体重が2月から8月までの停滞期から4kg増えた。連休には魅力的なイベントがたくさん組まれて、でもなかなか出掛けられない。訪問看護もカウンセリングも休みで話し相手がいない。

僕は誰がどう見てもコミュニケーション障害だ。人と喋れないタイプのコミュ障じゃなくて、人との距離が正しく測れないタイプのコミュ障。心を許しすぎちゃったり馴れ馴れしくしすぎちゃったり、そのことで数えきれないほどの誤解とトラブルを招いてきた。
 逆に言えば、いままで巻き起こしてきたトラブルは、おおよそ人との距離を見誤ったことで説明がつく。僕の失敗を遠くから嘲笑ってるみなさんは、どう思ってるかな。

頭ん中がもじゃもじゃして、猫だいて寝てる。猫だけだな癒やされるのは。童貞が本当の「あったかい」を知らないように、猫を抱いたことのない人は本当の「やわらかい」を知らない。
 焦ってる。短いスパンでは、今日の日記書くのが億劫だなとか、長いスパンでは人生そのものについて。自己紹介代わりのMix CDを作り直したいし、絵を描きたいし、音楽も演りたい。社会に関わって貢献したい。恋愛や結婚はさすがにもう諦めた。死にたい気持ちはいまはなくて、でも孤立死が確実になったことは無念だし恐怖だ。

毎日この日記を書くのに、頭も体力も時間もずいぶん使ってる。人とのコミュニケーションがないからさ、世界に言いたいんだ、僕という人間がここに生きてるって。家族がいないんで、必死に手を伸ばさないと、ほんとうに世界から切り離されちゃうんだ。

9月21日 SIDE-B 心の汚れ、心の内に

18日は日記を書いたあと、OTOTOYのハイレゾ試聴会に行く予定だったんだけど、体調悪くてキャンセルしちゃった。会いたい人たちがいた。申し訳ないし、残念だ。

19日は...春から距離を置いていた知人に、水害のあと「だいじょぶだったか」って連絡したんだ。腐れ縁だからもうしょうがない。そこからなんやかんや話が広がって、一緒に食事に行くことになった。相手はいま歩くのが趣味で、1日12km歩いてるらしい。最近の僕は、だるくて外出もままならない。「じゃあさ、青山一丁目から渋谷まで歩いて...」いやそこは地下鉄使おうよ。
 テンションの違いに戸惑いながら、骨董通りの中華料理屋ふーみんで名物の豚肉の梅干し煮と納豆ご飯を、その並びのGranny Smith Appleでクラシックラムレーズンパイとヨーグルトアップルパイを、タワーレコードを覗いて渋谷のダンジョンを潜って、自由ヶ丘のJ.S.Pancake CafeでB.L.T.パンケーキとイチジクのミルクレープとグレープエイドを。どれも美味しかった。相手はもう1軒いくつもりだったみたいだけど、食べ過ぎたし疲れ果てた。

で、やっぱり感覚があわなかったな。美しいことを美しいと言えない人とは、いまの僕には難しいって痛感した。でで、また距離を置くことにした。ごめんな。もしもこの日記を読んでたら、貸した本は読み終わったら郵送してくれよ。
 人間を信じる根拠が欲しい。なんでこんなにも醜い心で、この生き物はいきながらえてきたんだろうかと思う。

20日は杏窪彌のワンマンライブ@代官山晴れたら空に豆まいてへ。全国流通の新作「来来!!不夜城アンアミン」すごく気に入ってる。タイトル曲のPVも力が入ってる。これOffice Augustaのチャンネルなんだよね。あんまり遠くに行かないで欲しいよ。
 畳に寛いで美味しいカレーを食べながら、ライブ堪能した。MINさんは歌は日本語なのにMCは中国語で、ギター氏が通訳するいつものスタイル (ほんとうはMINさん日本語ペラペラ) 。丁寧な歌い方に好感が持てる。基本的に直立不動で、ときどき控えめな振付を照れくさそうに踊る。MINさんがフロントに立ってほかのメンバーは紹介もなし、なのも相変わらずだったけど、バンドとしての一体感をいままでよりも強く感じた。おみやげのおせんべが可愛かった。

夜には残念なニュースが。エレクトリックリボンからasCaさんが卒業するという。新しいレーベルに決まってタワレコのポスターにもなって、初めてのワンマンライブを控えたタイミングだ。僕は新参のファンだけど、入れ替わりの激しいユニットだったことは想像がつく。それでもアイデンティティを保っていたのは、全楽曲をasCaさんが手掛けてたから。僕が興味を持ったのもそこだった。asCaさんはこれから楽曲制作に専念するそうだ。ってことは、外部作家としてエレクトリックリボンにも楽曲提供してくれるのかな。
 最古参 (といっても3年足らず) のericaさんや、今年入ったばっかりの3人のメンバーもキャラが立ってて大好きだし、それぞれの今後を応援したい。卒業ライブと年末のワンマンには必ず行く。

今日21日は敬老の日。唯一残った家族、母方の祖母に電話したかったけど、認知症が進んで忘れられてるかも知れないって恐怖があって、結局かけられなかった。
 タイムラインはNHK-FMの、「今日は一日プログレ三昧」の話題で溢れた。過剰な表現をよしとしない僕には、プログレはもともと縁の遠い音楽だった。かつて、なんかのはずみでプログレ人脈に組み込まれたことがある。みんな眼が殺気立ってて怖かった。泥酔した知らない女子にゴツい指輪をした手で殴られたり、姫を巡って裁判沙汰直前までいった人々を遠くから眺めて、ますます近寄りがたい音楽になった。もっとも、花もちぎれないような音楽を愛してるソフトロック界隈も、呑気な緩さを標榜してるウクレレ界隈も、人間関係はめんどくさいけどね。クワバラクワバワ。ツルカメツルカメ。

世の中では、いよいよ安保法制が成立した。三木鶏郎作・榎本健一歌の「これが自由というものか」が60年の時を越えて胸に響く。これでどこかよその国の戦争に加担できるようになった。その国の人々に恨まれても仕方のない国になった。
 憲法第98条に「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない」とある。これを根拠に、違憲とされる安保法制は無効って言う人もいる。

フランスのリベラシオン誌は「彼 (安倍晋三) が2012年に復権して以来、とりわけこの国の平和主義を埋葬するための改憲の闘争に身を投じて以来、首相はその意に反してこの国の市民社会を再覚醒させてしまった。安倍が直面しているのは彼の祖父を首相の座から追い落とした市民たちと同じくらい強固な市民たちである」って報じた。東京新聞は「違憲安保法制 さあ、選挙に行こう」って社説を発表した。
 どうかな。問題はこの国の人々が、酷く流されやすくて忘れやすいってことだ。可決してから、タイムライン上でも賛成派に転じる人が増えたように感じる。そんな中で、和合亮一さんの一連のツイートは、Twitterの新しい可能性を見せてくれた。詩人から、リアルタイムな言葉がどんどん流れてきた。

三村マサカズさんの、「なんか昔悪くて今は更正しました。がよく注目を浴びますが、ずっと真面目にやって今も真面目にやってる人に幸あれ」ってツイートが話題になった。ほんそれ。僕も何度も書いたね、武勇伝みたいにご自慢の君の犯罪、それによって傷ついたり損害を受けた人はいまも苦しんでるんだよ。
 ドラム演奏でアニメーションを描く「DRUM = ANIMATION」ってプロジェクトが楽しい。

真面目か。すき焼き食べたい。

9月23日 世界中から拒絶されてると感じたことはあるかい?

No Replyの洪水の中で。
 Twitterで人気の精神科医が「迷い悩みながらも毎日を生き抜くうちに徐々に見えない力が蓄えられているのかも。困難と思われても、自分の力を信じて挑み続けることで、いつか高い壁も越えられるかもしれない」ってツイートした。「そう思い続けて43歳になってしまいました。鬱病を患って15年。もう人生に希望を持つのは困難です」ってリプライを送った。返事はなく、ただファボがあった。プロの眼から見ても、僕の人生はもう間に合わないみたいだ。

落ち込んでる僕に、チャイの朝礼が始まった。今日のお話はとても優しい。猫たちは僕が落ち込んでると気づいてくれる。この丸くて柔らかい生き物のために、僕も生きてもいいのかなと思えてくる。うちの猫たちはどっちも野良の経験があるはずなのに、甘えっぷりに野生の片鱗も見えない。
 今年の9月が特に早いのは、なにごとも成し遂げた感覚がないからだ。猫たちもなにごとも成し遂げないで寝てるけど、彼らは可愛いのが仕事だし、いるだけでなんかこう、いいんだ。

団地にもたくさんの猫がいる。顔見知りもずいぶん増えた。バス停の広場のベンチにいつもいる子にはほんとに懐かれた。おやつをあげてるでもないのに、駆け寄ってきて膝に乗ってゴロゴロ言う。あまり可愛いとは言い難い彼を愛する人がほかにいるだろうか。そんなところで僕たちは慰めあってるのかも知れない。
 辛さのおおくは、思い悩むことで増幅されたものだと言う。思い悩まないでただ日々を過ごしたら...ほんとうになんのために生まれてきたのか、なんのために生きているのかわからなくなる。猫たちのために、生きてるのかな。
 こんな人生、早く終わらせてしまいたい気持ちがある。犬や猫に財産を遺すことができる

きのうは杏窪彌 (ゲスト藤岡みなみ) @横浜中華街同發新館に行った。MINさんにプレゼントしたくて、リボン式のオルゴールに「不夜城アンアミン」を打ち込んでたら朝になった。
 同發新館は細野晴臣さんが伝説のライブをした場所。それだけで震えた。藤岡みなみさんはアコギを抱えて持ち曲を3曲と、キセルの「君の犬」とフジファブリックの「若者のすべて」を歌った。夏の終わりに「若者のすべて」ぐっときた。杏窪彌はギターと打ち込みだけの編成。おとといの、畳のステージより勢いがあった。写真はおみやげに買ったパンダ帽子のMINさんと、パンダシャツの僕。帽子はさすがにプレゼントしなかった。センス的に、観光地のテンションで買うものなので。今日は体のメンテナンス。そして寝落ち。

安保法案に反対するデモは、海外にいる日本人たちの救いになってるみたいだ。デモが報道されることで、日本人が好戦的なわけじゃないって伝わって住みやすくなってる。「中国の脅威論」で強行採決した法案の最初の事例は、「南スーダンで、米軍の肩代わりをして中国軍を警護して、中国の権益を守る」ことになりそう。結局はアメリカのための法律だし、軍需産業のための法律だった。
 志位和夫さんが「国民連合政府について共産党アレルギーをお持ちの方もいるかもしれません。私たちもアレルギーをなくすべく努力します。同時に、アレルギーを乗り越えて力を合わせることを呼びかけます」ってツイートした。言うまでもないけど、いまの日本共産党は共産主義を目指してるわけじゃない。

iOS9で納得いかないのは、猫の写真がセルフィーってフォルダに入れられて外せないことだ。それ、僕じゃないよ。

9月24日 「必ずあなたを見てくれている人がいる」なんて嘘だ

誰にも届かない声で。

夏からの鬱がいよいよ閾値を超えた。きっかけは、音楽を巡っていろんな活動をしようとして、ことごとくないがしろにされちゃったこと。身分不相応だったのかな。それでもここに生きている証を遺したい。もがけばもがくほど、自分の孤立を痛感させられる。
 ひと昔前に「世界に一つだけの花」って自己啓発ソングが流行った。花屋の店先に並んだ花は、既に選ばれた花だ。その前に捨てられた花、咲かなかった花、枯れていった花がたくさんある。僕は花屋に並べなかった。それを自覚しないとね。

今日は、3回連続でキャンセルしちゃった用事に行った。精神障害者作業所に通わせてもらえないかって話し合いだ。ほかの作業所みたいに軽作業をして社会復帰への足がかりにする、それと同時に表現活動に力を入れていて、絵画教室やバンドなんかもある。
 社会復帰する自分はまだまだイメージできない。サラリーマン時代から、自分の社会への (あるいは会社への) 貢献に対して、こんなに給料を頂くなんておこがましいと思ってた。いまの体調で責任を売ることに恐怖がある。ただ、公園清掃やそんな活動で僅かながらの貢献と、ついでに体を動かしたい気持ちがあった。
 結果、僕の生活リズムでは受け入れ難いってことだった。

ブログが真面目すぎる女優・土屋太鳳は杏に続けるのか!?」って記事を読んだ。テレビを持ってないんで、土屋太鳳さんて方を初めて知った。ブログを読んだけど確かに真面目、丁寧に時間をかけた文章だとわかる。でも真面目すぎてなにが悪いのかな。
 勝手に何度も引用した、好きな言葉をまた引用しよう。自分のためにも。「いつだって負ける側だったんだ。いつだって置いて行かれる側だったんだ。いつだってあぶれる側で、いつだってないがしろにされる側だったんだ。そういう情けない僕たちだ。優しくなれないはずないだろう。誰よりも痛みを知ったんだ。誰よりも苦しみを知ったんだ。誰よりも優しくなってやろうぜ (スイミー) 」。

9月26日 ホチキスを探すと爪切りが見つかり、爪切りを探すとホチキスが見つかるような人生

ヘミングウェイの孫の名前はマーゴ・ヘミングウェイ

鬱が閾値を超えたって感じて、訪問看護師さんやカウンセラーさんとセッションする時のために、いま考えてること、感じてること、困ってることをリストアップしてみた。それだけでずいぶん心が軽くなった。形にするって大事だ。頭の中がもじゃもじゃしている時は、そのもじゃもじゃを口に出してみる。例えばそれは、「羨ましい」かも知れない。それだけで自分で腑に落ちる。
 ジェーン・スーさんは、気分が不安定になると「おちんぽまんじゅう」ってはっきり口に出して言ってみるそうだ。それでも気分が晴れなければリズミカルに振り付けて踊ってみる。僕もことあるごとに「おちんぽまんじゅう」の呪文を唱えて、歌ってるし踊ってる。

嬉しい知らせがあった。エレクトリックリボンnatsukiちゃんが、ミスiD 2016のセミファイナリストに選ばれた。僕が一番信頼して、注目してるオーディションだ。おじさん自己紹介動画にもらい泣きした。これだけはぜひ観て欲しい。ここからはアー写.comの売り上げやCHEERZの投票なんかを参考にして、ファイナリストが選ばれるみたい。大人の財力で全面的に応援する。どれとは言わないけどパンツが写ってる写真があるぞ。本人いまさっきまで気づかなかったみたい。「パンツ晒してるし、狂ったように泣いてるし、今一生分の生き恥さらしてるでしょ… (natsukiちゃん) 」
 一方でお子みうさんって女の子に関心がある。VINEから出てきたみたい。タイムライン見てるだけで面白すぎる。彼女もミスiDを受けて、落ちたってほんとかよ。

きのうはルーチンワークの中で一番億劫なやつをなんとかこなして、Vashti Bunyan@品川教会を観に行った。1970年にデビューして、まったく評価されないまま音楽界から身を引いて、2000年代に入って突然再評価された。2005年と2014年に素晴らしいアルバムをリリースした。それが彼女の音楽作品のすべてだ (厳密に言うなればデモテープ集もリリースされた) 。そんな人生があるんだな。
 教会の中は雨の湿気もあいまって、息が詰まりそうだった。御年70歳のVashti Bunyanと、Nick Drakeの再来とも言われるサポートのGareth Dicksonが登場。衣摺れの音すら演奏を止めてしまいそうな静けさと緊張感で、変な汗をかいた。奏でられる音はひたすら透明で、幸せな潤いに満ちていた。その中に潜むアヴァンギャルドなスピリット。あまりに潜みすぎて、当時の人々の耳には引っかからなかったのかも知れないな。美しい歌声と、絡みあうギターの音色に酔いしれた。

雨のせいか汗のせいか、酷い頭痛を抱えながら帰宅。ほんとにうちからだとどこに行くにも遠い。いや遠いのはうちの方なのだが。
 今日は体のメンテナンス。久しぶりに思い切りリラックスできた。キンモクセイが香って、カメラを向けたけどきれいに撮れなかった。僕は花を撮るのが死ぬほど下手だ。桂花陳酒ってキンモクセイの香りのリキュールがあって、ソーダで割ると美味しいらしいよ。明日はノラオンナさんが主催する生音ライブシリーズ、アサノラに行く。久住昌之さんの音楽が、あの素敵な空間と食事の中でどう映えるのか楽しみ。お気に入りのレコードを持って行こう。

安倍総理は「一億総活躍社会」を目指すらしい。ダサすぎて大喜利始まった。大政翼賛会みたいだな。そんなのより、いろんな人間がいてもいい柔軟な社会であって欲しい。
 長門芳郎さんのツイートによると、Hirth Martinezがガンの闘病中で、一時は深刻な状態に陥ったという。ついこないだ長門さんからHirthのアナログを買ったばっかり。心配だ。

馬は軽車両扱いだからお酒を飲んで乗ると飲酒運転に当たる。で、馬がお酒を飲んでると整備不良に当たるんだって。

9月29日 そろそろ鍋が視野に入ってきた

エレクトリックリボンの未来が気になってる。マネージャーさんが辞めちゃって、全楽曲を手掛けてきたリーダーのasCaさんも卒業を表明して、残されたメンバー4人のうち3人は今年オーディションで加入したばっかり、その4人で今後の活動方針から細かい事務作業までやんなきゃいけない状況にある。
 ちょっと前までは、アイドルって擬似恋愛の対象だと思い込んで、その関係性を正直気持ち悪いなって。ほんとごめん。僕が見た限りでは、いまのアイドルは、ファンを笑顔にしたい思いで「修行」して「救済」してるんだよ。詳しくは14日の「アイドル≒菩薩論」を読んでよ。アイドルが純粋ならオタクさんも純粋で、みんなで建設的なアイデアを出しあってサポートしてる。すごいなあ、美しい信心の姿だ。僕も出来る限りのことをするよ。エレクトリックリボンのライブは、ハードル低くて誰にでも楽しめると思う。これ読んでる方々も偏見を捨てて、ぜひ観て欲しい。そういうことか!!ってユリイカがきっとある。半年前の僕からは絶対に出てこなかった言葉だ。

27日は久住昌之@アサノラに行ってきた。アサノラはノラオンナさんが主催する、週に一度の生音ライブだ。
 僕が久住さんを最初に認識したのは、再結成はちみつぱいの名曲「」の作詞者として。こんな言葉の世界があるのかよ。びっくりした。ああ「タモリ倶楽部」に出てる方だ。マンガを読み始めたのは大学に入ってから、本格的な音楽家でもあるって知ったのはもっと後だ。とにかく僕の自我が形成された大事な時期に、久住昌之という方がいた。なんでライブを観る機会がなかったかな。

お店に入っていらした久住さん、まずはMacBookをプロジェクターに繋いで、「ジャケ食い」トークを始めた。レコードをジャケ買いするみたいに、外見だけで入るお店を決める、その着眼点の細かさに笑った。やがてギターを抱えて歌い始めた。どの歌も諧謔と哀感に満ちたブルーズで、でも久住さんの笑顔みたいな乾いた感触が心地よかった。ご自身の率いるThe Screen Tonesが音楽を手掛けた「孤独のグルメ」の楽曲ももちろん演奏した。堪能した。
 アサノラのもうひとつの楽しみは、ノラオンナさんの手料理。この日のメインは梨フライタルタルソース、美味しかった。ノラオンナさんのInstagramを見てると、音楽と同じくらい丁寧な食生活を送っている方だとわかる。僕も丁寧に食べよう、自分の体になるものだから。あとから教えて貰ったんだけど、お膳の向きを逆にしてたわ。お恥ずかしい限り。久住さんと一緒に写真を撮って頂いた。嬉しい。惜しむらくは緊張して変な汗かいて、僕の顔がテカってること。

28日は素敵すぎる訪問看護師さんがいらした。2週間ぶり。その間にそうとう悩み苦しんだんで、ネガティブな話に終始しちゃったな。「山下さんにも何かしら生きる意味がある、なにがしたいのか自分の中の声に耳を傾けて、そこに向かって少しづつ歩いていきましょう」って言ってくれた。癒やされた (*´∇`*)
 この日の話題は福山雅治さんと千原ジュニアさんの結婚、じゃなくて福山雅治さんは吹石一恵さんと、千原ジュニアさんは一般の方との結婚を発表した。千原ジュニアさんが結婚相手に求める条件が厳しすぎるって記事があったけど、要するに価値観が共有できてマナーがなってる人ってことでしょ、至極当然じゃないのって感じるから結婚できないのかな僕は。そんで吹石一恵さんと聞いて思い出すのは「セピアの夏のフォトグラフ」の豪快な歌いっぷりだ。この歌唱力でもCDを出さなきゃいけなかったバブル時代の悲劇。お幸せに。

この日はスーパームーン。iPhoneで月を撮るには、まず近くの街灯を画面いっぱいに映して、真っ白になった状態で画面を長押しするとAF/AEロックがかかるんで、その状態で撮るといいらしい。撮ってみた。NASAが、火星にいまも水が存在する可能性があるって発表した。月・火・水。次は木に関する話題が出てくるだろうか。

今日は体のメンテナンス。僕に異様に懐いて寂しさをわかちあってる、と思ってた団地の野良猫が、子供たちの膝にいた。ただの甘えん坊だった。きれいとは言い難いのにみんなに愛されててよかった。
 明日はカウンセリング、夜は鈴木慶一さんのラジオを聴く。ミュージックフリークを自覚してからずっと、慶一さんのアンテナがどっちを向いてるかチェックしてきた。かれこれ30年だよ。

猫のお腹に頭うずめたらゴロゴロとスーハーとドキドキが聞こえて、生きてるなあって。

9月30日 そしてレコードは回る

誰ですか、今日で9月が終わるとか言ってる人は。先生そういう冗談は好きじゃありませんよ。

今日は楽しみにしてたラジオ「SOUND AVENUE 905」、鈴木慶一さんの最初の回。慶一さんのアンテナを30年追いかけてきた者としては、これから半年間 水曜21時は全裸待機だ。

僕は渋谷系前夜にMoonridersの音楽と出会って、渋谷系のミュージシャンたちに慶一さんがどれだけ影響を与えてきたか、元ネタである慶一さんの存在をファンに気づかせないために、特に小西康陽と小山田圭吾がどれだけ酷いdisをしてきたかを目撃した世代だ。野宮真貴さんはもともとMoonriders人脈だし、高浪慶太郎さんはPizzicato Five在籍中から慶一さんの影響を公言して、脱退後はMoonridersのメンバーや関係者と活動を共にした。でもいまだに高浪さんの功績は正しく評価されてない。ましてや慶一さんやMoonridersの功績は、あまりにも評価されてない。憤りさえ感じてるよ。
 2010年代になってやっと、cero相対性理論スカート森は生きているBlue MarbleアーバンギャルドエイプリルズトクマルシューゴさんやDustin Wongさんや柴田聡子さんやオオルタイチさんといったフォロワーたちが活躍してるのは、本当に嬉しい。

ラジオで聴く慶一さんの語り口は、実際にお会いした時と変わらない、ゆったりしてあったかだった。初回のテーマは「1964年」。The Beatlesが台頭して、東京オリンピックに新幹線の開業、日本が高度経済成長期に入った時代だ。羽田の街に生まれ育った中学1年生の慶一さんは、モノレールの工事を見上げていた。
 かけたのはAlfred Newman、The Village Stompers、The Ventures、The Astronauts、The Animals、The Kinks、The Beatles。映画音楽で始まるところが慶一さんらしい。初めて買ったレコードは「Pipeline」だったこと、でもB面の「The Lonly Sea」を気に入ったこと、The Animalsのチケットを買ったのにバンドが帰っちゃったこと、いまに至る音響への関心は「I Feel Fine」のイントロがきっかけだったこと、George Harrisonが言う「The Beatles」の発音が好きなこと、知らないエピソードばっかりだった。

放送が終わって、溜息が漏れるほどに満喫した。慶一さんはいろんな切り口を持ってるんで、来週からのテーマがどういう視点になるのか楽しみだ。「60歳を越えると、ど真ん中に置いておきたいのは音楽だと気づく訳ですよ」っていうのはいいな。
 気になったのは...そんなこんなでdisに晒されてきたせいか、リスナーの年齢層が高過ぎたこと。Moonridersのファンは非常ーーーに風通しが悪い。たぶん慶一さんと同世代の、「僕らの世代には嬉しい選曲だけど若いリスナーはついてきてるだろうか」ってツイートがあった。若いリスナーは勉強してるし、この番組の存在だって勉強なんだよ。ハッシュタグを追ってる限りでは、慶一さんが最近気になってるってかけたFlo Morrisseyを知ってるリスナーはいなかった。おじさんたち、ついてきてるかい? 僕も大概なおじさんなんで、もっともっと若い人に聴いて欲しいと切実に思う。

閑話休題。

今日はカウンセリングに行ってきた。数週間のもじゃもじゃを言葉にすることで、だいぶすっきりした。カウンセリングの治療効果がどれだけあるのかわからないけど、少なくとも「王様の耳はロバの耳」くらいの開放感はある。脳をスキャンして病因を探る記事を読んだ。これ受けてみたい。
 留守番する猫の動画。寂しがってにゃーにゃー鳴いてる。まじか、普通に寝てると思ってた。確かに家に帰ると2匹ともすっ飛んでくる。孤児になったヒグマを世話する人生を選んだフィンランドの男性の話。こういうところに自分の存在意義を見出すのもいいな。

来年出る'60sへのトリビュートアルバムが気になる。
 乳首がかゆい。寝よっと。