DIARY 2018年6月


6月16日 SIDE-A 中年の主張

もはや誰も読んでないこの日記、なんで間があいたかってずっとCDを焼いてたんである。誰に頼まれたわけじゃなくて自分の趣味だ。僕に頼む方なんていねーですよ。
 それでも結構な重労働で。壊れかけのMacBookと壊れかけのCDライターで大量生産したんですごい時間がかかった。ほんとの幸せ教えてよ。

雨をテーマにした “RAIN falling on your cheeks” は自分でも気に入ってる。自己紹介代わりにどんどん配っていきたい。ってことも考慮して、背伸びをしない選曲にした。
 ただ、ジャケットも作ってから、Bob Marleyの素敵な言葉を知った。Some people feel the rain. Others just get wet. 雨を感じられる人もいる、ただ濡れるだけの人もいる。これタイトルに使いたかったな。

もう1枚は前から配ってる月をテーマにした “life is simple in the MOONLIGHT” のリメイク盤。これ、納得いってなかったんだ。選曲替えたり曲順替えたり、曲間を0.数秒単位で調節したり。そのたびにジャケットも刷り直しだ。完全に病んでる。
 Ver.2.1まで作って作業をやめにした。これはどうにもならない。せっかくなんであるぶんだけ配って、今後はあんまり前に出さないアルバムになると思う。

そんなわけでシャッフルで聴いて欲しくない。このまま聴くように細かい編集してるので。MixCloudにもアップしよう。あれって権利関係どうなってるんだろうか。
 いつかBPM揃えてちゃんとMixしたプレイリスト作りたいな。具体的には “Late Night Tale” 作りたい。もちろん自分の曲も作りたい!!

でだ、ラッピングしてレターパックに梱包して、郵便局に集荷を依頼した。「レターパックでしたらプラスならば集荷します。ライトはポストに投函してください」。99通、30kgあるんですって言ってもダメ。
 ポストになんて当然入り切らない。蒸し蒸しの夜中、サンタクロースみたいな袋を抱えてポスト行脚した。普段ならタクシーを使う距離の3倍は歩いた。集荷しないなら作ってくれよ、レターパック30kg入るポストを。

自分たちはポスト投函を強要するくせに、配達する段になったらポスト投函しない、不在連絡票を置いて手渡しだったそうで、受け取る側にもご迷惑をおかけしました。頼まれたわけでもない、僕の自己満足のために。もう日本郵便は使いません。

東京モンはダメだdisを食らった。東京に生まれ育つ苦しみもあって、東京モンには休まるべき「ふるさと」がないんですよって説明したんだけど...。「東京モンにふるさとがないなんて嘘だ、なんだかんだ言って東京を愛してるじゃないか」と。
 その愛してる東京がどんどん変わってdisの対象になって、最終的には追い出されたから辛いんである。

僕が生まれたのは “風街ろまん” がリリースされた年の、ちょうど細野晴臣さんと松本隆さんの家の中間地点だった。どっちにも徒歩で行ける。
 つまりあのレコードで描かれてるのが僕の東京の原風景だ。それでも細野さんや松本さんは、オリンピックで東京は変わってしまったという。せめてもの追憶と反逆の東京像があそこにはある。

僕はバブルで変わったのを目撃した。もともとそこに住んでいた人々はもう地価的に住めなくなって、僕みたいに追い出された。そして堀江貴文や「泣きたいほど憧れた花の都大東京」長渕剛に駆逐された。幼馴染たちがいまどこにいるのか全然わからない。
 風街はなんとかヒルズやなんとかタウンや、「ぼくのかんがえただいとうきょう」のイメージに塗り替えられた。

「夢を持った若者が集まるのはいい」とも言われた。
 ずいぶん前に、地方から出てきて稼いだ男に連れられて、東京の老舗に行ったことがある。僕にはその資格はないと思って躊躇した。でも彼は「こっちが客で金払うんだぜ」って言ったんだ。僕が大切にしたかったのは、その店にかつて訪れた人々の気配や痕跡を抱いた文化ぜんぶなんだ。金じゃない。

東京は夢を抱いてエネルギーを持って来るところ。となると、来るためにはI Willって決心がいる。地元でゆっくり暮らしたいって方はそうもできる。東京に生まれると、決心も選択の余地もなく、生地が戦場なんだ。僕は自分をゆっくりした人間だと思ってるし、東京が風街だった頃はのどかだった。
 で、結局50年前に「ぼくがかんがえたベッドタウン」多摩に住んでる。

実家を売らざるを得なくなってから、東京に泊まるにはシティホテルにでも行かなきゃなんない (サウナでも別にいいよ) 。ホテルのホスピタリティは、ふるさとの安らぎとは明らかに違う。そしてそこに住む人々は、風街の住民や「江戸っ子」とは明らかに違う。
 これが僕の言う、ふるさとがないってことだ。

もうひとつ、東京の資本が地方をイオン一色に塗り替えて、商店街をシャッター街にしてしまった、的なdisを受けやすくもある。でもその東京の資本を操っているのは「エネルギーを持って集まった」地方の方々だ。
 そして東京の商店街も、八百屋や魚屋がなくなって美容院やカフェに塗り替えられた。青山ブックセンターがブックオフに代わる。地方の資本が東京を変えてる。

本当は欧米みたいに、それぞれの都市がそれぞれのカラーを持って、産業が成立するといい。音楽で例えるならば、グラスゴーのバンド、メンフィスのバンド、って聞けばイメージが湧く (もちろんそのイメージが、いい意味で裏切られることもある) 。
 東京に一極集中してること、そのために故郷がdisられていることが悲しいんだ。一極集中の過程を辿ると、明治政府の政策がまたしても顔を出す。日本をダメにした政府。

もう1つ。ツイッターで見知らぬ人から「京王線でこのアカウントチラ見えしたから書き込むけどさ、あなたクサすぎです体臭! 太ってて汗もかいて、匂いヤバいんだわ! しかも優先席座ってるし。山下スメルに名前かえてください」ってメンションがきた。チラ見えじゃないだろう、嫌がらせを書きたくて必死で覗き込んで探しただろう。
 タイムラインには「京王線に汗だくで匂いヤバいおデブがいた、しかも優先席。ツイ垢見えたので伝えといた。遅かれ早かれ自覚した方がいい、ああいう人は」と。

僕が太っていて汗をかいて汗臭くて優先席に座ってるのは、僕が障害者だからだ。自分がどれだけ醜いか、自分が一番よくわかってる。
 障害を持ってることも含めて、事情をツイッター社に報告した。返事は「問題ない」と。つまり彼らは嫌がらせのツイートも、障害者への差別も問題ないとしたわけだ。報道にある通り、ツイッター社は差別主義者の集まりみたいだ。悪質なツイートにはもちろん大きく傷ついた。でもツイッター社の対応にはもっと傷ついた。

僕はこの9年間、ツイッターに大きく依存してきた。ツイッターのない人生は考えられないくらいだ。それは「孤独だから」に尽きる。それだけ依存していたツイッター社の仕打ちだからこそ酷く打ちのめされてる。
 世界のおおよそすべての方々には「孤独」という概念がわからないと思う。苦難にあっている方々、戦争や飢餓について見聞きしても、「でもあなた、家族いるでしょ」くらいには思う。僕にはいないんだ。誰も。誰もね。

そして障害者は生きてちゃいけないらしい。東京dis氏が金正恩氏の体型について嘲笑うツイートをした。金正恩氏がなんで太ってるのかなんて知らない。でも病的な理由も考えられる。僕は東京dis氏に、「体型に対するdisは人権的に避けた方がいい」ことをやんわり伝えた。応えは「正恩は悪質な独裁者だからいいんだ」と。
 果たして独裁者に人権はないのだろうか。最近のニュースによると、彼は朝鮮戦争の終戦に向けて動いてる。善人が理性的に起こした戦争よりも、悪人が計算ずくしでなし得た平和の方が100万倍いいだろう。

東京dis氏=体型dis氏、尊敬して「た」方だけにがっかりだ。

音楽の世界でバカバカしいことが起こった。RADWIMPSってバンドの “HINOMARU” なる曲が完全に軍歌なんだけど、どことタイアップしてるの。なんて笑って見てた。僕はRADWIMPSを映画「君の名は。」で知って、映画も音楽もぜんぜんいいとは思わなかった。だから笑って見れたんだ。
 ところで “マニフェスト” なる曲、作者の野田洋次郎はのび太なの?

この歌詞やっぱり問題になって、記事にもなった。野田はツイートした。「純粋に何の思想的な意味も、右も左もなく、この国のことを歌いたいと思いました」。「右でも左でもない」「普通の日本人」って言い草を、最近よく目にする。イデオロギーに捕らわれたくない願望が、結果的に似非保守に着地する。
 結局野田は炎上に怯えて、元のツイートをしらっと削除して「傷ついた人達に謝罪」した。批判しただけで誰も傷ついてはいないよ。政治家の空虚な「謝罪」と同じだ。

もっとバカバカしいのはLINE NEWSで「謝罪する必要ないとミュージシャンが持論」なる記事が載ったこと。いろんなミュージシャンの言葉を並べて彼を擁護してる風にまとまってたけど、少なくともGotchさんの発言はだいぶ意図的に切り取られてた。
 そしてその後のライブで野田は「自分の生まれた国を好きで何が悪い!」って叫んだ。なんのための謝罪だったのか。特定の思想はないって言い訳との整合性は。堂々と歌えない状況を自ら作り出しておいて、責任を他人に押し付けてるんである。RADWIMPSに抗議しましょうなる運動をけしかけたのがネトウヨだったって後日談もある。

何度も書いてるけど、僕は日本国を愛してない。僕にも身近に好きな人たちがいる。好きな音楽や芸術や文化がある。好きな風土がある。そのことと「国家」を「愛する」ことはまったく意味合いが違う。
 国家を愛するならば、良いところも悪いところもちゃんと観察して欲しい。野田の愛する国家は、たかがドラえもんの出したポータブル国会だ。僕は日本国を愛してないけど、ほかに行くところもないので、せめてまともな政治をしてくれよと口にする。

SIDE-Bに続く。

6月16日 SIDE-B 猫と音楽 (その第n話)

やっと「日記」を書こう。5月30日は美人女子大生カウンセラーさんと1時間2000円ポッキリ喋り放題。いざ手を付ければすぐに終わるとわかっていることでも億劫で、焦って自分を責めてしまう話をした。聡明な人はすぐに決めてすぐに動く。それができない。っていうのも発達障害のひとつではあるんだけど。
 僕の性格上の欠陥や怠けだと思ってたことが、発達障害だってわかった。解決の第一歩を踏み出すまでに46年かかった苦しさ。次回はカウンセラーさんを笑顔にしたい。

帰り道の野良猫と遊びたい vs うちの猫と遊びたい。相容れないふたつの欲望。浮気はいけません。猫はほんとにちゅーが好きだ。

31日は体のメンテナンス。30代女子の良さ。癒される。
 「富士は日本一の山」って歌があるよね。標高を正確に測って日本一だって証明されたのはいつなのかな。それとも漠然と、姿形や宗教的意味合いについての話をしてるのかな。調べたら童謡 “ふじの山“ は1911年発表、富士山の標高を正確に計測したのは1929年。東日本大地震後の再計測で、いまの標高は3775.5mなんだって。

1日。もう6月なんてさすがに嘘。のんちゃん出演のCMが一気に3本公開された。のんちゃんの眼はほんとにキラキラ輝いてる。表現者の眼だ。

Flaming Lipsのベスト盤を聴いた。”Soft Bulletin” にはほんとときめいた。でも当時、あの変貌についていけないファンがいっぱいいた。
 来日ライブは新宿にあった頃のLIQUIDROOMでオールナイト、O.A.はBadly Drawn BoyCorneliusで、Wayne Coyneが “Race For The Prize” ででっかい銅鑼をぶったたいてたことと、ぜんぶ終わって “Caroline, No” がかかったことを強烈に覚えてる。

2日。猫に体のいいものを食べさせて長生きさせるのと、多少あれでも美味しいものを食べさせて喜ばせるの、どっちが幸せなのかな。普段はサイエンスダイエットあげてるんだけど、切らしちゃってコンビニの美味しいやつあげたら、いつにもまして機嫌がいい。

NegiccoMeguさん生誕祭@下北沢GARDENに行った。スタッフさんやお友達からのメッセージは、口を揃えたように「裏表のない素直ないい娘」。
 カレーマニアを自認するだけに効きカレーに挑戦して、「ビーフの味...バターチキンかな」言ってる意味がわからない。結局さんざんはずして罰ゲームはスキップ。彼女はいつもあれだけキレキレのダンスをしながら、スキップができないのである。逆に言えば、あの運動神経でダンスにどれだけ努力してるのか。

人柄が伝わってくるほんとに楽しいショーだった。終演後に全員にレコードをプレゼントして握手してお喋り、アイドル界のことはよく知らないけど、Negiccoくらいの人気アイドルではなかなかやらないんじゃないかと思う。在日ファンクの帽子で行ったら「その帽子私も持ってます!!」。覚えてもらうためにこの帽子で通うか。
 その前日に濱口優さんと南明奈さんが結婚した。46歳と29歳。ちょっと!! 僕とぽんちゃも46歳と29歳だよ。

3日。CHAIの全国ツアーのチケット発売日、「アクセスが集中している状態」を経て2分で完売した。無念。次のツアーはZeppクラスだな。
 ほんと去年までキャパ100人くらいの箱のブッキングライブに出て、メンバーから手売りでCD買ってたんだよ。

夜はかねこきわのさん、あーたさん@高円寺U-hA。
 きゃのんちゃんに会うのは久しぶり、東京に出てきて戸惑いつつも頑張ってた。エレピとアコギを使った演奏、とにかく曲がいいし、人間性が伝わってくる。前にライブで悪い評価を貰ったそうで、落ち込んだツイートをしてた。確かに彼女は技巧派ではないし、テンポにもピッチにも揺らぎがある。でも音楽は正確さを競うスポーツではない。あれが彼女の歌心で、僕はそれをとても心地よく楽しんだ。

あーたさんを観るのも久しぶり。去年はあれだけ通って北海道ツアーにまでついていったのに。あの界隈には行きづらくなってしまった。
 演奏はさすがの安定感で、知らない新曲もいっぱいあった。ただ音楽そのものより、アルバムを作るだとかWWWでワンマンライブをやるだとか、野心というか焦りみたいなものが目についちゃったな。自分を含めて、生きるって難しい。

4日。ヌカタシとFくんがやってきて素麺。2人とも電車で来たんで久しぶりにのんびり酔った。今年初スイカを食べた。音楽もいっぱいかけた。

かじゃでぃ風節” いいな!! 沖縄民謡にハーモニーをつけて “Pet Sounds” 風に仕上げた。パンクの影響が伺える82年のRolling Stonesのライブ盤もよかった。そしてSuppa Micro Pamchoppさんの “UTAUたいたい” Suppaさんがボカロを「本物の人が歌ってるように」調教することはないと思ってたけど、逆向きに振ることで「歌」っていう意味、言葉に音階やリズムをつける現象について考えさせられた。でももちろん考えさせるのが目的じゃない。頭でっかちとは程遠い、涼やかで風通しがよくて心地いい質感の良盤だった。
 よき友、よき飯、よき酒、よき音楽。よき夜であった。こういう時、僕も幸せになってもいいのかも知れない、などと思う。

5日はCD焼きマシーンになる予定だったのに、睡眠障害でぐったり。眠すぎて寝るのがめんどくさい状態。布団の中で猫と戯れて終わった。暑いわ重いわ。

6日、週に一度のほっこりタイム、美人女子大生カウンセラーさんとお喋り。雨に濡れて乳首が透けてる (僕の) 。フランス人なので傘はさしません。
 で、毎週女子大に通ってるんだけど、今の女子大生ってケミカルウォッシュのジーンズにシャツをインなの。カウンセラーさんがじゃなくて学生全体が。前側だけちょこっとインする。何あれって思ったら、女子も何だろうこれって思いながらやってるらしい。

話したことは、ダメな子として育った僕は、病的な理由だったんだってことを、もう死んだ殴ったり蹴ったりしてきた先生たちに言いたいってこと。そしてその間で板挟みになっていた亡母に、申し訳ないけどそういうことだから心配しないでって言いたい。
 それから何か行動を起こす時のON / OFFが自分でコントロールできないこと。すぐに終わるとわかってるちょっとした事務作業や、風呂は好きなのに風呂に入るのが億劫だったり。ONになるとCD制作みたいに時間を忘れて没頭しちゃったり。

好きになりそうだったけど、あまりにも輝いてて釣り合わないから距離を置いてた女子に、「ご結婚おめでとうございます」って言うのは地味に辛いな。
 素麺を食べた。大雑把に、小麦粉を伸ばして茹でようって考えた人は評価されるべき。

7日。体のメンテナンスへ。めっちゃ暑い。27℃でこれだったら、去年みたいに37℃とかになったらひっくり返る。こないだニュースで、「昼間から野良猫に話しかけている40代くらいの不審な男」が殺人事件の容疑者にあがってたんで気をつけてる。
 Paddy McAloonPrinceの誕生日。

8日。快晴。布団干した。レコードの針を替えたら針飛びがなくなった。ほんとはオーディオひととおりワンランク上のが欲しい。いまは中学生が買うようなので聴いてる。
 猫がキーボードの上を歩いて「今後〇〇はタイムラインに表示されません」って出たんだけど、設定みても誰かをミュートしたでもなさそう。なにやってくれたんだ。猫と話ができたら、君を深く愛してることと、パソコンには乗っちゃいけないことを伝えたい。

心が乱れた時に見るgifを見てほっこり。ECDさんがフォローしてることに気づいてしまった。癌の闘病でやっぱり心が乱れることもあったんだな。
 音楽はいいよね。ときどきすごく、音楽っていいなーって思う。

9日。ロックの日だそう。今年のFUJI ROCKの最後、CHVRCHESを観るかVampire Weekendを観るか、直前まで迷うと思う。Vampire Weekendの大好きだった要素は、殆ど脱退したRostamのセンスだったから。と思ったら、Instagramにあがってた新曲と思われる曲の断片が良かった。寂しくなったぶん大人になった。
 Paul SimonDavid Byrneを観るためにアメリカ行きたいな。

Buzz Feed Japanの「ロック好きにしか解けない青春クイズ」なるものに、洋楽の問題が1個もなかった。この国には、海の向こうにも陸があり人が住み感情を持ち文化があることを、イメージできてない人が多すぎるんじゃないか。っていう普段からの疑念を、アメリカ発のBuzz Feedに後押しされた気持ち。
 「日の本よいとこおいでなせ 音楽奏でる虹の街 ロックンロールはないけれど ロックシンガー星の数 (宮沢和史さん)」。

初めて猫にマタタビの原木を与えてみた。チャイはもう興奮しちゃってマタタビ跳ねのけて悶えてた。メイは拾った時からなんの動物がよくわかんなくて、猫が好きとされるものにあんまり興味がない。マタタビも匂いを嗅ぐだけ。

こないだのかねこきわのさんのライブが良かったんで渋谷Gateway Studioへ。この日はキーボードのみの演奏、40分の持ち時間。「MCがとっ散らかるので今日はMCをしません」っていうMCを1曲ごとにしてた。やっぱりおかしい。ライブはもちろん快適。

2マンの対バンのナビさん良かった。きゃのんちゃんと衣装がかぶってた。ミスiD2018ファイナリストだそう。こういう才能が出てくるミスiDまだまだいけてる。
 アコギ+バラード+生活っていうよくある組み合わせなんだけど、「情念」じゃなくてちゃんと音楽してた。楽曲も歌声もギターの表情も、青く乾いて胸に気持ちいい。

おーい多摩シティすげー豪雨だ。

10日。頭ん中もじゃもじゃしてる。46歳になっても生きるのは難しい。猫だけは僕に優しい。猫と音楽だ。
 細野晴臣さんは、音楽論から人生論までたくさんの名言を残してるけど、一番響いたのは「人を癒やすことができるのは猫と音楽だけ」って言葉。

精神的にきつくて、予約していたライブに行かなかった。なぜかこういう時は吉村かおりさんのライブが多くて、吉村さんはファンをフォローしない方針なんで、ただ山下はだらしない人間だと思っているだろう。
 ロン・モンロウさん把握。新垣結衣さんに寄せてかなくていいと思う。その新垣結衣さん30歳の誕生日。彼女も年を取るのを忘れてるタイプだな。

11日。やっぱり精神的にきつい状態が続いて寝込んだ。猫はなんだかんだで優しくて、弱ってるとほっぺたを舐めてくれるって話をしてる時に、乳首噛まれた。はい湯冷めするので早く着替えます。夜は、前述のポスト行脚へ。

12日。田中ミズホ@東新宿真昼の月夜の太陽へ。8月にここでワンマンやるんで、それまでガンガンブッキング入れて貰ってるみたい。
 ずっと喉の調子が悪いって言ってたけど、発声に気をつけてるぶん丁寧に聴こえた。でも普段はあんまり喋らないようにしてるみたい。選曲も喉に負担がかからないように。この日は買ったばっかりのマーティンのギターを披露。ちょっと音が硬いように感じたのは弦のせいみたい。そして7分の新曲を披露。長く感じさせなかったのは聴かせる曲のクオリティゆえだ。どうでもいいけどステージドリングのストローが短くてあたふたしてた。

この世界の片隅に」が文化庁メディア芸術祭で大賞を取って、またタイムラインに話題が増えた。あの映画のことを思うと胸がきゅっとするよ。公開から2年経ってもロードショーが続いてる奇跡。劇場でみんなに会いたい。もちろん原作も。

13日。美人女子大生カウンセラーさんとほくほくの時間。ツイッター社の排外主義に深く傷ついたこと。諸々の報告とヨシヨシ。「性の喜びおじさん」の気持ちが痛いほどわかるって話をした。彼は別に性欲が強いとかセックスしたいんじゃない。孤独の吐露なんだ。パートナーや肉親がいないってそれくらい辛いことだ。
 その足で精神科へ。カウンセラーさんに、「それお医者さんにも話しておいた方がいいですね」って言われたことを話した。性の話じゃねえよ。主治医は「非常にいいカウンセラーさんだね」って。非常にいいんです。

夜はライブに行ったんだけど...睡眠障害的に寝落ちるな、と思ったら案の定寝落ちた。何組出演したかわからないくらいには寝落ちた。

「教科書に載ってない」ことを美徳とする風潮や常套句が大昔からある。教科書ってよく読むと面白いし、結構いろんなこと教えてくれるよ。僕は勉強も宿題もしなかったけど、教科書は好きで読書の一環として読んでた。
 「なぜ、陰謀論がはびこるのか? 本気で論破しまくる本を出した歴史学者が語る怖さ」って記事に、やっぱり教科書はちゃんと作ってるって書いてあった。

14日。最悪の目覚め。Pontaカードを巡るめんどくさいこと。精神が参っている時に、こういう事務手続きは本当に堪える。ローソンHMVは使いたくない。部屋が壊滅的に汚い状況を、同居猫のためになんとか改善した。猫多頭飼いあるある : 何かしながら片手でなでてる猫がいつの間にか入れ替わってる。
 誰もログインしなくなったmixiでは、分身たちがレイバンのサングラスを薦め合ってるらしい。konoreさん「ピーマンの中の空気だけ吸っていたい...」わかる。

15日。仮谷せいらさんの生誕祭@代官山LOOPへ。僕はtofubeatsさん経由で彼女を知ったんで、クラブシーンの姫になるかと思いきや、キュートなルックスゆえにアイドルイベントに組み込まれることが多い。
 この日はホームな環境で、楽しそうに歌う姿が印象的だった。どこまでも伸びやかな歌声とマイティスマイルを浴びた。代表曲はもちろん懐かしい曲、エレピ弾き語りや提供曲のセルフカバー、 “水星” のカバーまで幅広い選曲。あの歌唱力とキャラクターとルックスがあれば速攻売れるべき。もちろんこの日も最高だった。

終演後、物販で会場限定のCDをゲット。なんとせいらさんに覚えて頂いてた。だてに太るもんじゃない。ごくたまにいいことがある。

そして今日16日。探しものをする予定だったんだけどいつ終わるともしれないこの日記を書いてるわけだ。
 SIDE-Cに続く。

6月16日 SIDE-C 表現の自由あははん

是枝裕和監督「万引き家族」がパルムドールを受賞したのに日本政府が知らんぷりなことを、フランスの保守系誌フィガロにまで痛烈に批判された。是枝監督が安倍政権や日本の未来に危惧を表明してるからだって。

受賞からだいぶ経って、林芳正文部大臣が祝ってやるから来いって呼びつけたけど是枝監督は行かなかった
 いわく「映画がかつて『国益』や『国策』と一体化し、大きな不幸を招いた過去の反省に立つならば、公権力とは潔く距離を保つというのが正しい振る舞いなのではないか」。非常に筋が通ってる。そういうことです。

これに対して「文部省の助成金を貰っておきながら政権に楯突くとはなにごとだ」って怒ってる人がいる。別に助成金は安倍政権のポケットマネーじゃないし、政権に都合のいい作品に出資してるわけじゃない。税金を財源に、「創造性を育み芸術文化の普及を促進する事を目的」としてる。じゃあ立派な結果を残したじゃない。
 助成金と権力への服従がセットなら、その国の表現文化は滅びる。

秋から放送予定のアニメ「二度目の人生を異世界で」の作者がヘイト発言を繰り返してたとして、声優が次々と降板して制作中止に追い込まれた。降板を決めた声優の声明を見たけど、ちゃんと降板の理由を説明している人は1人もいなかった。ヘイトには反対ですってちゃんと言わないと。
 百田尚樹の小説も映画化するべきじゃなかった。どうもアニメだと、中韓の市場に対してイメージダウンになるって計算が、声優側にあったみたい。

その作者まいん氏のヘイト発言が想像を超えてて引いた。アニオタの、「降板した声優は在日」って反発にも引いた。たとえ在日外国人だとしてなんの問題があるだろうか。歴史教育の敗北だ。僕が子供の頃、戦争を体験してるはずの歴史教師も鎌倉時代とか室町時代に無駄に時間を使って、「近代史をやる時間がなくなりました」って茶番を毎年繰り返してた。いまはもっと酷いのかも知れない。
 原作のイラストが加計学園の准教授なのは笑った。

90年前の京都の風景の鮮明な音声つき動画が公開された。チームラボによる世界初のデジタルアートミュージアムが6月21日にオープンする。ピカソの青の時代の代表作に新発見があった。キャンバスに新聞紙が貼ってあったんだ。意図はわからないけどコラージュの試作とも考えられる。東北から沖縄までを描く鎌倉時代の日本地図が発見された。いままでの日本の古地図は西日本が欠けていたそうだ。
 ロバート・デ・ニーロがトニー賞で「Fuck Trump」って挨拶してスタンディング・オベーションを受けた。

山手線の新駅の名前を「芝浜」にしようって動きがある。芝浜は非常に有名な古典落語。すごく素敵だと思う。「大江戸線」なんかよりずっと江戸前の世界を感じる。場所が微妙に違うんじゃないかって人もいるけど、そもそも初代三遊亭圓朝の創作とされていて、実話じゃない。歴史を下れば港区の海沿いは殆どが芝だった。
 新駅名はここから応募できる

「嫌煙家」じゃなくて、タバコアレルギー (化学物質過敏症) って症状がある。タバコにはニコチンやタールだけじゃなくて、ヒ素やアセトンやカドミウムも含まれてる。電子タバコでも、タバコ臭い服に触れただけでも症状が出る。
 僕はアレルギーじゃなくて嫌煙家だけど、いい店なのにマスターがヘビースモーカーでいつも閑散としてたライブハウスが潰れた。サザエさんの原作にはワカメが覚醒剤を使うネタがあって、嗜好品に対する意識は時代によって変わる。

火星で生命の痕跡の可能性がある有機物が発見された。NASAはよく「大発表」を予告して、えっそれだけ? ってことが多いけど、これはすごいな。大気中のメタンの周期性が発見されて、クレーターの湖底では有機物が見つかったそうだ。
 空気と水とわずかな電力で作られるガソリンが開発されて、実用化に向けて道筋が立てられた。空気中の二酸化炭素を吸収して排出するからプラマイゼロなんだって。

小田嶋隆さん「もうしわけない、ボブ・ディラン」。
 「誰もが前向きで心あたたまる発言だけをしていれば、世界が良い方向に変化するのであれば、それに越したことはない。しかしながら、そんなことはあり得ない。誰も不満を述べない世の中では、誰の掣肘も受けない万能の権力者が、あらゆる抑圧をほしいままに展開するはずだ」。「地獄は、必ずしも人々が怒っていたり悲しんでいたり暗い顔をしている場所ではない。本当の地獄では、すべての人間が機嫌の良さを装っている」。いわゆる「ネガティビティを否定する危険なネガティビティ」について言葉にしてくれた。

政治の話はざっくりと。政治家も官僚もやりたい放題で、もはやコントみたいな国になった。実在するとは思えない。政権は自分たちに都合のいい法案を通すためにそれ以外の時間を無駄に使ってる。見やすくするとこう。総理答弁の信号無視話法を3色視覚化
 竹中平蔵は我が出身キャンパスの教授だった。講義を受けたことはないけどほんとにスマンと言いたい。ほかにも頭のおかしい教授がいっぱいいた。悪い教授もいっぱいいた。もちろん素晴らしい教授もいっぱいいた。学生陣は僕らの世代はろくなのがいないけど、最近はコムアイさんや近藤那央さんを輩出して誇らしい。

安倍政権も、アメリカに無条件に従う、経団連に無条件に従うって意味では一貫性がある。防衛費に5兆円かけて、4657億円の武器を買い、海外に金をばらまき、大企業と富裕層以外の国民は切り捨てる。民主党政権が子供手当を検討した時、丸川珠代が「この愚か者め」って愚か者Tシャツまで作って阻止したことを国民も忘れてる。
 官僚も自民党のためになら平気で犯罪を犯す。民主党政権時代、官僚を使いこなせないって批判があったけど、自民党バンザイな官僚をほかの政党が使える訳がない。

海外に迷惑をかけないで欲しい。安倍政権の支援で日立がイギリスに原発を建てようとしてる。事故があったら島民は逃げられない。G7サミットでまとめられた海洋プラスチック憲章に日本とアメリカだけ署名を拒否した。アメリカ様の言うことは\絶対!!/ トランプと安部の握手はいつも安部が「お手」をしてるようにしか見えない。
 陰惨な虐待死にあった子供に対してのアクションが大々的に行われていて僕も署名したけど、シリアで殺された26000人の子供に対しても目を向けて欲しい。

SIDE-Dへつづく。

6月16日 SIDE-D Add some music to your days.

新しい音楽を探さなくなる年齢について調べた調査結果。20代後半から新しい音楽を探さなくなる危険性が増えて、平均して30歳6ヶ月で探さなくなるそうだ。周りを見てるとすごく納得する。若者よ、他人事だと思ってても君もそうかもよ。僕は46歳でぜんぜん興味を失ってないんで、たぶん死ぬまで新しい音楽を探してる。それは僕の尊敬するミュージシャンたちが、60代になっても70代になっても新しい音楽を追いかけてるから。
 「音を楽しむと書いて音楽」って常套句をいまだに耳にする。そもそも「楽」って字に音楽って意味があるんだよ。楽器って言うでしょう。楽しい器械はぜんぶ楽器かよ。

これから今週の気になった音楽を紹介するけど、急いで聴きたい人はNME Japanが選ぶリストを読んで欲しい。先週分はここ
 CHVRCHES字幕付きインタビュー動画。そしてインタビュー記事。で、Primavera Sound 2018出演のフルライブ映像。”Miracle Manila Killa Remix” 。Gorillazが新譜をリリースする。その中から新曲 “Humility feat. George Benson” 、”Sorcererz” 、“Fire Flies” 。で、Damon AlbarnはThe Good, the Bad & the Queenとしての新譜も完成させつつある。St. Vincentが新曲 “Fast Slow Disco” をリリースした。"Slow Disco" のアップテンポ版。テレビで “Masseduction” を演奏した。なんと「政権の腐敗」っていう日本語のコールから始まる。Jim O'rourkeがアンビエントのアルバムをリリースしてインタビューに応じた。やっぱり彼のものの見方や感じ方は非常に面白い。Dirty Projectorsが新曲 "That's A Lifestyle" を公開した。The Beach BoysのボーカルトラックにRoyal Philharmonic Orchestraのオケを乗せたアルバムをリリースした。あきれ返る程に美しい。Kamasi Washingtonが新曲 “Street Fighter Mas” を公開した。サンプリングしやすいな。Jason Mrazが新曲 “Unlonely” を公開した。Father John Mistyが新曲 “Please Don't Die” を公開した。The Kooksが新曲 “Fractured and Dazed” を公開した。Spiritualizedが新譜をリリースする。Jeff MillsのバンドSpiral Deluxeが新譜をリリースする。serpentwthfeetが1stアルバムからの新曲 “seedless” を公開した。Kanye West本人名義の新譜と、Kid CudiとのコラボレーションKids See Ghosts名義の新譜をリリースした。政治的な発言には疑問だけど音楽的には絶好調。Justin VernonAaron DessnerのプロジェクトBig Red Machineが新譜を公開した。Beth OrtonThe Chemical BrothersTim Buckleyのカバー “I Never Asked To Be Your Mountain” でコラボした。Mura Masaが新曲 “Move Me” を公開した。Best Coastが子供のためのアルバムから新曲 “Cats & Dogs” を公開した。M. Ward新譜をリリースした。Kevin Godleyがソロデビューする。Roger Nicholsインスト・アルバムをリリースした。Ken IshiiVan Czarがコラボ曲 “Kitai” をリリースした。The Orbが新曲 “Wolfbane” を公開した。最初はメディアに現れない薬ばっかりやってる人たちってイメージで、まさか30年近くも第一線にいるとは思わなかった。Renata Zeiguerって新人が面白い。ここで試聴できる。Paul Simonが "Graceland" のリミックスアルバムをリリースした。The Flaming Lipsベスト&レアアルバムをリリースした。Aphex Twinが90年代にUniversal Indicator名義で制作した未発表曲を含むコンピがリリースされる。

Childish Gambinoの “This Is America” を巡るコラム。あの衝撃的なMVの監督Hiro Murai村井邦彦さんの息子さんだとは知らなかった。この曲にインスパイアされて各国の問題を告発するパロディが作られてる。秀逸なのはFalz “This Is Nigeria” 。“This Is Japan” も作られたけど、オリジナルの放つ問題意識のかけらも拾わずに炎上して削除された。ある意味「This Is Japan」だな。
 David Byrneはアートスクール出身で、Talking Heads時代からショーアップしたライブをしてきたけど、今度のツアーは次元を超えてる。オフィシャルなフルライブ映像がたくさんあがってる。たとえばここ。日本じゃペイしないから来てくれない。そしてAngelique Kidjoが “Remain In Light” を全曲カバーしたアルバムは日本で買えるのだろうか。Talking Headsの “Once In Lifetime” からDavid Byrneのボーカルだけ抜き出した動画が話題になってる。リミックス作ろう。ニューアルバムもRolling Stone誌で非常に高評価。興味があったら僕の作った入門編コンピ4枚組聴いてみてください。

Arctic MonkeysBBCの特番が公開された。Rhyeフルライブ映像が公開された。Steve CropperBenjamin Bookerが "(Sittin' On) The Dock Of The Bay" を演奏した。Sean O'HaganMicrodisney復活ライブの映像が公開された。Grace VanderWaalTiny Desk Concertに出演した。
 James Taylorのライブに、療養中のJoni Mitchellが訪れた。The Sea And Cakeの新譜がハイレゾ配信された。Princeが生前に回収した “Black Album” の現存する1枚が300万円で取引された。ピアノ弾き語り演奏がリリースされた。そういう商売は好きじゃない。ラップのルーツのひとつ、The Last PoetsのJalal Mansur Nuriddinが亡くなった。Peter Gabrielの “Blood of Eden” のMVのメイキング映像が公開された。”US” はあんまり売れなかったけど好きなアルバムなんだよね。彼の追ってきたワールドミュージックとソウルが結実した作品だと思う。Rolling Stonesが、ボックスセットリリースに合わせて特設サイトヴァーチャル・ヴァイナル・ターンテーブルを公開した。
 Seun Kutiが来日する。Kuti兄弟かっこいいよ。子供の頃からFelaのバンドでパートナーとして対等にやってきたわけで。パリでのフルライブ映像が公開された。Stephen Bishopが来日する。Rafvenが来日する。Future Music誌が90年代に制作した貴重なサンプリングCDが公開されてる。オフィシャルかは知らない。

Sugar Babeのベーシストで映画翻訳家の寺尾次郎さんが亡くなった。森田童子さんが亡くなった。誰の言葉か忘れたけど、韻を踏むっていうのはフロウをデザインするってことだって。リズムであり作曲なんだ。言葉の技巧でもなければ駄洒落や大喜利でもない。オールカラーでQRコードと連動して音が聴ける民族楽器図鑑、「楽器の音色がすぐ聴ける 世界の民族楽器図鑑」が発売される。
 細野晴臣さんの “万引き家族” サウンドトラックが配信リリースされた。思い切り引き伸ばして全17分。Monado時代のテイストと、最近の細野さんのアコースティック路線が融合した佳作。大野由美子さんを中心としたHello, Wendy!新譜をリリースした。Negiccoの新譜には、シングル曲を提供した堂島孝平さん、長年のプロデューサーconnieさんに加えて、mitoさん、冨田恵一さん、中川理沙さんが楽曲を提供してる。たなかまゆさんがSexy Zoneに楽曲提供した。かくして自分がSexy ZoneのCDを買うことになるとは人生わからない。Sexy Zoneはデリケートゾーン的な意味合いで合ってるだろうか。札幌の好きなミュージシャン松尾竜平さんが “Across The Universe” を大胆にカバーした。

長門芳郎さんがFifth Avenue BandのCD化を企画した時、アメリカのワーナーは当時の契約書がなくてメンバーの連絡先もわからないから許諾は出せないと。そこで長門さんがメンバーひとりひとりを探し出してワーナーに連絡を入れてもらったという。その話を聞いた澤部渡さん「すごい話...長門さん (釈迦) の手のひらで生きてる気さえしてきた...」。日本のポップフリークはみんなそうですよ。チャットモンチーのライブを支え続けたベテラン舞台監督のインタビュー。やっぱり段違いな存在だったみたいだ。
 Peter Barakan's LIVE MAGIC!が今年も開催される。アンサンブルズ東京のんちゃんが出演する。芸術監督はもちろん大友良英さん。今日のやついフェスにも一緒に出てたし、のんちゃんと大友さんの意気投合ぶりにびっくり。もっとびっくりなのはDJみそしるとMCごはん+高木完さんの組み合わせ。フジオロックフェスティバル矢野顕子さん、The Beatniks電気グルーヴ、大友良英スペシャルビッグバンド、LEO今井さんが出演する。Back In The Beatles鈴木慶一さん、三宅伸治さんが出演する。田島貴男さんの最近の “接吻” 弾き語り。すげえ...。曲が進化するってっこういうことだ。アレンジもボーカルもギターも最高。声を出して笑ってしまった。加藤ミリヤなるシンガーが、レイシスト企業DHC制作のイベントに出るらしい。彼女はECDさんの “ロンリーガール” を持ち歌にしてるらしい。どうかDHCの名前でECDさんの曲は歌わないでほしい。
 小西康陽がボックスセットのリリースと “女王陛下のピチカート・ファイヴ” アナログ化に合わせてインタビューを受けてバズった。誰か高浪慶太郎さんに丁寧な取材してトレンドにあげてくれよ。小西なんてどうでもいいんだよ。小西はコンプレックスをモチベーションにしたコンセプトメーカー、作詞家で、Pizzicato Fiveは音楽的には高浪慶太郎さんに支えられてた。高浪さんに愛想つかされてからは福富幸宏さんに頼ったりもしたけど、解散前の酷い作品群は目も当てられない。それでも「策」だけで支持されてる。インタビューの中で、Negiccoに提供した “アイドルばかり聴かないで” を近年の自信作としてNegicco論を語ってたけど、当のNegiccoは後にあの曲には違和感があったって告白してるんだ。“女王陛下のピチカート・ファイヴ” は高浪慶太郎さんと田島貴男さんの名曲がたくさん入った日本のコンセプトアルバムの名盤なので、ぜひ聴いてほしい。

長いよ。

6月27日 SIDE-A 非国民の休日

30℃超えたらもう国民の休日にしないか。非国民の休日でもいい。今の僕はこの国の標準から外れてるみたいだから、30℃超えたら非国民の休日です。

ワールドカップが辛い。フラッシュバックに襲われる。この戦争はいつ終わるの? くらいの気持ちでワールドカップいつ終わるの? って思ってる。
 僕は発達障害で空間把握能力が欠如して、スポーツが病的に出来なかった。通っていた小学校は体育教育に異様に力を入れて、体育が出来ない=人間のクズっていう価値観が支配してた。子供って異質なものに敏感で保守的だ。人格形成期に教師たちに受けた酷い体罰、スポーツマンたちに受けた酷い虐めは、46歳になった今も重くのしかかってる。

影で虐めをしているスポーツマンたちが、表ではもてはやされるのも鬱屈と不信の原因になった。教師はことあるごとに両親を呼び出して僕の運動能力を咎めた。狭間に立たされた亡き両親に、「病気だったんだ、心配かけたけど悩まないで」って言いたい。
 一方で教師たちには、遺影を額ごと掴んで叩き割ってやりたいくらいの憎しみがある。スポーツマンやスポーツ愛好家たちにも、それ相応の鬱屈した気持ちがある。

スポーツ嫌いに育った僕は中年になり、無数の病気を抱えて醜く太り腐ってる。体を動かすことにここまで劣等感がなければ、肉体的にも精神的にも満身創痍にはならなかったんじゃないかと思ってる。
 健康診断で新しく2つの病気が見つかって、たぶんいま把握している何倍もの肉体的な病気を抱えてると思う。精神的な病気も幼少期に培われた自己認識によるところが大きい。

やっぱり発達障害の影響で、僕には対人関係や社会性に大きな問題がある。特に鬱病を患ってからの18年間は、病気との闘いでもあり「孤独」との闘いでもあった。
 インターネットに出会って趣味の知人ができたことが、僕の対外コミュニケーションの入り口だった。18年のうち9年は、Twitterに病的に依存してた。そのTwitterの中の人はネトウヨで、ユーザーはワールドカップ一色になった。

世界中で何十億人がワールドカップに熱狂してるか知らない。その中で深い孤独に苛まれてたんだ。それが、1本のライブで救われた。少なくともその場にいた1000人足らずの人たちは、音楽を通じた仲間だって思えたんだ。

それは...Danny Kortchmar。アメリカのギタリスト。The Sectionってセッションバンドを組んで、ソロシンガーのバッキングをしたりプロデュースをした。
 一番売れたのはCarole Kingの “Tapestry” 、これだけで2500万枚。ほかにもヒット作にたくさん携わって、トータルで何億万枚も売れたんじゃないかな。

ライブは2部構成で、1部は日本のシンガーが、The Sectionのリズム隊Leland SklarRuss Kunkelと、日本から佐橋佳幸さん、Dr.Kyonさん、ときどき松任谷正隆さん、小原礼さん、屋敷豪太さんが加わったバンドで歌った。
 ゲストシンガーは小坂忠さん、五輪真弓さん (御本人も 「私は "恋人よ" の人だから」って笑ってたけど、本来は非常にアメリカ指向のSSWだ) 、奥田民生さん、中村まりさん。歌うナンバーはThe Sectionがバッキングしたヒット曲の数々。

2部はほぼThe SectionとWaddy WachtelSteve Postellで、Danny Kortchmar and Immediate Familyを名乗り、メンバーの曲や関わった曲を。でも彼らの音楽の面白さを感じ取れる日本人って少数派だと思うんだ。例えるなら、普段ミュージックステーションに出るような音楽しか聴いてない人は、Tin Pan Alleyがバッキングしたユーミンのアルバムは聴けても、”泰安洋行” を聴かせたら「なにこれ」で終わっちゃうんじゃないか。
 でもそこにいた人たちは、彼らの演奏の深みを存分に楽しんで盛り上がったんだ。それがすごく嬉しかった。すごく救われた。音楽が好きな人、感じ取れる仲間がこんなにもいる。

一方で、せっかく楽器の才能があるのにくだらねえ音楽やってる人たちにも思うところあるよ。音楽の真芯を感じ取れるかは感性と鍛錬と知識が必要で、くだらねえ音楽しか知らなければ当然くだらねえ音楽しかできない。僕は楽器や作曲の才能がなかったけど、音楽やってる人はこういうのに打ちのめされる体験をしないとダメと思う。
 それから、萩原健太さんにどうやって痩せたか聞きたい。

SIDE-Bに続く。

6月27日 SIDE-B comfortable hole bye

ここからは普通に日記らしい日記を書こう。17日。サトウトモミさん、ちささん、Contrary Parade@北参道ストロボカフェへ。
 サトウトモミさんは何度も観てるのに、ベースを持つ右手のポジションが僕と同じだって初めて気づいた。教則本を見ると親指をピックアップに置きなさいって書いてあって、そこからあちこち移動するわけだけど、トモミさんも僕も指板に置くんだよ。それから左手のフォームがとてもきれいなこと。楽曲や演奏の素晴らしさに聴き惚れて、ずっと気づかなかった。もちろんこの日の演奏もまっすぐで美しかった。

ちささんは初めて拝見。キーボード弾き歌いでサポートにギターが入ったシンガーソングライター。ポップでパワフルでキュートで、でも切ない。歌心に惹かれた。
 Contrary Paradeは...全曲圧縮なしの音質でiPhoneに入れてるほど大好きなのに、数曲で寝落ちちゃった。その前2日間ほとんど寝てなかったから...。でも新曲を何曲か聴けたし、ニューアルバムのレコーディングも佳境に入ってるみたいだ。

この日の夜廻り猫は集会の夜セレクション。彼はまるで僕みたいだな。

18日はぐうたら。鳥の声が完全に夏の朝だ。
 大阪で震度6弱の地震が起きた。案の定Twitterで差別扇動が起きた。Twitter Japanはデマを打ち消すどころか、通報してきたアカウントをブロックして回ってさらに差別を煽ってた。本当に酷い。本当に酷い。

地震のショックで逃げ出しちゃったニャンコたちの捜索ツイートが回ってきた。外は野良ちゃんの縄張りになってて、逃げ出したはいいけど戻ってこれなくなる可能性が高い。家の周りにトイレの砂を撒くと、そこが縄張りになるんで戻ってきやすくなるよ。

19日、MacBookの移行をもそもそやって、体のメンテナンスへ。その後わたしのねがいごと。@渋谷LUSH。渋谷でフーリガンが暴れる日だと聞いて恐れおののいた。

ライブは快適。サポートを入れた5人体制がもう完全にはまってる。ささやかな夜の景色を歌うガールズトリオ、からもっともっと表現の幅を広げてる。それは楽曲もそうだし演奏もそうだ。特にVo.ろみさんが力強くなった。
 Lunaccoさんが書いた両A面シングル、”サマーアンサー” と “オリオン座” を初披露。タイトル通り夏のポップなわたねがと、冬の静かなわたねがが楽しめる佳曲だった。

20日。どうも睡眠障害が...内科の定期検診に行きそびれた。午後は美人女子大生カウンセラーさんとの時間。ワールドカップの辛さとフラッシュバックについて話した。なんだか非常に重苦しい空気になちゃった。
 夜はSIDE-Aに書いたDanny Kortchmar@Zepp Tokyoで、昼間に話した悩みが吹き飛んじゃった。このこと、早くカウンセラーさんに話したくてしょうがなくなった。安部OHJIさん、川村恭子さんにお会いした。Brian Wilsonの誕生日。Ron Sexsmithが “Love & Mercy” の胸締めつけられる名カバーを再アップして祝った。原曲の “Love and mercy, that's what you need tonight” って歌詞の you を we に歌いかえてるんだ。

21日。おはようございま寝てない自慢。内科の定期検診と、市の健康診断を一緒に受けた。既に両手で数えきれないほどの病気を持ってる僕だけど、この日新たに狭心症の疑いと、肺に影が見つかった。
 レントゲンを診た医者の反応を見るに、そんなに深刻じゃないのかなとも思う。あるいは向こうはプロフェッショナルだから、平静を装うことができるのかも知れない。どっちもCTスキャンを使った再検査を受ける。このままそう長くなく死んだら、ほんとうに報われない可愛そうな人生だな。

夜は小川剛@高円寺U-hAへ。ルーツ・ミュージックをたくさん吸収して、優しい声で囁くように歌う剛さん。曲の構成も一筋縄ではいかない。世界に浸りながらも、好奇心でふんふん聴いた。武蔵野ワルツ名義でのCDを購入。これがまたいいバンドなんだ。
 帰りに人身事故のニュースが。誰かが怪我をしたか亡くなったか、自ら命を落としたということで、それは小川剛さんがこの日に演奏した素晴らしい楽曲とも関わるし、僕の持つ病気とも関わってくる。

22日。溜まってた疲れがずーんと。目が覚めたら腕の中で寝てた猫の顔がどーんと。びっくりして声出た。睡眠障害で布団に潜って終えた。
 世界には聴くべき音楽が多すぎるし、いまこの瞬間も天才たちが素晴らしい音楽を創造してると考えるとクラクラするな。

23日。水野谷みきさんの出演する、排気口「謎は解くからだを休めることなく」を観劇。それほどわかりにくいストーリーでもないんだけど、2つのストーリーが同時進行してどこで絡まるのか、津波が出てくるのは3.11を意識してのことと思うけどどう解釈すればいいのか、頭の中がこんがらがった。
 もちろん台本の良し悪しの話じゃなくて、観客に謎解きが託されてて、僕の見識では解けなかったってことだ。

その足でさとうもかちゃんのリリイベ@下北沢THREEへ。会場ぎゅーぎゅー。もかちゃん売れちゃうのかな。
 O.A.はもかバンドから植田章敬さん、エレキとリズムボックスで快適なシティポップを。内村イタルさんアコギ弾き語りで涼やかで不思議な言葉の世界。阿佐ヶ谷ロマンティクス技巧派プログレのようで実はポップ!! ラッキーオールドサン、ノーブルな男女ボーカルとハードなロックサウンドの融合。どれも素晴らしかった。

満を持してもかちゃん登場。入江陽さん、かねこ "きゃのん" きわのちゃん、MELODY KOGAさんをゲストに迎えて、初めて東京で披露するバンドは素晴らしい演奏力だった。もかちゃんの天才的なソングライティングと、揺らぎながらも圧倒的な歌心、弾き語りをしたり踊ったりのエンターテイナーぶり。改めてその才能に圧倒された。
 なによりもかちゃんらしかったのは、あの会場の温かい空気かも知れない。そして次に発見されるべきはきゃのんだ!!

24日...朝までMix CD焼きながらYouTube漁ってた。俺はCDを焼くために生まれてきたんじゃねえ!! といいつつ何のために生まれてきたのかよくわからない。
 タイムラインにフラミンゴの雛の写真が流れてきた。次にバンド組むことがあったらBaby Flamingoって名前どうかな。

夜は師弟TUNE@西麻布新世界。対バンがアイドルなのに着席であった。
 そのアイドルWay Wave、1曲目からPharrell Williamsの “Happy” のカバーを披露した。2曲目はカーネーションの “Edo River” のカバー。その後も洋楽ヒットのカバー中心に、力強い歌声と美しいハーモニーで聴かせる。把握した。うどん兄弟の半分なのだ。2人に「初めてのお客さんなのに "Edo River" を完璧に口ずさんでコールしててびっくりしました」って言われちゃった。どうか歌い継いでくださいって応えた。

2番目の登場はぽらぽら。さん。なんとか星からやってきたベース弾き語りガール。設定の甘さを認めるような認めないようなユーモアセンスがある。
 楽曲は初期Perfumeを思わせる、ファンタジックなエレクトロポップ。なので同じベース弾き語り界のサトウトモミさんと、芸風のかぶりはなさそう。とにかくトラックのクオリティに感服した。ボーカルもトラックに見事に溶け込んでた。

師弟TUNEはお馴染みのナンバーを痛快に演奏した。准教授のボーカルもデシベルのギターも冴え渡ってた。ゲストにWay Waveを招いて、准教授のソロ時代の名曲 “That's the way” をセルフカバーしたり。
 ゲストに若き和太鼓奏者を招いて、なんと “ソーラン節” まで披露した。MCに伊藤多喜雄さんの名前が出てきてびっくりした。コールアンドレスポンスもばっちりで大盛況。アンコールは全員で “温度S.A.ベイビー” 。准教授、「この曲は、たとえ違いがあっても一緒に生きてこうよっていう俺なりの “Imagine” なんだよ」と。

主催者、きっちん大浪清水郷さんのカレーも美味しくて、DJにさりげなくRah Bandを織り込んでたのを聴き逃さなかった。ああ、僕のMix CD “life is simple in the MOONLIGHT” に “Clouds Across The Moon” を入れればよかったな!!
 関係あるようなないような話、東京おとぼけCatsに “偽りのDJ” って名曲があって、そのアンサーソング的な構想ができた。

25日。歯医者ではJ-Popのオルゴールバージョンがかかってるものだが、"ポリリズム" のオルゴールバージョンのカオス。FUJI ROCKまでに治療が終わるといいな。

夜はミチノヒのリリイベ@渋谷7th Floorへ。和久井幸一さんの素晴らしい映像をはさみながらのイベント、最初の2組はごめんなさい、また睡眠障害で寝落ちてた。
 真黒毛ぼっくすは、大槻ヒロノリさん登場から千鳥足だった。演奏中にバーカウンターまでふらふら歩いておかわりを注文する自由奔放ぶり。そして僕を含めて客が追いかけてケーブルさばきをするステージ。でも演奏はいままで観た中でも一番よかったかもなあ。大槻さんの不器用なロマンティシズムが大好きだ。

ミチノヒも最高すぎた。パンクスピリットとロマンス。揺さぶられた。命を削ってるバンドだ。音楽の真芯をがっちり掴んだ演奏だった。
 僕は音楽に必ずしも魂がこもってなきゃいけないとは思わない。っていうのは日常の中に音楽があってほしくて、例えば嬉しくて思わず飛び出る鼻歌に魂はこもってないかもだけど、鼻歌だって尊い音楽じゃんか。そういう意味で。それでもここまで魂こめられちゃうと、ほんとかなわないなと。

僕はTwitterにくだらないことばっか呟いてるけど、たまにくだらないようで本音を混ぜてて、それを遊佐春菜さんがピンポイントでファボってくるんだ。これだけの演奏をする遊佐さん、僕ごときの薄っぺらい人間の本質くらい見抜くわけだ。

26日。なにかの比喩じゃなくて、猫と遊ぶのに忙しかった。彼らは同居者だし、良好な関係を維持しないといかん。で、また睡眠障害で布団にこもってるうちに終わった。あ、この日記の下書きをしました。

27日。美人女子大生カウンセラーさんに嬉しい報告。SIDE-Aに書いた、ワールドカップブームから受けた精神的ダメージを、音楽に救われた話をした。21日が重苦しい空気になっちゃったこともあって、真っ先に報告したかったんだ。反動がこないといいな。
 Instagramで石田ゆり子さんがやってる、猫をほめて伸ばすっていうのを試した。FUJI ROCKまであと30日ってワクワクよりも支度しなきゃのプレッシャーやばい。

全国美術館会議が「美術館と美術市場との関係について」声明を発表した。「美術館は市場関与目的の活動をすべきでない」と。うむ。尊い。キース・ヘリングの生誕60周年イベントがある。まじか、僕と14歳しか違わないじゃん。
 アマゾンプライムに、ジャック・タチが生前に執筆した脚本をシルヴァン・ショメが脚色・監督した「イリュージョニスト」が入った。観ないと。大林宣彦監督が新作を撮影開始。すごいバイタリティ。余命宣告を受けてから何本撮ったんだ。

手話ができるゴリラのココちゃんが亡くなった。IQは70から95だったそうだ。今日の日記のタイトル「comfortable hole bye」は、ココちゃんの話した「死」の概念。
 「もしも介助犬がたった1匹であなたに近寄ってきたら」。飼い主が倒れているサインで助けを必要としてるそうだ。犬についてってあげて。ヌマウタスズメって鳥は、ヒット曲がますますヒットする傾向にある。500年以上も同じ歌が歌い継がる伝承文化があると。新曲を作曲する鳥はいないのだろうか。

水滴が水面に「ぽちゃん」って落ちる音を研究した人がいる。あの音は水面に衝突する音じゃないんだって。葉や土に落ちる時は「ぼて」っていうもんね。水滴で水面にくぼみができて、反動で元に戻る時に水面下の気泡が音をだすそうだ。この仕組みがわかって、工夫すればいろんな音の水琴窟が作れるかもね。
 昔のネガフィルムをスマホでデジタル化するアプリができた。これはありがたいな。なんだかんだでネガは捨てないけどな。

政治の話は...今日はやめよう。世界は悲しすぎる。
 ひとつだけ。6月23日は沖縄の慰霊の日。20万人が犠牲になった沖縄戦を時系列に紹介するサイト。そして沖縄の中学生のあまりにも素晴らしい詩「生きる」。

音楽のニュースを。忙しい人は「NME Japanが選ぶ今週聴くべきこの曲」を。
 Brittany HowardのプロジェクトBermuda Triangleが新曲 “Till the End of Days” を公開した。UnderworldIggy Popがコラボの新曲 “I'll See Big” を公開した。Ray DaviesThe Kinksの22年ぶりのアルバムを制作するって発表した。The Orb新譜を全曲公開した。Tahiti 80が新曲 "Sound Museum" を公開した。Yo La TengoNeil Youngのカバー “Time Fades Away” を公開した。The Joy Formidableが新曲 “The Wrong Side” を公開した。GoldieJames DavidsonのプロジェクトSubjectiveが新曲 “Inkolelo” を公開した。たぶんブラジルのおじさんKassinがゆるゆる踊るダンスミュージック “Relax” MVこめてすごく好き。なにげにLuaka Bopレーベルから出てる。

Joni Mitchellの伝説の1970年ワイト島フェスが映像作品化される。Beckベルギーのライブ30分が公開された。Matthew Sweetスタジオセッションが公開された。RostamがラジオでNick Drakeのカバー “Pink Moon” を演奏した。スタジオライブのアーカイブシリーズAlive The Liveの新作は、CSN&YThe BandSteely Danほか。

Geoffrey Oryemaが亡くなった。プロデューサーDavid Biancoが亡くなった。アフリカのポリリズムビートが作れるサイトSparksのドキュメンタリー映画が作られる。で、サマソニのために来日するにあたって単独公演も決まった。David BowieのアルバムジャケットからBの文字を抜き出したポスターTony Viscontiによると、”★” の製作中にKendrick Lamarを好んで聴いてたらしい。Sly & RobbieNils Petter Molvaerのコラボが来日する。FUJI ROCKで来日するHindsの単独公演が決まった。FUJI ROCK公式アプリの観たいステージランキング1位MGMT、2位Zimmerman、3位Vampire Weekend、4位Kendrick Lamar、5位N.E.R.D.CHAIが32位に入ってるの凄いな。最近個人的にアツいミャンマー音楽が映画になる。「マンダレースター ミャンマー民族音楽への旅」。

宇多田ヒカルさんの新曲 “パクチーの唄” を、本人の依頼でSuperorganismカバーした。細野晴臣さんの傑作サントラ “銀河鉄道の夜” の完全盤が発売される。Non StandardレーベルのBoxが発売される。CorneliusのSonar 2018のフルセットライブ映像が公開された。RISING SUNに山下達郎さん、Fishmansceroが出演する。MELODY KOGAさんの詩集「おかし」のCMをさとうもかちゃんが歌った